メン・ピン・タンゴ ツモっ!

南米のパリ、アルゼンチンはブエノス・アイレスで起こる
お洒落(?)な出来事を毒談と偏見で綴るブログ

タンゴ 緊急速報!!

2008年06月27日 13時54分32秒 | アルゼンチンタンゴ
よくミロンガで踊る女の子でセシリアって子がいる。
苗字知らん。



プロじゃないけどすっごく上手いのでオレのお気に入り。



セシリアもオレの踊りを気に入ってるみたいでちょっと踊ってないと

「次会ったら、ぜったい踊ろうね!」

とよく言いあってる。





でもここんとこ腰 イワして踊りに行けなかったので全然踊ってなかった。




で、今週のXで久しぶりに踊ったら、

「この金曜から4ヶ月、ブエノスには帰ってこないんだー」

ときた。




訊くと


スペインとドイツと中国、韓国に行くらしい。

彼女は去年の9月頃までスペインに長いこと住んでたのでスペインでちょっと滞在してくるらしい。




他は何しに行くのか尋ねると


「タンゴの仕事。中国はオラシオと。ドイツはハビエル。」


と、きた。




全然知らんかった。

セシリアが行っちゃうのは淋しいが、11月には戻ってくる。
それよりオラシオと行くってのはもっとだった。

しかも、中国、韓国。





オラシオ・ゴドイ アジア上陸!!






(参照 「奇跡の男 と 究極のタンゴ」
http://blog.goo.ne.jp/menpintango/e/30c45ab019b2ec997f2d6e64c1ece033



オラシオ & コロール・タンゴ




パートナーはセシリアはセシリアでもセシリア・ガルシアじゃないセシリア。
プロとして活動はしてないけど踊るのも教えるのも上手い!!




ここ数年、精力的にタンゴに力を入れている中国、韓国はやっぱり行動が早い。
香港のリリーもチェック入れてたし、来年辺りは香港にも行くかも。



中国、韓国なら生オラシオ見に行けるんじゃないの?


今からじゃ、休み取れないか?







              







ドイツなんであんまり日本の人には関係ないかもしれないけどハビエルの紹介もしておこう。



ハビエルのビデオ見てたらセシリアと撮ったやつが見つかった。


だいぶ前なので(セシリアは去年の9月頃スペインから戻ってきたばかり)セシリアはまだちょっと元気が足りないがこの数ヶ月でグンと上手くなった。

やっぱりブエノスにいると伸びが早い。




ハビエル & セシリア Javier y Cecilia






ハビエル・アンタールは去年末までマリア・トゥルバと組んでいたが、
喧嘩してパレハ解消。


ハビエルはビデオ見て分かるとおり、

技術力、発想力、音楽性、即興性、etc...総合的にすごく優れたダンサーだ。 

欠点なしのスーパーダンサー 


「オレ、オレ、俺を見ろ」オーラが少ないのがちょっと勿体ない。

マリアもムチャクチャ上手くてすごくいいパレハだったので残念。





そこへ、これだけ上手くてプロじゃないセシリアが一人でいたら誰でも付けるわな。

すぐにハビエルのお目にかかったわけだ。


そして今回ドイツ行きについて行くことになった次第。







とにかく、セシリア・ガルシアはいないけど、
生オラシオ、見に行ける人は行ったほうがいいんじゃないの? 






             Misteriotango



                                  febrero 2009






キンテート エル・デスカルテ

2008年06月26日 17時21分35秒 | 他でのデモ


すごいオルケスタが出てきた。


つーか、前からいたんだろうけど知らんかった。
結構みんな知らんかったのでホントに埋もれてたバンド。





なんでか分からんけど一昨日の月曜マルコムはオルケスタ付きだったのだ。

12時前くらいにアナウンスが入った。

「今日はオルケスタ付きだからいつもよりちょっと長めだよー」



いつもは12時に終わるので「終わったらカニングに行く」と友達と約束してたし、
疲れたのでオルケスタ見ずに行こうかと思ったんだけど、結局ダラダラしてたら1曲目が始まってしまった。




最初いきなりピアソラだったが、これが上手い!

あまりに上手いので約束ほっといて最後まで聴いていくことにした。




エル・デスカルテ Quinteto El Descarte






バイオリンが上手い、バンドネオンが上手い、コントラバスが上手い、ピアノが上手い、ギターが上手い!!!


全員上手い!!   





オレの音楽理解力では説明しきれないのが残念。。。




とにかく、オレが今まで聴いたことのある生オルケスタでは
                 ダントツNO.1の上手さだった。



なんつーか、ダンサーで例えるならマティアス&カーラのような安定感&テクニック。

編曲もすばらしい。




うーん、 
10点、10点、10点、10点、10点、
10点、10点、10点、10点、10点

100点満点!!!




