わたなべ正博の「万歳録」

日本共産党上田市議会議員「渡辺正博」の日記帳(まんさいろく)
2009年5月3日スタート

9月25日(火)のつぶやき

2018年09月26日 04時21分55秒 | 日記

しんぶん赤旗・・・今日の潮流

2018年09月25日 16時06分17秒 | 日記
 マリアナ諸島の南端にあるグアムは日本に一番近いアメリカといわれます。サンゴ礁に囲まれたきれいな海が人気のリゾート地で、結婚式を挙げる若者も多い
▼人口の4割以上を占めるのが先住民のチャモロ人。小柄で褐色の肌に黒い髪が美しい。相次ぐ大国の支配で苦難の歴史を歩みながら、彼らはたくましく生き抜いてきました。チャモロ語の「ハッファデイ(こんにちは)」が島のあちこちで交わされます
▼ウマタック湾には16世紀に世界一周の途上にあったマゼランが上陸した記念碑があります。当時の村人は一行に水や食料を与えますが、船を盗んだとマゼランの怒りをかい、武装兵に殺されたという言い伝えも。330年以上続いたスペイン支配の始まりでした
▼19世紀末の米西戦争で今度はアメリカが支配者に代わります。1941年12月に太平洋戦争が始まると、およそ2年半にわたって日本軍が占領。「大宮島」と名づけ、住民に日本語を強制しました

▼その後、日米が激しい戦闘をくりひろげ、短い期間でたくさんの死傷者を出しました。チャモロ人も犠牲になり、日本軍の塹壕(ざんごう)掘りに狩り出され、ジャングルの収容所で悲惨な生活を強いられました
▼ふたたびアメリカに統治されたグアムは米軍のアジア・太平洋戦略上、重要な基地拠点になっています。島の北にある日本人戦没者の追悼碑。今では訪れる人も少ないといいます。人生の門出を喜び合うまぶしい姿を見ながら、ここで命を落とした若者たちに思いをはせました。

17年政党助成金 閣僚の税金“私物化” 首相筆頭に8000万円ため込む

2018年09月25日 16時02分07秒 | 日記
 安倍晋三首相と12人の閣僚が2017年に自民党本部から受け取った政党助成金を使い残し、8000万円以上をため込んでいたことが本紙の調べでわかりました。政党助成金の原資は国民1人あたり年250円の税金。消費税10%増税、社会保障大改悪で国民に負担を押し付けようとしている首相、閣僚が税金を“私物化”している形です。

■閣僚12人が

 安倍首相、各閣僚が支部長を務める政党支部の17年分の政党助成金使途報告書(21日公表)を調べました。


 それによると、安倍首相と自民党の閣僚18人が自民党本部から受け取った政党助成金は計4億5400万円。このうち、安倍首相と、麻生太郎副総理・財務相、上川陽子法相、林芳正文科相、斎藤健農水相、中川雅治環境相、菅義偉官房長官、吉野正芳復興相、小此木八郎国家公安委員長、福井照沖縄北方相、松山政司一億活躍相、梶山弘志地方創生相、鈴木俊一五輪相の12人の閣僚が、合わせて8055万5284円を使い残して、「基金」として計上しました。(表)

 ため込み額のトップは安倍首相の2403万4079円で、16年より600万円近く増やしています。安倍首相のため込み額は16年もトップでした。麻生副総理・財務相も16年よりため込み額を609万円増やしています。

 政党助成金は、余ったら国庫に返納するのが原則ですが、政党助成法では「基金」の名で積み立て、翌年に繰り越すことを可能としているため、返納されることはほとんどありません。

■自分に寄付

 一方、17年の政党助成金の使い道で目立つのは、同年10月に総選挙があったため、「選挙関係費」として本人あてに寄付していることです。安倍首相と10人の閣僚であわせて9458万6432円にのぼります。最高は、野田聖子総務相、加藤勝信厚労相の各1500万円。続いて、吉野復興相、茂木敏充経済再生相の各1000万円で、安倍首相ら4人は各500万円です。本人あての支出は、その後、何に使ったか問われず、不明です。

