まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

TV ドキュメント72時間 

2024-01-31 09:08:16 | TV

この頃リアルタイムでテレビを観ないなあと思う。
明るいうちは夫が独占しているから、昼食夕食時はしかたなく一緒に観ているけど、
夜になれば、私はひとり録画しておいた番組をうとうとしながら見る。
録画しておけば、観たいときに繰り返し観られるし、途中停止もOKだからね。
そんなこんなでTV鑑賞はほぼ夜に録画で。

でもでも大相撲は、いくら何でも録画というわけにいかないからリアルで。
それも5時を過ぎて。

 何日目かしら、霧島対北勝富士の対戦、贔屓の行司木村容堂さんが対戦中にぶつかって
ひっくり返ったときにはびっくり。行司さんがひっくり返るなんて初めて見たわ。
そしてそして、ごめんなさい容堂さん、笑ってしまったの、もうおかしくて。
すぐに烏帽子をかぶり直し、草履をはいたお姿に、先ずはそこかって突っ込んだりして。
ま、そうしている間に勝負はつかなかったから事なきを得たけれど。まあ珍事よね。

もう一人行司木村庄太郎さん。
濃紺の装束に神奈川県の金色のマークが入っていたから、えっ?!と驚いて。
初めて拝見したからね、鶴見区出身だそうな。容堂さんの前に捌いているからそれからは
気を付けて見るようになったわ。

絶対に見逃さないようにしている大好きな番組が『ドキュメント72時間』もちろん録画。
1月5日放送は「別府”貸間”の人生物語」
別府にある“貸間”と呼ばれる宿を訪れる人たちの人生物語を聞いていく。
印象残った人たち、3組。

病気療養に訪れた50代のご夫婦。
奥様はもう手術はできないということで、抗がん剤を使用しながら温泉療養を。
湯めぐりもしてきたけれど、貸間で落ち着いて過ごすのが今は一番いいんですって。
奥様は「日常の生活がいい、特別なことはいらない」とおっしゃる。
ふたりで過ごす時間を大切に、一緒にいられる限り、なんて。

優しいご主人との淡々とした穏やかな会話が、かえって胸を締め付けられる。

60代前半の男性3人組は賑やか。中学校の同級生ですって。
おひとりの方が突然の心筋梗塞で、彼方に逝くところを助かったそうな。
風呂に入りながら「男3人というのが解せないなあ」と言っているから笑っちゃう。
でもでも湯につかりながら助かった男性が言うの。
「幸せ」って「今日を合わせて幸せ」って。深い言葉だ。
画面は外の景色、そこに「やっぱりいいな、男3人で入っていって」の声が。うふふ。

そして、まるで自宅のように生活感あふれている男性のお部屋。
「ついつい長逗留しました」ですって。99歳の男性、もう3年もこちらの貸間に。
老後を過ごすには快適な場所とおっしゃるの。
そうだろうな、私も自立していれば施設ではなくて貸間もいいかもしれない、と、
ちらっと思ったわ。頼めば食事も出してくれて、日課の温泉巡りをして日々を過ごす。
すべては自由、自分の気の向くまま、でも孤独に耐えて。
100歳まであと数日、お肌はつやつや足腰しっかりしていたけれど、ちょいお顔がさびしそうに
感じたのは、私の気のせいね。

この回、年末いつも選んでいるベストテンに入れよう。
あれあれ「NHKアカデミア」も書くつもりだったのに、すっかり長くなってしまったのでまたいつか。

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円覚寺 黄梅院まで

2024-01-30 08:55:50 | お寺

いい天気。
早起きのカワナカさんちでさえ電気がついていない、という時間に起きて
いつものルーティンを終える。ほんと頭固く、律儀。笑っちゃうわ。

26日の円覚寺お参り。
ただただ円覚寺が好きだと言うだけで、信心もなく寺の歴史にも疎いという体たらく。
ごめんなさい、と四季を通してすがすがしい境内に身を置いている。

ホーム沿いの民家の庭に


この日は、鎌倉ガイドさんに連れられたグループ活動6人ぐらいの中学生たちと一緒。
拝観料を払うため、後ろに並んだら「お先にどうぞ」と促されて遠慮なく、ね。
なんでも青梅からバスで来たというから驚いたのなんの。ずいぶん遠くからだ。
超朝早い集合時間だったらしい。
ガイドさんがところどころで説明しているから、私も聞き耳たてて一緒にお勉強したい
くらいだったわ。

