マックンのメモ日記

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可愛いですよ。

「007」誕生50周年!

2012-11-30 19:00:21 | 芸術(音楽など)・文化・歴史
スパイ映画シリーズ第1作「007 ドクター・ノオ」が1962年10月5日にロンドンで初公開されてから、今月5日で50周年です。同日を「ジェームズ・ボンドの日」と銘打ち、世界各地でさまざまなイベントが開催されるそうです。交流サイトのフェイスブック上でも前作「007慰めの報酬」までの22作のうち、最も好きなボンド映画を選ぶ投票が行われ、5日に結果が発表されようです。ボンドファンのあなた?どれが一番お気に入りでしょうか?5日に行われる投票結果と自分の好みが同じだとまた楽しいですね。

50周年という事で、まもなく日本でも「007 製作50周年記念版 ブルーレイBOX[初回生産限定]」リリースされるのですが、発売記念イベントがイギリス・ハンプシャーにて行われ、3代目ジェームズ・ボンドこと俳優のロジャー・ムーア氏などが出席し、同シリーズの知られざるエピソードを明かしたそうです。1973年の『007/死ぬのは奴らだ』から7作品にわたってジェームズ・ボンドを演じたロジャー・ムーアは、『007/私を愛したスパイ』を「素晴らしいコメディー感覚にあふれている」とお気に入りの作品に挙げると、「とても魅力的な土地でロケした思い出がたくさんある」などボンド俳優ならではの思い出話に花を咲かせたそうです。

また、同作が世界中で愛され続けている理由については「1作目、2作目が公開になったとき、観客はプロデューサーがありったけの費用を注ぎ込んで、これらの映画を作ったんだと感じることができた。観客にウソをつかずに本気で作ったという意気込みが感じられたんだと思う。巨額な費用が掛かった。観ていてもそう感じる映画だよ」とコメント。最後に「安いのは俳優(のギャラ)だけだったからね」と英国流のユーモアを付け加えることも忘れませんでした。

また、同イベントには、長年シリーズの特撮を担当しているクリス・コーボールドも出席。『007/ダイ・アナザー・デイ』では湖でのカースタントを実現するため、撮影に使用したジャガーとアストンマーチンを四輪駆動に改造したことを明かし、ボンドカーへのこだわりを垣間見せる一幕もあったそうです。

同イベントが行われたのは、イギリス有数の自動車博物館であり、現在『007』シリーズ50周年を記念した「ボンド・イン・モーション」展が開催されているイギリス・ハンプシャーのビューリー・モーター博物館です。同展では、ロールス・ロイスやアストンマーチンといった歴代ボンドカーをはじめとする乗り物を展示されているそうです。それぞれの乗り物は持ち主が違うため、こうして一堂に会するのは非常に貴重なことだといい、シリーズのファンならば見逃せない展覧会となっているようです。007ファンで時間とお金のある人はぜひ行ってみたところでしょう。

「007 製作50周年記念版 ブルーレイBOX[初回生産限定]」は10月19日発売 税込み価格は3万3,000円で発売元は20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパンです。現地に行けない方はこちらの初回限定盤はどうでしょう?もしかしたら将来プレミアがつくかもしれませんよ。そして英クリスティーズでは8日まで、最新作「007 スカイフォール」(日本で12月1日公開)を含むゆかりのアイテム40点がオンラインでチャリティー・オークションにかけられ、日本からも参加できるそうです。貴重品が出るでしょうから高いかもしれませんが拾い物があるかもしれませんね。なお20日開幕する第25回東京国際映画祭ではドキュメンタリー「エヴリシング・オア・ナッシング:知られざる007誕生の物語」が特別招待作として上映されるそうです。

