たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

足倉沢右岸尾根は楽勝どころか結構な試練尾根だった。

2013年11月18日 | 足尾の山
◎2013年11月17日(日)

銅親水公園駐車場(6:46)……足倉沢右岸尾根取付き(7:34)……1123m標高点付近(8:06)……1504m標高点(9:35~9:46)……半月山駐車場(10:16)……半月山(10:43)……半月山展望台(10:49~10:58)……中禅寺山・1655m(11:21~11:35)……利根倉沢林道(12:15)……親水公園駐車場(13:31)

 課題が残ったままというのも嫌なもので、その課題とは、足倉沢と利根倉沢に挟まれた尾根(ここでは、便宜上「足倉沢右岸尾根」とする)を歩くことなのだが、これを済ませてしまわないと、足尾の他のエリア、あるいは他の山域に移行する気すら起きない。早々に片づけてしまうべく、いつものように足尾に通う。
 今日は銅親水公園の駐車場に入れた。帰路は中禅寺山の南西尾根をトラブルなしにストレートに下ることも想定している。何せ、過去2回ともまっとうには下っていない。気温は-1℃。身体に冷気がしみ込む。駐車場には車が5~6台。お一人、準備中。自分は手前端に置いたが、その方の車は反対側の端。メガネをかけても視力の弱い自分には、女性に見えた。RRさんのコメントにあったなぁ。中倉山に山ガール出没って。その口かな。でも、車から連れが出て来るかもしれない。もしくは、トイレに行ったか。到着後すぐに寄ったら、ロックされていた。そんなことを思いながら準備をする。
 背後でチャリン、チャリンと音がした。振り向くと、女性と思っていたのは男性で、ご出発であった。挨拶は交わしたが、その方はジーンズを履いていた。もしかして、RRさんではないのか。だが、間違っていたら失礼にあたる。それ以上の声はかけなかった。どうも、先日お会いしたイメージともまた違っていた。気になって、車を見に行った。お住まいのK市所管のナンバープレートであった。やはりか。帰宅後に、先日赤倉山に行った際に撮っていた、みー猫号が写っている駐車場の写真を見てみると、その車があった。RRさんが足倉沢を歩いた日のものだ。これでほぼ確実。それにしても、3回お会いして、いつも素通りのパターンだ。自分もまた、相当に印象が薄いようだ。そこらにいるオッサンだから仕方もない。

(右に小滝を見て)

(沈下橋を渡る。取り付き尾根はすでに見えている)


 出発。RRさんらしき方はかなり先、早足で松木の方に向かっていた。こちらは直進・久蔵沢林道だ。いつもの景色が続いている。また、しげしげと赤倉山の試練尾根を眺める。今日の印象は「ありゃ、やはり無理だわ」で終わった。バラクラ沢出会いを過ぎ、左手に河原が広がる。やがて先に沈下橋が見えてきた。右手に小滝があって、その脇に「作業通路」の看板があった。看板の先には作業道が上に続いている。これを行けやしないかと地図を広げて見たが、これでは恐怖の足倉沢左岸尾根に辿り着くのが関の山。沈下橋を渡ってしばらくうろつく。右手から足倉沢が注ぎ込んでいる。その先に尾根の突端らしき出っ張りがある。あそこか。

(足倉沢右岸尾根の末端かと思っていたが、実際はもっと左側)

(ここから取り付く)

(本尾根が上に見えている。稜線は左に延びていた)


 河原に下りて観察する。末端部はザレていて危うそうだ。脇から巻いていった方がいいみたい。沢を渡って、適当なところから取り付く。ここももろいが、貧相な立木と草は意外に根を張っている。ズルズルと滑りながら小尾根に取り付いた。後は安心かと思ったが、この先はかなり急である。嫌な感じ。見上げると、尾根は先で右に曲がっている。気になったのは、その尾根が左から続いていることである。先にも取り付けるところがあったとは思えないが。まだ歩き間もないうちだ。元気もある。右に石垣と「キケン立入禁止」と印刷されたテープ回しを見て、一気に本尾根に上がった。相当に汗をかいた。念のため、本尾根を逆方向に行ってみた。下は見えなかった。やはり、今、巻いて上がったルートが妥当だったようだ。おそらく、ガレた急峻な岩場だろう。

(いい感じに見えていたが、次第に狭くなってくる)

(そして、こんな状態に)

