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プルトニウムの性質

2011-03-29 | 日記
47NEWS」の「プルトニウム検出の意味は」( 2011年03月29日 )

 東京電力福島第1原発の敷地内の土壌から、毒性の極めて強いプルトニウムが検出された。どんな意味があるのだろう。
 Q プルトニウムの特徴は。
 A 人体への影響が極めて大きいアルファ線を出す。同位体のうち、代表的なプルトニウム239の半減期は約2万4千年と非常に長く、体内に入ると放射線を出し続け、排出されにくい。核分裂を起こし膨大なエネルギーを出すため、核兵器の材料にもなる。
 Q アルファ線とは。
 A 透過力が弱く、空気中では3センチも進めず、水も通り抜けられない。しかし、呼吸などで体内に入ると骨や肺に沈着して、強い発がん性を帯びるため非常に厄介だ。破壊力はヨウ素などから出るガンマ線の約20倍ともいわれる。
 Q 健康への影響は。
 A 今回検出されたうち、事故の影響と考えられるプルトニウム238の濃度は、2地点のうちの高い方で土壌1キロ当たり0・54ベクレル。東電は「通常の土壌中の濃度と同じ。人体に問題になるものではない」と説明している。経済産業省原子力安全・保安院や専門家も、ただちに健康に影響はないとの見解だ。
 Q どこまで放出されているのか。
 A プルトニウムは重い元素であり、遠くには飛びにくいと考えられている。ただ、今回は原子炉建屋の外でも高濃度の放射性物質が検出されており、専門家は「動向をチェックすることが必要だ」と指摘。東電は今後も土壌を定期的に採取して調べるとしている。
 Q 今回の事故でこれまでに検出されたヨウ素やセシウムとはどう違うのか。
 A 気体となって放出されるヨウ素やセシウムと違い、プルトニウムは沸点が約3232度と非常に高く、気体状になる前に溶け出したと考えられる。これは、損傷した燃料そのものが水に混ざって外に出ていることを意味し、より深刻な状況になったといえる。
 Q どこから出てきたのか。
 A 3号機ではプルトニウムにウランを混ぜた混合酸化物(MOX)を燃料にするプルサーマルを実施しているので、ここから出た可能性がある。ただ、プルトニウムは原子炉内でウラン燃料が中性子を吸収すると生成されるため、ほかの号機の燃料にも含まれている。現時点では出所の特定は難しい。
 Q 今後の対策は。
 A これ以上放出が続かないようにしなければならない。燃料が損傷するのを抑えるため、原子炉や使用済み燃料プールの冷却をこれまで以上に強化し、封じ込めることが求められる。


 プルトニウムの性質と、推定される出所が報じられています。



 上記によれば、プルトニウムの特徴は

   (1) 半減期が長い (約2万4千年)
   (2) 体内に入ると排出されにくい
   (3) 空気中で3センチも進めず、
     水も通り抜けられないアルファ線を出す
   (4) 質量が大きく、遠くには飛びにくい
   (5) ヨウ素やセシウムと違い、
     沸点が非常に高い(約3232度)

です。とすると、

   プルトニウムは拡散しづらく、
     放出する放射能も遠くまで届かないので
   プルトニウムが体内に入ったり、
     体に付着しなければ問題ないが、

   半減期が非常に長いので
     体内に入れば極めて危険

ということになります。



 ところで、上記報道には、
今回検出されたうち、事故の影響と考えられるプルトニウム238の濃度は、2地点のうちの高い方で土壌1キロ当たり0・54ベクレル。東電は「通常の土壌中の濃度と同じ。人体に問題になるものではない」と説明している。経済産業省原子力安全・保安院や専門家も、ただちに健康に影響はないとの見解だ。
とあります。

   2地点のうちの高い方で
     土壌1キロ当たり0・54ベクレルだが、

   東電によれば、これは
     「通常の土壌中の濃度と同じ」

というところが、すこし気になります。これだと、

   2地点のうちの低い方は、
     「通常の土壌中の濃度以下」

ということになります。変だと思いませんか?



 もちろん、場所によっては「通常の土壌中の濃度以下」が測定されることもあるでしょう。その可能性は否定しません。

 しかし、「安全だと強調したいのではないか」という「疑い」は残ります。
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