わたなべ正博の「万歳録」

日本共産党上田市議会議員「渡辺正博」の日記帳(まんさいろく)
2009年5月3日スタート

昨日5月1日はメーデーでしたが社会に出て初めての不参加でした

2018年05月02日 07時59分31秒 | 日記
 今日の日本において、賃上げと労働時間の短縮は経済と社会を再生するために待ったなしの課題となっています。
 1886年5月1日、シカゴを中心に8時間労働制を要求して統一ストライキが闘われました。それが起源となって8時間労働日を求める運動が世界中に広がり、世界の労働基準として確立されてきました。
 それから100年以上も経つのに、この日本では未だに8時間労働制が十分には確立されていません。しかも、この8時間労働制を定めた労働基準法は、安倍政権によって風前の灯火となっています。
 働く人々の命と生活を守るためにも、戦後最大の危機を迎えている労働基準法の改悪を何としても阻止しなければなりません。

 アベノミクスの下で大企業は史上空前の利益を上げています。しかし、それは働く人々には還元されず、低賃金で労働条件が劣悪な非正規労働者の拡大によって貧困化が進み、格差が拡大してきました。
 大企業の儲けは内部留保を増やしているだけです。消費者でもある労働者の可処分所得は増えず、内需が衰退し国民経済の発展にも全く役立っていません。
 多くが非正規で働いている青年労働者にとって、結婚や家庭は「贅沢品」だとさえ言われています。これでは少子化が進み、社会が縮小するばかりではありませんか。
 結婚して子ども産み育てることができるような働き方の実現は、日本の経済と社会の将来にとって死活的な重要性を持っています。低賃金で家庭を持てず過労死するような働き方を根絶できなければ、日本の経済と社会は持続可能性を失ってしまうからです。