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ロンドンから徒然に

レッド・カーペット

2008-01-29 | 音楽
 ヨーロッパのホテルの料金は、大抵ハイ・シーズンとオフ・シーズンの二通りに分かれますが、カンヌではさらにハイ・シーズンよりも高い期間が存在します。
 そうです、カンヌ映画祭の期間中なんですね。僕が昔泊まったホテルは、その期間がべらぼうに高かった記憶があります。もちろん高級ホテルは皆スターや業界の偉い人たちが押さえるのでしょうから、いくら高くても問題はないのでしょうが。

 さて、その映画祭の時にレッド・カーペットが敷かれる会場の中に毎日足を運んでいます。残念ながら、あの階段が入口にはなってはいませんが。
 今日は業界人によるコンファレンスにずっと続けて出席しました。U2のマネージャーの Paul McGuinness氏や、コカ・コーラ社のブランド・マーケティングをやっているMark Mathieu氏の興味深い話を聞きましたが、何と言ってもハイライトはピーター・ガブリエル Peter Gabrielが対談を行ったことです。足を怪我して松葉杖で現れました。そのせいか残念ながらパフォーマンスはなかったのですが、すぐ眼の前で話を聞けて感動ものでした。

 今日の夜はイギリス勢によるライヴ・パフォーマンス。6時からアコースティック、8時半からロックやアーバン・ミュージック(その他ジャズも別の会場で)が披露されたのですが、さすがにUKのアーティストの底力を感じます。昨年はこの催しでエイミー・ワインハウスが演奏したと思うと興奮します。

 最後まで見たかったのですが、実は今カンヌに宿が取れなくてニースのホテルに泊まっています。最終電車で帰るのもリスキーなので、昨晩も10時半の電車に乗ったのですが、なんと今日はその電車が動かなくてバスで帰る羽目になりました。おかげでホテルに着いたのは深夜過ぎです。疲れました。