白黒ブログ~続カウンターの内側から~

カウンターの内側目線&店の外のマスターの顔

縁と奇跡のフィンランドの旅 その1

2013-02-14 03:18:54 | Weblog




今回の旅のメイン、写真展。
ヘルシンキのギャラリーLOKAL
1月31日から3月27日の長期にわたって開かれている "HEI NIPPON" 展。
そこに "Tokyo Back Street Project" というタイトルで
22点の写真を出している。

昨年ヘルシンキを訪れた時に
私の写真を見て気に入ってくれたマルヤッタ・レヴァント(愛称プティ)が
今年6月に来日した際、LOKALでの展示の話を持ってきてくれた。
彼女は今回の展示のキュレーターを務めている。
実はペッシのお母さんで、国立アテネウム美術館で学芸員を務め
パリのフィンランド・フランス研究所の所長もしていた
フィンランド美術史及び美術教育の第一人者なのだ。

今回の展示だけでなく
公私ともにお世話になっている
小柄ながらキリッとした、でもとってもキュートな人。

そして、壁に日本(一部韓国を含む)の路地裏の写真を展示するなら
フィンランドで活動する日本人アーティストや
日本にゆかりのあるフィンランド人アーティストの作品を集め
日本・フィンランドの関係を深めようということで
"HEI NIPPON" というテーマになったようだ。

1月28日の真夜中にヘルシンキに到着。
29日にLOKALに挨拶に行き、オーナーで自身も写真家のカティヤ・ハゲルスタムと会う。
彼女もまたパワフルで明るくて温かくて、すごくチャーミングな人。
彼女の人脈にはびっくりする。





1月30日の夜、オープニング・パーティー。
出展しているアーティスト達や
プティやカティヤの知り合い(それが、ものすごいメンツ。普通は会えないような人たちがいっぱい)が
大勢集まり、
私のために駆けつけてくれた友だちもたーくさん。

久しぶりに再会できたフィンランドの友人たちは
みんな展示開催を本当に喜んで祝ってくれた。
幸せだなあ。
それに、この展示で知り合えた数多くのアーティストたち。
フィン人も日本人も、出展している人も見に来てくれた人も。

この人たちと友だちであること、知り合えたことが
一番の財産だと、心から思える。


というわけで
展示が無事スタートしたのを見届けて
2月8日にヘルシンキを発った。

まずは展示についての報告でした。

縁と奇跡のフィンランドの旅 その2 へ続く。