マックンのメモ日記

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米大統領選、大接戦!果たして次期大統領を制するのは誰か?

2012-11-07 10:17:54 | 政治(国内・海外)
米大統領選はアメリカ人にとってはお祭りのようなところもあって、その応援合戦は接戦になればなるほど加熱してきます。今回も大接戦でどちらの候補が勝ってもおかしくないほどの僅差での戦いになっています。そしてすでに、何カ月にもわたって巨額の資金を投じて繰り広げられてきた米大統領選は6日、両候補が接戦のまま投票日を迎えたのです。一部激戦州の有権者の動向が帰趨を決するとみられ、決着は同日深夜以降にもつれ込みそうです。全米の多くの投票所では投票待ちの長い列が出来ており、一部では2時間以上待ちとなっていると伝えられています。

米バージニア大教授の予想では、6日の投票ではオバマ大統領が僅差で勝利するとの予測を発表しました。先月末、温帯低気圧に変わって米東部を襲ったハリケーン「サンディ」や、10月の失業率が7%台にとどまったことなどがオバマ氏の追い風になったと分析しています。注目の激戦州ではロムニー氏がフロリダ、バージニア州などで勝利するものの、オバマ氏がオハイオ、アイオワ州などで勝ち、選挙人の人数でロムニー氏を上回るとしています。最終的な獲得選挙人数予測ではオバマ氏290人に対し、ロムニー氏は248人と予想。教授は「ロムニー氏は第一回大統領討論会で猛進したものの、激戦州での決定打がなく、時間切れとなった」と見ています。

ロムニー氏はこの日、副大統領候補のライアン下院議員とともにオハイオ州に飛び、リッチモンドハイツにあるロムニー陣営の選挙対策事務所を訪問、その後はペンシルベニア州入りする予定で、投票が締め切られるぎりぎりまで選挙戦を続けました。同氏は、リッチモンドハイツの選対事務所で支持者に対し、「我々は米国を変革する。良い仕事について良い収入を得られるとは思っていない人々に支援の手を差し伸べる」と訴え、「米国は間違った方向に向かっている。我々は軌道を元に戻し、米国民が明るい未来を手に出来るようにする」と決意を表明しました。

ロムニー氏は、10月初めに行われた大統領候補による第1回テレビ討論会後に上昇気流に乗ったのですが、最近の世論調査では勢いが衰え、オバマ氏が立ち直ってきている。すでに期日前投票で3000万人以上が投票を済ませているそうですが、両陣営とも投票日の最後の一押しが勝者を決めるとみています。ウォール・ストリート・ジャーナルとNBCの最新の共同世論調査では、投票するつもりの有権者を対象とした支持率はオバマ氏が48%、ロムニー氏が47%で、大統領が僅差でリードしている。激戦州の支持率も大統領がわずかに上回っているが、多くが誤差の範囲内です。

両候補とも、目標は選挙人の過半数である270人を獲得することです。オバマ氏の方がそこに到達するための道筋がいくつもあるようにみえるのえすが、ロムニー陣営は同氏が無党派層に強いことや支持基盤が強固なことを指摘し、勝算があるとしています。

なお全米に先駆けて大統領選の投票が行われ、民衆党のオバマ大統領が1勝、もう一つの村では共和党のロムニー氏と引き分け、オバマ氏が一勝1引き分けとなりました。8年前の大統領選では再選を果たした元ブッシュ大統領が両村を制していました。そして主要紙の候補者への支持表明がほぼ出そろいましたが、オバマ支持は41紙で、ロムニー候補の34紙を上回りました。しかし支持しないところも続出している模様です。果たして次期大統領になるのはオバマ氏か、それともロムニー氏になるのか予断を許さない状況になっています。