MARU にひかれて ~ ある Violin 弾きの雑感

“まる” は、思い出をたくさん残してくれた駄犬の名です。

ケーキの後のハプニング

2009-01-06 00:08:21 | 私の室内楽仲間たち

01/06  私の音楽仲間 (9)

         Brahms の 弦楽六重奏曲第2番

            ケーキの後のハプニング



           私の室内楽仲間たち (8)



         これまでの 『私の室内楽仲間たち』



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               誤解されるブラームス
                 一途なアガーテ
                 月明かりの歌声
             音符でどこまで表現できるか
                 急いては事を…
                   嘆きと破局
                 自虐的なトリオ
                 悲しみは尽きず
                 愛~悔恨と情熱
               化粧を排したブラームス
                 ホ短調のアガ―テ




 最初に音源です。


 Violins - Pina Carmirelli, Jon Toth

 Violas  - Philipp Naegele, Caroline Levine

 Cellos  - Fortunato Arico, Dorothy Reichenberger




        [第Ⅰ楽章  

        [第Ⅱ楽章

        [第Ⅲ楽章  

        [第Ⅳ楽章





 この六重奏曲、実は、"私の室内楽仲間たち (4)"
の日にも演奏していました。 そのときのメンバーは、

 私とUさんが Vn.、Viola が BさんSaさん
チェロがSiさんMさんでした。




 今日は、私、SuさんEさんOさんSuさんSiさん
という顔ぶれです。


 Siさんについては、(5) でも触れました。


 Viola のEさんとは、音を出してご一緒するのは
初めてです。

 「六重奏のような大きいものは久し振りだ」
と言っておられましたが、どうしてどうして、弾くのも正確
だし、曲もよくご存じです。

 チェロのSuさんいわく、
「Eさんは、徹底的に勉強してくるからな…」
とのことですが、Brahms の Viola にこういう方がいる
というのは、本当に心強いことです。




 そのチェロのSuさんですが、実は "縁結びの神"!
この団体に私を紹介してくれた、張本人です。 お蔭で、
今年は大変楽しませていただきました。





 このSuさんについて、書き落とせないことが、もう
一つだけあります。 このブログに掲載している
"漢字クイズ" の由来を辿っていくと、実は彼が
"共犯者" なのです。

 これについては、先日ご紹介したとおりです




 その記事を載せたのは、年が明けた 1/3 ですが、
この六重奏の練習が行われたのは、まだ昨年の
クリスマス前のことでした。

 幸いにも、共犯者を密告する前だったわけですが、
次回はいつ顔を合わせることになるのか、気が気で
なりません。 その日が来るまで、しばらく戦々恐々
の毎日が続きます。 





 この日の練習は、忘年会を兼ねていました。

 四時間の集いの真中に置かれた、お茶の休憩では、
いつにも増して豊富なお菓子、それにケーキまで用意
されていました。 私たちなりの健全な忘年会で、
六重奏×二組分の人数が集まり、楽しい語らいの時が
持てたのは、まことに感謝の出来事でした。




  




 ところが後半では、思わぬハップニングが私を襲う
ことになります。




 (続く)