銀の人魚の海

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ライフ・オブ・パイ

2013-06-26 | ま行~わ行 旧作映画観賞
DVD鑑賞。

家族は虎と少年でディズニー映画なの?と。^_^ありかも。

これまでに余りない珍しい映画である事は確か。

トラと人が同じ場所で、227日もだもの。普通ないわ~

3Dならもっと、絵が出て、すごかっただろう、

シュール、幻想的色彩はいうことない映像。

そのまま絵画になるカット、船を小さく撮った俯瞰カットなども多数あり、

それだけを見てもいいだろう。

人により評価が、わかれやすい映画だとも思う。

ブッカー賞受賞の原作がある。未読。

哲学、宗教、人生など深い何かを感じさせる話しとして、

とらえればいろいろ語れる映画だ。

私も、そこそこ感じたが家でだらっと見たので、ラストは?どう閉めるをか考えつつ見た、

動物好きなので、ベンガル虎もかわいいな、

とくに飢えて魚欲しさに海に飛び込んでいく!本能、食欲!、

トラも人も同じね、

虎も犬かきが上手なんだ、と感心したり、

獰猛な虎も、一緒にいれば人のようになる、

サーカスの虎やライオンもなついてくる。

人は誰かと一緒にいたい、という想いが

孤独になるとやっとわかるのは、多分誰でも同じ?

多数で長くいると、一人になりたいよ、になるが。

この漂流では、食欲がまず大事、次が睡眠、

性欲は虎は発情期でなければね~

人は極限状況でも性欲はあるというから、パイもあっただろうなども考えた。

海に200日以上、海を母とみれば、母の中につかり、

生きるためにもがく?嫌な相手とどういきぬくか?

この漂流は人生そのものか?

宗教性からはノアの箱舟を想ったりもする。

数はノアの方舟より、ずっと少ない生物だが。

長い歳月の海の色の変化も素晴らしい。

そして、ある日、海からあの不気味島へ着く。

目覚めるとそこは島だった。

「LOST」みたい。^o^

でも島は人がいられる島ではなく、死の島だった。

本能でそれを知っていたのか?パイより先に虎がボートに

ちょこんと後ろ向きに座り待っている、虎は人より賢かった。

島は長い漂流の幻覚か、夢か?

神からの贈り物か、島を選択したら死を虎は知っていた。

全編、それは何の表現、象徴?

想いは、人により違うだろう。

パイ、リチャードパーカーという名の虎、島、沈没した船、父母、ハイエナ。

寓話性に富んだ映像美。

唯一、ワンカット、

コックの太ったドパルデューだけは現実感があったな~(^○^)

アンリーの作品は、ほぼ見ていて、エンタ系で好きな作品もあるが

一番印象に残っているのは「アイス・ストーム」。

58歳、若いころにSリーの助監督をしていたと知る。

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