Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

クラフトコーラばやり

2021-06-30 16:49:42 | 食べ歩き

最近急に流行りだした感じがするクラフトコーラなるもの。
コーラは元々乾燥する飛行機の中で何年かに一度飲む程度だったのだが、近所にできたお店が気になって行ってみた。

場所は以前にトルコ料理をいただいた西小山クラフトビレッジ
 同じコンテナ利用の店舗ながら前面をガラス張りにしたその名もストレートな「コーラとハンバーガー」

まずは気になるクラフトコーラ。
 底に沈んだ茶色い液体を上のレモネードとよく混ぜて飲んでみると、シナモンやクローブのスパイスがよく効き、甘さも適当でこれは確かにおいしい。
 一緒に頼んだ西小山バーガーは野菜もお肉も厚みがあるので、紙にくるまれて登場はしたけれどこれを手で持ってかじるのは無理。結局ナイフとフォークでパーツごとにいただいた。
皮ごと揚げられたフライドポテトもおいしかったけれど、コーラだけでも500円、バーガーとのセットだと2000円ほどにもなって、これはムサコ値段ではない。

と思っていると今度は武蔵小山のアーケード内に新しいフライドチキンの店ができた。
 店頭イメージはネットから拝借
こちら、ロイヤルホストの新業態1号店だそうで、トリドールの天ぷら屋もそうだったけれど、このアーケードをテスト販売に利用するチェーンが増えている様子。それだけ注目されているのかもしれないが、その分個人経営の店がどんどんなくなっていて、地元民としては寂しい。

ともあれ新しい店らしく、ここもクラフトコーラを売りの一つにしているのでバーガーセット850円で試してみた。
 こちらのクラフトコーラもスパイス感はちゃんとあるが、西小山に比べると辛味はなく甘さが目立つ感じ。その分万人向けではあるだろう。
 バーガーはフライドチキンの店なのでチキンバーガーのみだが、ここの特徴はキャベツサラダがたんまり入っていること。しかもこのキャベツにはパクチーとハラペーニョが入っていて、個性を出すためだろうが攻めている。パクチーはそれほど感じないがピリ辛で、子供にはちょっと無理かも。

包装にはすべて紙を使い、ストローやフォークなどプラスチックを一切出さない所など意識の高さを感じるが、すぐ近くにはKFCもあるこのアーケード内で、果たして生き残れるか。

もう一つ、これはスーパーやコンビニで見かけるようになったポッカのクラフトコーラ。
 ナツメグ、シナモン、クローブ、カルダモンを使用しているとあるが、これはちょっとスパイスの香りがするサイダー。

この夏はもうちょっと飲み比べてみようか。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上野散歩と東博「聖林寺十一面観音」

2021-06-24 17:54:04 | 機内食・映画・美術展

Trintrinさんスクムビットさんとまたおデートで今回は上野へ。
もうそろそろ蓮の花も咲くはず、と待ち合わせは不忍池。

JR上野駅のしのばず口から池端へ出れば

水面は蓮の葉がわさーと茂って一面の緑。
東京にはもう何十年も住んでいるし、頻繁に上野公園を突っ切って博物館に行っているくせに実は不忍池を見に来るのは初めてだったりする。こんなに盛大に蓮が繁茂しているとは、恥ずかしながら知らなかった

しかしお目当ての蓮の花にはまだちょっと早くて

大きな葉っぱの間を探してやっと花やつぼみが見つかる程度。これは満開の時期にまたリベンジしなければ。
 
とわずかに植えられた紫陽花を見ながら池の周りを歩き
 蓮が植わっていない方の池のスワンボートを眺めて
 
弁天堂へ。

ここから公園の中を歩いて東京国立博物館には9時40分ごろ着いたが、開館早々の入り口には特別展に入ろうとする人たちが行列を作っている。
そこでまずは10時から開く庭園を散歩することに。

庭園内には茶室が5棟移築されていて
  
 
中央には池があり

他に人もいなくて静かなこの庭園内を歩いていると自分が今どこにいるのかわからなくなる。
 しかし池の向こうに見える本館は改めてみると堂々として立派だ。

30分ほど歩いて正面玄関に戻れば、予想通り行列もなくなっていてすぐに入館。
 本日の目当ては本館特別室で公開中の「聖林寺十一面観音 三輪山信仰のみほとけ」展。
で展示室に入ってTrinさんの第一声、「ちっちゃ!」