で、梅鑑賞しながら一番奥の黄梅院へ。

松嶺院横の石段

大方丈のお庭でちょいだらしのないお姿の石仏を拝み

妙香池は池の水を全部抜いて なにやら工事中

黄梅院へと

黄梅院(おうばいいん)は、第十五世夢窓疎石(夢窓国師)の塔所。
その黄梅院でも一緒になって。
私、いつもは坂道があったりして歩くのにちょい難儀だからお参りしないけれど、
ま、年の初めだからね、と膝の痛みを押して頑張ったわけ。

ロウバイは終わり

ミツマタはこれから花開く

さて と引き返す

総門前の踏切を渡り 白鷺池を

北鎌倉駅へと

大好きな北鎌倉駅の長い長いホーム。
中学生のグループは鎌倉行きのホームにいたわ。
冬の北鎌倉、午後でも人が少なく静かで空気が澄んでいて、ほんのちょこっとでも
歩きたい。晴れ晴れするの。

 

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円覚寺の梅ちらほら

2024-01-29 08:57:54 | お寺

今朝も白い月が。形は変わるけど移動するけど、安定の場所にぽっかりと。冬空。

1月も今日を入れて3日しかない。
とんでもない1月の始まりで、一体全体どうなっているんだと吠えている。
が、自分だけのことを言えば「可もなく不可もなし」の1月だったわ。
うーん、ま、どちらかといえば「可」がやや多い月だったかな。
なにしろ草彅さん舞台を観劇したからね。

そうだ。「可もなく不可もなし」といえば、私、40代のころ職場同僚に
「あなたは可もなく不可もなしの人だね」って言われたことあるの。えっ?!
どういう意味かしら、とは思ったけれど、うすらぼんやりしているから傷つきもせず、
ああそうなんだとそのまま受け入れてたのね。でも、やはりどこかでひっかっかって。
だから未だに覚えているんだわ。
今じゃ、可もなく不可もなし、結構じゃないの、その通りだわ、と開き直っている。

で、可もなく不可もなしの日々はやはりありがたい、と歳を取ってしみじみと。
去年、円覚寺に行った時の参道沿いの管長さんの詩、ちゃんと心に刻んでいます。

そんなにお世話になっているのに、今年に入ってまだ円覚寺にはお参りに行ってなかった。
行かなきゃね、ということで、金曜日教室お絵描きの前にちょっと立ち寄った。
梅もほころび始め入るかもしれないと期待して、ね。

山門への石段

選仏場まえの梅はちらほら

 

選仏場の向かい側 仏殿横の梅もちらほら

仏殿 右側の梅は7分咲きぐらい

大方丈のお庭 石仏のそばの紅梅はちらほら

 

 

総門を出て踏切を渡った白鷺池の紅梅 池は薄氷が張っていた

今年もお世話になります、円覚寺さん。
梅はこれからまだまだ楽しめるな。

 

 

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身近な問題でして 『老父よ、帰れ』久坂部羊著『カモナマイハウス』重松清著 

2024-01-28 09:00:52 | 

この挿画好きでして。これを見て選んだようなものです。
久坂部さん、初めてです。

45歳の矢部好太郎は有料老人ホームから認知症の父・茂一を、一念発起して、
自宅マンションに引き取ることにした。

認知症専門クリニックの宗田医師の講演で、認知症介護の極意に心打たれたからだ。
勤めるコンサルタント会社には介護休業を申請した。妻と娘を説得し、大阪にいる
弟一家とも折にふれて相談する。好太郎は介護の基本方針をたててはりきって取り組むのだが……。
隣人からの認知症に対する過剰な心配、トイレ立て籠もり事件、女性用トイレ侵入騒動、
食事、何より過酷な排泄介助……。(略)
懸命に介護すればするほど空回りする、泣き笑い「認知症介護」小説。

宗田医師の講演内容というのが、
「認知症の介護で重要なのは、感謝の気持ちです。それと敬意。今は認知症になって
しまっていても、みなさん、親御さんに感謝すべきことはありませんか」
恩返しのつもりの介護ですって。

さあ大変、この問いかけを聞いてからの好太郎さんは父親の介護のことを考え直し始めた。
「認知症の介護を難しくしているのは、自分の都合が紛れ込むからです。いい介護をしたい、
だけど、自分の生活は乱されたくない、これではいつまでたっても問題は解決しません」
なんて言われては、父親を施設に入所させていることが心苦しい。

