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BOSE CDA-12 ー抜粋紹介ー

2023年10月21日 | 抜粋紹介

この機種は、現在、メンテナンス受付をしていません。
所有者個人が改造等するのに適している機種なので
参照記事として挙げています。

山手サービス 高橋(代理)
 

BOSEのアメリカンサウンドシステムAMS-1Ⅱのミニコンポとして売り出されていたセット物のCDプレーヤーです。
ミニコンポだけあって寸法がかなり小さいのですが操作する釦やノブが適切な大きさで使い勝手は意外によいと思います。

blog_import_53b8dfc39102a.jpg
このプレーヤーはCDを認識しないとの事で此方に来ました。
動作確認を行いましたがやはりCDを認識しないので、早速カバーを開けてアイパターンをオシロで確認しましたがこれまた波形が形成されず、この後レーザー出力電流・レーザー用電源電圧等をチェックを行いました。
結果はどうもヘッドからメイン制御基板へのフィルムケーブル用のコネクタの接触不良によりRF信号が取り込めていなかった様です。
アイパターン波形が出るようになりましたが、波形にブレが発生してTOFは認識するもののプレイは出来ない状態でしたので新品のCDドライブアッシーと交換をしました。
メインの制御基板や電源基板にハンダクラックが見られましたのでだめそうな所は再ハンダをしておきました。

blog_import_53b8dfc4e86fa.jpg
音は意外と力強くハギレの良いしかりとした音が出ますがレンジの狭さが残念ですね。
出力に使っているオペアンプやコンデンサによい物を奢ればかなりレンジが広がり聴けるプレーヤーに成るのではないかと思います。
改造を薦める訳ではないですがコンパクトで整備性もよく初心者でも触り易い構造なのでハンダさえ出来れば格好の改造ベースになるのではと思います。


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