まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

梅雨の晴れ間 3分間の夕景

2019-06-30 08:41:08 | 自然・風景

今日もまた雨雨雨。言っても詮無いが言いたいわ。いい加減におし!
もうおなかいっぱいだわさ、と庭の雑草たちもうんざりしているようす。
”過ぎたるは猶及ばざるがごとし”

わが家は南西に向いているから朝日は拝めない。
そのかわり居間にいながら夕日が沈んでいく様子を眺めることができる。
おおおーっ美しい!と気に入ると二階のベランダから眺める。

28日の18時34分から37分までの3分間。西の空。

34分

 

35分

 

 

37分

 

わずか3分間とはいえ、梅雨でもこんな天体ショーをみせてくれると気も晴れるわ。

定点でレンズ向ければ、変化は分かりやすいとは思うのだがなにせコンデジ、おまけに不器用とくれば
そんな高度な芸当はできっこない。でも、ま、いっかこれはこれでと、いつもの自己満足で締めくくる。

こちら午後2時過ぎの空 

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クチナシ

2019-06-29 09:06:58 | 植物

毎日毎日晴れただの、べたっとした曇り空だの、とうとう降ってきたかだの、梅雨時は空模様を気にして
まあまあめんどくさい。今朝もどんよりした曇り空、いちばん嫌いな空。
はっきりせえ!とどやしつけたい気分よ。

好きかそうでもないかは別にして、そんな季節の中、我関せずの顔して咲いているのが*クチナシ
そばに行くと結構強烈だけれど、ちょっと離れていればふんわりと漂ってくる甘い香り。

環状2号線が見える高台の公園、6月13日に行ったときはまだ蕾

6月22日再訪したときは 八重のクチナシが

 

蕾の開き具合がいい感じ 続いて

今にもふわっと開きそうな蕾 開く準備はできていますの蕾 まだまだ時間がかかりますの蕾 蕾3態

同じ写真から *クチナシの人生模様3態  汚れなき時代 女盛り そろそろお迎えが

撮っているときは何の気なしよ、もちろん。それが。
パソコンに取り入れたクチナシの写真を見ているだけで、結構妄想できるから楽しい。おばかだね。

こちらは近所の生け垣に。妄想はねのける正統派のクチナシ。

 

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雑草園と化した庭

2019-06-28 08:44:52 | 

今朝用足しがあるからと心配していた台風、普通の雨降りだったような・・・よかった。
先ほどまでは青空が見えて薄日まで射していた。今はまた曇ってきて・・・いやだわ。
ま、なるようにしかならん。

 7:00

 ところでこちら 何だと思います?
道路に庭にあちこちバラまいているのよ。はい正解!*ミモザのそれです、もうびっくり、今まで見たことない。
いつも花後すぐに花だけ切り取っていたからかしらね。

 こちらはお分かりですね。
*ニゲラのそれです。これは可愛いから邪魔扱いしないの。  

毎度おなじみながら6月も終わり7月にかかると、我が家の庭は恒例の雑草園と化して。
ちらほらと新しい花が開いたり2番花が息を吹き返したりで、ほんの少し彩りを添えるわけ。
それを朝に晩に眺めながら、あああ寂しい庭だと嘆いたりなかなか癒されるじゃないのと自己満足したり、
私の気分も忙しい。気分に任せて引っこ抜いたり席替えしたり、植物たちもえらい迷惑だ。我慢おし!


