レフティやすおの新しい生活を始めよう!

50歳からが人生の第二段階、中年の始まりです。より良き老後のために良き習慣を身に付けて新しい生活を始めましょう。

中国の古代思想を読んでみよう(29)『荀子』性悪説と現実主義

2019-03-31 | 本・読書
―第244号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2019(平成31)年3月31日号(No.244)-190331-「古代中国編―
中国の古代思想を読んでみよう(29)『荀子』性悪説と現実主義」


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 ●『荀子』の思想、四つの特徴
 ●天人分離
 ●性悪説
 ●礼義
 ●認識論・論理学
 ●人間の能力を信じ、礼義を重んじる最後の儒家
● 『荀子』を読む
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本誌は、「中国の古代思想を読んでみよう(29)『荀子』性悪説と現実主義」です。

『荀子』の二回目です。
前回のもう少し詳しい解説でした。

勉強するのに精一杯で、自分流に解釈する段階までは届いていないのが、残念です。

またいずれその機会があれば、今一歩進歩した自分に出会えることでしょう。
まずはその小手調べというところでしょうか。

勉強も反復することでより理解が進むものです。

なにごともとりあえず一度経験しておくことが大事です。
一度経験しておけば、二度目はずっと楽になるものです。

そして、何度も経験を繰り返すごとに進歩していくのですね。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

*参照:
『中国古典文学大系 3』平凡社 1970.1
全訳『荀子』竹岡八雄・日原利国/訳、竹岡八雄/解説。他『論語』『孟子』『礼記』(抄)。

『荀子』杉本達夫/訳 徳間書店・中国の思想IV 1996.6
―抄訳。巻頭に解説を置き、本文は主要な思想のみを選び、訳文、原文、読み下し文で構成。

『400字で読み解く明快人間史』谷沢永一/著 海竜社 2004
―400字で要約する人間文化史。短いことはよいことだと信じ、古典の要約ではなく、役立つ智恵のみを絞り上げた人類の英知の考課表。


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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
中国の古代思想を読んでみよう(28)『荀子』性悪説と異端の儒家
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私の読書論117-『荀子』「勧学篇」から学問のすすめ

2019-03-15 | 本・読書
―第243号「レフティやすおの楽しい読書」別冊 編集後記

★古典から始める レフティやすおの楽しい読書★
2019(平成31)年3月15日号(No.243)-190315-
「私の読書論117-『荀子』「勧学篇」から学問のすすめ」


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 私の読書論117-
 ― 学問のすすめ ―
  『荀子』冒頭「勧学篇」から
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 ●学問から始める
 ●教育で人を変える、人は変わる
 ●「勧学篇」のあらまし
 ●学問と生き方

● 『荀子』「勧学篇」を読む
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本誌は、「私の読書論117-『荀子』「勧学篇」から学問のすすめ」です。

今月末の古代中国思想編で取り上げています『荀子』から冒頭の「勧学篇」を取り上げ、〈学問のすすめ〉について勉強してみましょう。


一番思うことは、学問を中途でやめないこと、ですね。

一生勉強、と言い換えてもいいでしょう。

どんな勉強でもいいので、とことんまで突き詰めてみる、ということが大切でしょう。
そうすれば、何かしら得られるものがあるのではないか、という気がします。

そして人生においては、いい人、真面目な人になるのがいいのではないのかなあ、と思っています。

内村鑑三の講演録「後世への最大遺物」にこうあります。
アノ人はこの世の中に活きているあいだは真面目なる生涯を送った人であるといわれるだけのことを後世の人に遺したい

それでいいのではないでしょうか。

 ・・・

では、詳細は本誌で!

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『(古典から始める)レフティやすおの楽しい読書』

*参照:
『中国古典文学大系 3』平凡社 1970.1
全訳『荀子』竹岡八雄・日原利国/訳、竹岡八雄/解説。他『論語』『孟子』『礼記』(抄)。


『後世への最大遺物 デンマルク国の話』岩波文庫(1976改版)
―カネも事業も、思想も教育も後世の人たちに遺せない並みの人間が唯一遺せるものは何か、人生における最大の価値ある行いとは何かを教える「後世への最大遺物」。
 他に「デンマルク国の話」収録。


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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
私の読書論117-『荀子』「勧学篇」から学問のすすめ
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左利き者の証言10左利きの寿司職人すきやばし次郎(中)-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第537号

2019-03-11 | 左利き
毎月第一・第三土曜日発行の無料左利きメルマガ『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』3月2日発行分の第537号のメルマガのお知らせです。

第537号(No.537) 2019/3/2「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23― 左利き者の証言から~10 左利きの寿司職人・すきやばし次郎(中)」

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 ※『週刊ヒッキイ』は、2014年7月より
  月二回(第一・第三土曜日)の発行に変更しました。
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◆◇◆◇◆ 左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii ◆◇◆◇◆ 
【左利きを考えるレフティやすおの左組通信】メールマガジン