聖林寺には2年前に行って観音様の美しさはもちろんだが観音堂のお粗末さに驚いた。
まるで倉庫のような建物は入り口を入るとすぐ目の前に観音様が立っていらっしゃって、しかしそのおかげで見上げる形になってとても大きく感じられたのだ。
そんなわけで東博の大きな部屋の真ん中に置かれると随分小さく感じるが、すぐ足元まで近寄ればさすがに存在感があり、特に普段は拝見できない背面に回ると背中の肉付きがよくて、正面のお顔や指先の優美さとは印象が違って迫力があった。

今回の展覧会は例の粗末なお住まいを建て直すために観音様御自らプロモーションにお出ましになったもの。
しかし正直このご本尊以外には見るものがなくて、これで1400円は観覧料ではなく観音堂再建のための寄付と考えるべきだろう。

サクッと見学は終わってしまったが、そろそろお昼時なので3人で鶯谷へ移動して中華。
 餃子の種類が多そうなので来てみた「鴻福餃子酒場」。
まずすぐに登場したのは炒飯と野菜たっぷり辛味和え。きゅうりとねぎ、香菜にピーマンかと思ったら青唐辛子が入っていて、これが思いのほか辛い。味の素が入りすぎだが、ごま油と塩で和えただけのこの料理、さっぱりして、今度家で作ってみよう。
 
ぺちょっとつぶれた野菜餃子は種が少なく皮ばかりでいまいちだったが
 
ラムの焼き餃子はかじると肉汁が飛び出し、豚と海老の蒸し餃子もおいしい。
当たりはずれが激しそうなメニューだけれど、飲み物はセルフで飲み放題、これで一人1000円ちょっととCPがいいのはさすが鶯谷。

と店を出てふと脇を見ると、路地の奥に気になる家がある。
 
蔦に覆われた洋館は傷みが激しいが、脇にかかっている説明書きによると明治時代の外務大臣、陸奥宗光が一時期住んでいた家だそうな。今も人が住んでいるようだが、きれいに修復できればいいのに、とちょっともったいない。

毎度のことながら、trintrinさん、スクムビットさん、お付き合いありがとうございました。
また次回よろしく~。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沼津に遠足 3 熱海「日航亭・大湯」

2021-06-22 16:57:16 | 国内旅行

沼津からの帰路、熱海で途中下車。
せっかくなので温泉に入っていこう。

駅前のアーケードを抜け、海の方へ坂を下りて行く。
 途中すごく気になる温泉旅館を見つつ、大江戸温泉物語やニューフジヤホテルなどの大きな建物も過ぎて10分ほど。

 
湯汲坂といういかにもそれらしい坂を上がると、今は人工的に噴き上げているそうだが奈良時代から湧いていたという大湯の間歇泉があって
 その向かい側にはその名も湯前神社がある。

この坂の突き当りに見えるのがお目当ての「日航亭・大湯」。
 
脇の壁には熱海本陣跡との記載があって、このお湯がいかに徳川家康に愛されたかがびっしりと書かれている。

 
うんちくはともあれ、入り口の謎の石門をくぐって館内へ。
 すぐ左手の下足入れに靴を預けてフロントで入浴料1000円をお支払い。

ロビーこそ広々としているが奥に入って行くと天井の低い昔ながらの旅館の建物で
 
お風呂へは建物を出て渡り廊下を行く。と言ってもこの日の女湯はすぐ目の前。

暖簾をくぐった先は手前が露天、奥が内湯と脱衣場が2つに分かれているので、空いていそうな奥の内湯の方へ行ってみた。
 すると案の定こちらは空いていて、後から一人二人とお客さんが来るだけ。
20人は入れそうな大きな浴槽内のお湯は源泉かけ流しのナトリウム・カルシウム‐塩化物泉。42,3℃に調整されたお湯は無色透明だがなめるとしょっぱく、お肌に触れるとつるつるする。
大きな窓の向こうに景観があるわけではないが明るくて、足を伸ばして悠々入る温泉の気持ちいいこと。

ここから隣の露天風呂へは中でつながっているので、子供の声が聞こえなくなったところで移動してみた。
 写真はネットから拝借
露天と言っても奥の方が外気に触れているだけ、周りも囲まれているので解放感はないが、激しくほてるお湯なので石の上に出たり入ったり。