貴重な007シリーズ第1弾は何か知っていますか?ドクター・ノオと言う作品でもちろん初代ジェームスは「ショーン・コネリ-」ですね。この作品で初めて「ジェームズボンド」が登場し、007シリーズの伝説はここから始まったのです!記念すべき第1作目の粗筋はこんな具合です。「宇宙ロケットを妨害する怪電波の調査に当たっていたイギリス謀報部員がジャマイカで殺された。早速現地に派遣されたのは、コードネーム=007こと「ジェームズ・ボンド」。そこで彼はドクター・ノオと名乗る中国人博士が所有する謎の島に秘密が隠されていることを知る。劇場公開と共に、世界中の映画ファンを虜にした」というもので、これで「ショーン・コネリー」は一躍スターへの仲間入りを果たしたのです。日本でも初公開時は「007は殺しの番号」のタイトルで登場し、熱狂的に迎え入れられた記念すべき作品だったのです。ちなみにこの人は牛乳配達から始め、トラック運転手、労働者、美術モデルやライフガードなど種々の仕事を経験してこの作品に出たのですから大出世ですね。

それと音楽もよかったですね。まずテーマ曲が大変良かったし、映画の初めに出るシーンも格好良いですよね。それから2作目の「ロシアより愛をこめて」も良かったし、3作目の「ゴールドフィンガー」も、4作目は「サンダーボール作戦」でこれも良い。後は題名だけ書きます。5作目目は「007は二度死ぬ」、6作目は「女王陛下の007」、7作目は「ダイヤモンドは永遠に」でここまでがショーンコネリー主演で、この後からはロジャームーアが主演となり14作目まで演じました。15作目と16作目はティモシー・ダルトン、17作目~20作品目は人気の高かったピアース・ブロスナンが、最後の第20作目と21作目はダニエル・クレイグで21作目はシリーズ最大最高のアクション!全世界で記録を塗りかえた最強スパイアクションの最新作です。

これからもまだまだ続いて楽しませてくれることでしょう!ジェームズボンドもはや50歳となってしまいました。でも映画の中ではまだ若々しいままで、年をとりませんね。

ジョージ・フリードマン『100年予測』

2012-11-29 19:39:18 | 経済・金融・投資
今日は本の紹介しをしたいと思います。 本書は今後100年間に世界中で起こる紛争や人口の増減、さらに科学技術の進歩などについて「地政学」で予測するもので、著者はその道の第一人者であるジョージ・フリードマンです。フリードマンはブダペスト生れの政治学者で「影のCIA」と評されるストラトフォーの創設者であり、フリードマンによるとそもそも人間とは自分が生まれ育った環境(部族・都市・国家)に対して忠誠心を持っているもので、国家の未来や国際関係は地理的考察によってかなりの精度で予見することができるというものです。

彼は1990年代末から日刊で情報配信を行っていたのですが、1999年には、NATO軍によるコソボ空爆の記事を通じて大いに注目されました。当初は一般の閲覧が無料であったが、これをきっかけに1999年末から、記事のほとんどは会員にのみ提供されるようになりました。2001年9月のアメリカ同時多発テロ事件では「臨時ニュース」欄を設けて一般に提供し、アルカイダとブッシュ政権の戦争を予言しました。

本書ではこのような見地から今後100年間の情勢をシミュレーションするもので、宇宙空間で発電された電力がもたらす爆発的な好景気の到来や、先進工業国の労働人口激減による移民の誘致争奪戦が各国で起こると予見し、さらにアメリカとイスラムの戦争終局。勢力を回復したロシアとアメリカは再び冷戦状態になることや、今後、日本・トルコ・ポーランドが台頭した結果、今世紀半ばに新たな世界大戦が起こり、紆余曲折を経て世紀末になるとメキシコが台頭してアメリカと覇権を争うことになると分析しています。

ほとんどのシナリオがアメリカの世界戦略を中心に書かれたもので、事象の展開にこじつけらしき部分も感じられるところもあると言いますが、未来の世界大戦の戦場が宇宙空間であることや、エネルギー資源の動向や宇宙空間の覇権争いなど興味深い記述が書いてあります。これまでの戦争は海洋を征した国家が覇者となりましたたが、100年後の覇者は宇宙空間を征する国家だと言っています。

全世界で思考の糧になったと評されるこの本。年末年始かけてじっくり読むのに最適な一冊だと、サーチナの記事として書評が載っていました。実はこの本のことは野村証券の元社員の方から聞いたもので、将来の世界の流れを大きなスパンで見た時の経済問題にも参考になると言う話だったのです。そうでなくとも大変面白いと思います。話の内容を聞きこれは面白いと思ったので書いてみました。興味を感じた人は一度読んで見てはいかがでしょう。

書名:『100年予測』著者:ジョージ・フリードマン(著)、出版社:早川書房価格:1890(税込)

8万人の火星移住プロジェクト 米ベンチャー創業者が構想!