(ケルンがあった)


 見るからにのどかな感じの尾根だった。傾斜も緩やか。しかし、この第一印象はすぐに消える。左から尾根が狭まり、細尾根になっていった。左の利根倉沢側は傾斜が急。右手の足倉沢側の傾斜はまだ緩やか。先日、バラクラ沢右岸尾根から眺めたこの尾根は、下部がザレた急斜面、上部はなだらかといったものだったが、これから急になるのだろうか。
 取り付きから20分ばかりでケルンを見た。結構、手のこんだものだった。これ、RRさん作のものだろうか。最近、ここをRRさんは歩いていないと思うが。いただいたコメントでそんな気がした。他の方のか、もしくは、RRさんの造りが上手なのか。

(鞍部というのもおかしいが、この先、キレット状になっていた)

(足倉沢の左岸側。人が入れるエリアとは思えなかった)

(こんどはヤブ)


 右斜面の傾斜が急になり、とうとう、ヤセ尾根になってしまった。岩場が出てくるも、その岩がもろい。不意に岩をつかむと、上がはがれてしまう。誤って落とした石は、カラカラと乾いた音を出して足倉沢に転がって行った。風にあおられて体勢でも崩したらひとたまりもない。まったく気が置けない。次第に急になってきた。キレットぽい箇所もいくつか通過。しばらくこの状況が続く。冷や汗が出て緊張する。やはり、見た目どおりの尾根だ。
 正面の先に、目的地の1504mピークが見えている。視界といえば、さっきから左手に社山は見えている。南東尾根に相対し、その観察にはいいか。

(1123mを過ぎて、すこしはマシになったか)

(社山の南東尾根は真ん前)

(皇海山方面)

(モグラというかアシカというか、この尾根の裾は奇態な形をしている)


 1123m標高点付近を通過。幾分、傾斜も和らぎ、尾根幅も広がったような気がする。拙い経験からして、そろそろ、危険地帯は過ぎたようだ。ほっとして休憩するも、疑心暗鬼は続き、タバコを吸う気分にはなれない。振り向くと、自分が歩いて来た尾根の一端が見える。何とも不格好な形をしている。皇海山には雪が降ったのだろうか、白い筋が山肌に見えている。右手すぐに見える尾根はバラクラ沢右岸尾根ではないだろう。おそらく、足倉沢の左岸尾根だ。逆光でしかとは確認できないが、かなりの険悪の様相だ。あんなところは素手では無理だろう。肝心の足倉沢と利根倉沢は木立に隠れてまったく見えない。

(ようやく安心して歩けるようになった)

(1504mはそこ)


 予想どおりに、急登からは幾分解放された。いくらかマシにはなっている。右側の斜面はなだらかに安定した。その代わり、ヤブが出てきた。スズタケ系のヤブ。密ではないからまだいい。簡単に乗り越せる。と安心したのも束の間、もろい岩場がまた出てくる。木の根につかまっての腕力登りを強いられる。
 ヤブの間に道型のようなものが見え出してきた。これはシカ道だろう。濃いヤブの手前で、巧みに避けては復帰している。しばらく、これを辿る。岩場はなくなり、尾根幅もすっかり広がって安心して歩けるようになった。1504mピークももう少し。ようやく気分のいい尾根になった。

(半月山の駐車場も見えてくる)

(1504mピーク)


 1504mピークに到着した。ほっとした。取り付きから2時間。精神的にきつかった。結構な試練尾根であった。この尾根は下りでは使えそうにないな。それでいて、しっかりとケルンを2つほど積んで来た。休む。ようやく一服つける。ここからも左右の沢はまったく見えない。足倉沢の荒れを間近に見たかっただけに、ちょっと残念だ。蛇足だが、ここまでの経過に大げさな表記はあるが、お薦めできない尾根であることをご理解いただきたい。その趣向の方には物足りない尾根かもしれないが。この尾根の上部、ツツジはきれいだろう。その場合は、1504mから少しばかり下って愛でる程度に留めた方がいいかもしれない。
 さて、ここで半月峠道に合流したわけではない。今の半月峠道は、ピークを迂回している。地形図の破線の旧道はすでに消えている。尾根伝いにササヤブを下る。左手奥に日光白根山が見えてくる。白い。前には大きく半月山。駐車場はさっきから見えていた。そこから人の声も聞こえる。このまま駐車場に行っていいものやら。どうも避けたい気持ちも出てくる。だが、こんな殺風景な茶色の風景が続いていると、展望台から中禅寺湖の青色も眺めてみたい気分も出てくる。やはり行くとするか。

(1504mピークを振り返る。ただのコブでしかない。半月峠道がこんなところを巻いても文句は言えまい)

(駐車場。踏み台がなかったら、どうやって這い上がるんだ?)