ってなわけで、介護施設にいる父を自宅に引き取って、自分で介護し始めたわけよ。
冷静な奥さんの泉さんはしぶしぶでも協力することに、大阪に住んでいる弟夫婦も
客観的な意見を持ちつつも、好太郎さんの介護を応援するわけ。それぞれが、はっきり
自分の考えを言いつつも好太郎さんの意志を尊重する素敵な家族で、好太郎さん、恵まれている。
が、老父の介護はそうは好太郎さんの思ったようには進まない。
てんやわんやの騒動がほぼ毎日起きる。いやはや、それは自宅介護を決めた時からの想定内の
あるあるなはずで。

認知症介護の現実は厳しいことは承知の上で(頭の中だけ)読後感はまことにあたたかいのよ。
好太郎さんの考えていることや行動が可笑しくて、ついぷっと吹き出しそうになるのよ。
ユーモアたっぷり。それって、取り巻く家族が思いやりがあり優しいってことが根底に
あるのね、きっと。

私は夫の認知症介護を想定しつつ読んでいったので、速攻で施設入所にいたします、と決めたわ。
もちろん、そうなったら自分もよ。

 

 

空き家の数だけ家族があり、家族の数だけ事情がある――。
不動産会社で空き家メンテナンス業に携わる水原孝夫。妻・美沙は、両親の看取り後、
怪しげな「お茶会」にハマっており、31歳になった元戦隊ヒーローの息子の将来も心配だ。
そんなとき、美沙の実家が、気鋭の空間リノベーターによる「空き家再生プロジェクト」
の標的になるのだが…実家がきわどい「空き家再生策」の標的に!?
空き家をめぐる泣き笑いの家族劇、いざ開幕!

全国の空き家は849万戸で、人口がそれより少ないブルガリアやデンマークなら、
〈一つの国がそっくり引っ越してきても受け容れられるほどの空き家が、いまのニッポンにはある〉
そうだ。主なき家は無用に見えるが、柱の傷は住んでいた家族の歴史でそれぞれに思い出がある。

うーん、まあそうね。でもまあそうは言ってもやっぱり空き家になった自宅はほっておけない。
どこかでけりをつけなくてはいけない。
そのけりをつけるまでの過程が大事なんだろうな、と経験者の私は語る、なんて。

この物語も空き家をテーマにしつつ家族の関係を見つめなおしているから、重松清さんらしい。
中の登場人物70代の3人娘「追っかけセブン」(息子の追っかけね)
「夫婦関係は愛情→友情→人情→根性」というのが笑えて。なかなかいいよね。

 

小説なのか啓蒙本なのか分からない本2冊、面白かったのだけれど。
読み終わったら、物語らしい長編小説を読みたくなったことは内緒。

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街を歩くと

2024-01-27 08:33:12 | 街・風景

今朝の月、まんまるからちょい欠けて。
6時前からの月は、時間が経ち空の色が変わっていくにつれて微妙に変化して美しい。

昨日、お教室からの帰りのこまわりくんバス待ちでベンチに腰掛けていた。
私のすぐ横の80代と思しきご夫婦づれに、その横の男性氏が、
「そこに行くなら、あのバスの方が早いからあちらに乗った方がいいですよ」と親切に教えている。
乗り場はあちらからです、と指さして教えている。バスが来て、そちらに行くのかなと思いきや、
ご主人は座ったまま。ん?こまわりくんが来た。奥様が、
「このバスは2丁目に停まりますか?」と聞くから
「停まりますよ、2丁目で降りるならこのバスに乗ってください。あちらのバスは
行きませんから」と答えると、奥様は安心したように乗ろうとする。が、またもやご主人が
「北口だから、どうたらこうたら」とベンチに座ったまま動こうとしない。

お二人を残したままバス発車。一部始終を見ていたらしき後ろの座席の女性が、
「どちらに行きたかったのかしらね、はっきりしませんね。どうするのでしょう」って。
ほんと、寒空の中でこの後どうするのかしら。どこに行くおつもりだったのかしら。
なんともな不可思議な出来事に出会って・・・

 

図書館への道、小さな川に映っていた。

デパートには一足早くつるしびな

 

あれあれ 保育園児たちのお散歩コースは

このデパートの7階からは ばっちり

この日の空は

夕方になれば

いろいろな1月24日。日は過ぎる。

 

 

 

 

 

 