2012-11-28 21:40:47 | 宇宙・サイエンス・科学技術
米宇宙ベンチャー・スペースX社の創業者でCEOのイーロン・マスク氏は27日までに、
いると、米宇宙専門メディアの「スペース・コム」などが伝えています。

火星への飛行費用は1人50万ドル(約4100万円)と見積もられています。液体酸素とメタンを燃料とし繰り返し使える巨大なロケットを開発。最初は10人未満の少人数で移住し、多くの人が自給自足できる居住区をつくる計画です。SF映画に出てくるような居住ドーム建設や、食料やエネルギーを確保する基盤整備など、巨額の資金や技術開発が必要で、問題は山積です。 ちなみに、スペースX社は有人飛行も見据えたドラゴン宇宙船を独自に開発し、今年5月に民間企業として初めて国際宇宙ステーションへの無人物資補給を成功させています。

そして、マスク氏は短文投稿サイトのツイッターに「常軌を逸しているように聞こえるのは分かっている。だが人類が複数の惑星で暮らすことを望むなら、多くの人を火星に運ぶ方法を考える必要がある」と書き込んでいます。 火星への移住などはSF小説での話であったのですが、これを民間企業がするというのですからより現実味が増してきているのだと思います。これを国がまだすると言うとまだ先の話となるでしょうが、民間がするとなるとすでに技術は完成したからとなるからです。そして民間企業として初の国際宇宙ステイションへの無人物資の補給に成功している実績があるのです。

火星では、透明のドームを建設して地球上と同じ穀物を栽培し、肥料や酸素、メタンの生産施設も設ける計画です。そして1回につき10人以内のグループを送り込み、定住が成功すれば人員の割合を、順次、大きくすると言います。火星はエネルギーという点では地球から向かうのが最も簡単な惑星です。化学燃料ロケットを使っている限り、火星への旅には数ヶ月の期間が必要となりますが、現行の技術でも行くことは可能です。しかも現実的な時間で到達出来る点は非常に魅力です。しかし比推力可変型プラズマ推進機や原子力ロケットなどが実現すれば、2週間程度まで短縮することが出来るとも言います。

ただし、火星の薄い大気は真空同然なので、宇宙服などで保護されていない生身の人間であれば、1分たりとも生存できないと考えられます。しかし火星の環境は、灼熱の水星や金星、極低温の木星、さらに遠い軌道を巡る外惑星、真空の月や小惑星と比べればはるかに住みやすい環境だとも言えます。有人気球が到達した最高高度は、34,668mですが、この高度での気圧は火星表面と同じぐらいだそうです。南極の最低気温はマイナス90度ほどですが、火星の平均気温よりも少し低いし、地球の砂漠も火星の地形と似ています。そう考えると不可能ではないのです。

「韓流」はなぜ世界に広がったのか?N03

2012-11-27 20:30:42 | 芸術(音楽など)・文化・歴史
韓国エンターテインメントはなぜ、ここまで貪欲に海外を目指すのかと言えば、1つは、韓国の国内市場が小さいことです。韓国の人口は日本の半分に満たないほどで、日本は米国に次ぐ大きなコンテンツ市場であり、日本への進出は右肩上がりの成長を続けるためには欠かせない存在なのです。日本で韓国のコンテンツ振興を手がける政府系機関、韓国コンテンツ振興院・日本事務所長によると、2010年の統計で、韓国から輸出されるコンテンツの約54%が日本向けだそうです。ほかには台湾が約13.2%、中国が約8.8%とほとんどがアジア諸国に集中しているのです。

コンテンツの中で最も輸出額が多いのはネットゲームだそうで、それ以外には放送ですがそれにはドラマが含まれています。これらコンテンツ産業の割合は、韓国の2011年の貿易輸出の総額約5565億米ドルのうち、その占める割合は、わずか41.6億米ドルでしかないのです。過去5年以上、音楽、ドラマ(放送)の輸出額は右肩上がりで伸びていると言うものの、スマートフォンや薄型テレビなど、電子機器の輸出額に比べれば、決して大きなビジネスではないのが現状です。