どうよ、もじゃもじゃよ。


この種類の*ゲラニウムはいつまでもぼちぼちと花を咲かせるから いいようなそうでもないような


上の*ゲラニウムの後ろの*ゲラニウムを引っこ抜いて通路に席替え
*アカバナマツムシソウもいつまでもちらちら咲いて うーーん微妙

 ?地味な花最右翼

 *ギボウシ 

*コエビソウ 地味だけれど大好きよ

こんなところですけれど、今後ますます雑草園は広がっていくと思うわ。困る。

 

 

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初夏を告げる リョウブの花

2019-06-27 08:44:08 | 植物

 昨夕 6時48分

舞岡公園に行ったとき、リョウブの花が開きはじめ。
もみじ休憩所から白い穂がよく見える。なんとなく懐かしい木の1本。

もう何年前になるだろうか、15年はたっていると思う。
高校時代の友人3人と越後湯沢に遊びに行ったとき、宿泊したホテルのイベントの山菜取りに参加した。
そのときガイドしてくれた方がリョウブの木のことを教えてくれて。
たいていいい加減に聞いている私だけれど、そのとき、
戦後の食糧難のとき、このリョウブを食べた。おいしいものでもなくお腹いっぱいになるわけでもないけど、
腹の足しにはなった。だからリョウブの木は切ってはいけないと言われている。
みたいな話がずいぶん印象的で、それ以来私の中ではリョウブは特別な木になっている。

ちなみに調べてみると

・リョウブという名は、飢饉に備えて貯蔵と採取を「令法(りょうぼう)」によって命じたという歴史に由来する。
別名の「ハタツモリ(旗積り、畑積り)」もこれに関連し、事前に収穫量を見積もって畑に植えたことに由来する。 

・食用となるのは芽吹いてすぐの若菜。
アクがなく、生のまま食べることもできるが、一般的にはお湯を通し、乾燥させたものを御飯や団子に混ぜて食べたり、
天婦羅にして食べる。

とのこと。

舞岡公園のリョウブ

 

 

 

 

 

 

この写真は20日、今頃はもっと花が開いて房になって、蜂たちが蜜を求めてぶんぶん飛び回っていることだろう。
それにしても、私、花が開いていなければリョウブの木とは分からない、内緒内緒。

 

 

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日々のあれこれの話

2019-06-26 08:41:04 | くらし

今日もいいお天気。
「有効活用してください」の気象予報士さんのお言葉にたまには従って、薄いホットカーペットカバー洗濯。
1回目の洗濯物は干し終わったから、後はブログ書きながら待つだけね。

 *オカトラノオ

そのブログのこと、私もほかのブロガーさんの記事に「いいね!」とかのボタンを押したい。
押そうと思ってクリックするとFacebook画面が出る。そして、
メールアドレスか電話番号、パスワードを入れろ、とこうくる。
それって結構な個人情報だと思うので、不特定多数の方に拡散するかもしれないと躊躇してしまう。
私のブログに「いいね!」ボタンを押してくださっている方はそれを乗り越えているのかしら。
ちなみに、エディターで記事を書いているブログには、そんな画面など出ないから安心して「いいね!」しているの。
もう、あれこれの変化にはついていけません、あああ。

 *アジサイ

そういえば、24日月曜日、雨降る中上大岡に買い物に出た。
私の買い物なんて20分で終わる。帰りのバスを待っていると後ろのご夫婦が「どこで降りるんだ」と言っている。
聞いたからには黙ってられない。「どちらまで?」と尋ねると「ひばりの墓!」とご主人。えっ?
「あ、それなら坂道のてっぺんのバス停で降りるといいですよ、そこからも歩きますけど」と返事するも。
バス待ち列を見るといつもと違う雰囲気。
いつもは買い物か病院帰りですの雰囲気大で、エプロン外してちょっと顔を直してきましたの高齢者たちね。
もちろん私も入っているに決まっている。
それがその日は外出ですのこぎれいな服装の方たち、あらら。
そのてっぺんのバス停が近づいてきたから、次ですよと、ついでにファンなんですかと余計なことまで聞いて。
ご主人、奥さんを指さして「これが」ですって。そのバス停でこぎれいなみなさんたちは降りて行った。
あら、6月24日はひばりさんの命日だったのね。

 *ナツツバキ

用足しから帰ってきたら、カワナカサンが2階の窓から身を乗り出して
高枝切り剪定ばさみで*ハナミズキの枝を切っていた。目があったらニッコリして、
「息子が来るのを待ってられないのよ」とおっしゃる。
でもでも私は知っているのよ。息子が切ったのは気に入らないの、剪定は大好きな作業なの。
そして、しばらくしたら道路に出てきて、四方八方からご自分の剪定結果の出来を確かめていた。
私も同じ動きをするからおかしくて。うん、とても上手です、見事に形が整っていました。



