これらを感じるのは、やっぱり日本ならでは。この週末にいただいた日本からのメールで、ふと師走の日本に思いをめぐらせました。
>金曜日から、大阪、めっちゃ冷え込んできました、
>今年もあと2週間切ってますもんね。
>マドモワゼル・ヒロコさんも、新年迎える準備でばたばたされているのかしら?
>どうぞ、よいお年をお迎えくださいませ。
ルーマニアでは、オルトドックス(ルーマニア正教)のカレンダーで、12月25日を盛大にお祝いします。12月はやっぱり、いつもしないところまで行き届く大掃除やら買出しやら飾り付けやら、忙しいけれど、その最後に来るのが24日。この日は日本の大晦日みたいに、最終の掃除、そしてクリスマスを迎えるための料理作り。あたふたあたふたと、丸一日大忙しなのです。「クリスマス・イブ」ってロマンチックなふうのは、日本だけの慣習?
そしてすべての用事を済ませて、夕食後はゆっくり過ごしながら、夜更かしします。深夜0時になる前くらいに、ワインで乾杯~「クリスマス、おめでとう。」~イエス・キリストの誕生日は25日。
こちら、近所のミニ・スーパーのクリスマス期間のカレンダー。これを見ると24日までが掻き入れ時で、25日は大きな祝祭日であることがわかります。
これは、歩いて10分ほどのところにあるハイパーマート(巨大スーパー)のカレンダー。日本の大晦日の百貨店のように、24日と31日が早じまいで、その次の日25日と1月1日がお休み。
通っているスポーツジムでも、24日と31日が早じまいで、その次の25~26日と1月1~2日が午後からの短縮プログラム。
日本では大晦日にあわただしく最終の掃除・おせち料理作り、紅白歌合戦を見ながら年越しそばを食べて、除夜の鐘がすべてつき終えられたら、「あけましておめでとうございます。」
一番大きなカウントダウンが新年だから、
>今年もあと2週間切ってますもんね。
という感じになるのが日本らしいところですが、ルーマニアではちょいと違うかな?
>マドモワゼル・ヒロコさんも、新年迎える準備でばたばたされているのかしら?
ルーマニアの我が家では、クリスマスを向かえる準備、これに尽きます~。
>どうぞ、よいお年をお迎えくださいませ。
日本ならではの、年末のご挨拶。そういえば、今週、ブカレストで開催された日本文化祭で、たまにしかお目にかからない日本人の方と出会い、こんなふうにご挨拶して別れました。日本の年の瀬のご挨拶、好きな言葉です。
一番上の写真、この週からここの地下鉄駅に並び始めた露店商。クリスマスの飾りや冬装束(マフラーや靴下、毛糸の帽子など)、こんなのがたち始めるとは、ルーマニアでも12月は稼ぎ時かな。
@Bucureşţi
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