ルーマニア・ランニングライフ★Romania Running Life★

ダーリンはルーマニア人、マラソンシューズ゛と共に過ごす首都ブカレストでの日々。東欧の神秘ルーマニアを探索中+ラン遠征。

師走、年末、年の瀬

2010-12-19 | ルーマニア・ブカレストの日常

 
これらを感じるのは、やっぱり日本ならでは。この週末にいただいた日本からのメールで、ふと師走の日本に思いをめぐらせました。

>金曜日から、大阪、めっちゃ冷え込んできました、
>今年もあと2週間切ってますもんね。
>マドモワゼル・ヒロコさんも、新年迎える準備でばたばたされているのかしら?
>どうぞ、よいお年をお迎えくださいませ。

ルーマニアでは、オルトドックス(ルーマニア正教)のカレンダーで、12月25日を盛大にお祝いします。12月はやっぱり、いつもしないところまで行き届く大掃除やら買出しやら飾り付けやら、忙しいけれど、その最後に来るのが24日。この日は日本の大晦日みたいに、最終の掃除、そしてクリスマスを迎えるための料理作り。あたふたあたふたと、丸一日大忙しなのです。「クリスマス・イブ」ってロマンチックなふうのは、日本だけの慣習?
 
そしてすべての用事を済ませて、夕食後はゆっくり過ごしながら、夜更かしします。深夜0時になる前くらいに、ワインで乾杯~「クリスマス、おめでとう。」~イエス・キリストの誕生日は25日。
 


こちら、近所のミニ・スーパーのクリスマス期間のカレンダー。これを見ると24日までが掻き入れ時で、25日は大きな祝祭日であることがわかります。
 


これは、歩いて10分ほどのところにあるハイパーマート(巨大スーパー)のカレンダー。日本の大晦日の百貨店のように、24日と31日が早じまいで、その次の日25日と1月1日がお休み。
 
通っているスポーツジムでも、24日と31日が早じまいで、その次の25~26日と1月1~2日が午後からの短縮プログラム。

日本では大晦日にあわただしく最終の掃除・おせち料理作り、紅白歌合戦を見ながら年越しそばを食べて、除夜の鐘がすべてつき終えられたら、「あけましておめでとうございます。」
 
一番大きなカウントダウンが新年だから、
>今年もあと2週間切ってますもんね。
という感じになるのが日本らしいところですが、ルーマニアではちょいと違うかな?

>マドモワゼル・ヒロコさんも、新年迎える準備でばたばたされているのかしら?
ルーマニアの我が家では、クリスマスを向かえる準備、これに尽きます~。

>どうぞ、よいお年をお迎えくださいませ。
日本ならではの、年末のご挨拶。そういえば、今週、ブカレストで開催された日本文化祭で、たまにしかお目にかからない日本人の方と出会い、こんなふうにご挨拶して別れました。日本の年の瀬のご挨拶、好きな言葉です。

一番上の写真、この週からここの地下鉄駅に並び始めた露店商。クリスマスの飾りや冬装束(マフラーや靴下、毛糸の帽子など)、こんなのがたち始めるとは、ルーマニアでも12月は稼ぎ時かな。

@Bucureşţi


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香るクリスマス・ツリー

2010-12-19 | ルーマニア・ブカレストの日常


今週あたりから市場に出回っています、生木のクリスマス・ツリー。「あれ、ちょっと遅くないの?」~ご心配なかれ、ルーマニアではクリスマス・ツリーは年始の飾りも兼ねています。新年を迎えて1月も中旬になるまで、ずっと飾り続けるのです。
 


チェントラル(=ダウンタウン)のウニリ広場のツリーも、今週水曜日にやっと立ち上がり、飾りつけ。(15日、水曜日の撮影)
 


野外のマーケットでたくさんのツリーが並んでいるところに近づくと、モミの木の良い香り。これを家に持って帰って室内に飾ると、それはそれは新鮮な香りが部屋中に漂うそうです。
 


でもね、ちょっと気になります、これって森から緑の木を伐採してきているんじゃないの?ツリーがすべて完売し、それぞれの家庭に飾られるといいけれど、必ず売れ残りが出ます。
 
ドイツでは、生木のクリスマス・ツリーを購入するには、お客さんが森まで行って、自分の気に入った木を気に入った丈に切ってもらって、持ち帰るそうです。これなら無駄なし。
 
マイダーリンに訴えると、毎年のことだから、クリスマスツリー専用の森林があって、そこでたくさん育てているから問題ない、とのこと。でも、どうしても無駄が出てしまいます。昔からの慣例だから、それを尊重するべき?
 


鉢植えのモミの木も、少ないながら見かけます。これなら、クリスマスが終わっても育てることが出来るかな。とはいえ、ブカレストの夏はものすごく暑いです、寒冷地からやってきた針葉樹、夏を越せるのかどうか。
 


気になるお値段、訊ねてみました。枝ぶりがしっかりしていて、いかにもクリスマスツリー、大人の背丈ほどのこれは200レイ(=約3000円)。
 


毎年の習慣なのか、買いに来ている人もいます。枝が張っているので、こんなふうにメッシュの梱包材に包まれて、お持ち帰り。
 


これはフィンランドから直輸入のクリスマス・ツリー。腰の高さくらいしかないけれど、100レイ。ちゃんと産地を証するタグが付いていて、大事に陳列されています。少し枝が空いている感じのモミの木なら、45~55レイ。ルーマニア産。
 
とにかく、たくさん、たくさん、モミの木が並んでいるのがこの時期の市場。これまでは野菜を売っていた市場ですよ~。
 


生木のリースもたくさん出まわっています。飾りや大きさによって5~10レイくらい。きちんと丸く手作りされていて、飾りが付いているものもあるし、緑だけのものもあり。
 


お隣のお宅のドアにかけられたリース。おかげで我が家の玄関先まで、階段の踊り場が良い香り。生木には生木の良さがあります、クリスマスの飾りまで「無意味な緑の伐採」と言わないでね。なんといっても大切な緑、無駄がないように。

注:
記事中の写真は、2箇所のモミの木売り場から集めています。1箇所は市場の中の売り場、いつもは野菜を並べているところ。もう1箇所は、クリスマス・マーケット入口の特設売り場。

 
@Bucureşţi


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