年寄りの冷や水

定年退職者が感じることを書き残す

カド番大関は強いもんだ!!

2006-01-23 10:33:37 | Weblog
・カド番大関の栃東が朝青龍を力強く破って優勝した。三回目の優勝とは言え力士では若いとは言えない29歳の栃東大関の頑張りに敬意を表するものだ。体が何時も調子が良いとは言えないだろうが出来ればカド番にならなくてももっともっと頑張って実力を十分に発揮してほしいものだ。

・ある親方の話では「外国力士はハングリー精神が強いので鍛えやすいのだ」とのことであった。思ってみるとそんな感じもする。大関になってよい成績を上げると人気も高くなり収入も多くなり満足してしまうのかすぐ成績が落ちてしまう大関が多い。特に生活が乱れるのか練習が不足するのか体調不良が多い。そして、今場所の2人の大関のように休場してしまう。「今度こそは頑張って次の横綱候補一番だ」と期待している間に何時の間にかカド番と言われてしまう。非常に残念である。

・今場所では日本人力士だけでもなかったような気がする。大目標を達成した横綱朝青龍も少し物足りなかった。新大関琴欧州も緊張もあったのか何か取りこぼしが多かった。日本の相撲界では優勝とか昇進の時は後援会への御礼行事がびっしり詰まっていて生活も練習も普通ではなくなるのだろう。特に正月は大変だったろうと思われる。また、外国力士は母国への帰国報告行事もあるだろう。少し可愛そうな気もする。

・相撲だけではないかも知れない。女子ゴルフも同じかも知れない。政治の世界でも同じかも知れない。それでもスポーツ界ではそのような誘惑にも負けずに頑張り続けている人達も多いことを考えるとその様な人達にこそ敬意を表したいものだ。相撲だけではないかも知れない。会社経営でも、個人生活でも同じかも知れない。「奢る者久しからず!!」と昔からよく言われた言葉である。退職男には今更初心もないかも知れないが、「初心を忘れず、真面目に、親として、夫婦として、社会人として生活を継続して行きたい」。継続は力なり!!である。



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