 赤テープが現れた。間違いようもない尾根筋にこんなものがある。時として助かることはあるが、明白なところにあるテープやヒモの類いは目障りなだけ。黄赤のブリキマークが出て、半月峠道に合流。しばらくは踏み跡を辿る。先の分岐はそのまま尾根伝い。以前、古道をそのままに半月峠に向かったことがあるが、駐車場に立ち寄るには、攀じ登りといった感じで、かなりしんどいものがあった。こちらからだと楽だ。駐車場への踏み台もある。幾分きつい登りで駐車場到着。その間、3人組の行楽客にしげしげと観察されていた。だからここに来るのは嫌だったのである。
 駐車場には車が7台ほど。紅葉も終わって、閑散としている。登って来た足倉沢右岸尾根を観察して、そのまま半月山に向かう。空身の行楽客が3人下ってきた。

(泥んこ道を避けたら、えらい急斜面の登りになってしまった)

(半月山山頂)


 ハイキングコースはぬかるんでいた。やたらと滑る。展望台経由で半月山に行くつもりでいたが、歩いていても不快で、半月山に直登することにした。これがなかなかの急登。短区間だからと思えば我慢もできる。こんなところを歩く方もいるようで、そこら中に踏み跡らしきものはある。半月山に到着。相変わらず薄暗い。反対側から単独氏が登って来た。ほぼ同時の到着。社山に登り、茶ノ木平に抜けるとのこと。写真を撮ってあげた。長居は無用。

(展望台から1)

(展望台から2。日光白根は冠雪している)

(そして、登った足倉沢右岸尾根だが、解説文字が小さいか)

(中禅寺山へ)


 展望台にはだれもいなかった。ここでゆっくりした。もう色づきはない。晩秋の色になっている。遊覧船が見えた。ここからの光景は、いつもそのまま額縁に入れてしまいたい思いになる。久しぶりに、山歩きの中で青色に接した。
 ハイキングコースに復帰。またしても滑った。だれも歩いていない。こんな天気のいい日にもったいない。半月峠から中禅寺山への登り。足尾側から銃声が響いてきた。狩猟解禁になったのだろうか。犬が吠えている。間違えられたら、それだけでお終まいだ。ヤブ尾根を歩く時は要注意だ。まさか、そんな所にハイカーがいるとは思わないだろう。
 中禅寺山の先で草むらに腰をおろして一服する。入念にコンパスをセットする。3回目も曲線調に歩いていたら恥としかいいようがない。南西尾根は直線的だし、コンパスを持ってあらぬ方向に行っているのではどうしようもない。後ろを単独のハイカーが息を切らせて歩いて行った。本日、ハイカーとの遭遇は2人だけ。また銃声。南西尾根付近でなければいいが。

(南西尾根を下る。3度目の正直をねらう)

(社山展望)

(濃いシカ道が通っている)

(堰堤が見え、予定通りに下れた)


 踏み跡がずっと続いている。その筋の方が歩いているとしても高が知れている。シカ道になっているのだろう。標高1400mあたりになると尾根が広がりはじめた。1回目は右の尾根に引き込まれ、2回目の時は先で左に寄り過ぎた。同じ轍は踏むまい。頑なにコンパス通りに下る。ずっと明瞭な尾根が続いていた。そして、下に利根倉沢の堰堤が見え、最後は危なっかしくだが、利根倉林道に着地した。ようやく成功したか。これを機に、この尾根を意識して下ることはもうないだろう。
 林道で休んだ。暑くなっていた。フリース、手袋、帽子をぬぐ。気温は13℃を示していた。帰り際、今日の足倉沢右岸尾根の末端を改めて眺めた。やはり、今日の取り付きしか想定できない。

(林道沿いの紅葉はこんなもの。上の方の黄色が目に付いた)

(ゲート。こんなところにバイクのツアー。違和感があったが、オッサンライダーのグループだった。納得)