「しかし、音楽やドラマが海外で認知度を高めることが、韓国のイメージを上げ、それが韓国メーカーの製品の購買や観光客を増やすいという、間接的効果は非常に大きいと韓国政府は見ている」のです。韓国輸出入銀行海外経済研究所の試算によると、K-POPの輸出が100米ドル増えると、韓国製の電子製品やIT機器の輸出は平均395米ドル増加すると言うのです。コンテンツに力を入れるようになったのは、1997年のアジアの通貨危機により、韓国はデフォルト寸前まで行き、その時、多く企業が倒産するなど社会が大混乱したのです。そこで財政再建と同時に、世界に勝つための経済政策として、IT産業や、文化事業の振興を選択したのです。それは例えば、2000年前後から、音楽や映像のプロを育てる大学や専門学校が数々数多く設立し文化人を育てたのです。その効果は10年で出て、音楽、映像の専門教育を受けた人材が育ち、今の韓流ブームを現場で支えている」と言うわけです。

人気者のKARAは2012年、海外での活動が評価され、「韓国観光の星」の特別賞(功労賞)に選出され政府から表彰されました。これを見ても、韓国政府がアーティストの力で世界に韓国ブランドを広める戦略に重きを置いていることが分かるはずです。K-POPアーティストは、海外で成功すれば、金銭的に豊かになるだけでなく、国のイメージアップに貢献した立役者として、名誉ある地位を得ることもできるのです。「高収入と名誉」の2つが、韓流スターの高いモチベーションとなっているのです。

こうした成功を導いたのがインターネットだったのです。K-POPについては、YouTubeのトップページには、常に韓国アーティストるいからをyの最新映像がアップロードされています。事務所にとって、アーティストを飛行機に乗せて海外でプロモーションさせるには莫大なコストがかかりますが、新しい映像をインターネットで発信すれば、配信コストはタダなのです。こうした、ネットを巧みに使った戦略が今日のK-POPの躍進を支えたのです。ここでもなぜ日本がJ-POPをこうした方法で世界に売り込むことができなかったのかとも言えるのです。しかもJ-POP売り上げはどんどん減少していたにも限らず手を打っていなかったのです。アニメや寿司ブームがあったにもそれも生かしていなかったのです。

「今や、iPhoneに曲をダウンロードして聴いて、YouTubeで映像を見るというスタイルが世界の若者には定着しているのは知っていたはずです。しかし韓国はそういう聴き方に合った「音の付いた映像」を提供したから、K-POPは成功した」(元ソニー・ミュージック社長の丸山氏)のだと言います。この点で家電業界と同じで、日本は有効な手立てを打たず古いやり方に安住していたと言われても仕方ありません。YouTubeのサイト上で公開されている世界地図を見ると、どの国のユーザーが映像を見ているかがよくわかります。それをみると、K-POPアーティストがうまく本国以外のユーザーの興味を引いていることが分かります。

こうした時代背景以外に、K-POP自体が持っている音楽的な特徴も、ブームの広がりに大きな影響を与えているのです。K-POPは、ダンスの魅力と、分かりやすいサビ、ノリの良さが重視されていて、歌詞で聴かせる歌ではありません。その結果、K-POPは、共通の言語を持たない、アジア、欧米の人々にも楽しんでもらえています。

今後、日本においても、海外で日本人アーティストが活躍できる体制を立て直す必要があるわけで、ネット環境も音作りの技術も日本は整っています。必要なのは、過去のしがらみにとらわれず、今のファンのニーズを形にできる若い世代の人材育成にかかっているのだと思います。それと素人の中にも夏列なファンのいる人材を探し育てる努力も必要でしょう。

中国、空母「殲」の着艦試験に成功、日米の予想以上に早く実現!今後ますます脅威は高まる!