9月17日(月)のつぶやき

2018年09月18日 04時26分38秒 | 日記

安室奈美恵

2018年09月17日 21時22分47秒 | 日記
 バブルが崩壊した90年代初め、沖縄からひとりの少女が大きな夢を抱いて上京しました。歌って踊ってカッコいい歌手になりたい。それから四半世紀、彼女の音楽と、自分らしさを貫く生き方は人びとを励まし続けました
▼惜しまれ、感謝されながら安室奈美恵さんが引退しました。10代から40代まで、それぞれの世代でアルバムは100万枚以上売れ、幅広いファンから長く愛され、支持されてきました

▼共感は楽曲や「アムラー」と呼ばれたファッションだけではありません。絶頂期の結婚、出産。そしてシングルマザーへ。みずから選んだ道を前向きにブレずに歩む姿に多くの女性たちが自身の人生を重ねてきました
▼「同じ時代にあなたと出会えて幸せでした」「過ごした時間は宝物」。ファンからのメッセージにもあるように、うれしいときやつらいときも、彼女の笑顔と歌はそっとみんなの背を押してくれました
▼今年5月に沖縄の県民栄誉賞を翁長知事から受けたとき。「帰ってくるたびに初心に戻してくれるやさしい場所。がんばってきて本当に良かった」と涙ぐみながらふるさとに思いを寄せていました。その翁長知事が亡くなったときには、遺志が受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願うと
▼あふれる愛と、たくさんの思い出。これまでとちがう道を歩んだとしても“安室奈美恵”は人びとの心のなかに生き続けるでしょう。きみだけのためのヒーロー、どんな日もそばにいるよ。そう語りかけながら。

9月15日(土)のつぶやき

2018年09月16日 04時25分30秒 | 日記

「今こそ戦後日本外交の総決算を成し遂げる」と威勢よく口にする首相しかし内実は

2018年09月15日 15時29分07秒 | 日記
 こんな笑い話があります。問い「日本の島々を占拠するロシア。解決策はあるのか?」答え「二つの可能性が考えられる。一つは自然な解決策。もう一つは超自然な解決策である」
▼自然な解決策とは、天から降りてきた神が島に住むロシア人をモスクワまで連れて帰る。超自然な解決策とは、ロシア人が考え方を改め、自らの意志で祖国に帰ることである―。世界のジョークを集めた早坂隆さんの著書から引きました
▼領土問題にたいする、かたくななロシアの態度をやゆしたもの。もともと歯舞、色丹と千島列島全体が日本の歴史的な領土でした。それを第2次大戦の戦後処理で「領土不拡大」という原則に反して無理やり奪ったものです

▼ロシア極東での国際会合でプーチン大統領が突然、日本との平和条約を年末までに結ぶことを提案しました。前提条件なしで。平和条約は領土の画定につながり、これまで日本が主張してきた領土要求を放棄することにもなります
▼各国の首脳が居並ぶなかで投げかけられた安倍首相。あろうことか、苦笑いで応じただけ。ちゃぶ台返しの発言に反論もできない失態に「屈辱外交」(志位委員長)との批判がひろがっています
▼「今こそ戦後日本外交の総決算を成し遂げる」と威勢よく口にする首相。しかし内実は、トランプ米大統領にたいしてもそうですが、個人的な親密さをアピールするだけで追従ぶりも目に余ります。そんな情けない姿で世界と渡り合えるのか。笑ってすまされる話ではありません。