ちなみにこの日は男湯だった日替わりのもう一つのお風呂はネットで見ると露天が大きくて
 こっちに当たればよかったのに、とちょっとくやしい。

入浴後は休憩室で水を飲みながら止まらない汗をぬぐう。

この休憩室がいかにもクラシックで、将棋を指す親子が似合いすぎる。

こちらの日航亭は明治時代に旅館の営業を始めたそうだが、今の建物は昭和初期の物だろう。
戦後の一時期は日本航空の社員保養所だったそうで、それでJLとは縁の切れた今でも「日航亭」と名乗っているのだそうな。

お湯でちょっとぐったりして、やっぱり温泉は宿泊がいいなと思いつつ駅に戻り
 
こちらではメギスと呼ばれているニギスとトビウオの干物、小鯵の押しずしなど買って新幹線で帰京。

一日遊べて期待以上に楽しい沼津遠足だった。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沼津に遠足 2 沼津港

2021-06-20 11:48:45 | 国内旅行

沼津港深海水族館の見学を終えたらすぐお向かいの回転ずしのお店に入ってランチ。

 
ベルトコンベヤーは回っているが、時節柄かお客が少ないからか、注文は紙に書いて板さんに渡す形式。

ここに入ったのはさっきまで見ていた深海魚をお腹に入れるため(笑)。
そこでまずは深海魚三貫盛りからスタート。
 左からホウボウ、ユメカサゴ、メダイの昆布締め。
 続いてアブラボウズは二貫で638円と結構なお値段。
しかし深海魚は食べてみると身に締まりがなくて柔らかく、アブラボウズなどその名の通り脂っぽいのだが正直あまり旨味はなくて、だからあぶったり昆布締めにするのか、と納得。
 深海魚はもう一つニギスフライを注文したのだが、こちらは揚げたてのアツアツが身がふっくらしてとてもおいしかった。時々近所のスーパーでもお目にかかるメヒカリも唐揚げにするとおいしいし、深海魚は火を通して食すべし。

 
他にタチウオと桜エビも頼んだけれど、生の桜エビがトロっとしておいしかった。

これで深海魚を見て食べるという当初の目標は達成。
食後は腹ごなしに沼津港をお散歩。
 
市場は昼過ぎでは当然人もいないが、そのお向かいには港八十三番地以外にも食堂や土産物屋がいくつもある。

これらを通り過ぎて港の入り口に見えてくるのは津波対策として作られたという水門「びゅうお」。
 
観光案内所のお姉さんが熱心に勧めてくれたので来てみたのだが、足元まで来るとなかなかの迫力。
 100円を支払ってエレベーターで展望フロアに上がることができる。

 
上がれば港の全体が一望でき
 
渡り廊下を通れば

堤防の向こうにうっすらと焼津が見えて

右手には富士山も見えるのだが、残念ながらてっぺんには雲がかかってしまった。
 港に着いた時には上まで見えていたんだけどなあ。
 水門の機械設備も覗けて、ここは100円払う価値あり。
観光案内所には素直に従うべきだ。

水門から降りたら八十三番地の向かいの新鮮館も覗いてみた。
 
この中にも魚屋がいくつも入っているので、中の一軒で冷凍された釜揚げしらすとコラーゲンたっぷりのまぐろの尾の身をお買い上げ。しっかり保冷剤と包んでもらったら夕方家に着いても解けていなかった。

さらに建物の端には「しいらかんすCafe」というのがあって深海かき氷やら深海パンケーキが食べられるのだが
 
お腹が空いていなかったのでシイラカンス最中を持ち帰り。

帰路は普通のバスに乗って10分ほどで沼津駅に戻った。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沼津に遠足 1 沼津港深海水族館

2021-06-16 12:45:20 | 国内旅行

以前から一度行ってみたいと思っていた沼津、梅雨入りが遅れていたのである平日に思い立って行って来た。

品川から三島まで新幹線のこだまを使い、東海道線で一駅で沼津。
家から2時間もかからず、思ったより近い。

 初めて降り立った沼津駅。
 
駅前にはビルが立ち並んで、思ったより都会、とは失礼千万。

駅の観光案内所に立ち寄ると係のお姉さまがとても親切にいろいろ教えてくれて、まずは沼津港行きのバス停へ。

するとやって来たのはこんなEVバス。
 
運転手氏によると「普通のバスも走っているけど、これは当たりです」とのこと。確かに窓もなくて楽しいが、座席は木のベンチだし速度は時速15キロで、乗り心地は普通のバスの方がいいかも。

