お嬢様の里帰り

昨年５月、ご近所の方からの通報で４匹の子猫を保護しました。
いっちょ前に、フーシャー言って、家中に台風を巻き起こしてくれたけど、
皆、素敵な里親様にめぐり逢い、幸せニャンコになりました。
そのうちの１匹、保護当時の名前《グレチビ》で、私の学生時代からの友人宅へ
行った子が、一昨日から里帰りしております。
パパ、ママが仕事でNYへ行くため、10日間我が家でお預かりです。
名前は《ミミ》
一人っ子で、大事に大事に育てられ、まあ、それは、それは過保護のお嬢様
何時も使っているベットとタオルと毛布と縫いぐるみと、何種類ものご飯と共にご帰還です。






で、案の定、来た日は、ベットに籠りっぱなし。
ご飯も食べなきゃ、水も飲まない
まあ、そりゃそうだよね。
一匹で可愛がられて、手塩にかけて、大事に育てられていたのに
いきなり、ワンコ７匹と、ニャンコ６匹の大集団の中に置いてかれたんだものね。
でもさあ、うちに居た頃は、皆で駆け回って、あちこち倒したり、壊したり
してたんですけどねえ。






こっちも、想定内のことだったので、その日は、そのままにしておいたら、
夜中に出て来たのは良いんだけど、ワンコ達に押しかけられて、
今度は、冷蔵庫と壁の間に、すっぽり入り込んじゃったんですよ
実は、この子、我が家の《エンジェル》の妹に当たる子で、同じように細身なのよ。





もうこうなったら持久戦。
幸い、私を怖がりはしないので、また例の如く台所の床に寝そべり《ミミ》と
コミュニケーションを取ります。
撫ぜたり、猫じゃらで遊んだり、置餌をしても食べないから、最初は、
指で口回りに擦り付けて、少しづつ手から食べさせたりと、
結構私も過保護じゃん
でもね、これやると、人が怖い訳では無いので、徐々に出てきますよ。
夜には、膝に乗って落ち着いていられるようになったし、





ちょっと、色々関心も出て来たみたい。





まだ、皆が、ワッと来るとビビっちゃうけど、何とかなるでしょう
パパ、ママ、心配しないで行ってらっしゃい
ちゃんと預かりますから。
てか、久しぶりに、《グレチビ》と、いっぱい遊べて嬉しい私なのです