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佐渡の思い出 冬景色 宇賀神さん

2024-01-26 08:59:38 | 自然・風景

今朝は一番の寒さ、居間の室温が5度よ。血圧も上がるわ。

昨夜、マサチャンママと電話。
「やぼに時化てるようだけどどう?」って。「さーみいっちゃ。でえ吹雪だが」だって。
そんな中でも、お寺の集まりがあって新年会もあって参加してきたそうな。あらあら。
またもや地震の話に。
いかに揺れたか怖かったか、もう家が潰れてくるんじゃないかとテーブルの脚につかまって
震えとったがって。避難せえとの声に急いで何にも持たずに歩いて行ったって。
避難袋を3つも買ってあったのにそれを持ち出すことなんて考えられなかったわ、
ほんとにばかだ、と嘆くこと嘆くこと。
そして「あんたんちからもらった布団や毛布が役に立っとるや。羽毛布団が暖ったかいが。
10人も客が来たからみんなそれ使ったよ、キタの家にもいちばんあったかい毛布を持って
行って
やったが」と何度も感謝されたわ。
マサチャンママが持って行ってくれなかったら、ゴミとして処分することにしていたから
こちらこそ役に立ててうれしい、と私も感謝する。なにしろ2間の押し入れに寝具がぎっしり
詰め込んで
あったからね。彼女は車で何度も往復して運んだらしい。
犬のコタロウ用が人間様にお役に立てて双方万々歳だ。

そんなこんなで、佐渡で過ごした時の冬景色の写真があったはずだ、とUSBを突っ込んで。
一歩も外に出られないような吹雪の時の写真はさすがにないが、晴れ上がったときのがあった。

実家付近 2011 2・2

2010 2・4

2010 1月2月 タソガレ場所

2011 2月 清々場所

 

まあ、なんといっても佐渡生活冬のハイライトは宇賀神さんお参りだ。
2012年1月8日、1月のハイキングは仲間の人たちと宇賀神さんへ。
一度は行ってみたいと思っていた神社。けれど両津にあるとはいえ、交通の便は悪い
小高い山のてっぺんにある、とてもじゃないが助けてくれる仲間がいなきゃ行かれる
所じゃないの。だから宇賀神さんへと聞いたときはラッキーだと張り切ったわけ。
何しろ60代の若さだからね、膝痛もなかったからね。参加しましたよ。


宇賀神社(こちらだけwebお借りした)
宇賀山という小さな円すい形の山の、600段ほど階段を上った高台にあり、境内からの眺め
も美しい。地元では「うかじんさん」と呼ばれ親しまれている。祭神の化身が白ヘビであることから、
商売繁盛や金運のご利益があるといわれている。そんな神社。

 どう?600段もの階段

 

 

上り始めは両津湾が見える

あとは薄墨色の景色

 

 

そりゃあ青息吐息で上りましたよ。今から12年も前のことにになるのね。
念願かなってうれしかったことを覚えているわ。そんなこんなの佐渡の思い出。

 

 

 

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増上寺 東京タワー 国立競技場

2024-01-25 09:08:29 | 街・風景

今朝はいちだんと寒い。風も冷たい。空はきりっとすかっと青空。

ああ、それにしても地下鉄は嫌いだ。乗り換えると思うとうんざりする。
『シラの恋文』観劇のネックはそこにもあったのよ。
「日本青年館ホール」アクセスは、地下鉄外苑前駅か国立競技場駅。
またはJR千駄ヶ谷駅か信濃町駅。JRは歩く距離が長いからパス。となると地下鉄の
どちらか利用だ。いちばん近い外苑前駅は渋谷乗り換え、だめだ渋谷なんて
どう考えてもスムーズに乗り換えられっこない。もともと渋谷は嫌いなんだ。
ってなわけで、都営地下鉄大門駅から乗り換えて大江戸線国立競技場下車が最適だ。
そうなれば、せっかく東京まで行ったんだから大門から近い増上寺に寄り道だ。
そう決めて。

大門まではスムーズに行ったわよ、一直線なんだから。
大門で下車して出口に向かった、出口と思しき通路を歩いた他の人について歩いた。
ん?おかしいわJR浜松町駅への矢印の通路、こちらじゃないとは気が付いて。
ええい聞いちゃお、と案内の方らしき人に尋ねた「増上寺に行きたいんですけど」
ああ、左に曲がってA6の出口からまっすぐ歩いて5分くらいですよって。
そうだった、地下鉄は行き先の出口番号確認だった。大門、増上寺、なめてたわ。
ってなわけで、その後はまあまあスムーズに。

さあお参りして来よう。

三門をくぐり108の煩悩から解脱

三解脱門(三問)