2012-11-26 20:24:08 | 政治(国内・海外)
中国海軍初の空母「遼寧」での艦載機「殲(せん)15(J-15)」の離着艦試験に成功したことに、日米の防衛関係者に衝撃を与えたそうです。それは想像に難くありません。離陸可能な戦闘機の開発にはなお数年かかるとみられていたからです。とくに着艦能力を持つにはまだ時間がかると言っていたくらいで、日米ともまだ空母ができても空母を運行する能力を持つには数年先の話だと言っていたくらいだったからです。着艦技術がなければ海に着水するしかなく、それでは空母の役目を果たせません。その技術を持っているのは現在のところ米国とロシアしかなく、その技術を習得するにはまだ時間がかかると言われていたからです。それだけに、関係者のショックは大きく、尖閣諸島や南シナ海をめぐる周辺各国との対立はさらに激化しそうです。

中国国営中央テレビは25日、空母「遼寧」で艦載機「殲15」が着艦、さらに空母から飛び立つ姿を報じました。新華社電によると、海軍は「空母と艦載機の性能は良好で、設計上の要求を全て満たした」とコメントしています。殲15はロシア製戦闘機「スホイ33」のコピーとの指摘もありますが、新華社電は「わが国が自ら設計、開発した」と主張しています。しかしこの言い方は、日本の新幹線の技術を導入しておきながら、中国版新幹線を作った途端、これはわが国の技術で作ったものだと言っていたのと同じ言い方です。盗人猛々しいというのはこういうことを言うのです。しかし殲15の戦闘能力は「スホイ33や米軍のF18戦闘機に匹敵する能力があると専門家はみている」とアピールしたと言うのですが、あながち誇張とも思えません。それが証拠に米国の予想を上回るスピードで空母を動かすことに成功したのですから、あまり中国を見くびっていると、今回のように想定外のことに驚かされることにもなりかねません。それだけ今の中国には優秀な頭脳と資金があるからです。

中国情勢に詳しい元航空自衛隊員の軍事ジャーナリスト、鍛冶俊樹氏は「日米の防衛関係者が受けたショックは大きい」と言っています。「空母から発艦できる戦闘機を製造するまで数年かかるとみられていたため、予想をはるかに上回るスピードで開発が進んだことに衝撃を受けたのです。それともう一つ分かったことは、空母本体のエンジン性能も証明されたということです。これは発艦の際には飛行機が強い向かい風を受けられるよう風上へ全速力で進むのですが、発艦できたという事はそれだけの推進能力のあるエンジンを搭載していると言うことになるからです。つまり張子の虎ではなく、実際に使える空母であることが明らかになったからです。

衝撃は大きいものの、疑問も残されたのです。映像に映った戦闘機は1機のみ。「中国に艦載機用のエンジンを開発する能力はないと考えられており、ロシアからエンジンを融通してもらって1機だけ間に合わせたのでは」(防衛省関係者)との見方もあるそうです。中国は初の空母について「訓練用」と説明しています。現状の1隻だけで実戦に投入される可能性は低いとはいえ、「張り子の虎」と思われていた空母が、まともに使えそうなことは分かっただけに、たとえ1基だけにしろ飛ばしたという事は、今の急激な軍事力増強を図っているだけに、それに日米の希望的観測を覆されたように、今後とも予想を上回る速さで米国に追いついてくることは十分あることが、これで証明されたからです。

同時に長期的な脅威が増したことは間違いないことであり、想像以上に人口の差の影は大きいと思います。例えば、一定の割合で頭脳の優秀な人がいるとしたら、人口の多い方が優秀な人の割合が多いという事も言えるわけで、最近の若者の米国への留学生の数を見ても日本より中国のほうがだいぶ多いこと一つを見ても、中国を侮っていると足元をすくわれるのは日本だと言うことで、気持ちを引き締めて中国と対峙しないとないと足元をすくわれることが増えるのではないでしょうか?現に、韓国には家電業界に敗北しているし、GDPでは中国に抜かれ世界3位に落ちています。GDPは人口に比例することを考えれば今後はあすますその差は開くばかりで、資金的余裕もどんどんなくなって行く日本はもっと真剣に対中国政策を考えないと将来的には中国に飲み込まれる可能性がないとは言えません。