マックンのメモ日記

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「ももクロ」に若年層だけでなく中高年も夢中?

2012-11-19 18:05:17 | 芸術(音楽など)・文化・歴史
5人組女性アイドルグループ「ももいろクローバーZ」(ももクロ)が今、熱いそうです。若年層だけでなく中高年の男性たちまでも夢中になっているのだそうです。そんなグループがあるという事すら知りませんでしたが、面白いのは中高年の男性も夢中になっているという事です。いくらなんでも中高年のおじさんたちが若い女性グループに熱を上げているとは思えませんが、新聞に載っていたということなので確かでしょう。でもそんなに注目度が高いのですかね。TVで放送されているのを見たことがないのですが、知らないのは私だけなのでしょうか?ちょっと気になったので記事にしてみました。

中高年の人の話はこんな具合です。「いい年をしてと言われそうですが、ライブ映像を見てハマったのだと言います。別にアイドルに興味があったわけがないのに・・・」劇団ラッパ屋を主宰する劇作家鈴木聡さんは「ももクロ」の魅力に取りつかれた一人だそうです。

「ももクロ」は2008年5月に結成。メンバーの変遷を経て、今は5人のうち4人が高校生のグループだそうです。それぞれ戦隊ヒーローを模した赤、黄色、ピンク、緑、紫をイメージカラーに持ち、アクロバティックなダンスで息をつく間もない「全力ライブ」を売りにしているそうです。

東京・新宿の紀伊国屋ホールで上映中の鈴木さんの新作「おじクロ」は、「ももクロ」の懸命な姿に感動した中年おやじたちが曲折を経て、彼女らの曲を歌って踊るライブを聞くと言うストーリーだそうです。他のアイドルと違うのは、「全力投球を笑顔で楽しんでいるのが、他のアイドルと違い。その姿が、“全力”を忘れかけていた中高年を励ましてくれる」と言います。

しかし中高年のおじさんがハマる要素は他にもあって、音楽評論家の原田和則さんは「たかがアイドル」とくくれない楽曲の質の高さを上げています。リズムやコード進行が斬新で格好よくジャズやクラッシックなどの要素も取り込まれていると言います。私も聞いてみましたが、残念ながら音楽的なことは分からないのでその辺の良さは分かりませんでしたが、専門家が聞くとそういう事だそうです。布袋寅泰さんなど著名なミュージシャンの作品も多く「ももクロ」のライブを見に行くと言っても恥ずかしくない」と話しています。また応援歌のような前向きな歌詞が多いことも、東日本大震災以降の日本で受け入れられたのではと言います。

ライブでは、スーツ姿の中年サラリーマンが一心不乱に応援している姿も珍しくないそうです。「昨今の昭和ブームにマッチしたテイストが盛り込まれ、郷愁を感じさせる」と指摘するのは、美学芸術学専門の安西東大大学院准教授はしてきしています。1980年代風の曲調やドリフターズの振り付けが盛り込まれたり、ステージではグループサウンドの歌手やプロレスラーとの共演など「古さと新しさ、多種類のジャンルが絶妙に組み合わさっているのだそうです。

路上ライブから始まり全国の家電量販店などを車中で回りながら講演するなど、下積みも長かったそうですが、それにより「もともとの基礎体力、運動能力の高さに磨きがかかったのです。側転や組体操、エビ反りジャンプなど、厳しいダンスを交えながら、敢えて口ぱくなしの生で歌うのです。その必死さも従来のアイドルと一線を画している」とみているのです。音楽評論家の南波さんは「がに股の振り付けや変顔などコミカルながら、三枚目にならないぎりぎりのパフォーマンスが特徴。純粋な女の子たちが気取らずに楽しんでいる」と解説しています。

「セクシーさがあまりない。おじさんがアイドルに熱中すると気味悪がられるが、「ももクロ」なら応援してもおかしくないと言う雰囲気がある」そうです。ももクロファンの男性会社員は(53)は「部活で頑張っている自分の娘たちと重ね合わせ、けなげさ、懸命さに胸が熱くなる。自分も頑張ろう、と言う気持ちを新たにする」と言っています。

試しに一曲どうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=OWSbfCPkTBk