みどりの野原

野原の便り

4月16日 高知① 高知城

2012年04月16日 | Weblog
グループで高知へ。

あいにくの小雨。

 
高知駅南側には土佐の3人の志士像が出迎えてくれた。 
3年前に来た時には「龍馬ふるさと博」に向けて工事中だった。駅前はすっきり。左から武市半平太・坂本龍馬・中岡慎太郎)
                     右)街路樹はフェニックス 南国気分
歩いて高知城へ。

       立派な追手門
本丸までボランティアガイドさんの案内。

高知城
山内一豊(やまうち と読む)により築城された平山城。城下町の大火で追手門以外ほとんどが焼失。その後、天守閣・櫓などが再建された。(1949年)
今年で再建されて260年になるとのこと。
明治4年廃城になり一般に開放された。その時他の建物は取り壊されたとか。
木造の天守閣の残る全国12の城の内、本丸内の建物がほぼ完全な形で残っているのは高知城だけとのこと。

 
センダンの巨木 『土佐ではすべての道路に旅人のためにセンダンを植えた。幹回り5.4m』               右)ツツジが満開

 
雨の多い土佐、石垣は水はけの良い[野面積み]が多い。排水のための「石樋](左)も。 
右)張り出した石垣「横矢掛かり」は攻めてくる敵に対し正面からだけでなく横からも攻撃出来る仕組み。

 
山内一豊の妻 千代像 名前ははっきりしないらしいが、一豊の出世を助けた妻の鏡。山内家は260年続いたという。

 
三の丸跡から見た天守閣 一番きれいに見えるところだそうだ。
ここに桜開花の標準木があるという。日本で一番早く咲くサクラはもうほとんど葉桜だった。

政務を執る建物・藩主の住む御殿などたくさんの建物があったという二の丸跡を通って本丸へ。

 
本丸に建つ書院造りの御殿と天守閣 天守に御殿が付いているのはここだけとか。
ガイドさんとはここでお別れ。

御殿は「懐徳館」として山内家ゆかりの品が展示されている。

 
       水鳥の欄間      波の透かし彫りの欄間 斬新なデザイン 

ここから通路を渡り天守に入る。階段は急だ。
天守閣は高さ18,5m。外から見ると4重の屋根だが、内部は6階の構造になっている。
隠れ部屋のような暗い部屋があった。  

 
         最上階からの景色  左は三の丸跡

 
鉄板を張り付けた黒鉄門(くろがねもん)から降りる。

先に到着しているはずのグループがまだ来ていない。道を間違えて反対側へ下りたらしい。広い城内はややこしい。

先のガイドさんが是非見てくださいとおっしゃった追手門 両側に石垣を配した「桝形」と呼ばれる造り。

 
追手門の扉  蝶番もデカイ。その留め具を隠すための金具は飾りとしても美しかった。

城を出てタクシーで今夜の宿へ。
夕食は皿鉢料理とお刺身で海の幸を堪能。
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