乗車15分で終点の沼津港に到着。
港には魚市場と並んで「新鮮館」なる細長い商業施設があり、そのお向かいに「港八十三番地」がある。
  
 この中に飲食店がいくつか入っているのだが
 
まずはのどが渇いたので駐車場の脇にあったキッチンカーで「究極のミカンジュース」を一杯。
沼津のみかんを生絞りしているそうで本当に濃厚。甘いのは袋の苦みを抑えるために蜂蜜を加えているからだそうだが、おいしかった。

と落ち着いたところで本日のメインアトラクションへ。
 沼津港深海水族館。ここに来たかったのだ。

1600円とちょっとお高めの入場料を支払って中に入ると
 
館内は深海魚のために暗めで、まずは浅い海と深海の同じような生物が比較展示されている。

  
 
早速見たこともないような魚が登場して
 
枯草やカリフラワーにしか見えないようなものも立派な海の生物。

 駿河湾で有名な大きなタカアシガニは食べられるらしいが
 
蟹やエビを見るとつい、おいしいのかと考えてしまう。

砂の中から頭を出すチンアナゴはいつ見ても面白いが
 
その中を悠々と泳いでいた縞々の紐のような魚が不気味。

 2階に上がるとこちらはシーラカンス・ミュージアム。
シーラカンスは駿河湾にいるわけではなく、さすがに生きた標本もいないが

大きな剥製が2体に
 
-20℃の冷凍保存で2体、さらに剥製がもう1体あって、5匹もシーラカンスが見られるのは世界でもここだけとか。
パネル展示やビデオも充実していて、一気にシーラカンスについて詳しくなる(笑)。

 
2階にはシーラカンス以外にも超深海に関する展示がたくさんあって、さすがに超深海生物の飼育は難しくて剥製などの標本展示が多いが、まるで宇宙船のような魚がいたり、
 
この水族館で有名になったメンダコも剥製。6~9月の禁漁期以外は生きたものも見られるらしいが、まだ飼育には成功していないのだとか。
 
その代わりこれまた有名になったダイオウグソクムシは暗い中にじっとしている。

標本の中でも面白いのは透明骨格標本。硬い骨は赤く、柔らかい骨は青く染まるように加工してあるそうで
  
 
最近はアートとして人気があるというのもうなづける美しさ。

 
最後は不気味なラブカや4メートルもあるメガマウスザメなど原始ざめの剥製を見て水族館の見学は終了。

出た所にはミュージアムショップがあるのだがここがめちゃくちゃユニークで
 
メンダコのぬいぐるみはとにかく
 
ダイオウグソクムシのぬいぐるみやティーインフューザーなんて買うマニアがいるのだろうか。
 と言いつつシーラカンスの靴下を買って大満足。

決して規模は大きくないが、沼津港深海水族館は面白くてわざわざ来た甲斐があった。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荏原町のトルコ

2021-06-14 14:37:36 | 食べ歩き

先日、北関東エスニックツアーに行った時、我が家の近所の荏原町にトルコ食材店ができたと聞いた。
チェックしてみるとその食材店が最近カフェも始めたらしい。
ならば散歩がてら覗きに行ってみようと思い立った。

荏原町まではテクテク歩いて30分もかからない。
駅を過ぎ、大井町線の線路とは直角に歩いて少し行くと紅白の縞のひさしが可愛い、目指す店「Dogal ドアル」を発見。
 
バーカウンターに座席は6つほどしかない小さな店だけれど、店内にお客さんはなく、スキンヘッドの店主が手持ち無沙汰そうにスマホをいじっている。
カフェなのでチャイとバクラヴァでも頼もうかと思ってきたが、食事メニューもあるようなのでそちらを注文し、ハンサムなアタチュルクに見守られながらトルコ風のランプの下で待つ。

 しばらくしてやって来たのはキョフテとひよこ豆入りピラフにピクルスが添えられたもの。
キョフテのお肉は細かく挽かれて食感は固いさつま揚げのよう。これはたぶん冷凍食品、付け合わせのピクルスなども瓶詰だろう。食材店の試食のようでちょっとがっかりだが、ピラフは塩味もちょうどよくておいしい。
 食後のチャイはこのカップがかわいくてほしくなる。

食事はいささか期待外れだったが、それもある意味仕方がない。
というのもこちらの本職はカフェの少し先にあるトルコ食材店だから。
 この店で先ほど食べたようなピクルスやらジャム、紅茶、愛知県で作られているバクラヴァなど売られているのだが、圧巻はトルコ産のワインが店の片側を埋めていること。この店の得意はアルコールのようで、だから先のカフェもワインにつまみが正しい使い方なのだろう。

