宝永火口に 面白い形を見つけました。
山の雪解けで出来る形を見て 春の農作業を始めるという話はよく聞きますが この辺では聞きません。
宝永火口をきれいに写せないので 無理やり説明すると
たてがみのあるイノシシ(いるの?)が 長ーいたてがみをなびかせて 斜め前方に飛び出そうとしている感じ。
それを見て 今年は出来すぎて無駄にするのがいやなので 苗を買おうと考えていた夏野菜の種蒔きを することにしました。
と言っても 去年の残り種 キュウリ マクワウリ ピーマン ナス カボチャの5種類です。
世間より遅いのはいつものことですが 今年は接木苗をいくつか買うつもりではいます。
これは 古い花桃の幹に出来た空洞からのぞいた景色です。
長い間 竹やぶと杉檜林の間にうもれていた花桃の木なので 7年前に見つけた時は瀕死状態。
幹はぼろぼろ 少し押すとぐらぐらするので 当然枯れてしまうと思っていたのですが やっぱりお日様はすごい!
周りの木を伐ったら 年々元気を取り戻し 去年 1本枝を切ったのですが 今年もこんなに咲きました。
幹の根元に近い部分から 新しい枝が伸びて 花がひとつ咲いています。
木はいいなあ。
自分の幹から 跡継ぎを出すことが出来るんだもの・・・。
数年前 あちこちに移植した若い花桃の木が 満開になりました。
助けてもらって、喜んでいっぱい咲いているのでしょう。
木は強いです。打つの椿もとても殊勝で、枝をつめられても、毎年、花をつけて楽しませてくれます。
富士山に行くのだったら宝永にも寄ってもらいたいといつも思っています。
花桃とモミジは、自然に出てきた苗木を移植しました。派手なピンク色は目立ちすぎて、私としては少々抵抗があるのですが、ばあちゃんが実家からもらってきて植えた花桃なので、あちこちに植えています。
ばあちゃんにあやかり、不死身の花桃と言って眺めています。
kayusouさん、コメントありがとうございます。
毎日富士山を見ているのに、私は宝永山に登っただけで、富士山頂までは行ったことがありません。あの登山行列を見ると、パスしてしまいます。
富士山の近くにいると、遠い存在なのか近い存在なのか・・・。不思議な存在です。