メン・ピン・タンゴ ツモっ!

南米のパリ、アルゼンチンはブエノス・アイレスで起こる
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マニアック タンゴ辞典 セントロ、ディソシアシオン 追記

2008年09月12日 19時19分26秒 | マニアック タンゴ辞典
え~、このマニアック タンゴ辞典は一応タンゴで使う用語などの解説をしています。


んだもんで、スペイン語辞典とは少し違うのでご了承ください。





たとえば、「ラピス」なんかはホントの意味は「鉛筆」だけどタンゴでは男性のアドルノの一種。



この前解説した、「ディナミカ」ももともとは「力」「活動」などの意味がある。
これは質問者がそのことを書いてたので本文で説明を省いてしまった。ゴメン。





つまり普通に喋ってるとき にはもちろんそういう意味で使う。






ここではタンゴの踊りの中で特別な意味を持つものを解説してる。












今回はだいぶ前に解説した「セントロ」の追記事項。


(参照 http://blog.goo.ne.jp/menpintango/e/43535de3314c3d50d0c7501dd50ee98a



「セントロ」はもともと「中心」という意味なんでタンゴの中でも「彼女が描く円の中心」とかいう風に使うこともあるので注意。







「下半身のセントロ」 について。


どうもこれは日本語では「丹田」というらしい。

知ってる人も多いと思う。





身体をコントロールする中心。






前回の説明で先生によって指している部分が違うので「下半身のセントロ」「全身のセントロ」という風に分けていたが、よく説明を聞いていると大体同じ部分を示していることがわかった。


つまりこの部分はポイントではなく、結構広範囲を示している。




はっきり「丹田」の部分を示す人と「丹田」を含むお腹の辺り一体を示す人がいる、ということ。










これによって気付いたのは、タンゴにおいて「下半身」 は、この「丹田」を含む部分、腰椎から下の部分 なのだ。





つまり上半身と下半身は「上のセントロ」を含む「胸椎」より上の部分と、
「下のセントロ(丹田)」を含む「腰椎」から下の部分で分けられる。







下半身を残したまま上半身だけを回転させる(ディソシアシン)と胸椎の部分が回転する。

(参照 http://blog.goo.ne.jp/menpintango/e/3fc8afbc6de6e63b3a274be0f9a66d20


腰椎から下は残ったまま。




実際には第12胸椎と第1腰椎の間だけが捻られているわけじゃないとは思うが、そういうイメージだ。







この前、オレが腰を痛めた のは回転量を増やすために腰椎を緩ませてしまったのが原因。
(最近はだいぶ良くなってきた)




腰椎は腰と同じ方向を向いているようにしっかり
                     「腹」を締めておくこと。



そうしないとみんなも腰を痛めるよ。




まぁ、色々試して、イタい目みて、体で覚えていくのが頭の悪いヤツが上手くなるための早道なんだろうけどね。




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