9月14日(金)のつぶやき

2018年09月15日 04時28分02秒 | 日記

「国民の安心と安全を守る」と国は声高に叫びながら自治体任せで現実の災害に対応できていない

2018年09月14日 16時02分31秒 | 日記
 水や食料の備蓄から暮らしやすい応急仮設住宅の速やかな提供まで。災害を想定した準備や起きてからどう対応すべきか。2年前に起きた熊本地震の教訓を同県がまとめています
▼多岐にわたる検証には過去の災害対応に学ぶことの重要さも。災害被害を住民の立場から考察してきた田結庄(たいのしょう)良昭さんは熊本地震のときに「阪神・淡路や東日本大震災の経験や教訓が伝わっていない」と強く感じたといいます
▼北海道を襲った大地震から1週間がすぎました。土砂崩れなどで41人が犠牲となり、およそ1600人が今も避難生活を余儀なくされています。震源に近い地域では断水や停電が一部でつづき、畜産や農家にも被害がひろがっています
▼震度6強の揺れを観測した安平町。学校が再開され徐々に日常が戻りつつある一方で、被災者の生活再建は遠い。家の片づけやゴミの処理。住まいや生業、心と体のケア。連日、地域を奔走する共産党の三浦恵美子町議は「必要な情報が住民に届かず混乱している状況もある」といいます
▼日頃の備え、救助や避難のあり方をはじめ、もっとできることがあったのではないか。列島に増え続ける被災地を回ると、被災者の同じような声を何度も耳にしました
▼今回は道内全域を襲った停電「ブラックアウト」が大きな問題になりました。「国民の安心と安全を守る」と国は声高に叫びながら、自治体任せで現実の災害に対応できていない。田結庄さんの言葉を、いま国民の多くが苦難とともに実感しています。

重大な外交的失態 安倍首相に外交担う資格なし 日ロ領土問題 志位委員長が厳しく批判

2018年09月14日 16時00分17秒 | 日記
 日本共産党の志位和夫委員長は13日、国会内で記者会見し、ロシアのウラジオストクで行われた「東方経済フォーラム」(12日)で、プーチン大統領が、安倍晋三首相らを前に、「年末までに前提条件なしで(日ロ)平和条約を結ぼう」と呼びかけたのに対して、首相が反論・異論を唱えなかったことについて、「重大な外交的失態だ。安倍首相に外交を担う資格はない」と厳しく批判しました。
 志位氏は、「平和条約の締結は両国間の国境の公式の画定という意義をもち、『条件なし』での平和条約締結は、領土要求の全面放棄となる。1956年の『日ソ共同宣言』以降の歴代日本政府の立場すら自己否定することになり、ロシア側の主張への全面屈服になる。そんなとんでもないことを目の前で言われ、反論はおろか異論一つのべないとは、何という屈辱外交、国辱外交か」と非難。
 さらに志位氏は、「安倍首相の対ロ外交のこうしたぶざまな醜態の根本には、『国後、択捉は千島列島にあらず。だから返還せよ』という日本政府の主張が、歴史的事実にてらしても、国際法上も通用しない主張であるという問題がある。道理のない主張を掲げながら、『ウラジミール』などと愛想をふりまいたところで、プーチン大統領に、なめられるばかりであり、領土問題は一歩も前進しない」とのべました。
 また志位氏は、安倍首相が「成果」を誇る「共同経済活動」について、「やればやるほど4島に対するロシアの統治を政治的・経済的に後押しするだけであり、領土問題の解決につながるどころか、その解決をいっそう遠のかせるだけのものだ」と重ねて批判しました。
 志位氏は、「日ロ領土問題の解決のためには、『領土不拡大』という第2次世界大戦の戦後処理の大原則を踏みにじって、1945年の『ヤルタ協定』で『千島列島の引き渡し』を決めた歴史的不公正に対して、正面からメスを入れる立場での交渉が必要だ。その立場がないばかりか、戦後の日本政府の方針すら投げすてて平和条約を結べば、国を永久に切り売りすることになる。そんなこともわからない安倍首相には、日ロ領土問題に手を付けないでほしい。お引き取り願いたい」と力を込めました。