心の栄養♪映画と英語のジョーク

日々観た映画のレビューと英語のジョーク♪心の栄養いっぱいとってKeep smiling♡

「天使と悪魔」

2009-11-07 | 映画「た」行
ハーバード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)は、
ルーヴル美術館での一件以来冷戦関係だったヴァチカンから思いがけない協力要請を
受ける。秘密結社イルミナティがヴァチカンを窮地に陥れていたのだ。彼らはコンクラーベに
乗じて、最有力候補の枢機卿4人を誘拐し、1時間ごとに殺害すると予告、その上ヴァチカン
全体を爆破する計画まで進めていた。そのためにスイスのCERN(欧州原子核研究機構)から
恐るべき破壊力を秘めた“反物質”をも盗み出していた。そこでCERNの科学者ヴィットリア・
ヴェトラ(アイェレット・ゾラー)も駆けつけ、ラングドンと協力して事 件解決に乗り出すが・・。



配役を見て、う~~んこれは・・と思った通りの展開ではございましたが(^^ゞ 
なかなか楽しめる映画となってました。前作よりもテンポが良くて、
サクサク進んでいったところも好感でしたし、娯楽性が高くなって
いたかなと思いました。

それにイタリアの街全体が、まるで美術館のようになってるんだなぁって
改めて感じられるロケーションの良さも光ってました。

それに反物質のすごさ!これについては、立花隆がこれについて書いた本を、
よく分からないなりに(^_^;)読んでいたので、それはそれは信じられないくらい
凄いパワーを持ったものだって事をなんとなくわかってたので、それが
盗まれた、そしてそれが爆発するかもしれない・・という恐怖と
ワクワクを楽しめたことも大きかったです。でも、あんな風に光ってる
ものなのか?あんな風に見えるの?ってところは謎でしたが。
ラスト近くの“その”映像も、こうなるんだろうなぁ~・・って
想像してたとおりで、映像的に素晴らしかったです。

できれば犯人との知的戦いに、もうちょっとハラハラドキドキが欲しかった
ところで、謎解きの部分に関しては、こんなことだろう・・という範疇の中だった
のでちょっと物足りなかったかなぁ。それにあの“ビデオ”がなかったら
結局は闇の中だったのかと思うと、ちょっとねぇ~・・でしたわ。
でも、ちゃんと謎解きはされ、収まるところに収まってホッ。

前作はなんだか窮屈なような、閉塞感のようなものがあって、
それなりに面白かったんですが、今回の方が躍動感があり、
スッキリ感も上でした。CERNの科学者が女性だったのが特に意味を
成さないというか、男性でも良かったんじゃないかな~って思いました。
かといって女性を使ったからって、どっかでロマンスなんかあったら
もっと興ざめしてたと思うので、その点良かったですけど。
それにしても、司祭がヘリに乗れるという設定は、凄いなぁ(^_^;)

宗教と科学の対立がメインテーマだったと思われますが、そのあたりは
至極あっさり目に描かれていたので、もうちょっとそこんところ深く描いて
欲しかったかな~。でもそういうことやってると前作みたいに閉塞感を
感じるような作品になっちゃうのかも。
犯人のこうしなければ・・という理由も、もっと深く感じたかったけど・・。
でも、それなりにちゃんと楽しめる娯楽作にはなってたかな。

個人的お気に入り度3/5

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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
キャスティング (miyu)
2009-11-07 10:01:10
でもろバレっつ~のがちょっと痛いところでしたよね~。
まぁそれでも無難に面白くはあったのですが、
どうもこのシリーズは突き抜けませんよね。
原作はこっちも面白かったんですけどねぇ~。
miyuさんへ♪ (メル)
2009-11-08 09:03:26
miyuさん、こんにちは☆^^

そうなんですよ~!これ、モロばれですよね~(^_^;)
あれ?そうじゃなかったの?あれ?って思ったときもありましたけど、最後の最後まで”あいつ”に違いないという信念は(って大げさ(^^ゞ)変りませんでしたわ(笑)
で、全くもってその通りで・・とほほ。
予想が当たって嬉しいやら悲しいやら(^_^;)

でも、確かにそれでも面白さもあったし
ロケーションも良かったし、いろいろ良いところもありましたね~。
しか~し、突き抜けないんですよねぇ。

miyuさんは原作も読まれてるんですね。
私は前作も見てから読んだんですが、これもまた見てから読むパターンになりますです(^^ゞ
犯人ばればれ^^; (ヒロ之)
2009-11-08 15:12:33
メルさん、こんにちは♪

原作読んだ事ないですけど、とても楽しめました!
冒頭部分はちょっと退屈でしたけれど、それ以降は展開が矢継ぎ早で飽きを全く感じさせませんでした。

メルさんはキャスティングで犯人分かっちゃったんですね。
私は、あまりそういうのは意識しないで観ていたのですが、彼がある場面であたふたしている姿を観て、ピンッときました。

ちょっとあそこのリアクションはオーバー過ぎだったような^^;