トルコ産のジャムなどは最近は業務スーパーで安く手に入るので
 こちらではラブネとスムージーだけ買ってみた。
ヨーグルトを凝縮したようなラブネ、初めて東トルコで食べた時はおいしくて本当に感激したっけ。

ところで駅からドアルに来る途中には短い距離の間にトルコ雑貨屋やトルコ料理店もあった。
 
実は荏原町には20年以上も前にしばらく住んでいたのだが、その頃は当然トルコの影も形もなかった。

日本の国際化は確実に進んでいるのだな、と中心をはずれた所でこそ実感する。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉散歩 3 極楽寺~長谷寺

2021-06-11 15:15:43 | 国内旅行

お昼を食べたら鎌倉駅から江ノ電に乗車。
江ノ電に乗るなんて何年ぶりだろうか。
 行先表示にも紫陽花。

極楽寺の駅で降りて、その極楽寺へ。
 
駅前や門前には紫陽花も見えたが、境内で目立つのは年経てそうな桜並木。
 
とても静かな境内だ。

極楽寺から長谷までは歩いて行こうと切通しの坂を下りて行く。
霊感が強いとここは通れないらしい、なんて話をしながら行くが、極楽寺ができた頃、この辺りは地獄谷と呼ばれる死体を遺棄する場所だったとか。

坂の途中のお地蔵様方は行儀よくマスク着用。
 
坂を下り切った所には立派な屋根のかかった星の井がある。

ここからちょっと脇道に入ると江ノ電の踏切の向こうに御霊神社の鳥居が見える。
 
この踏切前が大人気でカメラを構える人がいっぱい。
 と言うのも線路脇の紫陽花と江ノ電が撮れるからなのだが、この紫陽花は鉢植えだったのね。

御霊神社の脇から出て少し行くと長谷寺。
 明月院を出てから静かなお寺ばかり歩いてきたが、さすがにここは大賑わい。
 
ご本尊の長谷観音は奈良長谷寺の観音様と同じ霊木から掘られた兄弟(?)で今年造立1300年とか。
そのため普段は仏具に隠れているおみ足に触れることができる特別キャンペーン中だが、それが1000円とはなかなかお商売が上手。

商売上手と言えばこのお寺ですっかり有名になった紫陽花もたくさん植えられたのは平成に入ってからだそうで、その散策路に入るには拝観料とは別に300円のあじさい鑑賞券が必要。
これを買ってぞろぞろと傾斜を上って行けば
   
 
6月2日はまだちょっと早めだったけれど、例年より1週間は花が早いということで


こちらは明月院とは違って色も形も様々な紫陽花を見られた。
 
経蔵を見下ろしながら竹林を通って散策路は終了。


見晴らし台からは由比ヶ浜、奥には逗子マリーナが見えて、いやー、よく歩いて気持ちのいい一日だった、とこれにて鎌倉散歩も終了。

一日お付き合いいただいた友人たちにも感謝。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉散歩 2 東慶寺~海蔵寺

2021-06-08 15:11:39 | 国内旅行

明月院を出たらJRの踏切を越えて東慶寺へ。

 こちらに来ると参拝客はぐっと減ってとても静かだけれど、入り口にちょっと切れ気味に「本尊を参拝せず、見学と撮影目的で来るな」との立て札があったので
 まずは本堂にお参り。

この境内に紫陽花はほとんどないけれど
 
花しょうぶがきれいに咲いていたり
 
シャクナゲや八重のドクダミが咲いていたり。

本堂からさらに奥へ行くと
 
崖に一杯紫のイワタバコが見える。

一番奥にはこの寺の住職となった後醍醐天皇の皇女や、歴代の尼さんたちのお墓があって
  
 
この周りにもイワタバコがいっぱい。
このお寺は江戸時代には女性が駆け込む縁切寺だったそうだが、今は尼寺ではないそうだ。

 
途中にあったコーヒーロースターの目立つカフェでおいしいアイスコーヒーで一息入れて
 
亀が途中で「ムリ」と引き返したという亀ヶ谷の切通しを歩く。
写真ではわからないが確かにかなりの急坂、ここを「自転車、命!」とか叫びながら上って行く高校生、さすが若いわ。

この切通しを降りきった所にあるのは岩船地蔵堂。
 源頼朝の養女、大姫を供養するお堂だそうで、これまた平家物語で読んだばかりなので「おお」と思う。大姫は仲の良かった木曾義仲の息子が頼朝に殺されたので今でいう拒食症になって死んじゃったのよね。

