MD*DIARY

2024年6月です。
今年は、酷暑になり、残暑も厳しくなるようです。
体調を崩さないよう気を付けたいですね。

『阪急電車』

2011-05-05 21:48:56 | 皐月

お久しぶりです。

お久しすぎるっていう件はとりあえず置いておいて。

先日、チョッコさんも話題にしていたけど、私もちょっと書かせて下さい。

 

 

『阪急電車』 

映画、見に行った方いらっしゃいますか? 
今日はそのお話を、少しさせてください。 

いや、まじめなんは関係ないっす。いま、普通に文章が書けないだけです。←缶チューハイ2本半空けてますから 


私と『阪急電車』の出会いは、高3の3月です(多分)。 
姉が読み母に薦め、母が私に薦めてくれた本でした。 
私は、第一志望の大学に落ちて、仕方なく滑り止めだった大学に行くことになりました。 
自分が情けないのもあるし、あーっていう気持ちもあって。 
確かに部屋を決めに行った時、わくわくもしたけど、でも、自分の情けなさの方が確かにいっぱいで。 
もう仕方ないって思ってても、どうしようもなく情けなくなってしまっていたのもあったんだけど。 

そんなとき、母に薦められた『阪急電車』。 

「時間があるなら読んでみたら?」 

姉さんも母もいなかった、誰もいない昼間のお家で、涙流しながら一気に読んじゃいました。 

読み終わったときの感想は、 
こんなところなら、住んでみてもいいかも 
そんなことを思いました。 


私が一番泣いたのは、関学に行きたかった高校3年生の話のところなんだけど 
すーっごく共感してしまった。 
まるで私の心を代弁しているようで。 


情けない気持ちはまだ残っていたけれど、 
『阪急電車』のおかげで、少しは住むことへ前向きになれた。 

こんな素敵なところなんだって 


暗くなったり、もう嫌になってしまったこと、 
一人暮らしして、何度もあったけど、くじけそうになるたびに、この本読んで、あーこんな素敵な所に住んでんねんな 
って、自分を勇気づけたりした。 
住んでみて、土地勘がついてから読むと余計に面白くて、奥が深くて、わからなかった部分も笑えたり納得出来たり。 

いつ読んでも、泣くのは決まって、えっちゃんのところだったんだけど。 


私の大切な本が、映画化される。 
キャストはばっちり(まー、大学生にしてはふけてるやろっていうふたりもおんねんけど) 

観てきました、3日。 
母たちも3日の朝イチに見に行っていて、感想は上々。期待値は上昇。 

観て。 

開始5分で涙が出てきました。 
あー、 
こんな素敵なところに住んでんねんな、って。 

宝塚大劇場と、あの橋と、阪急電車っていう風景、大好きなの。 


こんなところに私住めているんだ。 
こんな良い電車に、私は日常的に乗れているんだ。 
ここに住めて良かった 

本当に思えた。 
出てくる風景が、【どこかの、町】ではなくて、確かに【私の、町】だった。 
うん、自慢に思えた。 

私、阪急電車の今津沿線の駅が最寄です。 

私の自慢。 


この地域、学校にこれてよかった。 
最近凄く、そう思える。 

素敵な友達に出会えて 
素敵な先生に出会えて 
素敵な彼に出会えて 

ここに来てよかった 
きっと、この学校に来たのは私の運命だったんだ 
こう思えるんも『阪急電車』 のおかげかな、なんて言ったら大げさかな。 

けど 

あの本に出会って、 
この地域の良さをしれてよかった。 



そんな、私の思い出の本を原作とした映画『阪急電車』 

ほっこりして、 
凛とした女性たちの生き方に憧れて共感して涙して 

すーーーっごく素敵です。 

映画を見た方はぜひ原作を読んでみて 
原作知らないひとも、ちょっと映画観てみて。 

気に入ってくれたらうれしい 
私、こんなところに住んでます。 

大学生4年目にして、自分の幸せをかみしめてます。 

ありがとう 

本にも 
今私のそばにいてくれるみんなにも 

ありがとう 

そんなことにあふれさせてくれた、映画でした。本でした。 







あーいまからBOSSだっ(((結局コレ)


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