どっかのタンゲリアで演奏してるらしいがどこか聞き逃した。。。ゴメン。

CDさーがっそっと。



そしてこの日はオレが去年ずっと一緒にクラスを取ってたスペイン人、「ペパ」の最後のミロンガだった。

ミロンガでもよく一緒に踊ってたのでさびしいなぁ。

半年くらい働いて戻ってくるって言ってたけど。







             Misteriotango



                                  febrero 2009




リハビリ中

2008年06月23日 09時17分49秒 | その他
腰、けっこう重症で長いこと動けなくて家でずぅ~と、ゴロゴロしてた。


でも仕事は休めないのでビラ撒きに月、金はカニングに行く。 





こんなときに限って、よく見かける常連ミロンゲーラのおばちゃん


「ちぇ(君)、いつになったら私のこと踊りに誘うのよ?」


いつもビラ撒いた後、軽く踊って帰るのでみんなオレのことを知ってるのだ。


初めて声かけて来た女性の誘いを断るわけにもいかんので踊る。
思ったより上手くて意外に楽だったが、腰イタイ。








金曜マルコムにもビラ撒きにいく。 

ビラ撒き終わって「さぁ、次はカニング」と思いきや、ヌエボ・タイムでガンズ(たぶん)の曲がかかった。


「私、この曲大好きなの。
この曲を音楽に合わせて踊れるのは君しかいないのよ」


そこまで言われると踊るしかない。
でもオレ、この曲苦手なんだけど。。。

って踊る。
帰って腰痛くなった。







日曜、香港のリリーが明日変えるというので朝6時までビルータ。

リリーとはもちろんいっぱい踊ったし、隅に隠れてたがやっぱり他にもいっぱい踊ってしまった。

帰る前から腰痛くなる。








火曜日、なぜかこの時期Xで毎週のように見たいデモがある。

仕方ないので行く。
もちろんジッとしてても誘われるし、踊りたくて仕方ない。

結局、腰痛くなる。








と、こんな生活をしてたのでは治るものも治らん。










でも今週に入って、だいぶ良くなってきて、一昨日は知り合いに紹介してもらった鍼灸師さんにも診てもらった。




日系移民のおばぁちゃんで手から気が出てるのか、手がすごくアッタカかった。



いっぱい鍼刺してもらった。




問題の腰はやはり鍼が打てないみたいで 「他の方法でやりましょう」


と、いうことで何やら背中でペタペタやってる。(うつ伏せなので見えない)
お灸をすえるのかと思ったけど、火は使わず。

知らない間に終わってた。





仰向けになってお腹とかも押されたりして、

「腰は大分いいですね。 ストレスの方が溜まってるみたいでした」

う~ん、確かにストレスはそうとう溜まってる。
だって踊れないんだもん。
することないからブログ、しまくってるし。









家に帰ってズボンを履き替えるときに腰に手が当たった。


、なんかある?」


よく触るとツブ  が貼ってあった。


剥がし忘れたのか? と、思いきや、いっぱい貼ってある。


「ここでも不思議の種使ってるんだー。」


やっぱりオレの腰には不思議の種がいいらしい。
しかも今度は黒ゴマだけじゃなく白ゴマもある。










とりあえず、大分良くなってきたのでリハビリがてら踊り始めることに。


腰の筋肉が固まってて全然動かん。
腰が落とせない。         

それは仕方ないとして、筋肉が落ちまくり。
脚はもちろん、腹筋、背筋、胸周りの筋肉。



全然相手にエネルギーが伝えられんし、相手のエネルギーも受けきれん。

女の子がバランス崩したときに、支えきれずに一緒に崩してしまう。



腰が固まってるので全身固まってるからバランス悪い。






そのくせ、昨日も調子に乗って踊りすぎてまた痛めてしまった。



ちょっと回復までに時間かかりそう。。。






             Misteriotango



                                  febrero 2009




続 わすれもの

2008年06月20日 11時01分29秒 | その他
トイレに行ってる間に住所の番地がアヤフヤになってしまった。

そういや、住所 カフェ の下引きの紙に書いたんだった。

3階だったのは覚えてるがどこにも看板は出てない。





適当にアタりをつけて建物に入る。
3階に上る。




あった!!




オレのカンもたまには当たるもんだ。
今日はツイてるみたい。





「ブザー」とカタカナで書いてあるボタンを押すが返事がない。

何度も押すが返事がない。





仕方ないのでノックする。


するとすぐに返事があった。



「キエン エス?」  どなたですか?


「けん」 答える。




扉が開いてまた訊かれる。


「キエン?」


だから


「けん」 だって。






ブエノスには外国人も多いのであまりこういうやりとりはなかったが

他の国では名前を訊かれるたびに毎回行われた。 


「けん」 がこっちの人には

「Que」(ケ 何) とか「Quien」(キエン 誰)に聞こえるらしい。 





最初の電話のアルゼンチン人のおねぇさんが出てきてまた質問が始まった。


アルゼンチンにどれくらい住んでるんですか?
ガイドの経験はありますか?
現在どこに住んでおられますか?
スペイン語と日本語はどれくらい喋れますか?



さっきも訊いたよね?





今度はさっき電話に出た日本人のおねぇさんが出てきた。


また質問。



アルゼンチンにどれくらい住んでるんですか?
ガイドの経験はありますか?
現在どこに住んでおられますか?
スペイン語と日本語はどれくらい喋れますか?



4回も続けて同じ質問をされるとは思わんかった。

さすが アルゼンチンだ。






顔写真の撮影もバックの半分は開いた扉の向こうに隣の部屋が見えていた。

とりあえず顔写ってりゃなんでもいいもんね。

さすがに目ツブったのはダメだったみたいでもう一回撮りなおされた。










もうすることもないんでコレクティーボ に乗って帰る。

夕方にしては空いてたので席ゲット!!


「はふ~~。今日は疲れた~。 いっぱい仕事した~。」
と、また~り モードになった途端、


「はっ! カバンがなーーいっ!!」 



どっかに忘れたっ!







そのとき窓の向こうに地下鉄 の入口が見えた。


とっさにコレクティーボを降りる。 






ヤバいっ! 

今日はツイてないっ!! 




カバンの中には日本に送ろうと思って貰ってきたタンガウタが入ってる。
今日はいっぱい仕事したし、疲れた(メンドい)ので送るのやめたのに。


先送っとくんだった。。。。



また貰いに行って封筒買って、、、してたら数日かかってまう。


まぁ、バレへんからええけど(内緒)。





それより、2年前に釣り夫婦の嫁、Y嬢にパクってきた「カナダエアーのブランケット」で作ってもらったチョーお気に入りのカバンがなくなったのがイタイ。

(ちなみに一番高いのはさっき買った30センターボ(10円)の封筒







一緒に茶 シバいてた友達にメール 送るが返事がない。

仕方ないので するがやっぱり出ない。

やっぱりツイてない。








ま、どっちにしても走るしかないんだけど。 








急いで地下鉄に飛び乗りセントロに戻る。 










忘れたと思われる場所は5箇所。




1、ブルホの前の文房具屋 
2、両替屋 
3、フロリダの本屋カフェ 
4、ガレリアパシフィコのトイレ 
5、ツアー会社 








さて、どこでしょう? 










