・今回の参議院選ょから長年討論されていた十八歳選挙権が施行されることになった。多くの国民が直接政治に参画出来ることは非常に喜ばしいことである。「十八歳では」と思われる人もあろうが、そうではない、やはり喜ばしいことである。
・十八歳では国政、地方自治は分からないのではと言う人もいるが、そう言う成人達にはどれだけの自信があるのだろうか。投票方法を知っているのだろうか、投票に行くだろうか、立候補者の政策発表会や立ち合い演説会、街頭演説会等を聞くだろうか、等の心配をする人達もいる。しかし、自分達成人と比べて貰いたい。自分達がどれだけの事を行っているのか、出来ているのか。あまり変わらないのではないか。同じである。それならば約二百五十万人の有権者が増加し、少しでも多くの国民の意見が政治に反映される事を望むべきである。
・十八歳では自分の考えではなく、他人や団体に洗脳、誘導されて投票されてしまうのではと心配する人もいる。それも自分達と比較してみれば良し悪しは別として同じである。政治に対する自分の考え方よりも、友人、ご近所さん、会社組織等団体からのお誘い、依頼で投票することも多いのではなかろうか。自分の将来の有利、不利等も考えての投票があるのも同じであろう。
・中国の天安門事件は学生主導の事件であったが、あの事件もある政治家、政治団体のリードで学生たちが動かせられたとも考えられる。しかし、その後良し悪しは別として安定はしている。当時の政治家は分からないが、当時の学生たちは立派に自分達の行動を見直して成長しているように思われる。大きな得をした人達、悲惨な待遇を受けた人達がいる事もあるようだが。その後の成長に発展しているようにも思えるものだ。
・日本の安保学生運動も同じような感じである。自分達が学生の時にはその通り信じて行動していたが、今ではある程度の犠牲を払いながらも共に成長・発展に寄与しているのだ。遠回りしたかも知れないが全くの無駄とは言えないように思われる。
・今回の十八歳の選挙権は喜ばしいことである。たとえ少々の紆余曲折があろうとも実行すべきことである。スムーズに実施されるために我々成人の努力がもっともっと必要である。成人国民としての模範を堂々と示し、納得してもらわなければならないのだ。
ーーーーーーーーー十八歳頑張れ!!!!--------十八歳頑張れ!!!!-----
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