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ホットシーラーについて

2011年12月11日 21時10分57秒 | Weblog
私の場合、小物類の収納には、市販の「チャック付き小物袋」を利用していますが、規格外の寸法でビニール袋を必要とする場合があります。

その場合は自作するのですが、ホットシーラーを購入するまでは半田ごてを利用していました。

しかし半田コテでは、なかなか上手にシールができませんでした。

市販されている本格的なシール機では綺麗なシールができるようですが、残念ながら高価ですので購入には踏み切れません。

そのため、簡易的なシール器具として、半田コテ型のホットシーラーを使用しています。

現在使用中のホットシーラーは100V 50W型ですが、熱量としては十分です。

基本的に厚さ0.2mm(薄手のシート4枚程度)までの熱接着ができます。

テストでは、厚手(2枚、0.38mm)のシートを接着してみましたが、ホットシーラーの速度を遅くすることで、何とか熱接着できました。

ホットシーラーの速度をあまり遅くすると、表面のビニールシートが融けて、ダメージが大きくなります。

実際の作業では、ホットシーラーの速度を一定にできないので、どうしても歪みができてしまいます。

ビニールシートとホットシーラー間には、セロファン紙を挟さみます。セロファン紙も販売されています。

セロファン紙の代わりに、セロファンテープでも代用できますが、やはり限界もあります。

シール機能(密封性)を必要としないのであれば、見た目はいまいちですが、次の方法があります。(写真9)

「千枚通し」の尖端を熱してから、積み重ねたビニールシートに穴を開けていきます。

ビニールシートの枚数に制限はありません。穴の壁が融けて一体化するので、十分な強度があります。

穴を開ける場合は、一つおきに片側の穴を開けてから、次に裏返して穴を開けていくと、一層確実に一体化ができます。


tjmount
ホットシーラーです。(ビニール接着用具)
大洋電機産業(株)製
HS-50 (100V 50W)

tjmount
スタンド付きです。但し、安定性は良くありません。
下は、パワーコントローラーです。
電圧を変化させてホットシーラーの温度を調節します。
コントローラの使用は必須ではありません。
tjmount
ホットシーラーの尖端部分です。
回転する円盤で、平行なミゾ付きです。


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接着する材料とホットシーラーの間には、セロファン紙を
挟みます。
セロファンテープでも代用できますが、限界もあります。

tjmount
平板か段ボールの上で作業を行います。
金属製の定規を使用します。


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2枚の接着例  (厚さ0.11mm)
(上列)ホットシーラーを直接当てた場合。
(中列)セロファン紙を使用した場合。
(下列)セロファンテープを使用した場合。
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4枚の接着例  (厚さ0.22mm)
(上列)ホットシーラーを直接当てた場合。
(中列)セロファン紙を使用した場合。
(下列)セロファンテープを使用した場合。
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厚手2枚の接着例  (厚さ0.38mm)
(上列)ホットシーラーを直接当てた場合。
(中列)セロファン紙を使用した場合。
(下列)セロファンテープを使用した場合。
tjmount
4枚以上の接着例  (枚数に制限なし)
千枚通しなどを熱して、穴を開けていきます。
接着強度は十分です。穴の壁が融けて一体化します。
シール機能を必要としない場合は、有効です。


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