ゼロからのレコードレーベル

アメリカで日本人がゼロからスタートしたインディー・レーベル。純粋に音楽の楽しさを追求するレーベルの将来はいかに!?

金の卵

2008-01-23 03:26:16 | Weblog
レコード会社に必要なのはやはり有能なアーティスト。
かと言って我がレーベルにはA&Rは自分しかいない。
そこで便りになるのが前回でも書いたプロデューサーたちだが、
これでは自主制作が可能なアーティストに限られてしまう。

MySpaceなどのネットリサーチも効果的だが、
これら以外にも情報網を広げていくべきと感じていた。

そんな矢先、同じ街に音楽教室が
あることをあるローカル雑誌で知った。

Shobo Music」という名前でギター以外にも
ピアノ、ドラム、トランペット、ヴァイオリンなどのクラスがある。
音楽が、そして楽器が好きで習い始めの生徒たち。
もちろん10年、20年という長い目で見なくてはいけないが
こうした音楽スクールともコンタクトを取っていこうと思う。

また、ニューヨークに行けば「ジュリアード音楽院」や「マンハッタン音楽大学」もある。
音楽学校、楽器教室は未来のミュージシャンたちが
山ほどいるのだから放っておく手はない。

そして最後に忘れてならないのが楽器屋さん。
ミュージシャンの宝庫である。ここは金の卵もいれば
すでに活躍しているプロもいるだろう。
とにかく音楽と名のつく場所には足を運ぶ価値が大いにあるということだ。

ハッピーニューイヤー

2008-01-06 07:17:11 | Weblog
年が明け2008年到来。

ゼロから始めたレーベルもリリースを重ねることによって
ようやく少しずつ様になってきたが、やはり実積も知名度もまだま。
ただプロデューサーなどからバンドやアーティストを紹介されたり
リリースの話が舞い込んでくるようになった。
今年は更にリリースを増やせそうな気配である。

先日プロデューサーとの雑談したが、ある笑い話を教えてくれた。
ミュージシャンは自分のパートのことばかりを気にするもんだ、と。
某アーティストのレコーディングで
スネアの音について少しもめたらしい。
あ~だ、こ~だと言いながら時間を費やしたが
ついには煮詰まってしまったらしい。

そこでプロデューサーは頭を冷やすべく
スタジオを一旦出て、義弟に音を聞かせてみることにした。
聞き終わった彼に「スネアの音をどう思う?」と一言尋ねたところ
義弟は「スネアって何?」と言ったらしい。

電池が切れたリモコンで、一生懸命
テレビの電源をつけようとするのと少し似ている。
目の前にテレビの電源スイッチがあるのに
わざわざリモコンを使う必要はないのだ。
目的は電源をオンにすることであり、
音楽で言えば、レコーディングの音質を上げるよりも
まずは、いい音楽を作ることなのだ。極端な話、音質は二の次でもいい。

ということで、

今年も素晴らしい音楽、アーティストに出会えることを願って
ハッピーニューイヤー!