ここからちょっと行くと海蔵寺。
 

本堂の隣の茅葺き屋根が美しくて
 
お花もいっぱい。

 
裏のお庭もきれいだけれど、その脇の崖下にはここにもお墓。鎌倉ならではのこの形式の墓はやぐらというそうだ。

さらに境内から脇に出た所にあるのが十六の井。
 
名前の通り穴が16個ある不思議な井戸。

ここからはテクテクと歩いて、平日でもさすがに人の多いこまち通りを通り抜け、鎌倉駅前、鎌倉市役所の隣のGarden Houseでお昼。
 
建物は「フクちゃん」の漫画家、横山隆一のアトリエだったそうだが、緑の多いお庭がテラス席になっていてここがとても気持ちがいい。
 ブッダボールとメニューにあった一皿はサラダにホムスがたっぷり。
さすが鎌倉はおしゃれ。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉散歩 1 明月院

2021-06-06 11:26:51 | 国内旅行

薔薇に続いては紫陽花の季節。
紫陽花で有名と言えば鎌倉。通常であれば観光客であふれかえるこの場所にでかけることはないのだが、「今こそチャンス」という友人に誘われてでかけることにした。

まずは高校生でいっぱいの北鎌倉の駅に8時半に到着。
ここからはこの周辺を縄張り散歩コースにしている友人のガイド付きなので楽ちん。

ド定番の明月院からスタートすべくお寺への狭い道に入って行くと途中からもう行列ができていて
 
9時の開門の10分ほど前から入場を開始してくれたが
 
両脇に名物のブルーの紫陽花が続く通路はもうスマホを構える人でいっぱい。

拝観料500円也を支払って門を入り、本堂である方丈にまっすぐ向かうとここにもまた行列。
 
ちゃんと並んでこの丸窓越しの景色を撮ってみたが、向こうのお庭にも人がいて入ってしまうのがちょっと興ざめ。
窓の前にいる虎は「疫病退治に参上」なのだそうだ。

この方丈の脇から裏に回るにはさらに500円必要だが
  
  
奥のお庭では花しょうぶがちょうど見ごろ。

  
 
様々な色合いの紫がとてもきれいだ。

 
崖に掘られた古いお墓やお堂を見ながら境内をさらに歩けば
 
姫アジサイのブルーでいっぱい。

  
 
他の種類もわずかに植えられているが、抑えた色合いのものばかりなので全体の印象がシック。

大体このお寺は演出がとても上手。
  
  
  
しかし今頃「新平家物語」なんぞ読んでいるが、これを読むと源氏より平家に同情してしまうんだな。 
 

 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

21年5月のお取り寄せ

2021-06-03 15:39:59 | 雑談

飽きもせずにJAの野菜Boxのお取り寄せを続けている。

最近は「レスキューBox」なる企画があって、これは道の駅などで売れ残ったものを詰めて送ってくるというもの。

そこでまずは和歌山県の紀北かわかみから一つ取り寄せてみた。
 
届いたのは8品種。
 オリジナルのゆるキャラクリアフォルダーにレシピも付けて送ってくれたが、鮮度は決して悪くないものの青ネギ以外は一品づつが少なくてちょっと物足りない。

次もやはりレスキューで近江八幡のもの。
 こちらは10品種入っているが、やっぱり一品づつの量が少ない。
スーパーでも野菜が安くなっているので、暖かくなるとお得感がなくなるのか、とかなり残念。

もういい加減にしようかと思いつつ、また頼んでしまったのは何が来るのかわからないのと、それをいかに使い切るかがゲームのようで面白いから。

で今度は福井県の丹生の野菜Boxを取り寄せてみると
 今回は当たり。14種類の野菜がぎっしり。
 中でも「おかわかめ」という野菜は初めて見たが、これをゆでると粘り気が出て、味もモロヘイヤにそっくり。おひたしにしておいしくいただいた。
 もう一つ、これは間引いたものだろうか、大根の葉っぱだけ。
おは漬けという一夜漬けや菜飯におすすめとあったが、母がよくやっていたようにシラスと炒めてふりかけにした。

頼むところによってだいぶお得感が違うので、また別の所を試してみようか。

お得と言えば生花の取り寄せがよかったのだが、季節が進んでほしいものの出荷は終わってしまった。
そこで今回は愛知県から観葉植物の苔玉を取り寄せてみた。
 これは1週間に1度、苔玉の部分を水に15分ほど漬ければいいとのこと。
観葉植物が大きくなったら苔玉はどうなるのだろう。
さて、無事に長生きさせられるだろうか。


 ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする