自然の恵み ミツバチからの贈り物 Ⅱ

ミツバチと野菜を育てて、自然の恵みを貰い、健康に暮らす。また、養蜂を通じて四季の移ろいを感じる。

葉山の朝市に行ってきた

2008-09-28 13:23:09 | Weblog
 9月の最終日曜日。
昨晩急に葉山の朝市に行きたいと娘が言いだしたので、犬の早朝散歩を早めに切り上げ、パソコン情報を頼りに葉山朝市に行って来た。

 しっかり把握していなかったので、葉山マリーナに駐車したまでは良かったが、朝市会場が分からず、周りをうろうろしてしまった。

 やっとたどり着いたが、出店数、来客数とも三崎港の朝市の1/10程度と規模の小さい朝市であった。
 ただ、葉山らしく、ワインやオリーブオイルの量り売りなど、三崎との客層の違いが歴然であった。




 これもただ座っているのではなく、茶屋のタルトを買うために、7時前から並んでいる人たち。(販売開始の9時には完売してしまう。)





 寒かったので、クラムチャウダーや牛すじの赤ワイン煮込みがよく売れていた。





 ワインなども売っているところが、上品な葉山を演出しているようだ。



 これがオリーブオイルの量り売りで購入したバージンオイル。






 これが馬鹿みたいに何時間も並んで買った‘TYAYA’のオレンジタルトとケーキの切り落とし。


 石原裕次郎が食べたという‘旭や’noコロッケ。
 そこいらのコロッケとあんまり変わらない。
 単純でだまされやすい質なので、すぐだまされてしまうんだが、評価としてはマスコミなどを上手に使っているだけで、たいしたことのない朝市であった。

秋のミツバチ管理

2008-09-14 09:48:31 | Weblog
 8月下旬から越冬準備として、秋の養蜂管理を始める。
まず、ミツバチに取り付いているミツバチヘギイダニの駆除、と言ってもダニだけを駆除する短冊のような薬剤を1巣箱に2枚入れて、6週間後に取り出す。
 なぜ6週間かというと、ミツバチの寿命が約40日だから、ダニに侵されたミツバチはこの間にいなくなり、新たに誕生したミツバチはこの短冊のおかげでダニには取り付かれないから。

また、8月下旬から、オオスズメバチやキイロスズメバチがミツバチを襲いに来るのである。  このころは未だミツバチ1匹1匹を捕まえていくだけで、被害も軽微であるが、9月中旬になるとそうはいかない。
 特にオオスズメバチの襲撃はミツバチの殺戮そのものである。
ミツバチの巣をかぎつけたオオスズメバチは集団で襲い始め、2~3時間でその巣の住人(ミツバチ)を殲滅して、巣を乗っ取ってしまう。

こんなことになったら大変なので、8月下旬からスズメバチ防止トラップを付け、更に本日このようなオオスズメバチが通り抜けできない大きさの金網を設置した。


オオスズメバチ用トラップ
 下の方から巣箱に侵入しようとしてこの装置に誘導されてしまい、出られなくなってしまう。
 このスズメバチを上手に採取して、ハチミツ漬け、焼酎漬け、ブランデー漬けなどスズメバチパワーを活用した商品がある。






 念には念にと、トラップの上に更にオオスズメバチが通れない孔の金網を設置して、オオスズメバチの襲撃に備える。




 近所に咲いている蜜源植物。  ヌルデかな?

遅めの夏休み PartⅢ

2008-09-09 20:59:26 | Weblog
いよいよお世話になっている先輩のブログで紹介されていた菱野温泉【常磐館】に泊まります。
 小諸近郊の山の中にあり本当に何もない旅館が3軒だけある温泉地である。


 菱野温泉【常磐館】は、ロビーがオープンになっており、開放的で明るく、涼しい自然の風が入ってくる環境的にも優れた旅館であった。


ロビーから中庭の風景。



このロビーの奥からケーブルの軽車両に5分弱乗車して裏山にある露天風呂《雲の助の湯》に行くのである。
《雲の助の湯》と聞いたとき、あまり感心しない名前だと思ったが、小諸周辺の《雲の助城》という歴史的ないわれから名付けたようである。


 
 
 一人用の樽風呂。
湯船に使ったとき、ザーっと温泉がこぼれるのが気持ちいいのである。




こちらは4~5人用の樽風呂。

 ここから小諸の街がかすかに眺望できるが、夜間の遠くの明かりが風呂場の暗さとマッチして幻想的である。

 風呂場からインターホンで、ビールや酒が頼めるサービスもある。
露天風呂につかってビール、酒、極楽気分だろう。
 本当に極楽に行かれたら旅館もあわてるだろうが・・・

 私は湯上がりに併設のガーデンテラスでビールを一杯、こちらも極楽。



朝食のバイキング。
和食で、野菜が美味しく料理されていた。
だし巻き卵が最高の味であった。


 洋食として手作りのサンドウィッチ。    主人より朝から樽酒のサービス。
心憎いもてなしだ。


 今回の旅は食事、特に野菜に恵まれたなーー^^。
 温泉もよかったーー。

遅めの夏休み PartⅡ

2008-09-03 20:38:41 | Weblog
  習慣で5時頃には目が覚めてしまう。 雨が止んでおり、曇り空ではあったが、6時頃から1時間、朝食前の散歩で車山高原周辺のペンション群散策を楽しんだ。
ちょっと肌寒く、ジャンパーを着なければならない陽気だ。
それにしても朝の美味しい空気を存分に吸い込んで、今日1日の予定に思いを馳せる。