ローマ巡りで楽しめた (kino)
2009-11-08 18:31:17
TBありがとうございました。
この人が、怪しいのでは~、と、わかり気味ですけど、
これは、犯人探しじゃなく、ロケ的な魅力で、面白かったです。
あっち見ても、こっち見ても、歴史的遺跡の並ぶローマ、ヴァチカンへ行って、
謎解きや知識を、じっくりと聞いてる暇はないでしょ。
見てわかるレベルの作品にしてあって、前作より、娯楽的で楽しめたと思います。
科学者役の女性の方は、ローマに似合いそうな顔だちの方だったんですが、
活躍する場面が少なくて、惜しいような気もしました。
TBありがとうございました (MARGARET)
2009-11-08 18:59:21
こんばんは。
TBありがとうございました。

う~む、この手の映画は「宗教と科学の対立」と言った作品の持ち味をどれだけ映画に盛り込むか、非常に難しいさじ加減になるんですね。
映画ではあらすじ程度にして、本来の持ち味は原作で堪能したほうがよいかもしれないですね。

奥が深い作品です。
それでは。
こんばんは~♪ (ちゃぴちゃぴ)
2009-11-09 00:54:31
サボりモードなちゃぴです。
展開が早く、おっとびっくりもあり、長い目の映画だけど、飽きなかったですね。
でも、それだけに全部教授がネタを解説というのは、ちょっとばかし不満ではありました。
原作は未読ですが、これもまた長いですものね、きっと面白いんでしょう。
なんやかんやと、人が死にましたねぇ。
バチカンの儀式は、へぇ~~と思いました。観光名所も色々楽しませてもらいました。
ユアンちゃんが、法衣姿でよかったね~。ヘリを操縦する聖職者なんざぁ彼くらいのもんだわ。
結構、楽しんで観たくせに、なぜかこの映画ぐちぐち言ってしまうのは、心なしかハードルをあげてるのかなと思ってしまいました。
ヒロ之さんへ♪ (メル)
2009-11-09 09:23:24
ヒロ之さん、こんにちは~☆^^

ほんとに展開がはやかったですよね~!
後半は、あれよあれよ・・という感じ。
でも、テンポ良くて惹き付けられて見ました♪
まぁ犯人はバレバレでしたが(^_^;)
それでも、どうして?ってところとか
知りたくて楽しく見ましたわ^^
でも、その肝心の”どうして”ってところの描き方が薄かったというか、あそこまでやっちゃうんだから、もっと深く描かれてたらなぁって思いました。

そうそう、”彼”があたふたしてるところがありましたね~(^^ゞ
あ・・あの人が・・ってわかっちゃいますね(^_^;)

まぁなんだかんだ言っても、それなりに楽しめたので、娯楽映画としてはぜんさくよりも良かったなぁ、面白かったなぁって思いました♪
kinoさんへ♪ (メル)
2009-11-09 09:34:53
kinoさん、こんにちは☆^^

そうそう、これは犯人捜しよりも、なぜ?とか、ロケーションとか、サクサクと進む展開に釘付けという映画でしたよね。
街これ全体が美術館!と思ったくらい
本当に素晴らしいロケでしたね~。

私も前作よりもずっと良かったと思いました。
前作は閉塞感があったんですが、これは爽快感すらありましたから^^

そうそう、科学者の女性の人は今ひとつ出番が少なかったですよね。女性という意味もさほど無かったというか・・
紅一点ということで映画に花を添えてたということなんでしょうが。
ちょっと勿体なかったですよね。
MARGARETさんへ♪ (メル)
2009-11-09 09:49:09
MARGARETさん、こんにちは~♪

こちらこそコメントまで頂いて、どうもありがとうございます!

深みは今ひとつでしたし、犯人の人物像に対する深みみたいなのはあまり感じられませんでしたが、娯楽作としては成功してましたよね。
なかなか楽しめる展開でしたから。
それにロケーションが良かったし♪

仰る通り、奥が深い作品ですよね。
その”深い”部分は原作で補おうかなと思っています^^
ちゃぴちゃぴさんへ♪ (メル)
2009-11-09 10:01:51
ちゃぴちゃぴさん、こんにちは~☆^^

同じく、ここんとこちょっとブログに熱が入ってない私でございます(^_^;)
なんだかんだ忙しくて・・
それにもうそろそろ年末ですよねぇ・・
あ~ぁ、主婦にとって超忙しい時期が来る・・と思うと気が重いです~。

で、この映画
ほんとサクサクと物語りが進んで行って
なかなか面白い作品となってましたね。
でも、確かに全てが教授がネタを解説というのも単調でしたかね。
それにしても、一番の謎解きの部分(あのラストの)では、教授の力でもなんでもなくて、あのビデオがあったから犯人がちゃんとわかったわけですよね。
もしもビデオがなかったら、わからなかったのか?と思うとちょっとねぇ~(^_^;)

たくさん人も死にましたね~。
これ、やっぱり原作で読んだら面白いだろうなぁって思いましたが、映画的にはこんな感じで娯楽作として楽しませてくれる方が良かったのかなって思いました。
前作みたいに、謎解きの部分に重きがおいてあると、読んでるわけじゃないので、退屈だったり解り辛かったりしちゃいそうで(^_^;)

そうそう、ユアンの法衣姿は素敵でした(*^^)v
そんな司祭様である彼がヘリの運転・・
いませんね~、他には(^_^;)

んで、私も結構楽しめたけど、同じく
この映画に対してはちょっとハードル高くしてるのかもしれないなって思いました。結構面白かったのに、ついついいろいろ書いちゃうσ(^◇^;)