ライラと仲間たち

いろいろな生き物と暮らす楽しくて大騒ぎな日記です。

今度こそ

2014-08-29 | 保護犬
昨日、我が家に新しい仲間が来ました。

プーチ・ドッグレスキューの保護犬、≪らん≫の、預かりさんをします。
推定4歳くらいの、ポメラニアン(かな?)という女の子





ポメラニアンにしては、大きめで、おデブ
毛をカットされているので解らないけど、顔はポメの顔です。

性格は、すご~く良い子、ハチャメチャしたところがないので、
我が家の連中にも、すんなり受け入れられました。

≪デブル≫なんか、何故か、傍に寄り添っている。
どうやら、守っている気らしい。
それとも、デカい同志の連帯感かなあ






そんな≪らん≫ですが、実は、お腹に大きな腫瘍を抱えてます。
なのに、帝王切開の痕が・・・







いったい、ブリーダーは、何考えてるんだよ

腫瘍を、放ったらかしにして、子供を産ませ、用済みだからと
ブリーダーの市に出したらしい。
その場で、買い手が付かなければ殺処分になるかもしれないので、
あるブリーダーが引き取り、プーチに渡してくれました。


良かった、手遅れにならないうちに手渡してくれて。
否、まだ、判らないけど・・・・

手術は、4日に決まっています。
一目で腫瘍と判るやつは、ここまで大きくなってるくらいだから
悪性ではないと思うけど、外からでは判らず隠れている腫瘍が
まだあるかもしれない。
とにかく、開けて調べてみないことにはね。


実は、≪らん≫の預かりをしようと思ったのには、
私なりの思いがあるんです。


もう20年も前、新宿ガード下の最悪のペットショップ、
否、ペットショップなんて言えないくらい醜悪な、掘っ立て小屋の店から
1頭のポメラニアンが、訳あって、私のもとに来ました。
来て、すぐに、胃腸系のジステンバーを発病し、幸いにも、その時は
獣医の適切な処置で、一命をとりとめましたが、4年後、癌を発病し、
手術の甲斐もなく虹の橋を渡りました。
その時、私に、その子を託した人が、ジステンバーの発病を、その店に
告げると、「なら、代わりに別の子を連れてきなよ」と言われたそうです。
そして、その場に、やはり買ってすぐに死んでしまったと涙ながらに
訴えている若い女の人も居たそうです。

私が、ペットショップというものに疑問を抱き、
ブリーダーというもに疑問を抱き、
ペットを飼うということを真剣に考えるようになった出来事です。

その後、新宿の店は、都の条例か何かで、全て撤去されましたが、
表から見えなくなっただけで、影では、未だ蔓延し、のさばっているんです。


だから、≪らん≫のことを知った時、放って置けなかった。
この子は、必ず幸せにしてやりたい。
まだ、若くて至らなかった私が助けられなかった≪ハッピー≫の分まで
この子には、幸せになって欲しい。

人が大好きで、一晩にして、私の後を付いて回るくらいの甘えん坊。
トイレの認識は、まだちょっとかな





手術を無事済ませ、体調を整え、普通のワンコとしての訓練をしてから
プーチ・ドッグレスキューより里親募集致します。






それまで、みなさん、見守っていて下さいね。



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