  


『ぎんのさじ』を9時頃出発して、次の予定地、軽井沢へ車は順調に進む。
昼食を評判の『エンボカ』というイタリアンレストランに予約していたので周辺の鬱蒼とした別荘地や、ジャム専門店などで時間を潰して、いざレストランへ。
 大評判なので予約をしないと入れない店である。
11:30に入って昼食が終わったのが13:30である。
 ピザと温野菜、ベーコンポテトだけであるのに、こんなに時間が掛かる。
自分の別荘で食べるようなスローな贅沢な時間を過ごした。
接客態度も一流で、周りを見回すと、思い込みか品の良いリッチな客層ばかりだ。
と言うことは我々もその一部か。 んーーん。


アスパラのピザと生ハムのピザ、ハーフ&ハーフで注文。




店の人に量が多いから、小ぶりの温野菜を進められた。
こんな温野菜、初めてだ。


 べーコンポテト。
ベーコンが手作りだと言うことが充分伝わる、香りと味、
それなりの料金を取るが、この贅沢を考えたら、充分満足だ。

 お腹がきつくなったので、別荘周辺の散策、手始めに旧三笠ホテルに向かった。
重要文化財に指定されているので、見学者も多くいた。
もっと驚いたのは、軽井沢銀座と言われる一帯。
朝のラッシュアワーのような人混み、これではさすがに行く気も失せて、軽井沢を早く抜け出して、今夜の宿泊地小諸にある『釈尊寺』、別名?《布引観音》に向かう。 あの渥美清も撮影の合間にお参りしたという山の上にある、清水寺のような舞台がある古刹である。
 上り下りに一時間を要し、腹ごなしにちょうど良いお寺であった。






 さて、今夜の宿、菱野温泉『常磐館』へ。

この旅館はいつもお世話になっている先輩のブログから情報を頂いたものである。
 さて、どんな旅館やら、  楽しみだなー。





遅めの夏休み PartⅠ

2008-09-01 20:19:38 | Weblog
 新しい職場なので、夏休みをいつ頃取るか、迷っている内にもう8月の終わりになってしまった。
 意を決して8/29~9/2まで夏休みを取ることになった。
当初は台湾を予定したのだが、サーチャージャー問題などもあり、近場の海外旅行が盛況らしく、何度か問い合わせたツアーが満席のためあきらめて、国内旅行に切り替えた。
 前からやりたかったことが、車の中で寝泊まりすることと、ミツバチ関係のペンションに行ってご主人から話を聞くことだった。
 そんなわけで、車にシュラフを積み込んで、8/29 20:00PMに女房と二人で我が家を出発した。 犬の世話は嫁に行った娘を含めて、子供達に頼んでいざ出発。
7人乗りのワンボックスなので、二人が寝る空間も充分保てた。
 富士山五合目で御来光を仰ごうと夜間出発したのだったが、強い雨で、箱根越えが不安であったが富士山五合目には23:00頃着いた。
途中ファミレスでトイレ休憩など済まし、着いたら寝るだけである。
 早朝5時に起床したがあいにくの雨で、御来光どころではなかった。
車中宿泊は快適であった。御来光が拝めたら最高であったろう。
今日1日雨模様なので、ファミレスで朝食とトイレ休憩を取ってやむを得ずペンションのある車山高原周辺に向かうことになった。


 当初八島ヶ原湿原散策を予定していたが、雨のため予定変更して白樺湖、日帰り入浴『音無の湯』でのんびり。 時間がたっぷりあるので高速は出来るだけ避けた。



素晴らしい休憩場所。


ここで昼食を。
手作り豆腐の店も併設されており、これが豆腐御膳。
 


これは和牛の朴葉焼き御膳。

 
 料理も美味しかったが、温泉設備が素晴らしく、渓流沿いの露天風呂、最高だ。
日帰り入浴料も700円とリーズナブル。




ここが今晩お世話になる車山高原にあるペンション『ぎんのさじ』。
ミツバチ博物館『ミツバチ蔵』を併設している。
 


ミツバチ博物館『ミツバチ蔵』での説明を受け、夕食後ご主人とのミツバチ談義。
ご主人は現在81才とか。養蜂60年、蔵書も貴重なものがあり、転地養蜂や越冬準備など大変参考になる話を頂いた。  話の中で出てくる登場人物は養蜂学者、養蜂家、作家など有名人ばかり。  夜9時半まで話し込んでしまった。
ご主人も話が出来たことが満足であったようで、大変喜んでくれた。




しゃれた『ぎんのさじ』の朝食。
バターに付けたクローバー蜜。粘っとりと結晶しており、クリーミーでマイルド。
あまりに美味しかったので思わず購入してしまった。



 民宿みたいな暖かさがあり、料理の野菜も新鮮で美味しくいただけた。
充実感がみなぎり、また養蜂ガンバローという気持ちが湧いてきた。