とりあえず通信

日々のくらしのできごとを、とりあえずご報告。

抜けない癖 その2

2019年07月04日 | マレーシア・日々のこと

      

抜けない癖、まだあります。

人や物を指差すとき。

人差し指は失礼にあたると言われてきたと思います。

日本だけでなく他の国でも多いようで
マレーシアもそうでした。

「この文章が…」
「あの商品が…」
「あのビルが…」
なにかをさし示したい
そんなときに使うのが親指でした。

日常で結構ひんぱんに使っていたので
今でも抜けなくて
ついスッと出てきてしまいます。

   *   *  *

 

今回指差す用で使ってみたのはコチラ
英語のテキストです。

数年自宅で英語のレッスンを受けていました。
その時にレッスンで使うものとは別に
自主勉強用に用意してもらったもので

シンガポールで出版された
ボキャブラリーのテキストです。

      

Primary3…小学校3年生用なんですけど
あまり英語の勉強が芳しくなかった私には
時々「え?」と思う単語が出てきて
なかなか手こずりました。

…というか、今でも手こずってますけどね。



抜けない癖

2019年07月02日 | マレーシア・日々のこと

     

帰国して5ヶ月。
すっかり日常にも慣れて生活しているのですが

時々、マレーシアで暮らしていた時に身に着いた
あれこれがふと出てくるときがあります。

その一つが使用頻度の高いコンセント。

マレーシアでは全部のコンセントの横にスイッチがあって
プラグを抜き差しする時には
それを入り切りしていました。
日本でよく使う電源タップみたいな感じですね。

電圧が220vと高いためのようです。

掃除機を使う時、スマホの充電の時
抜き差しを行う時に
ついコンセントの横にスッと手が伸び
スイッチを変えようとしてしまいます。

毎回「あ~~、そうだった!」となっています。


   *   *   *

マレーシアはプラグの形がBFで
宗主国だったイギリスと同じになっています。

あとバスルームに電源がないのも一緒ですね。
住んでいた住宅もそうでしたがホテルでもそうでした。

   *   *   *

ほかにもまだ抜けない癖があります。
また今度ご紹介しますね。


さんぽさんぽ

2019年01月27日 | マレーシア・日々のこと


とある日、郵便を出しに
大きな郵便局に行ってきました。

マレー語だとPejabat Pos Besar
英語ではGeneral Post Office
日本語だと郵便局本局でしょうか。

切手を買ってエアメールを出すくらいなら
近くの郵便局でもいいのですが
混んでいることが多いのです。

なので、こちらの本局に来てしまった方
が空いていて早いのでお散歩がてら時々来ています。

本局には窓口とは別に切手の販売コーナーがあって
ファイルに入った記念切手をゆっくり見ることができるので
そちらも楽しみにしていたりします。

*

用事を済ませて外に出ると
警備のマレーシア人のおじさんと目が合いました。

パッと見て私が日本人だと分かったみたいです。
(マレーシア人に聞くと服装が違うから分かるそうですよ)

日本語で

「さんぽさんぽ」

と笑いながら話してきました。

マレー語で散歩は
『jalan jalan(ジャラン ジャラン) 』です。

きっとマレー語と同じで2回繰り返したのでしょうね。

「Ya.Jalan jalan 」と私はマレー語で返しておきました。



駅のホームから見た郵便局です。


100PLUS

2019年01月18日 | マレーシア・日々のこと


マレーシアのスポーツドリンクに
『100PLUS』(ワンハンドレッド プラス)というのがあります。
とてもメジャーな飲み物なのでコンビニや売店
レストランなどでもよく目にする飲み物です。

でもこちら微炭酸なんですよね。

東南アジアではスポーツドリンクに
炭酸が入っている事がよくあります。

暑いから飲んでスッキリしたいのかしら?

そんな100PLUS ですが
レストランで注文したら
CNY(旧正月)バージョンのものが出てきました。



金ピカの缶におめでたい漢字に
お祝いにつきもののライオンダンスのライオンたち。

思わず写真に撮っちゃいました。


それなりに都会のはず…

2019年01月14日 | マレーシア・日々のこと

      

マレーシアで私が住んでいるところは
首都のクアラルンプールです。

日本に暮らしてていたときは
あまり馴染みのない国、街でした。

以前友だちに
マレーシアに住むことになったと伝えたら

「道路とかまだ未舗装の土なんでしょ?」
「ジャングルでしょ?」
「電車に乗り切れないほど人が山盛り乗ってそう」

とか言われたことがあります。

そんな事ないですよ。
特にクアラルンプールはとっても都会です。
道路だって日本より広いくらいですよ。
電車も走っててきれいですよ。
山盛り人は乗ってません。多分それインドですよ。
私の地元よりももっともっと栄えてます。

いま私が住んでいる地域はそこそこ街中で
周りにはビルやコンドミニアムが立ち並んでます。

そんな場所なのですが
時々そこらへんをうろうろしている
ニワトリの家族に出くわします。

朝も「コケコッコー」って鳴いているのが
よく聞こえます。

以前なんて道の真ん中で
雄鶏同士がケンカしてましたよ。

そこそこ街中に住んでいるはずなんですけどね。

       

首都のクアラルンプールでは
都会と昔ながらの生活と
田舎っぽいのどかな風景とが
ミックスされている場所が多くて
なかなか面白いです。

 


for good

2019年01月10日 | マレーシア・日々のこと

      

数年同じ街に暮らしていると
お店などで顔見知りになるスタッフの方が
増えてきたりします。

お互いに名前などは知りませんが
会えば「ハロー」「元気?」とか挨拶したり
時々少しおしゃべりしたりします。

マレーシアの方は人懐こくて話し上手で
特に一人でいたりすると気にかけてくれたり
いい意味で放っておいてくれません。

そんな彼らに去年末から
「もうすぐ日本に帰るの」と伝えているのですが

大概が「ホリデーで?」と聞き返してくるので

『for good』というと

「えーー!!」となります。

   for good = ずっと、永久に

でもみんな言うんですよ。

「またすぐ遊びにおいで~」
「ホリデーに来たらいいよ~」
「数ヶ月したらまた転勤で戻ってくるかもよ~」

なので笑顔で「またね」とお別れしてます。

   *

引っ越しもそうなのですが
人にお別れを言うことによって
少しづつマレーシアを『離れる準備をしている』
感じがするのですが

物事がどんどん先に進んでいっているのに
まだ私の心はマレーシアに残ったままな気もします。

あれほど来るのを嫌がっていたのに…と
自分でも行きと帰りの心のありように
驚いています。

新年です

2019年01月07日 | マレーシア・日々のこと

       

2019年、新しい年を迎えましたね。

遅ればせながらですが
今年もよろしくお願いいたします。

クリスマスが終わって
さらに年が変わったとたんに
街のあちこちが

チャイニーズニューイヤー
(略して『CNY』です。旧正月・春節ですね)

のおめでたい赤と金(黄色)に変わりました。

スーパーの前には
ハンパーと呼ばれる贈り物の包みの山や
お正月用のお菓子などが並びました。

 

ショッピングモールはまだ準備中でした。

      

今年のCNYは2月5日なようですよ。

これから週末にモールなどで
ライオンダンス(日本でいう獅子舞です)が見られたりします。

赤に、黄色に
ライオンダンスのにぎやかな音楽に
わくわくする時期です。


私を救ったチェンマイ その2

2018年12月28日 | マレーシア・日々のこと

 

前回の続きです。

タイ、チェンマイは街歩きも楽しかったのですが

食事はなにを食べてもとてもおいしく
私の口にもよく合いました。

夜市で見たこともないような
食べたこともないような
いろいろなものを買い込んでみたり

街で一番有名な
ガイヤーン(タイ風焼き鳥)を食べに行ったり

      

きょうだい行きつけの街の食堂に行ったり

      

一人で朝市に出かけ
お粥のお店に毎朝通ったり

      

たまたま出かけた帰り道に寄った
道端に出ている屋台の麺料理がおいしくて
お兄さんお姉さんのお店にも通いました。
     
      

天秤棒を担いだ物売りのおばさんから
おやつを買って食べたのも初めての体験でした。

      

その当時の私は
マレーシアを受け入れたいけど
まだ完全には受け入れられていないのもあって

非日常、別の文化であるタイでのあれこれが
より魅力的に映ったり、感じられたのだと思います。

それと同時に
「タイはこうなのに、マレーシアでは…」とか
比較してしまう気持ちも生まれていました。

ある日
街歩きの途中で
かわいらしい建物のカフェを見つけました。

 

入ってみると日本風のパンが並んでいて
おまけにお店の方が日本の方で

さらに、そこにいらしていたお客さんも
チェンマイの街に暮らす日本の方でした。

偶然にびっくりしつつも
ちょっとおしゃべりをしたのですが

私が
「正直チェンマイが羨ましいです。
 安心して街が歩けて、のんびりしてて、癒されるんですもの」
と言うと

その方は
「いえいえ、チェンマイは車がないと街中の移動は大変ですし
 バンコクなどと違って日本人学校とかはないですし
 なにより日本の食材なんかも手に入れるのが少し大変ですよ」
との事。

ついマレーシアでの生活に馴染めなくて
愚痴っぽいことをこぼしてしまいましたが
場所がどこであっても大なり小なりの苦労はあるんだなぁと
苦労しているのは私だけじゃないんだなぁと
改めて気づかされました。