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舞岡公園の紫陽花ロード

2019-06-25 08:55:42 | 舞岡公園

「紫陽花ロード」
アジサイか紫陽花かどちらを使うか迷ったけれど、カタカナ並びはちょっとな、と。
私が勝手に命名しています。ちなみに去年は「あじさいの小道」のようで。
小道でもいいけれど気分気分、気分で「ロード」に。

もみじ休憩所に抜ける2本の道は今の季節両側アジサイがしっとり咲いている。
ここのアジサイは花の周りに空間があって、その風情がいかにもで落ち着く。

駐輪場から薄暗い林を抜けると早速お出迎え。行きは左側の道を上る。

 

振り返ると

軟弱だからほんのちょこっとの階段なのに息を切らす
休憩所は広場 空が高く広がって 青もみじが周りを彩る
ナツツバキの花を見てリョウブの花を見て 東門から小谷戸の里へ 古民家の横の紫陽花
竹藪を背に清々しい

 

帰りはもう1本の道を下りる

左と右では紫陽花の種類が違うのもまたよし 振り返ると休憩所への上り道

 

誰もいません通りません。静寂な空気、独り占めもなかなかです。

 

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健康麻雀の効用

2019-06-24 09:01:01 | くらし

今日も1日中雨か、とぼやく。梅雨だものね。

ボランティアスタッフの方たちの尽力で始まった町内健康麻雀、1年経った。
月2回、1時半に始まって、途中、体操休憩をはさみ3時半終了。それはもう見事にきっちり終了。
受付で200円の参加費払って血圧測定。健康と銘打っているからさぼってはいかん、律儀に測定。
シミズサンは「すぐに受けると必ず高いから、休憩のときに測っているの」なんてことをおっしゃる。
この健康麻雀、まあ、私の性格にぴったりはまって毎回のようにいそいそ参加している。

先回には全く初めての方が参加した。スタッフさんが後ろに張り付いてご指南。
触ったことがないとおっしゃるわりには、がんばって牌を上手に積み重ねる。
で、ちんじゃらちんじゃら。スタッフさんが、
「その牌はいらないから捨ててね」と(この牌ね「ハク」という)言うと、初参加者さん、
「無地のこれ?」とあっけらかんに言うから、周りはひっくり返って大笑い。笑いはしばらく止まらない。
「初めて聞いたわ、無地っていうの」もう大うけよ。トウフとかは聞くけどね。
いやあ楽し。じゃあこれは水玉か?これは縞柄か?なんて、洋服生地でさらに突っ込むわけ。
おまけにジャン卓に並べられたこの手の字牌を見て初参加さん「この上には漢字が多いのね」と。
いろいろの迷発言で周りを笑わせたこと笑わせたこと。すっかり健康になったわよ。

この日はもうおひと方の男性が久しぶりに顔を見せた。
上級者卓で楽しんでいた方だったが、しばらくお見えにならないなと思っていたら入院手術なさっていたとのこと。
退院したばかりだそうで、快気祝いのチョコレートを持参して奥様が付き添ってきた。
ここの麻雀をいつも楽しんでいるので、前から一度挨拶に来たいと思っていたとおっしゃる。
今日も麻雀に行くことを楽しみにしていて、まだ体がしっかりしないから心配なので一緒に来たと。
上級者男性陣も大歓迎、早速ジャン卓を囲んで元気になったことを喜んで一戦交えていた。それが祝福ね。
この健康麻雀が、男性にとってそんなふうな場所になっていたことにちょっと感激して胸が熱くなる。

休憩のもぐもぐタイムは、エリコサン手作りの梅ジャムのせカナッペ。エリコサン「手首がいたくて」
大好評、男性陣も「おいしい」の連発であっという間になくなった。
私、ちゃっかりただいたわ。
たいてい一緒の卓のメンバーになり「ボヤキのエリコ」と揶揄している間だからかしら。


