セピア色の映画手帳 改め キネマ歌日乗

映画の短い感想に歌を添えて  令和3年より

東京オリンピック 2020 点描

2021-07-29 22:29:08 | 雑記
 重量挙げ女子59キロ級 安藤美希子選手、銅メダルおめでとうございます!
 その表彰式の準備作業を見てたら目がテンになった。
 会場に表彰台のセッティングをしてるのはオリンピックユニフォームを着た係員じゃなくて、何とクロネコヤマトの緑色の制服を着た社員だった・・・。

 そんなの有りか?(笑)
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東京オリンピック 2020

2021-07-26 21:17:22 | 雑記
  流星光底逸長蛇

 昼間っからTV見ててスンマセン。
 しかし、実に惜しかったアーチェリー男子団体戦準決勝 日本対韓国、シュートオフの最後の一射、あと数センチ中心に寄っていたら大金星だったのに。

※ 「鞭声粛粛 夜河を過る」頼山陽の有名な川中島の漢詩の末行ですが、江戸後期の頼山陽が川中島の合戦を見られる訳ないので「見てきたような嘘を言い」ってやつ。
 馬上の謙信と床几に座ってる信玄の一騎打ちを講談調に表現したもので、流星とは謙信が振り下ろす太刀の煌きを表現、光底とは振り下ろした刀の下、長蛇が信玄、お節介な講釈でした。(汗)

                                                      R3.7.26
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「ドラキュラ」

2021-07-18 20:59:05 | 映画日記/映画雑記
「ドラキュラ」(「Bram Stoker's Dracula」、1992年、米)
  監督 フラシス・フォード・コッポラ
  脚本 ジェイムズ・V・ハート
  原作 ブラム・ストーカー
  撮影 ミヒャエル・バルハウス
  音楽 ヴォイチェフ・キラール
  出演 ゲイリー・オールドマン
     ウィノナ・ライダー
     アンソニー・ホプキンス
     キアヌ・リーブス

   予告編 https://www.youtube.com/watch?v=PlDbxogHPao

 ドイツ表現主義の古典「ノスフェラトゥ」(F・W・ムルナウ監督、1922年)をF・F・コッポラが独自の視点で焼き直した作品、と言えば聞こえはいいけどコッポラをしてドイツの映画古典をアメリカ商業主義によってどっちつかずの作品にしてしまった感じ。
 「ノスフェラトゥ」に関して僕は原点を観てはいないのだけど、同じドイツの鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督のリメイクと本作を観ると、怪奇趣味に彩られた耽美主義的作品なのかなと思う、その耽美主義・神秘主義を追求して作り上げたのがW・ヘルツォークの作品で本作は耽美主義を追いながらも商業主義と妥協してしまい、解り易く、そして、最悪にも神秘的要素を装いながらディズニーのように結末(結論)を明示してしまっている、これでは神秘・怪奇に対する想像の余白の切り捨てで、脚本を担当した「パットン大戦車軍団」の余韻、監督した「ゴット・ファーザー」のアル・パチーノのはラストシーンとは正反対の安易さに堕落してしまってる気がしてならない。 
 同じリメイクながらギリギリまで削ぎ落としたW ・ヘルツォークの作品に対し、本作は語り過ぎ、説明のしすぎと感じました。
 G・オールドマン、A・ホプキンス、K・リーブス等、豪華出演陣を揃えたにも関わらず、無駄遣いにしかならなかった作品という印象。

   君想い 異形となるを 厭わねど
    想いしひとは 吾にあらずや

                寂庭

 R3.7.18
 DVD

 
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