グラント松 アメリカ18代大統領グラント将軍は明治12年7月国賓として日本を訪れ、
増上寺に参詣し記念としてこの樹を植えた との説明看板が 立派

ここで私は 東京タワーが背負っているあの高い建物が気になって気になって
家に帰ってから あれが麻布台ヒルズと知ったわけ いいのかあんなもん建ててと

お参りを済ませ、三解脱門をくぐって108の煩悩からも解脱したことだし、とようやく目的の
国立競技場駅まで大江戸線乗車。大門駅の乗り換えが恐ろしい、どこまでも地下へとエスカレーターが
続いている。ここでも、だから大江戸線は嫌なのよとぶつぶつ。

大江戸線では出口はA2と調べていたから迷わない。
が、下れば上る、競技場駅では延々と上る、閑散としていて怖かったわ。

見上げた第一印象 なんだか廃墟みたいだなって(ごめんなさい 隈さん)
冬空がいけなかったのね 壁面の植栽が枯れているからいけないのね

日本青年館ホールへの道、停車中のタクシーの運転手さんに聞いて、道路清掃の人に聞いて
ようやくたどり着いたのよ。

それにしても、目と口と足が丈夫なうちは何とかなるな、再認識したりして。
スマホを使え!って、それができない!口の方が早い。

 

 

 

 

 

 

 

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儚い佇まいのシラがそこに 『シラの恋文』観劇

2024-01-24 08:27:38 | くらし

22日、日本青年館ホール『シラの恋文』マチネ観劇。

去年チケット取ってようやく観劇できた。
それが変、今までなら待ち遠しくて体調崩してはいけないとそれなりに
気を遣ってその日を心待ちにしてたのに。今回の舞台はそれがない、
淡々とその日を迎えたってな感じなの。
どうしようかな、とどこか躊躇するものがあったりして。
それがフライヤーの草彅シラの表情にやられて「ま、観てこようか」のなんとも
ファンとしてはあるまじき心がけで、熱烈さが足りない、ってそんな調子だった。

  パンフレット

それが、ああごめんなさい、草彅さん初めの役者さんたち。すっかり感激してしまった。
初演再演の2回観劇した『アルトゥロ・ウイの興隆』が、動の興奮冷めやらぬといった態なら、
今回の『シラの恋文』は静かにひたひたと感動が押し寄せてくる静の興奮といった感じ。
どんな話だったのと聞かれても困る。そうねえ分からないわ、訳わかんないのよ、としか
私のぼんくら頭じゃ答えられない。
ましてや、どんなテーマだったのかなんて小難しいことはなおさら説明のしようがない。

前に海が広がり後ろに山がそびえるサナトリウム。
そこへ一人の青年鐘谷志羅がテンガロンハットを被り現れる。このテンガロンハットには
大きな意味がある。
時はグレゴリオ歴2035年、サナトリウムには院長、医師で牧師の副院長、他の療養者たちが。
その中に野浦小夜がいた。ここで出会った志羅と小夜二人は「輪廻の恋」に陥るのか。
舞台は、突如間狂言が入りかと思うと草彅さんはギターを弾きながら歌う。
はたまた剣技があって、落語があって、コロナ、地球温暖化、戦争というテーマが盛り込まれていたり
何が何だかの世界。いったいどうなっているんだ、なんて。

 

(web拝借)

 

でもでもそんなことはどっちでもいいわ、サナトリウム、死と向き合っている毎日、そんな中にも
伝わる永遠の命、輪廻の恋といったものがひしひしと迫ってくるのよ。ゴーストライターになって
書いた志羅の恋文の美しいこと。
演出の寺十(じつなし)悟さんはパンフレットの中で書いている。
ー志羅の選択した道はごくシンプルなものでした。「どう死ぬべきか」は「どう生きるか」
に通じます。生きていると難しいことはたくさんあるけれど、自分の中にシンプルで確かな
ものがあれば、きっと生きていけるんじゃないか」ー
観終わった後、その時は言葉にできなかったが、感じられる何かがあって(それが寺十さんの
書いたことだったかも)ちょっと胸に迫ってきてこみあげるものがあったのよ。
その余韻は2日経った今でも蘇ってくる。

サナトリウムに来た志羅の佇まいは、今にも消えそうな儚さがあり、それでいながら強い
意志を秘めているようでもありで、草彅さんは舞台の上にいるだけでそれを表現していて。

段田安則さん鈴木浩介さんなどの根っからの舞台役者さんたちの達者なこと上手いこと、
もう目が釘付けになる、お見事。
間狂言で生き生きと演じる鈴木さん、段田さんが拍子木でリズムを討つと客席もそれに合わせて
思わず手拍子するといった具合ね。
それに比べれば、活舌の良くない剛君のセリフはいかにも物足りない、どこか不安げだ。
が、それがシラという役にぴったりと合って、儚げな佇まいが剛君の全身と重なって
剛君いうところの浮遊感があって、劇を深く盛り上げていくこれまたお見事、感激。
1時間45分がぐっと凝縮されて少しも退屈しなかった。もう一度見たいなと思わせる舞台だったわ。

3回くらい続いたカーテンコールのお客さんたちの拍手はあたたかい、(観劇後の拍手
にもいろいろある感じられる)また剛君の礼が丁寧なこと。彼の人柄がにじみ出ているわけよ。
私だって惜しみない拍手を送ったわ。舞台上に置かれたテンガロンハットにもスポットライトが
当てられたのにはやられたわ。
それにしてもなあ席運がない、志羅の表情をしっかりと見たいのにまたオペラグラス使用の席で。

【シラの恋文】公演ダイジェスト

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市役所の冬バラを見て 馬車道を歩く

2024-01-23 09:02:41 | 街・風景

日本海側は荒れ模様の天気予報。
佐渡ライブカメラはほぼ全地域雨粒が付いている。
佐渡汽船カーフェリーは全便運行し、ジェットフォイルは就欠航未定だ。
彼方の冬の暮らしは本当にご苦労だ。

ブログ上での知り合い(勝手に自分で思っているの)の方が更新していないと、
気になる、なんだか気になる。
毎日更新している方、ある一定のリズムがある方、お出かけがあっての方、いろいろ。
毎日の方は少し待ってみる。お出かけの方は更新がないとお出かけだなと察する。
いつも大体2、3日おきとか週1更新とかの方が更新がないと、どうされたのかな具合悪いのかな
といろいろ心配する。ブログを読んでいるだけなのに身近に感じるから不思議ね。
中にはご家族が、そういうわけでしてと報告くださる。
今日はブログお休みします、と書いてくださる方もいる。
もう一昨年のクリスマス以来更新がない方がいて。待っているのに、と時々のぞく、
が今のところない。それでも消去はできない。
もちろん一定のリズムで更新される方のそれも待っている。


根性なんてどこにあるんだという私、これだけ続いているから我ながらよくやるよって。
で、苦労のネタ探しの結果。
市役所で用足し終えて、さて帰り道は地下鉄桜木町駅に戻るか地下鉄関内駅に行こうか。
なんて。同じ道を戻るのもなんだから、距離はそれほど違わないので関内だなと。

 

時分時だからテラスには三々五々集う人たち

市役所横の植え込みには冬バラ

 

 

 

 

 

 

馬車道方面へと

旧第一銀行横浜支店(旧横浜銀行本店別館)

ランドマークタワーと並んで

神奈川県立歴史博物館

 

薬局の前に並べられていた

関内ホール 小学生たち 何の催し物があるのだろう

って、馬車道をぶらぶら歩きながら地下鉄関内駅まで。

 

 

 

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桜木町駅 新南口の鉄道歴史展示

2024-01-22 08:10:28 | 街・風景

昨日はほぼ1日中雨、冷たい雨が降り続けた。
夫婦して一歩も外に出ず家籠り。

この日は家電量販店に用事があり、ついでにスマホの使い方を聞き、
スス―っと事足りたので市役所へ、区役所でもよかったけと市役所へ。
市役所一直線の用事だから、いつもの改札口ではなく新南口から行こうと
分かりにくい通路をわざわざ通って。大嫌いなのよ、この通路薄暗くて。
ま、こちらを確かめておこうという目的もあったからね。

旧横濱鉄道歴史展示(旧横ギャラリー)。CIAL ANNEX1階に入る。
行ったことなどもちろんない。通り道だからの立ち寄り。小さなスペースに。

鉄道創業当時、実際に走行していた110形蒸気機関車をはじめ、中等客車の再現、
パネル展示やジオラマなどがあり、鉄道の歴史を感じられる展示をしています。だって。

ジオラマ

 

 

 

 

 

 

 

鉄道好きでも乗り鉄だから この手の展示物にはそう興味がわかない
ざざっと見て市役所へ
と 目の前に記念碑 なんたって桜木町駅ですものね

 

 はじめてお目にかかる

 

頭上には根岸線の線路

通りの向こうで待機

大岡川の向こう岸が市役所

 

お仕事終えたあかいくつ号が通る。

 

 

 

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