 ヨーグルトにパンに重宝している、ありがとう。

健康麻雀の効用は多岐にわたって多々ある。いつも盛況である。スタッフさんに感謝。

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6月も後半の舞岡公園

2019-06-23 08:13:58 | 舞岡公園

私はとことん鎌倉には嫌われているらしい。

もう終わっているかもしれないけど東慶寺で*岩タバコ見て長寿寺横の道のアジサイでも見て来ようかなと、20日、
8時過ぎに家を出て最寄駅へ。北鎌倉へはうまくいけば20分以内に着くからね、港の見える丘公園へ行くより近い。
ところが、最寄駅は改札口前が人で混雑している。何があったのかしらと電光掲示板見れば、あれま。
京浜東北線は運転見合わせですって。原因はいいの、要するに運転見合わせということなのね。仕方ない。
速攻で引き返して原チャ吹っ飛ばしたわ、舞岡公園へ。

「行ってやるか」の態度が見え見えで、天下の鎌倉が怒っているのかしらね。ままま、鎌倉はまたいつか。

舞岡公園へは今週行こうと思っていたところ。お会いしたい方たちがたくさんいるからね。

もみじ休憩所の*ナツツバキの花が開いていて 感謝 

いつものコースを 薄暗い森の中を抜けて東門から入ると開ける風景

脇からちょっと高い園路をぶらぶら

*オカトラノオに会った 家のそれが少し膨らんできたから期待していたのよ 嬉しい

*ヤマユリはまだ固い蕾で開花までは日にちがかかりそう 上の葉にお客様発見

*マユミの若い実

小谷戸の里へ

いたるところに*ホタルブクロが

*ヒイラギナンテンの実

古民家の周りには

*オカトラノオが尻尾並べて

柿の実が大分大きくなってきた

6月の舞岡公園の植物は派手ではないが意外と豊かで期待以上よ。
古民家を出て田んぼ脇への道へと小道を行くと、赤い実の小さな木が2本。あれ?この時季赤い実とは。
名前は?分かりません。

 

小道をぶらぶらしながら田んぼ風景を眺める もっと広々した田園風景を見たいな なんて贅沢は言うまい。

ということで原チャ散歩は1時間半でおしまい。満足。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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四人の語り手による四人の画家のエピソード『ジヴェルニーの食卓』原田マハ

2019-06-22 09:01:26 | 

2019年上半期の直木賞候補作品はすべて女性作家というできごとに拍手喝采。
原田マハさんも候補者のひとり、4回目。
2012年『楽園のカンヴァス』2013年『ジヴェルニーの食卓』2016年『暗幕のゲルニカ』
そして今回2019年『美しき愚かものたちのタブロー』
まさか「今年度は受賞作なし」なんてことにならないでしょうね。今度こそ受賞してほしいの。

『ジヴェルニーの食卓』

短編小説だから受賞は無理だったかもしれない、なんて偉そうだけれど。
でも、私は読みやすくて面白く読んだ。モネ、マティス、ドガ、セザンヌ。アートストーリー四編。
どなたかが”読む美術館”と書いていらしたけれど言い得て妙。本当にぴったりの表現よ、読む美術館。

物語は、4人の語り手による4人の画家にまつわる絵と人生のエピソードが、周辺にいた彼女たちの視点で語られる。

「うつくしい墓」 アンリ・マティス 家政婦 インタビューに答えて
「エトワール」  ドガ       友人である画家のメアリー・カサット ドガのモデルになった少女について
「タンギー爺さん」ポール・セザンヌ 画商画材屋娘の手紙 セザンヌへの手紙 
「ジヴェルニーの食卓」 モネ モネの再婚相手の娘 モネの客をもてなす食卓について