普通なら逆に辿るべきなのだが初めて行ったツアー会社


「忘れ物しましたー」 


と取りに行くのも恥ずかしい。
(なかったらもっと恥ずかしい)





まったく記憶はないが可能性が2番目に高そうなカフェ に向かった。






本屋の奥。





お客さんが一人しかいなかった。





さっきの店員の女の子がオレの方をチラっと見る。




さっき座ってたとこにはもちろんない。




女の子に

「緑のカバン忘れたんだけど。。。」





と訊くと、すぐに奥から出してきてくれた。






「はぁ~、たすかった~~」 



やっぱり、今日はツイてる んだって。






それにしても、やっぱりアルゼンチンだな~。




何がって?




本人かどうかまったく確認しないで渡すところと、

忘れ物をちゃんと預かっておいてくれるところ。





ミロンガなんかでよくカバンや財布盗まれる人いるけど、こういう店の人って忘れ物はちゃんと取っておいてくれる。

ブルホのクラスでもよく忘れ物あるけどちゃんと取ってあるもんね。





アルゼンチンって意外に安全。 




それにしても、、、

アルゼンチン人の性格が良く分かる一日だった。 







             Misteriotango



                                  febrero 2009





わすれもの

2008年06月19日 12時16分43秒 | その他
昨日、初めて忘れ物をしてしまった。



むかしはメチャクチャ神経質で忘れ物なんてしたことなかったんだけど、
最近はボーっとしてて絶対そのうちやるだろうな、と思ってたんだよ。



もうそうとう長いことラテンの国に住んでるから頭もラテンになってるらしい。



クラスで習ったシークエンスとか、全然覚えられないし。
明日の予定とかよく分からんし。



ラテンっていうよりただボーっとしてるだけか。。。





昨日は

「仕事の話があるんで昼の2時にブルホに来い」

と呼び出されて頑張って早起きして行ったのだ。




向こうに着いたら

「あー、けん。 とうぶん君、仕事ないから。
        ビラの印刷出来てないから仕事ないから。

だって。



それなら最初から呼び出すなよっ。  で十分だろっ!!





まぁ、アルゼンチンだから、そんなもんだよね。








ブルホのナナメ前に文房具 屋さんがあったので日本に送ろうと思って持ってきたタンガウタを入れる 封筒を買ってカバンに入れる。









せっかく早い時間にセントロに来るので 「今日は両替に行こう」
ということで両替屋で並んでいると がかかってきた。


「オーラ、ケン?」


どうもこの前募集してた8月のツアーガイドの仕事の件らしい。


登録するのにスペイン語でいろいろ尋かれた。


アルゼンチンにどれくらい住んでるんですか?
ガイドの経験はありますか?
現在どこに住んでおられますか?
スペイン語と日本語はどれくらい喋れますか?


質問が終わって、「またご連絡 しますので。」

と切れた。










時間が余ったのでフロリダ通りの本屋の奥のカフェに入った。

ここはセルフ式で料金前払い。

細かいのあったんだけど100ペソ札使いたかったので出したらお釣りないって。

細かいのが欲しいので「こっちもないよ」と返す。


そしたら

「OK! ちょっと待ってて。 後で席まで持ってくから。」 



すぐに店員の女の子が外に出て行った。 




ちょっとしたら戻ってきたので両替してきたのかと思ってさっきの兄ちゃんに


「お釣りは?」


と尋ねると、


「もうちょと待って」 


だって。







            
 






となってるとお客さんが3人くらい来た。  
 
お客さん達をサバき終わってからお釣りが届いた。




「なるほどー、小銭が入るの待ってたのね。」
(女の子が外に行ったのは何の関係もなかった)




うーん、アルゼンチンだ。



次のお客さんも100ペソ札で払ったらどうする気だったんだろう?



このいい加減さがオレは大好きだ。









で、茶 シバいてたら がかかってきた。


「8月の仕事の件でお伺いしたいことがあるんですが。。。」


さっきと同じツアー会社 の人だった。
でも今度は日本人。



日本語で質問が来た。


アルゼンチンにどれくらい住んでるんですか?
ガイドの経験はありますか?
現在どこに住んでおられますか?
スペイン語と日本語はどれくらい喋れますか?



ほとんど同じ質問だった。



終わった後に、

「登録用の写真を取って頂きます。いつお越しになられますか?」

ときた。



「オフィス はどこにあるの?」

と訊き返すと、フロリダとパラグアイの辺り。


すぐ近くなので「今から行けます」 と返事した。




残っていたホットチョコレート を飲み終えて店を出る。







店を出たら に行きたくなったのですぐ側にあるガレリア・パシフィコ
(高級ショッピング・センター)で用を済ませ、ツアー会社に向かった。     






                     つづく。。。




                Misteriotango



                                  febrero 2009






ミロンガで誘ってもらうテクニック!?

