心の栄養♪映画と英語のジョーク

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「ブロークン・トレイル 遥かなる旅路」

2008-04-12 | 映画「は」行
ブロークン・トレイル 遙かなる旅路(2枚組)

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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1890年代後半のアメリカ西部。ベテランのカウボーイ、プリント(ロバート・デュバル)は、500頭の馬を
売るため、甥のトム(トーマス・ヘイデン・チャーチ)をパートナーに、群れをオレゴンからワイオミングまで
移動させる旅路につく。長旅とはいえ、彼らの心配は悪天候とはぐれる馬に注意することぐらいだった。
ところが、旅が始まって間もなく、身売りされようとしていた中国人の少女5人を助けることに。言葉も
通じない彼女たちを連れて旅を続けるハメになった2人は、そのために余計なトラブルまで招き寄せて
しまうのだったが・・。



ロバート・デュバルがやっぱり良かったわ~~~。
西部劇って、あまり見たことなかったし、どうかな~・・と思ってたけど
なかなか面白かったです。TVMで2枚組みDVD。
ちょっと長かったんですけど(184分)のんびり気軽に見るには
丁度いい内容でした。


この時代、中国から性的奴隷として女性が買われてたなんて
全然知らなかったんですが、実際あったんですね~・・・。
アメリカ人には懐古的な感じがして、きっと私たち日本人よりも
ずっと楽しめるんだろうなぁ、と思いましたし、とても味わい深いいい作品。

ものすっごく大きなことが起こるわけじゃないんですが
ちょっとづついろんなことが起こって、こんな風に500頭もの馬を
オレゴンからワイオミングまで移動させていくって、なんて壮大で
大変で、ロマンがあって、危険があることなんだろう・・ってそのあたりに
ドラマを見せてもらいました。

綺麗な景色が写る場面もあったし、中国人女性たちとプリントとトムの
交流はなんだかほっこり温かな気分にしてくれたし、インディアンと出会ったり
悪人と出会ったりしながら旅をしていって、その間に叔父と甥の関係も
徐々に深まっていって・・・。

でも、いろいろある割にはのんびり進んでいくんですが、後半になって
俄然私の知ってる範囲の西部劇っぽくなりました。
自分の身は自分で守る。銃撃戦もしょうがない。銃を持ってないと
普通に(?)生活できないかも、という生活だったんだなぁ、とまた感じたり。
こういう西部劇的ベースがアメリカ人の奥底に流れてるとしたら
やっぱり銃規制にはなかなかいたらないんだろうなぁ、とも思ったり。

エンディング・・あれ?これ実話だったの?というようなラストだったので
ほんとにあった話だったの~?!!とちょっと調べてみたら、
そうでもなかったようで(^^;;)

とにかくロバート・デュバルとその甥役のトーマス・ヘイデン・チャーチが
すっごく良かったです。この2人のやり取りも大好きだったです。
休日の昼下がり(?)のんびりテレビで(DVDで)見るのに丁度
良かったなぁ、と思える作品でした。

個人的お気に入り度3.5/5


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