みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
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『グッドモーニング・ベトナム』 (DVD)

2014年09月10日 | 映画(DVD含む)
先月、ロビン・ウイリアムズが亡くなりました。しかも自ら命を絶つという形で…。思えば、私が10代のころ、彼の映画を良く見て、笑って泣いて・・・そんな映画がとても多く、多感な時期の私の心に、そして今も心に残る名作ばかりでした。もちろん好きな役者さんの一人・・・訃報には大変驚き、そしてとても悲しいニュースでした・・・。追悼というわけではないですが、彼の映画を見ようと思ってDVDを借りに。でも、これはまだ見たことなかったと思い、この作品を借りてきました。


【あらすじ】ムービーウォーカーより引用。
1965年、北爆を開始した米軍は一層深い“ベトナム戦争”の泥沼にふみ込んでしまった。米軍将兵たちのなかにこの目的なき戦いに対しての厭戦気分が蔓延し始めていた。彼らの士気を高めようと、テイラー将軍(ノーブル・ウィリンガム)は、本国から米軍放送の人気ディスクジョッキー、エイドリアン・クロンナウアー(ロビン・ウィリアムズ)を呼び寄せた。酷暑のサイゴン空港に降り立ったクロンナウアーは武器を持たず、いたってラフな格好であった。軍服も敬礼さえも好きでないというこの一等兵DJに、迎えに来たガーリック一等兵(フォレスト・ウィテカー)はびっくりさせられた。更に驚いたことに、サイゴンの街に出るや通りがかりのベトナムの美少女トリン(チンタラ・スカパタナ)を追いかけ始めた。しかし何よりも驚いたのは「グッドモーニング・ベトナム!」の叫び声で始まる放送であった

しゃべりまくる、規律が厳しい組織の中で〝変わった存在"、シリアスな状況下の中でもユーモラス・・・というような役が似合いますね。ベトナム戦争という過酷な状況の中で、明るく兵士たちを励ましたDJだなんてぴったりです。その破天荒ぶり(?)は、上に睨まらることになります・・・こういう事態も、こういう役にはつきものですが・・・。それも含めて、ロビン・ウイリアムズの魅力満載といった役どころでしょうか?代表作というのも頷けます。

破天荒とはいえ、やはり彼はアメリカ兵(アメリカ人)・・・下心があったものの、仲良くなったベトナム人少年がベトコンとわかり・・・怒り(と悲しみの)を彼にぶつけます。(「ベトナムを支援しにきた」というような言葉からも、彼がああいうことを言ったのは、除隊云々ではないでしょう…)少年が起こした爆破テロ事件から、さりげなく彼だけを助けたり・・・ベトコンに襲われたクロンナウアーたちを助けに来たり・・・少年もきっとクロンナウアーに友情を感じていたはず。でも、少年がクロンナウアーにぶつけた言葉も切ないのです。

爆破テロなどはありますが・・・戦場を見せずにベトナム戦争を描いた良作ですね!英語を現地の人に教えるシーンや、彼らとお別れ前に野球(?)をするシーンなどはほっこりしましたが・・・

フォレスト・ウィテカーもよかったし、あのベトナム人の少女もとても綺麗でしたね。