2008年06月17日 13時23分08秒 | アルゼンチンタンゴ
女の子は上手い人から誘われるためにはそれなりのテクニックが必要になってくる。


相手がプロなら個人レッスンを取れば誘ってもらえるが(人気のあるダンサーは無理)、
片っ端から個人レッスン取るわけにもいかないので何らかの方法を考える。






まずどんなところでも共通なのは





1、服装     

小奇麗にしておくことはもちろん。
明るい色で、目立つものがやはり男性陣のに止まりやすい。

そしてこの前来たAちゃんが言っていて驚くほど効果絶大だったのが、

  「背中を見せる」
背中の出具合に誘われ度が比例するところも実際ある。 







2、雰囲気     

誘いやすい雰囲気を出すのは大事。

つまらなさそうな顔をしてると男性も声をかけにくい。
明るい感じで楽しそうに、そして声をかけるスキを作っておくこと。
一緒に来た友達と話し込んだりしてると機会を逸してしまう。







3、席選び     

やはりどこに座るかは重要。

予約を入れたり、常連ミロンゲーロと一緒に行くとピスタ側の席に案内されたりするが誘われやすいかどうかは別。

各ミロンガで誘われやすい席がある。
カベセオメインなところだと出来るだけ多くの男性の顔 が見えるところ。

結構直接誘いに来るところだと席の周りにスペースがあって声をかけやすいところ。



案内係の人と仲良くなっておくといい席をまわしてくれたりする。








4、通う    

プラクティカはもちろん、ミロンガでも知らない人を誘わない男性は結構多い。
同じミロンガに通いつめて顔を覚えてもらうのは大事。


同じサロンでも曜日によって違うので「何曜日はどこどこ」というように決めておく。


プラクティカのようにどこでも同じような顔ぶれが並ぶところはいいけど、ミロンガの場合は同じ客層の人が行くミロンガを回ると覚えてもらうのも早くなる。


見慣れてくれば
 「あ、あの娘また来てる。今日は誘おうかな」  となるのだ。









こういうのがミロンガ、プラクティカで誘われる基本テク。











そこで今回登場するのがフランス人のC ちゃん。

前フリ長かったぁ~。



すでに半年以上滞在している彼女。
プラクティカによく来る。


結構上手くて、上級レベルだと思うんだが、もともとクローズ系ベースの踊り方の彼女は、ガシガシ派手な技が飛び交うプラクティカでは目立たない。


単純に目立たなければ覚えてもらえにくいし、誘ってもらいにくい。



性格も謙虚で「自分はそんなに踊れない」と思っている。








そういう彼女の戦略は、






1、早い時間 にプラクティカに行くこと。



始まるのが10時位からのところなら、混んでくるのは11時位から。
早い時間に着くと人が少ない。

たまたま早く来てる上手いプロなんかがいると誘ってもらえるわけである。

ミロンガやプラクティカの前にクラスをやっているところも多いのでそういう先生に誘ってもらえたりする。









2、誘って欲しい男性に近づく。    



プラクティカはトラディショナルのミロンガなどとは違い、結構サバサバした感じ。
あっちでゴチャゴチャ、   こっちでゴチャゴチャ

みんないつも見る顔なので喋ってる。  それを利用する。

大体いつも同じようなメンバーなので目的の男性の近くに行けば、誰か知ってる人がいたりして知り合うキッカケが作れるわけである。




もちろんブエノスでは社交辞令で誘うことはない。
いくら友達でも知り合いでも踊りたい人しか誘わない。



しかし知り合いにならなければ上のレベルの人からはまず誘ってもらえないので知り合いになってから、上手く話を進めていくわけだ。

相手に「この子となら踊ってもいいな」 と思わせるわけである。

その日踊ってもらえなくても相手に自分の存在をアピールすることは出来るし、知り合いになっておけば次合ったときに上手く話を持っていけるかもしれない。









このように

「今日はどうにかして上手い人に誘ってもらうぞ!」 

と間接的な積極的(?)に頑張ってる彼女と




何もしないで座ったまま、

「今日も全然上手い人に当たらない。ブーっ!」 

と言っている日本人?ちゃんの間には心理的に基本テク2のようなところで差が出来てくるわけである。









ブエノスではいまだに女性からあまり知らない男性を踊りに誘うのは好まれない。

相手がプロなら尚更。

しかしC ちゃんのように直接誘うのではなく間接攻撃なら問題ない。 






ただ待ってるだけじゃなく前向きに
          自分だけの誘われテクを考えるのもいいんじゃないかな?








             mis---ioT-n-o



                                  febrero 2009






ブエノス・アイレスのミロンガ事情 プラクイティカ編

2008年06月16日 11時10分27秒 | アルゼンチンタンゴ
基本的にトラディショナルなミロンガは年齢層が高いし、入場料も高め。





なのでお金のない若者達はプラクティカに集まる。









「若い人は若い人と踊りたい」
というのもあるが、リード&フォローのテクニック、音楽の使い方などタンゴの技術が日々進化している以上、若い人に上手い人が多いのは仕方のない話。

基礎体力の問題もあるしね。




やっぱりみんな上手い人と踊りたいのだ。

プラクティカXや金曜マルコム、水曜、日曜ビルータなど人気のあるところにはプロも多く来ている。



そして 外国人達も集まる。

2~5割くらいは外国人。(3月や8月のXでは5割を越すこともある!!)

短期で来てる人からオレみたいに何年も住んでる人まで色々。






プラクティカとミロンガの違いはあまりない。

マナーが甘いのとコルティーナがない(ずっと音楽が流れっぱなし)ことくらい。

ミロンゲーロな人もいればサロン系のプロ、ペアでショーの練習みたいなのしてる人、バリバリのヌエボな人など。

普通に踊ってる人もいれば、技を練習したいらしくひたすら同じ技をかけてくる人もいる。



一人で来てる人が多く、もちろんで来る人もいるけど大体の人はいろんな人と踊ってる。

グループなどで来る人たちもいるが、どちらかというとみんな顔見知りなので来てから同じテーブルに座ったりする。

服装はあまりゴージャスな人はいない。カジュアル。
ほんとに練習着で来てる人もいるけど女性はやっぱりちょっと小奇麗な方が誘われる。








こういったプラクティカではその名前の通りプラクティカ(練習)しほうだい。


決まってるのはサロンを半時計回りに回るってことくらい。
ガンチョしようがセンターダしようがサルトしようが何してもOK!


トラディショナルのミロンガほどマナーが厳しくないのだ。
(もちろんある程度のマナーというか暗黙の了解みたいなのはある。)






まぁ、実際のところ、トラディショナルなミロンガでもじいさん達は結構やりたい放題やってるけどね。

(ガビートはスンデルランドでずぅーと真ん中で止まってたし、 
テテはカニングの正方形のサロンを斜めに突っ走ってきてぶつかりかけたし、
フリコリやピベはどんなに混んでようとブンブン踊るので回りに空間できてるし、
空いてるミロンガじゃソルターダやセンターダをかけてくるまでいる!)






しかし人が集まるプラクティカはミロンガのように数多くはない。
選べるほどはない。

これはやはりいくら増えたとはいえ若者のタンゴ人口が年配者に比べてまだまだ少ないということ。



月曜 マルコム 9時~0時(最近人少ない) スンデルランド 8時~10時
火曜 プラクティカ X  10時~2時 
水曜 マルコム(中級)  10時~1時    ビルータ 1時~4時
木曜 ビルータ(イベントやりだしてから人増えた)    1時~4時  
金曜 マルコム  11時~3時
土曜
日曜 ビルータ   1時~4時



他にもプラクティカはちょこちょこやってるが人は少ない。
クラスなどの延長系で先生が見てくれるプラクティカ・ギアーダというのもある。

ウルキサの本拠、スンデルランドのプラクティカだけはちょっと特別でサロン系。
あまりヌエボなこととかはしにくい。
ペアで来る人が多く、サロン系のプロがよく来る。








若者達はやっぱり踊りたいときは踊りたいっ!!

プラクティカではみんなガンガン誘いにいく。
いちいち目が合うのなんて待ってられないっ。






でも基本的には男性が誘いにいく。

仲がよければ女の子から誘うことも多く、オレも座ってるとよく誘われる。

が、直接知らない男の人に女性から
「踊りませんか?」と誘うことはやはり難しい。(たまに声かけられるけど)





若い男の子達は熟練のさん達とは違い「シャイ」なので、知らない女の子はあまり誘わない。

新しい女の子はそうとう上手いか、かわいいか、でないと上手い男の子からは誘ってもらえないのだ。






そして、こういう人の集まるプラクティカは完全実力社会
上手いアルゼンチン人男性は上手い女の子しか誘わない。




もちろん基本的に上手いのはアルゼンチン人のヨーロッパ遠征レベルのプロたち。
はっきり言って彼らはほんとに上手い女の子しか誘わない。
アルゼンチン人の女の子が多いが外国人でもすごく上手ければ誘われる。


このレベルのプロたちは「かわいい」だけではまず誘ってこない。
むちゃカワいくてそれなりに上手いか、めっちゃ上手くないと誘ってこない。



そしてその次にまだ欧州からはお呼びがかからないが上手いプロ。

プロ、アマ問わずそこそこ踊れる奴ら。
中級者。
低級、初心者。

 ここでは プロ、先生だからと言って上手いとは限らない。
   ショーダンサーなどにはサロンでは中級、低級レベルのプロも多数いる)


となんとなくピラミッドな感じ。






何がそうさせているかというと、
男性陣はある程度踊っていると自分のレベルが分かってくるからである。


やっぱりいつも自分より上手い人とばかり踊ってる女性は誘いにくいし、かと言ってあまり上手じゃない女性を誘いたくない。
と、いうことで大体自分のレベルに合った女性を誘うようになってくる。



プラクティカはミロンガのようにむちゃくちゃ混んでいることはあまりないので人が踊っているのをよく観察できる。
誰がどれくらい踊れるか、すぐに見分けが付くのだ。



だからこういうプラクティカではトラディショナルのミロンガのように誰でもお構いなしに誘うことはない。
もともと知っている女性か、自分のレベルに合うと思われる女性を誘うのである。

もちろん自分のレベルを勘違いして上手い子ばかり誘ってる奴もいるけど。。。






女性から見れば、自分を誘ってくる男性のレベルが大体自分のレベルということ。







単純に女の子は成長が早いのでこっちに長くいれば自分を誘ってくる男性のレベルが徐々に上がってくるので自分の成長を確認し易い。
(友達のKちゃんは成長がめちゃ早く、みるみる誘ってくる男性が変わっていくので見ていておもしろい。)








「アルゼンチン人より外国人のほうが上手い人が多い」

という外国人女性がときどきいる。




長期滞在してない外国人男性はアルゼンチン人にちょっと引け目を感じる人が多い。
やっぱりアルゼンチン人上手いやつ多いもん。

で、そういう男性陣は自分のレベルに関係なく外国人の女の子を誘うのである。
「アルゼンチン人女性は上手い」という先入観があるので誘いにくいのだ。

それは男性本人の上手い下手に関係ない。ただの自信の問題。
最近は外国人でもメチャ上手いやつが増えた。



だから外国人女性はアルゼンチン人の上手い男性とはあまり踊れないが外国人の上手い男性とはよく踊れるのでそう感じるのである。












というブエノスのミロンガ、プラクティカ事情をふまえた上で、


次回 「ミロンガで誘ってもらうテクニック!?」に  つづく!!






             mis---ioT-n-o



                                  febrero 2009






ブエノス・アイレスのミロンガ事情 トラディショナル編

2008年06月15日 13時54分24秒 | アルゼンチンタンゴ
ブエノス市内には80以上のミロンガが存在するらしい。

実際にはあまりに多すぎるのとしょっちゅう出来たり潰れたりするのでいくつあるかは分からん。


月曜日が他の曜日よりちょっと少なくて、やっぱり週末は多いしどこも混んでる。






まず理解して欲しいのは
「サロン(場所)とミロンガ(イベント?)は違う」 

ということ。





ミロンガによって主催者が違うので同じサロンでもまったく客層も雰囲気も違ったミロンガになる。



たとえばオレがいつも行くサロン・カニングも月、金はパラクルトゥラル。
火曜はミナ・ミロンガ、木曜はマノ・ア・マノ、土曜はプーロ・タンゴ etc...