 退屈な林道歩き。ところどころに少しばかりの紅葉が残っているが、このエリアだ。量的にはわずかなもの。むしろ、先日は気づかなかったカラマツの黄色が随分と目に入ってきた。駐車場に到着。RRさんの車はまだあった。今日はまた荒っぽくもどこぞに行かれたのだろうか。


(付録・昨年の9月に社山南東尾根を登った際に、正面に見えていた本・足倉沢右岸尾根である。これでは、うっそうとした樹林帯続きに見えてはいるが、実際はこうではなかった)

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11 コメント

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もしやと思いましたが。 (みー猫)
2013-11-18 22:58:04
こんばんわ。
やはり行かれたのですね。たそがれさんがちょいと試練でしたら、一般の人は悶絶、蹂躙でしょう。ガレてるみたいだし遠慮しといて良かったみたいです(笑)南西尾根の完歩も、お疲れ様でした。地図とイメージが合いましたでしょうか・・それにしてもRRさんは変幻自在なお方なのですね。
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追伸 (みー猫)
2013-11-18 23:00:58
つまらない情報ですが、半月山の駐車場に北西の角に上がる道がありますです。これなら好奇の目で見られることはないかと(笑)
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みー猫さん (たそがれオヤジ)
2013-11-18 23:23:17
みー猫さん、こんばんは。
北西の角ですか?そこは、もしかして、私がひそかに這い上がろうとしたものの、上がってみたら、やたらとインタビューを受けたところではないでしょうか。まあ、半月山には、特別なことがない限りは用事もありませんし、あったとしても、通行止めの時期ですから、どうでもいい話ではあるのですが。
みー猫さんに先行をお願いしながら、どうにも気になって歩いて来ましたよ。私のレベルでの試練ですから、一般の人には、それほどの悶絶まではいかないと思いますよ。ただ、足場が悪いことは確かです。利根倉沢側は危ういですが、足倉沢側には木がありますから、とことんまで落ちていく心配はないかと思います。
南西尾根の下り、こんなものでしょうか。左に寄り過ぎての危険なトラバースには懲りましたからね。

RRさん、おっしゃるとおりに変幻自在な方です。私は、最近、百面相の方にも思えているのですよ。
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スミマセン (足尾のRR)
2013-11-20 22:01:46
たそがれオヤジさんこんばんは。
先日はすみませんでした、自分人の顔を覚えるのが超苦手なんです。あの後もしかしたらたそがれオヤジさんだったかなあと疑心暗鬼のまま歩いていました。
それにしても予想通り足倉沢右岸尾根、速攻で行きましたね。道中のケルンは想像通り自分が積んだケルンです。足倉沢左岸尾根は全体が岩稜の上、途中で数十メートルの垂壁も出てきますので行かない方が無難でしょう。
自分はとてもハイカーとは思えないカッコで足尾の山をウロツイテおりますので今度見かけましたら一声かけて下さい。
P.S. 当日は刺激を求めてウメコバ岩頭群(仮称)から沢入山に登ってきました。中倉山山頂では二組のハイカーと出会いました。やはり中倉山はちょっとしたブームのようです。
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試練の尾根 (瀑泉)
2013-11-20 22:41:54
は,上から見ると穏やかな尾根に見えますが,実際はかなり印象と違った尾根なんですネ。それでも,魅かれるモノがあるので,「登ってみたいリスト」に追加させていただきますヨ。
それにしても,ワザワザ半月山まで直登しに行かれるとは,試練だけでは物足りなかったのでしょうか(笑)。
中禅寺山南西尾根,展望地から先は,コンパスさえ信じれば,間違えっこない尾根なんですが・・・あそこは,尾根分岐の目安となる小ピークが無いからなのか,迷いますネ。
RRさんとまたお会いしましたか。それにしてもウメコバ岩頭群(仮称)から沢入山とは・・・だいたい,ウメコバ沢からロープ&確保無しで沢入山に登れるルートなんてあるモノなんでしょうか。。。
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足尾のRRさん (たそがれオヤジ)
2013-11-21 08:35:12
RRさんおはようございます。
RRさんのザックは、小型ながらもちょっとばかりふくらんでいましたが、あの格好では、せいぜい、中倉山に安全ルートで行って、山頂でラーメンでも食べて戻って来るといった山行スタイルに思えました。
ウメコバ沢の岩峰群経由ですか。こうしてコメントをいただいているので、何もなく帰還されたということでしょうが、何とも、想像しただけで怖ろしいことです。皆さん、重装備で、しかも複数で攀じ登っているじゃないですか。

