今日は横浜・桜木町にある
横浜みなとみらいホールで毎月1回催される
オルガン・1ドルコンサートに行ってきました。
ホールに設置されているパイプオルガンの音色を
より多くの人たちに楽しんでもらおう…という事で
入場料1ドル(100円)という安さで
ホールが出来てから8年間ずっと続けられてきたコンサートです。
そして、今回が記念すべき100回目のコンサートで
すべてのプログラムがバッハの曲となっていました。
開場時間の少し前にホールへ行ったのですが
もうすでに長蛇の列ができていて
何百人かの方々は入場できない位の盛況ぶりでした。
ところで、タイトルにもある『ルーシー』とは
一体どなたの事だと思いますか?
実は、
このホールのパイプオルガンについている名前なのです。
港町、海のそばにあるホールにあるからでしょうか
『ルーシー』にはカモメのモチーフが彫刻されていました。
コンサートはオルガンとトランペットとの共演もあり
曲目もバッハの有名な曲ばかりでとても楽しいものでした。
『ルーシー』の音色も
高い音、お腹に響くような低い音
荘厳な音、柔らかい軽やかな音と、さまざまな表情があり
1台の楽器からこれほど色々な音が出るのかと
ただただ驚くばかりでした。
演奏終了後の事ですが
たくさんの拍手が送られる中
演奏者の方が『ルーシー』を振り返り
「ルーシーにも拍手を!」というような
抱きしめる様にも見えるジェスチャーをとられたのが
とても印象に残っています。
演奏をされる方をはじめ
たくさんの方々に愛されている
パイプオルガンなんだなぁと感じました。
毎月こうして行われる1ドルコンサートの他にも
金額的にも内容的にも気軽に聴きに行けるような
オルガンのコンサートもたくさんあるようなので
機会を作ってぜひ行ってみたいと思います。