   *

毎日たくさん歩いて
毎日おいしいものを食べて
毎日マッサージをしてもらって

きょうだいともたわいのない話をあれこれして

心身ともに本当に癒されましたし

それと同時に
「よし!マレーシアでの生活頑張るぞ!」
という気持ちが湧きました。

      

この滞在をきっかけに
マレーシアでの生活する上での割り切りも
自分の中でうまくできるようになりましたし

なによりもここでの生活を楽しめるようになりました。

本当にチェンマイに行ってよかったと思います。

   *

またもう一度チェンマイに遊びに行きたいと思っていましたが
あれ以来訪ねることができていません。

これから先はどうかな。
いつか行けるかな。

でもずっとずっと
チェンマイは私にとって
特別な場所でありづづけると思います。

      

  *   *   *

長くてとりとめのない文章になってしまいましたが
やっと当時の事を書いて残すことができました。

読んでくださった方もお疲れさまでした。


私を救ったチェンマイ その1

2018年12月28日 | マレーシア・日々のこと

      

マレーシアに来てからお休みの時など
周辺の国へ旅行に出かけてきましたが
いまだに忘れられない、そして特別な場所があります。

それはタイの北部にあるチェンマイという街です。

ずっとブログに書こうと思っていましたが
こちらでの生活もあとわずかという事で
その当時を振り返りながら書いてみることにしました。

   *   *   *

マレーシアに来てから数か月後の事です。

私は一人で飛行機に乗り
タイのチェンマイという街に行きました。

そもそもの事の発端は私のきょうだいです。

私たちの引っ越しが落ち着いたら
マレーシアに遊びに来ると言っていたのに
なぜかタイに、しかもチェンマイにいたのです。

「マレーシアは物価が高いから嫌だ」とか

おまけに

「こっちに遊びに来たらいいよ~」とか言うんです!

密かにきょうだいが遊びに来るのを楽しみにしていたので
もう何と言っていいやら。

その当時の私はひどいホームシックが落ち着いた後で
でもまだなんとなく落ち着かない
マレーシアでの生活のあれこれも割り切れない
そんな感じでした。

きょうだいにも会いたいし
気分転換になるかもと思い
我が家の主に相談して
1週間ほどチェンマイに行くことにしました。

飛行機のチケットをネットで手配
空港まで行き、チェックイン。

全部ひとりでするのは初めてでした。

おまけに心配なのは言葉。
英語は今よりももっとダメでしたし
タイ語なんて全然わかりません。

でもその時は
「英語もタイ語もどっちもダメなんだから一緒!」
となぜか開き直っていたんですよね。

いま振り返ると、我ながらすごい行動力だったなぁと思います。

チェンマイの空港には
きょうだいが迎えに来てくれました。

トゥクトゥクから眺める街は
私の暮らすクアラルンプールとはまた違い
地方特有ののんびりさもある
そんな印象を受けました。

      

その日からきょうだいのガイドの元
チェンマイの街をあちこち見て回りました。

 

マレーシアの街中で暮らしていると
日本にいるときと同じように外を歩くことができない

それにストレスを感じていた私には
いつでも、どこでも、安全に街を歩けることに
とてつもない喜びを感じました。
 
 

本当にたくさん歩きました。

歩き疲れたらタイ古式マッサージを受けて休憩したり
トゥクトゥクやソンテウに乗ったり。

 

チェンマイは古い都で
街のあちこちに寺院があります。

      

目につく端からお寺に入ってみました。

      

肌の露出に気を付けていれば
ほぼどこの寺院でも中にお邪魔することできます。

      

犬や猫も境内でのんびりしています。

      

ある日にはソンテウをチャーターして
山の上にある大きな寺院に行きました。

      

お寺ごとに特徴があって
いろいろ見て回るのは楽しかったです。


   *   *   *

長くなってしまったので2回に分けますね。


生きてるよ!

2018年12月27日 | マレーシア・日々のこと

      

いつも通る道を縄張りとしている猫が何匹かいて
運が良ければ時々彼らに出会えます。

彼らが出現するのは
朝、朝ご飯を売る屋台が出るときと
夕方、夕ご飯を売るお店が並び始める頃。

昼間は暑いし、何ももらえそうにないので
どこかで過ごしているようです。

そんな彼らに密かに名前を付けて
会えた時には挨拶してるのですが

この黒猫の『おはげ』は
(かつての身体的特徴から名付けました)

いつ会っても寝てる猫です。

      

人が通る道のすぐ脇とか、真ん中でグーグー寝てて
近づいてもしゃべりかけても起きないんです。

ある日もいつものように寝てたので
近づいて行って写真を撮る私。

      

覗き込んでもう一枚。

      

その様子を離れたところから見ていた
マレーシア人のおじさんが

『Aive!!(生きてるよ~!)』

確かに心配になるくらいの姿で熟睡しているものね。
おじさんも気にして覗いたのかな?

ちょっと面白い出来事でした。