RRさんと違って、私は他人様の顔を覚えるのは得意な方ですが、今回の場合、それ以前に性別を間違っていましたから、しばらくはRRさんとは想像もしなかったのですよ。三様のご尊顔を拝しましたので、これからは見間違いもないでしょう。どうも、最初の社山でのイメージが強すぎて…。
速攻で右岸尾根でしたが、えらい危険な目には遭わずに登れましたよ。ただ、あまりおもしろい尾根ではないですね。展望はいいですがね。
やはり、あのケルン、RRさん作ですか、いつのお歩きかは存じませんが、ああやって頑丈にこしらえると、結構持つものなのですね。感心していますよ。
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瀑泉さん (たそがれオヤジ)
2013-11-21 08:43:27
瀑泉さん、おはようございます。
今回の右岸尾根、はっきり申し上げておもしろくないですよ。まして意外に短時間で済みますから、物足りない感じにはなります。早々に1503mも見えていましたし。この尾根は瀑泉さんのリストから外して、左岸尾根とでも置き換えてくださいな。
この尾根、私の記事に期待して、実際に歩いてみると、何だ、この程度のものかと思うのがオチでしょう。確かに、私自身にも物足りなさがあったわけですから。疲れきっていたら、そのまま赤倉山経由で戻っていたでしょう。
中禅寺尾根、瀑泉さんおおせのとおりですね。分岐ピークがないからつい引っ張られてしまう。今度はスムーズに下れるでしょうが、ついでがなければ、もうわざわざ使うことはありませんね。こだわりからは消えました。

言わずもがなですが、RRさんはおっそろしい方です。ただ、その一言。失礼ながら、見た目の風貌からはおよそ想像できないようなところを歩いていますよ。コメントをいただき、どこそこを歩いてきたと知るだけで、毎回の絶句ですわ。
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足倉沢右岸尾根 (ハイトス)
2013-11-22 00:20:27
こんばんは。
尾根の様子がよく分かりました。
お勧めではないといわれますが面白そうに感じますね。
下りでは使いたくないと云う一言がこの尾根の本質を物語る?。
しかしよくRRさんと遭遇されますね。
お二人とも足尾へのこだわりは人一倍ですので遭遇確率が高いのもうなずけますが。

足尾沢の左岸ですが、地形図で見ても危なそうですが、実際の見た目も半端では有りませんね。
ま、自分が歩くことは無いでしょうが。
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ハイトスさん (たそがれオヤジ)
2013-11-22 05:38:53
ハイトスさん、おはようございます。
足倉沢の左岸尾根、あそこは「歩く」ところではありませんよ。「攀じる」ところです。逆光でよく観察はできませんでしたが、松木川伝いの岩峰群の趣がありました。かなり険悪です。右岸尾根の岩場ももろかったですから、左岸尾根もかなりのものではないでしょうか。
RRさんについては、足尾に行けばお会いできるといった感じになってしまいましたね。でも、RRさんほどのこだわりは、ちょっとばかりきついですね。あれだけ徹して歩ければすごいものです。お歩きもオールマイティだし、どこにでも行けるのではないでしょうか。こちらは、無理なところは覗く程度ですから。
こだわりといえば、あと数か所、こだわりが出てきてしまいましてね。他の山域詣でがしばらくできなくなってしまいそうです。ため息ものですよ。足尾の山も、魅力あふれるようなところでもないのですがねぇ。困ったものです。
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足倉沢尾根など (こつなぎ)
2013-11-25 22:53:06
こんばんは、はじめまして。
記事を、たいへん興味深く読みました。半月山駐車場や半月山で、小生は足倉沢尾根周辺の紅葉(黄葉)を撮っているからです。紅葉にレンズを向けるとき、この付近の地形はどのようになっているのだろうかと、思いをめぐらしてきました。いつかは、駐車場付近から紅葉ゾーンまで歩きたいと思ってきました。しかし、何十年か前に足尾地区の限られた山にしか入山したことがない者としては、歩くことができるだろうかと躊躇しています。
紅葉ゾーンなどについて、地形の様子がわかりましたので、記事を思い出しながら、来年からは半月山駐車場や半月山で見下ろす紅葉などの光景を撮りたいと思っています。
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