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ロンドンから徒然に

ロンドン移民街

2008-01-07 | 旅・イベント
 地下鉄の表示を見ていて、いつも気になるのが終点の地名です。いつもアナウンスで聴くので耳慣れてはいるものの、わざわざでなければ殆ど訪ねる機会もないところが殆どです。(ヒースロー空港とウィンブルドンは行きましたが)

 エッジウェア・ロードEdgware Roadはそんな中では、すぐに行けるところなので、今日思い立って電車に乗りました。
 降りるとすぐに目立つアラビア語の看板。そうです、ここはアラビック街なのです。それでも街はこざっぱりしていて、同じ移民街でも他のところよりも洗練されている気さえしました。
 美容院の看板に、カットが6.5ポンドとの表記があります。やっぱりこんなところまで来ると安いんだ。実は昨日セントラルで髪を切ったら50ポンド(約11,500円)も取られて、高いなぁ、と驚いていたんですよ。

 改めて、自分が住んでいるアールズ・コートEarl’s Courtを調べてみて、この辺りはKangaroo Valleyと呼ばれているのを知りました。
 昔はこの辺りの家賃が安く、借りるのも簡単にできて、オーストラリア人がたくさん住み着いていたらしいのです。但し、説明は全部過去形のwasで書かれています。そうなんです。けっこうこの周辺も今は高くなって住みづらいのです。
 それでもAustralia Dayだとか、スポーツ・イベントでオーストラリアが勝利した時などは、今でも皆がここに集って祝うとのことです。

 この辺りで聞く訛りの強い英語を、ロンドン訛りだとばかり思っていましたが、もしかしたらオーストラリア訛りだったのかも。