右利きにも左利きにも優しい左右共存共生社会の実現をめざして
左利きおよび利き手についていっしょに考えてゆきましょう!
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第537号(No.537) 2019/3/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~10 左利きの寿司職人・すきやばし次郎(中)」
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 過去の左利きの人たちの言葉を紹介しながら、
 先輩の証言から学ぼう、というテーマを始めました。

 前回からは、
 「ミシュラン・ガイド東京」の2008年版から
 連続で選ばれている、銀座の三つ星寿司店「すきやばし次郎」の
 左利きの寿司(鮨)職人・小野二郎さんを取り上げています。
 
第535号(No.535) 2019/2/2
「左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
左利き者の証言から~9 左利きの寿司職人・すきやばし次郎(前)」
https://archives.mag2.com/0000171874/20190202094000000.html

 今回は、後編の予定でしたが、思いのほか書きたいことがあり、
 長くなり、全三回ということで、今回は二回目―中編です。

 (次回が、最終回―後編の予定です。)

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 左利きのお子さんをお持ちの親御さんへ ―その23―
  左利き者の証言から ~快適左利きライフのために~ 10
  ◆ 左利きの寿司職人(サウスポー二郎) ◆
   すきやばし次郎・小野二郎 ―中編―
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 ●右では「できなかった」

宇佐美伸/著『すきやばし次郎 鮨を語る』文春新書 2009.10.20

 
元々サウスポーだった二郎さんは、
  鮨職人を志した二十代半ば、
  鮨を右手で握ることを泣く泣く諦め、
  左手で握る決意をした。
》p.196

 
二郎さん自身、
  「鮨は右で握るもんだっていう気持ちが強かったから、
  最初は右で必死に練習した」のである。/
   だが、やってもやっても、左の掌でタネと合わせた酢飯が、
  いつの間にか右の掌に入ってしまっている。/
   だったら自分がやりやすい左手でやれるだけやってみよう
  ――このへんの考え方がまわり道そのものなのである。
   まずは右でやろうとして「できなかった」
  と二郎さんは言う。だが、これは意訳するなら、
  ただ「できなかった」のではなく、
  自分の満足がいくようには「できなかった」ということだ。
》pp.196-197

 ●利き手・利き腕の持つ性質

「いつの間にか」や
「自分の満足がいくようにできない」といった、
この辺の感覚が、
利き手・利き腕の持つ微妙さではないか、という気がします。

非利き手ではどうしても自分の中で
「ピンと来るものがない」
とでもいった感触。

 
「まあ、今でも右で握ろうと思えば普通には握れるでしょう。
  ただつけ台の前の大勢のお客様をお相手するとなると、
  握るスピードが追いつかない。
  握りは手早さも命ですからそこが左で握る決意をした
  一番大きな理由なんですよ」
》p.197

スピード。
これも利き手の持つ能力の一つでしょう。

正確さと速度。

こういう巧みさは、利き手・利き腕の特徴です。

 ●和食の世界の掟との戦い
 
(略)二郎さんは最初から利き腕でやってやろう
  という博打も打たない。
  右手では鮨の世界で生きていけないと納得してみて
  初めて利き腕に頼るのは、
  天才肌のやり口ではないだろう。/
   まどろっこしい手順もおろそかにせず、
  即動物的勘でエイヤッと左へ行かないのが、
  二郎さんという人なのだ。
》p.197

二郎さんの言葉にもありましたように、
「鮨は右で握るもんだ」というのが、常識としてあったのです。

それをあえて左手で、というのは、
言ってみれば、
鮨職人として「生きるか死ぬか」という瀬戸際だった、
という切実な問題があったからではないでしょうか。

私はそういう気がします。

 ●こなれた動きなら気付かない
左利きで握ったって、それを自然体に感じさせられれば
 お客もいちいち利き腕のことなんか気にしないはずだって。

形が決まっていれば、右であれ左であれ、
きれいに見える――不自然には見えないということでしょう。

里見真三/著『すきやばし次郎 旬を握る』文春文庫 2001/9/1

「鮨の握り方(小野二郎は左利きである)」の
p.274、275の2ページ見開きで、
その握り方がコマ割り写真で解説されています。



 ・・・

詳細は本誌で。

*本誌のお申し込み等は、下↓から
(まぐまぐ!)『左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii』

(※参照)「左利きのすし職人小野二郎」に関する記事:
・2005.5.20
 左利きの握りすし職人「すきやばし次郎」・その一
・2005.5.23
 <左利きの握りすし職人「すきやばし次郎」・その二>左利きのすし職人『すきやばし次郎 旬を握る』
・2005.7.17
<左利きの握りすし職人「すきやばし次郎」・その三>『至福のすし―「すきやばし次郎」の職人芸術』山本益博
・2007.11.20
「ミシュラン」三つ星に左利きのすし職人小野二郎

・2007.5.9
 新潮文庫 鮨に生きる男たち―左利きのすし職人もいます
・2005.6.8
 「TOKIMEKIママ倶楽部」のママのお悩み

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『レフティやすおのお茶でっせ』より転載
左利き者の証言10左利きの寿司職人すきやばし次郎(中)-左利きで生きるには 週刊ヒッキイhikkii第537号
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