prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「レッド・スパロー」

2018年04月16日 | 映画
漠然と「ニキータ」みたいな話かと思っていたら、おそロシア色全開のエスピオナージものだったのに一驚。

ハニートラップの訓練や拷問の手口などロシアならではの残酷さと陰惨さはちょっと息がつまるくらい。
英語でやっているのだが、美術や照明のロシアっぽさは本物のロシア映画より濃厚なくらい。

訓練教官役がシャーロット・ランプリングというのはもちろん「愛の嵐」をだぶらせるためだろう。

短い時間であれよあれよと二転三転する展開が至るところにあるのだが、ときどき早すぎて振り落とされそうになる。

叔父役のマティアス・スーナールツがまるっきりプーチンみたいな容貌なのは笑いそうで笑えない。
それにしてもジェニファー・ローレンスの肉体的な存在感のボリュームは凄い。
(☆☆☆★★)

「レッド・スパロー」 公式ホームページ

「レッド・スパロー」 - 映画.com



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4月15日(日)のつぶやき

2018年04月16日 | Weblog