ゼロからのレコードレーベル

アメリカで日本人がゼロからスタートしたインディー・レーベル。純粋に音楽の楽しさを追求するレーベルの将来はいかに!?

オンガク喫茶:デビッド・ブローザ(David Broza)

2013-05-18 22:34:55 | よみタイム記事
イスラエルでは大スターのシンガーソグライター、デビッド・ブローザ。
4月22日、シンガーNOA(Achinoam Nini)のコンサートで
マイケル・フェイゲンバウムに紹介されるまで
恥ずかしながら、彼の名前すら知らなかった。

この時、NOAを通してイスラエル人アーティストのコンサートを初体験したが
NOA、そして彼女を支える伴奏陣が余りにも素晴らしく、圧倒されてしまった。

実はデビッド、彼女がデビューする前にオーディションで審査した人物ということで
彼の音楽を聴くまでものなく、5月20日に同会場でコンサートをやるという
デビッド・ブローザをオンガク喫茶で取り上げようと即断。

後日、トライベッカのカフェでインタビュー。
デビューして36年も経っているのに、
日本のメディアに取材を受けたのは
僕が初めてということで光栄に思った。

印象的だったのは、彼が「相手の目を見れば恐いものはない。
恐れは目を背けることから自分が生み出しているもの」と言い
僕の目をじっと見つめたこと。

本物の男は、強さと優しさを持ち合わせている。

余談だが、オンガク喫茶で取り上げたシロ・バプティスタ
デビッド・ブローザのバンドのメンバーである。

今回、彼と知り合って、イスラエル人アーティストに非常に興味を持った。
世界は音楽を通してどんどんと広がる。

よみタイム Vol.206:2013年5月17日号 オンガク喫茶:デビッド・ブローザ(David Broza)

日本伝統楽器シリーズ第3弾:月舞~つくまい~

2013-05-15 05:44:23 | 音楽
今年3月からスタートした日本伝統楽器シリーズを
5月22日(水)Still Mind Zendo(禅堂)で開催する。

今回は金子純恵(三味線、箏、唄)と宮崎信子(フルート、篠笛)のデュオをフィーチャする。
既に4月28日にコネチカット州グリニッチ図書館で行われたコンサートで
デビューした二人だが、マンハッタンで公演するのは初めて。

箏、三味線、篠笛は日本の伝統楽器の部類だが
現代音楽でも使われる「今を生きる」楽器たち。

彼女たちの音楽性は非常に幅が広く
古典音楽には興味がないという人にも
充分、楽しんでもらえるだろう。
また音楽とは関係なくとも
禅や瞑想に興味がある人にもお薦め。

今回は3人の中でデュオ名の候補にもなっている
「月舞~つくまい」と題した2部構成だが
演目は現代音楽から古典音楽へと時代を遡っていくものの
オーディエンスは二人の演奏を聴きながら
宇宙とつながる未来へ向かって行く興味深い内容。

当日はしっかりと演出して、あちらの世界へお連れします...

日本伝統楽器シリーズ第3弾
月舞~つくまい~
アーティスト: 金子純恵(三味線、箏、唄)、宮崎信子(フルート、篠笛)
開催日:2013年5月22日(水)
開場: 8:00PM
開演: 8:30PM
会場: Still Mind Zendo
住所: 37 West 17th Street, 6 Floor (btwn 5th and 6th Aves.) New York, NY 10011
地図: http://goo.gl/maps/nqSo9
入場料: $15.00 (前売), $20.00 (当日)
予約要: contact@marcreation.com / 917-400-9362