Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

中央アジア花の旅 6 トクトグル~タラス

2016-08-05 17:42:19 | 中央アジア
4月30日 続き

トクトグル湖畔を出発し、放牧された馬など見るうち運転手が急に車を停めた。
 
見ると反対方向にも車が停まり、そちらのドライバーが兄弟とやらでしばしおしゃべり。乗客は勝手に降りてブラブラしていて、このゆるさがいいね。

  
途中、また花など見ながら進むうち、沿道にはピンクの花の樹が目立ちだした。
 
アルマジロさんに聞くとこれは天山桜という固有種とのこと。
 
雪山をバックに見事に咲いているところもあって、こんなところで桜の花見ができるとは、と一同大喜び。

さらに来た道を戻ると、道が2つに分かれる分岐点に到達。
 西のタラスへ向かう道には門が建っていて
 
その脇にはキルギスの民族叙事詩の主人公、マナスの像が立っている。
この「マナス」、世界一長い詩としてギネスにも認定されているそうだが、どうやら長すぎて要約不可能らしく、滞在中一度もどういうお話なのか説明はなし。マナスを独立後の国のアイデンティティーにしたいという政治的思惑の方が強そうだ。

ここを過ぎると標高が上がってまわりは白一色になり
 
 分岐から30分で到達するオトマック峠は標高3,326メートル。

なだらかな峠からまたダラダラと降りて行くと
 
谷が広がって再び馬の放牧が見られるようになる。

さらに広い草原に広がる山羊と羊の大きな群れ。
 
 犬もけなげにお仕事中。

きれいで肥沃そうな谷をすすんで、町らしい町のタラスには19時半に到着。
 同じような家の並ぶ住宅地に入って行って
 
今夜の宿はこちらのゲストハウス。正面はさほどでもないが奥に長い大きな家で
 
ベッドルームは5部屋ほどある様子。

入り口脇には縁台があり
 
ダイニングは庭に建てられたユルト、とキルギスらしい演出もぬかりない。
  中は15人が余裕で座れるほど広くて
 
天井の明り取りがなるほど国旗の通りだ。

 
食事はサラダとビーフン炒めだけれど、短く折られたビーフンがここがお箸の国ではないことを物語っている。

  
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