わたなべ正博の「万歳録」

日本共産党上田市議会議員「渡辺正博」の日記帳(まんさいろく)
2009年5月3日スタート

しんぶん赤旗・・・今日の潮流 「今も家族による長期間の監禁があるのはなぜか」

2018年05月30日 18時09分08秒 | 日記
 座敷牢(ろう)が今も―。精神障害者が長年家族から監禁させられていた事件が相次ぎ、衝撃が走りました。大阪府寝屋川市の30代女性が隔離された小部屋で監禁され衰弱死。兵庫県三田(さんだ)市では40代男性がプレハブ内の檻(おり)に閉じ込められていました
▼「わが国十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸の外に、この国に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし」。呉(くれ)秀三が百年前、全国の座敷牢など私宅監置の状況を『精神病者私宅監置ノ実況及ビ其統計的観察』にまとめ、こう述べています
▼裸で体をくの字に曲げて横たわる人。柵の間から顔を出す人。東京帝国大学医科大学精神科教授の呉は、治療を受けられないまま精神障害者が幽閉させられるだけの実態に心を痛めたのです

▼病院が足りないうえ、監督官庁の指導で精神障害者を外に出せず、私宅監置をせざるを得ない家族にも目を配っていました。院長を務めた東京府巣鴨病院(現都立松沢病院)では、鎖などの拘束具を廃止し、作業療法を始めました
▼1世紀たった今も家族による長期間の監禁があるのはなぜか。社会や情報から孤立し、精神障害のある本人と家族の望む支援を受けられず、家族の看護だけで暮らしているケースが少なくないからです
▼呉の足跡をたどるドキュメンタリー映画「夜明け前」が来月都内で上映されます。「精神病者の救済・保護は実に人道問題にして、わが国目下の急務と言わざるべからず」。百年前のこの指摘は、今も重い課題として突き付けられています。

障害年金 1010人打ち切り 機構が予告通知 認定審査一元化で

2018年05月30日 18時03分35秒 | 日記
 日本年金機構が障害や難病を抱える人に支給する障害基礎年金の受給者1010人に対し、障害の程度が軽く受給の認定基準に達しないとして打ち切りを予告する文書を送付していたことが29日、分かりました。都道府県単位だった認定審査の手続きを2017年4月から全国で一元化したことが影響したとみられます。当事者や福祉の専門家からは「障害者の生活実態を考慮しない一方的な対応だ」「実態に合わない認定基準こそ見直すべきだ」など批判の声があがっています。

 加藤勝信厚生労働相は同日の記者会見で、文書送付に関し「直ちに支給を打ち切るのではなく、1年後に改めて審査することにしている」と強調。「個々の事例ごとによく検討しながら対応を考えたい」と語りました。
 障害基礎年金は、20歳前や国民年金加入時に病気やケガで障害を負った人に支給される年金です。障害の程度によって1、2級に区分。年間支給額は1級が約97万円、2級が約78万円です。
 厚生労働省が今年4月に発表した障害者の実態調査では、月収9万円未満の人が65歳未満で2人に1人など経済的に苦しい人たちが多数です。障害基礎年金の打ち切りは、生活苦に拍車をかけることになりかねません。
 1000人超に支給打ち切りを予告した対応について、年金機構は「これまでに同様の事例はない」と話しています。

改ざん「悪質でない」 麻生氏が暴言 衆院委

2018年05月30日 18時00分06秒 | 日記
 麻生太郎財務相は29日の衆院財務金融委員会で、学校法人「森友学園」との国有地取引をめぐる決裁文書の改ざん問題について、「少なくとも、バツをマルにしたとか、白を黒にしたというような、いわゆる改ざんとかいった悪質のものではないのではないか」などと答弁し、事態を軽視する重大な認識を示しました。立憲民主党の川内博史氏への答弁。

 川内氏は、公文書改ざん問題について財務省が今後作成、提出する報告書の表題や記述では、「書き換え」ではなく、「改ざん」という表現を使うべきだと主張。これに対し麻生氏は、問題の重大な答弁を行ったうえで、「答弁に合わせて書き換えたというようなことが全体の流れだ」などと発言しました。
 一方で麻生氏は、「小さな話であろうと、大きな話であろうと、少なくとも決裁が下りた文書を書き換えるとかすり替えるとか差し替えるという状況は、極めて由々しきこと」だとして、「深くおわびを申し上げなければならない」とも述べました。
 これに対し川内氏は、一業者との関係ではなく、国民、国会との関係では悪質で重大な問題として捉えるべきだと主張し、麻生氏の姿勢を批判しました。

5月29日(火)のつぶやき

2018年05月30日 04時22分01秒 | 日記