内容紹介文から

マティスとピカソ、ライバルでありかけがえのない友人であった二人の天才画家の交流を描いた(うつくしい墓)
「この世に生を受けたすべてのものが放つ喜びを愛する人間。それが、アンリ・マティスという芸術家なのです」

新しい美を求め、周囲の無理解に立ち向かったドガの格闘の日々を刻んだ(エトワール)
「これを、次の印象派展に?」ドガは黙ってうなずいた。「闘いなんだよ。私の。――そして、あの子の」

セザンヌやゴッホら若い画家の才能を信じ、支え続けた画商の人生を巡る(タンギー爺さん)」
「ポール・セザンヌは誰にも似ていない。ほんとうに特別なんです。いつか必ず、世間が彼に追いつく日がくる」

不朽の名作「睡蓮」誕生に秘められた、モネとその家族や友人たちの苦悩と歓喜の日々が明かされる(ジヴェルニーの食卓)
「太陽が、この世界を照らし続ける限り。モネという画家は、描き続けるはずだ。呼吸し、命に満ちあふれる風景を」

原田さんの本領発揮で、フィクションでありながら確かな史実も織り交ぜてあり、どの作品も素晴らしい。
なかでも、画家ではないが「タンギー爺さん」がいちばん心に響きよかった。
無償で画家を支え続けるタンギー爺さんのあたたかい心根が、読後もずっと続いて気持ちがいい。
もっとも娘にしてみれば、絵の具代もキャンバス代も払わないセザンヌは非難すべき相手で、
催促の手紙は「親愛なるムッシュセザンヌ」からはじまり「タンギー親父の娘より」で毎回毎回締めくくられる。
自分たちの生活を脅かすから絵の具代を払ってください、いついつまでにカンヴァス代を送ってください、と
代金の請求文が手を変え品を変え書かれているから、切実とはいえ読む方はくすっと笑いたくなる。
動じないセザンヌ、ここにあり、ね。

ちなみにネットによればタンギー爺さんとは

ジュリアン・フランシス・タンギー(1825-1894)はパリで画材店を営んでおり、
ゴッホ初期の作品を扱った美術商でもあった。彼の陽気さと美術への情熱により、その店はパリで最も人気が高く、
画家達に「お父さん」と呼ばれて慕われていた。

若い画家たちに食料や金銭を援助し、絵具代として絵画を受け取っていたので、
モンマルトルにある彼の店は印象派の絵画で埋め尽くされ、さながら美術館のようであったという。

ゴッホは彼の希求する晴朗さを絵画的に表現するために、朗らかで思慮深いタンギーを描いたものと思われる。
(ゴッホはタンギー爺さんの肖像を3作品描いている)はたして、どちらがより深くご本人を表しているのやら。

2作品め                         3作品め

 

尚、この絵の背景にある浮世絵はタンギーの店の商品で、
ゴッホは浮世絵の主題や平坦で陰影のない色彩に求めていた晴朗さを見出していた。

(画像はすべてwebからお借りしました)

『ジヴェルニーの食卓』 
絵画の、特に印象派のとっかかりとして読んでも、別に絵画に興味がなくても新時代を切り拓いた人の物語は、
興味深く読むことができるのではないかと思う。

ちょうど今、国立西洋美術館では「松方コレクション展」が開催されている。
その西洋美術館とその礎となった「松方コレクション」の運命と奇跡を描いたという原田さんの候補作品
『美しき愚かものたちのタブロー』、機会を見つけて読んでみよう。



 

 

 



 

 

 

 

 

 

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1本のケヤキ

2019-06-21 08:55:49 | 植物

さっきまで本のブログ記事を書いていたのよ。
完成したのよ、ない頭をひねってようよう。さてアップしようと。
その前にちょっと確かめようとその記事の上から検索。あああああああー。
消えた!苦労が消えた!反映しても下書き記事にしか戻らない。うううううー。泣きたい。
今日はもうこれ以上ダメ!無理!

で、いつかと思っていた写真を、ね。
この日も梅雨の晴れ間、高台の公園。

 

 

 

 

 

無言・・・しばらく立ち上がれない。

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