万福寺 大三島のつれづれ

瀬戸内・大三島 万福寺の日記です。
大三島の自然の移ろいと日々の島での生活を綴ります。

ぴっぱら『和の家』(なごみのいえ)

2014年03月10日 | Weblog
               

                                     

 3/10(月)かねてより依頼を受けていた三原市大和町大草にある宅老サービス事業所ぴっぱら『和の家』(理事長徳正唯生

師、私の実弟)にお話に参りました。数年前より近所の無住になった寺院の庫裏を利用して上記のような宅老サービスのNPO法人

を地域の人たちと立ち上げたのです。昨年より活動を始めているのですが、私はその状況を見る機会がまだなかったのです。講話

の依頼を受けて初めて伺った分けです。車で行く途中から牡丹雪が舞い始め、大和町辺に来ると田んぼには積雪が見られました。

 『和の家』には開会の30分前頃着きました。出席者が雪の舞う中を三三五五やって来る姿が見えました。古い建物を少しリホ

ームし、畳敷きの和室にテーブルを置き、様々な椅子が設えてありました。地域の人達が不要になった椅子などを提供されたもの

のようです。正面の床にお仏壇が安置され、その前に講演用の卓が置いてありました。

 開会の10時には30人を越えるような人達が集まっていました。60代、70代の女性が大半で男性も4、5人見受けられま

した。

 お仏壇に向かって勤行(讃仏偈)、それから講話、中休みをはさんで約80分お話をさせてもらいました。

 講話後、にスタッフが造った昼食、驚いたことに懐石盆に一汁5菜、それにちらし寿司が付いているご馳走なのです。お野菜が

主なのですが、心のこもった昼食です。私は午後からご門徒の組法座(お寄り講)があるので食事は取らずに辞したことですが、

このような集会が月に4回開かれているようで、運営も中々大変であろうと感じられました。これも皆さんのご協力なくして活動

は出来ないことです。

 参考までにいただいたぴっぱら『和の家』の3月の予定を紹介しておきます。

  3/1(土) チエミさんの「心とからだのリラックス・呼吸法」      弁当
   10(月)[仏事に親しむ] 浅野純以師「夜半に嵐の吹かぬものかは   昼食 午後「歳を捨てましょう」
                                        リーダー西サカエさん他 
   17(月) 田原先生の「茶壽を生きるという人」           昼食 春の絵手紙 ~さくら咲く~

   24(月)「写経のひととき」お正信偈ほか
         ~和綴じのお経本作り~                 昼食 「初心者のための囲碁教室」&「大人の
                                        ぬり絵・脳活性カルタ」
   29(土)「元気へ一歩」 ~やさしいヨーガ~            昼食 冨田先生「歯の健康教室」
                                               ~歯周病は怖い~ 


  
  会食風景。あいにくカメラを忘れていたので携帯電話で撮りました。写りはよくないです。
コメント
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