と主催者が違うのでミロンガの名前も違う。



もちろん夜だけじゃなくて夕方のミロンガもあって場所的に人気のある「イデアル」なんかは毎日、…と、ずーとミロンガやってる。



メインのの部門はだいたい12時くらいから朝まで。
夕方部門は3時から8時とか6時から10時とか。
8時から2時っていう微妙な時間帯のところもある。






ブエノスにはこういうサロンは無数にあって主催者がそこを借りてミロンガを開く。






              






現在人気のあるミロンガ(サロン)は 


月曜  カニング
火曜  ポルテーニョ・イ・バイラリン
水曜  エル・ベッソ
木曜  ニーニョ・ビエン
金曜  カニング、ラ・ビルータ、スンデルランド、エル・ベッソ
土曜  ラ・ビルータ、スンデルランド、エル・ベッソ
日曜  ラ・グロリエタ

                    etc...




こういった有名なミロンガは客層も広く、上手い人も多い。
上手い人は上手い人と踊りたいので集まってくるのだ。

外国人も多く(1~3割くらいは外国人)、誰でも入りやすい。
(外国人がよく行くのは10~15ヶ所くらい)



他にも外国人にはあまり知られていない地元ミロンガがたくさんあって地元民が集まる。

そういうミロンガに外国人の若い女の子がひょっこり行ったりすると大人気で誘われまくったりする。アジア人だと一目で分かるしね。








そして、ブエノス・アイレスのミロンガでは皆さんご存知 カベセオ と呼ばれる視線 を送って相手を踊りに誘う合図がある。


ミロンガによっては男性席、女性席、カップル席と分かれていてカベセオしやすい席配列になってるとこもある。
(グループで来てる人たちが多いミロンガもある)




苦手な人もいると思うが楽なシステムだと言えば楽なところもある。






男性はわざわざ席を立って誘いに行かなくてもよい。


女性が直接声をかけ難い席に座っていても誘える、誘われる。


踊りたくない人とは目を合わせなければいいので直接誘われて断るよりも、女性も男性も精神的ダメージが少ない。


などである。







大変なのは狙われてる時。


ひたすら「ジィっ~」 と見つめられ続けるのでその人と踊りたくないときはそっちが見れなくなってしまう。


その人の近くに踊りたい人がいると困る。




まぁ、目が合っても首を振って断れる、つまり

「君じゃないよ、となりだよ」
と言えるのでいいんだけど、狙われてるときはほんとにずぅ~っと 見られてるのでツライ。






日本人はこういう「アイ・コンタクト」苦手かもな~。



オレはカベセオもするが「このタンダは絶対この子と踊りたい!」というときは直接声をかけに行く。

若いミロンゲーロたちはオレと一緒で誘いたいときはバシバシ自分から声をかけていく。
(直接誘いに行きにくい席配列になってるミロンガもある)




熟練のじいさん達は動くのもメンドクサイのであんまり動かないが、若くてかわいい子が来たときはガンガン送ってくるし、ばあさんたちには直接誘いに行かないのにカベセオをわざとスカしても直接誘いに来る。



日本人の女の子はやっぱ人気高いみたいで初めて行ったミロンガでもよく誘われている。
もちろんそのあと口説いてくるのがミロンゲーロのミロンゲーロたるところ。




ガビートにしてもピベにしてもフラコ・ダニーにしても有名なミロンゲーロはやっぱ若い子好きだよな~。
すぐ声かけてくるもん。

で、若い女の子横にハベらかしててカッコいいんだよな~。




    オレも早くああなりたい!! 







と、いうのがトラディショナルのミロンガ。







次回 「プラクティカ編」、次々回「?」に  つづく。



っていうか、
次々回がメインだったんだけど、説明長くて3回シリーズになってしまった。
メイン短いのに前フリ長すぎだっちゅーの。









             mis---ioT-n-o



                                  febrero 2009





やっぱり肉がない。

2008年06月14日 12時44分04秒 | その他
今週初めから農蓄業関係者が道路を封鎖して肉などが流通しないようにストをしてたんだけど、
結局すぐにトラブルがあったみたいでストは中止。





それを聞いて、

「やった、スト終わって肉喰えるんやーっ!!」 

と喜んだのも束の間。






「NO PARO EL PARO!」 

結局翌日すぐにストは再開されたらしい。







おかげでやっぱりスーパーには肉がほとんどない。





とりあえず今回は肉はあるんでちょっと助かった。

しかし今度は7月9日までだっていうからちょっと長い。







あ゛~、日本の焼肉 喰いてぇーー 








             mis---ioT-n-o



                                  febrero 2009





ポチョ & ネリー

2008年06月13日 13時39分06秒 | カニング
そうそう、あまりにも普段当たり前のように見てるので紹介するのを忘れてた。


毎月一回はカニングでデモるパレハ。
いっつもカニングに踊りに来てる。






テクニックを見る、派手な技を見る、一体感を楽しむ、、、etc
デモを楽しむには色んな方法がある。


そして音楽が聴けるようになってやっと楽しめる方法もある。





昔はぜんぜんその良さが分からなかったが「音楽の流れ」が理解出来てきてやっとそのすごさがマジマジと分かった。



ポチョ & ネリー Pocho & Nelly




この2人まったく音楽が止まらない。

CDの音楽にぴったり乗って踊っている。





もちろん若い人たちのようにテクニックはない。
ステップは落ちているがその「落ち」を利用して音楽に合わせて動いている。

この踊り方の中では完璧に身体の動きをコントロールし、リードしているのだ。




刻むところは刻み、タメるところはタメる。
取る楽器を聞き分けて、そのをしっかり表現している。





ここまで音楽に乗れて踊れるダンサーは名のあるダンサーでも滅多にいない。

まさに 「スーペル・ミロンゲーロ」 だ。






             mis---ioT-n-o



                                  febrero 2009





ふしぎの種

2008年06月12日 13時44分17秒 | その他
腰を痛めたので久しぶりに整体屋さんに行ってきた。

いつも行ってる「健康堂」。





ここんとこずっと調子良かったので1年ぶりくらい。


久しぶりに行ったらもう先生はこっちの状態を知ってるのでとりあえず脚の長さを揃えてくれた。





どうしても腰椎の周りの筋肉が骨盤をを引き上げて右脚が短くなるのだ。
今回は3Cmくらい長さが違った。




いつも右脚が短くなるので前に歩くとき、自分のコントロールしているところに右足の踵が届かないことが良くある。

仕方ないのでそういう時はつま先から着く。
ヒザの使い方が分かってるので問題はないがやはり歩きにくい。





最初の頃は5cmとかの長さの差が出ることもあって大変だったが、
3cmくらいならそれほど問題もない。


タンゴを踊るようになってバランス感覚が良くなったので脚の長さが違うのはすぐに分かる。
身体が上半身を床と平行に保とうとするので短い方が届かないのだ。




普通の人も1、2cmは違うらしいが普通の人は平衡感覚を気にする必要がないので長さの差に気付かないらしい。





          
                   






一通り、いつものようにマッサージや針治療をしてもらった。






先生はこっちで整体屋をやっているのでタンゴダンサーもよく診ている。


何年か前に藤原○香がタンゴの撮影に来たときに無理して身体が動かなくなった時も診てあげたんだって。
(そのとき先生は藤原○香のことを知らなかったらしい。)




やはりタンゴの人は腰を痛める人が多いみたい。
そしてオレ的にいたのは腰以外では肩を痛める人も多いということ。



たしかにタンゴダンサーというのはオレのようなミロンゲーロではなく、職業のショーダンサーが多いのでそう考えると納得である。


つまりリード&フォロー重視ではなく、アクロバットや見た目重視のショーダンサーたちは肩や腕に力を入れて上半身を固めて踊る人が多いのでそうなるのだ。

サルトなんかも腕で持ち上げてる人結構いるもんな。









そして最後に

「これ1週間くらい貼っといて下さい」

と言って貼られたのは黒い小さな粒。 



「なんすか、コレ?」 

と聞き返したら先生も知らないらしい。




「何かの種みたいだけど業者も知らないって。
でも実際これ貼ると痛みが取れるって人が結構いるんです」



とりあえず取らずに貼ってるけど効いてるのか効いてないのか良く分からん。。。
中国製らしいが、確かにあんまり痛くない。


たぶん効いてるんだな。

効いてると思おう。



「病は気から」 だしね。 






             mis---ioT-n-o



                                  febrero 2009






たまにはお休み。

2008年06月09日 11時22分34秒 | その他
最近 新しい身体の使い方を研究してて

「もっとディソシアシオン出来るんじゃない?」

といろいろ無茶なこと試して踊ってたら腰が痛くなってしまった。

どうも限界を超えてたみたい。
右側のディソシアシオンが痛くて出来なくなってしまった。







4年ほど前のある朝、

起きたら 右腰が激痛で脚全体がシビれていた。


こっちの色んな病院、整体屋さんや針灸師さんに診てもらったが全く治らず、
レントゲンを撮ってもらって出た結論が、



「生まれつき第5腰椎が開いてる」 



のが原因だろうということだった。 良く分からんが。。。



とにかく何十人かに1人もともとそういう背骨になっている人がいるらしい。
どうもオレはそれに当たっていたようだ。

知らんかった。







そしてシビレは減ったものの腰痛を抱えたまま2年が過ぎ、 

たまたま日本旅館に泊まりに来た整体師パッカーの兄ちゃんに相談したところ、


「たしかに仙骨が後に、第5腰椎が前に突出してますね」

と、言われた。






それを聞いたオレは

「前に出てるなら後ろに押し込めばいいじゃん!」 (安易

と、背中を丸めて背骨の後ろ側をむりやり開き (ブチブチって音がした)、
腹筋で腰椎を後ろに押し込んだのだ!!


すると、なんといたことか背骨が真っ直ぐになってしまった。
それまで「いい姿勢」を作るのにすごく力を入れていたのに簡単に出来るようになってしまったのだ。

軸をまっすぐに保つのが簡単になった。
つまりオレがずっと猫背だったのはこの骨格異常のせいだったわけだ。

まだ第2頚椎が後ろに出てるらしいがそれは首から上なのでそれほど問題ない。




   自己整体で身体を治す!
(いい子のみんなはマネしないでね。ほんとにキケンだから










あれから2年、もちろん完治はしないけど大分調子は良くなった。
ここ最近はとくに調子よくて自分が「腰痛持ちだ」ということすら忘れていた。

調子に乗ってムリし過ぎたと言うわけだ。    





久しぶりにめちゃくちゃ痛めてしまってここ一週間くらい休養中。 



でも仕事でビラ撒きに行ったらやっぱ踊りたくなるんよねー。
女の子たちからも誘われるし。

右向のディソシアシオンをあまりしないように踊るんだけど、ムリやっちゅーね。

結局痛めて帰ってまた治りが遅くなる、という始末。







それにしても久しぶりに「ピキッ!」ときたときは
「もう踊れんのとちゃうか?」  と思った。




そういや、4年前もそう思ったなぁー。








「もし治らんかったら、完全セントロリードの
     超ミロンゲーロ・スタイルに転向しようかなぁ。」


ミロンゲーロならそんなにディソシアールしゃんでもええし。
バックサカーダとか出来へんもんな。



オレは結構ミロンゲーロ・スタイルもなのだ。


やっぱり前傾の踊りはその分相手を感じやすい。
オープンで踊ると相手の身体は感じられるけど中には入れないもんね。






などと腰痛くて動けなくても踊ることはアキラめないとこがおかしいよね。

おかしくなけりゃこんなとこで何年もタンゴやってないって?



いわゆる 「タンキチ

いやマニアックだから 「タンオタ」かも。






、、、、、「オタク」 はいやだな。。。



とりあえずちょっとの間おとなしくしとこ。。。










             mis---ioT-n-o



                                  febrero 2009





フェデリコ&カロリーナ

2008年06月06日 15時17分06秒 | プラクティカ X
おまたせーーーっ!!
久々のデモレポート。


この2人、土曜にビルータでもデモったんだけどビルータは高い(13~15ペソ)ので火曜のX(8ペソに上がった)まで待って見て来た。







現在ビミョーにピンダンサーになってるお兄ちゃん、フェデリコ・ナベイラの今回のパートナーは、、、、

じゃじゃーん!!

カロリーナ・デル・リベロ 

ファビアン・サラスの元パートナーだ。






今年のCITAの後、カロリーナが

「ずっとブエノスに残ってるなー」

と思ってたんだよねー。
ファビアン・サラスはアメリカに住んでてあまりブエノスにはいないのだ。




ほんとか嘘かは分からないけど、
元弁護士のファビアン・サラスがカロリーナの才能を見つけて

「コイツは離せんっ!!」 

と思い、
何年間かパートナーを組むように契約させたらしい。



もしほんとならその契約が切れてカロリーナは晴れて自由の身。
毎日チチョや他の有名ダンサーたちと水を得た のように踊りまくっている。

というわけだ。





ピンになったカロリーナの最初のデモ・パートナーがフェデリコ・ナベイラ。







フェデリコもちょっと前までコリーナ・エレーラと組んでたのに、なぜかコリーナは海坊主ラウルと一緒にブルホでクラスやってる。

ラウルと完全パレハだったカリーナも踊りには来てるけど、、、、



状況がよく分からず、ブルホの先生マルティンに「どうなってんの?」って訊いたら、

「俺もわからん。世の中には説明できないこともあるんだよ」 

と言っていた。








フェデリコ&カロリーナ Federico Naveira & Crolina del Rivero




いやー、あいかわらず上手いねぇ~、フェデリコ。
こいつは上手すぎて話にならん。
どんどん上手くなっていくし。


見てよ、この余裕綽々、お茶の子サイサイな踊り方。
どんな難しいことも

「ふんふん、ふ~ん」 

となにごともないようにやってのける。



まったく緊張する様子もないし、普通にプラクティカで踊ってるみたいだ。
技術面ではまさにアルゼンチンタンゴ界トップレベル。

スゴ過ぎ。




ただ表現力がちょっと足りないかな。
音の取り方はおもしろい、いや、すごく上手い。
音で遊べてる。
でもそれをどう魅せるか、というのはまた別問題。

マニアックにテクニックを見てるなら満足だけど、一般人ウケは難しいと思う。



技術力は低いが音楽を魅せる親父とは対照的だ。




ま、フェデリコにはあんまりそういうことはどうでもいいみたいだけど。
いつも、

のほほ~ん

としてていい感じ。

「ボン」でほんとにサラブレッドの天才ダンサーだ。








そして今回の主役、 カロリーナ。


彼女も上手いねー。

最近色んなダンサーと踊ってるのを見て

「ほんとに上手いんだぁ」 

と思った。



ファビアンと踊ってるのしか見たことなかったからどれくらい踊れるのか分からなかったのだ。


フォロー&身体の使い方は完璧。
すごく上手いね。


ただ個人的な好みを言うとこういうリズム系の動きは好きじゃない。
1歩1歩に深みがない。
どのステップも同じに見えてしまう。



この前CITAで見たときは

「デカくなったなぁー」 

と思ったけど今回は髪をアップにして黒のトップで細く見えるようにしてた。

エラい!

長い脚もよく見える。







ビデオ見れば分かると思うけど。
今回のこの2人の組み合わせはすごく良かった。






これからカロリーナがブエノスで誰と組んでやっていくのかすごく楽しみー









             mis---ioT-n-o



                                  febrero 2009






日本旅館 麻雀用語辞典

2008年06月05日 17時10分20秒 | 日本旅館
と、いうわけで
リクエストにお答えして始まりました。


   日本旅館 麻用語辞典


はっきり言ってそんな何回も書くほどないと思うンやけど。。。







とりあえず、思いついたのから







最初は        染めっ子

読んで字のごとく、「染め手」
混一、清一

一色に染めてる奴のことを指す。  



わかりやすっ!!

「ミスター染めっ子」などとも言われる。

ちなみに言い出したのはオレ。       









そしてお次は   はしっこ好き好き君


これもわかりやすいなー。

純チャン、チャンタ 

端っこを集めてる奴のことをいう。 




2つ並べると分かりやすいと思うけど「染めっこ」と「はしっこ」が掛かってる。

「はしっ子」にしようとして読んだらそのまんまだったので無理やり
「好き好き」を繋げて作った、
という作者の安易な考えがバレバレである。 


誰が言い出したか言うまでもない。。。  








             mi-----oT-n-o

                                  febrero 2009





アルゼンチン タンゴ 安全情報

2008年06月04日 14時52分19秒 | アルゼンチンタンゴ
昨日 カニングに行ったら入口のところに
こんなビラが貼ってあった。





訳すと


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         女性の方々 ご注意!!

     知らない方々、

     これが ロベルト・エレーラ

     タンゴ界では女性を殴る男として知られています。




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たしかに有名なんだけど多分誰か殴られた人が腹いせに貼ったのだろう。

今日パレルモを歩いていたら他にもそこら辺にいっぱい貼ってあった。




ちなみにマジックで落書きしてあるのは

「でも 他にいるよ!」

だってさ。



ほんとかどうかは実際殴られた人に会ったことがないので分からないけどそういう噂はよく聞く。
ロベルトだけじゃなくてね。



アルゼンチンのタンゴ界ってドロドロしてるなー。


こわー。