かつて 行ってみたいと書き込みをしたことを
bokuさんは覚えていてくれたのです。
行き先を告げられたとき、舞い上がってしまった。
西村記念館は、新宮生まれの教育者でもあり建築家であった西村伊作の自宅です。
歌人与謝野寛・晶子らとともに東京神田駿河台に「文化学院」を創立し、自由教育を実践しました。
建築設計にも多くたずさわりましたが、現存するものが少なくなりました。
小さな駐車場に車を停め、歩きだした右手に洋館が見えました。
旧チャップマン邸 これも西村による作だそうです。
住宅街の坂道を登って行くと 不思議な建物が見えてきます。
石垣の塀が どこか外国風
外観を ぐるぐる見てから中へ。
民家風ではありますが、どこのものなのか…ミックス…。
スイスのシャレー風と書かれているものもあります。
軒下の垂れ下がった覆いは、新宮の山間の民家に使われている「ガンギ」と呼ばれる幕板を真似たものなのだそうです。
貼り出した出窓が気になります。
自らの住まいとして建てられたこの家は、
装飾のない、モダンでシンプルな佇まいです。
伊作のデザインした家具が多く残されています。
建築家の自邸は、とても大好きです。
自分のために、そして愛する家族のために造られた家。
愛に包まれている…そんなぬくもりを感じるのです。
階段をのぼって2階へ。
一階部分ではあまり感じなかったのですが
思ったより痛みは激しいものがあります。
和室の畳の床は抜け落ちそうなふかふかと足が沈む感触に驚きが。
心痛むものがありました。
建物保存、再生への道は、かなり厳しそうです。
竣工 1914年
設計 西村伊作
所在 和歌山県新宮市伊佐田
2010年、国指定重要文化財に登録されました。
西村記念館保存会
bokuさんは覚えていてくれたのです。
行き先を告げられたとき、舞い上がってしまった。
西村記念館は、新宮生まれの教育者でもあり建築家であった西村伊作の自宅です。
歌人与謝野寛・晶子らとともに東京神田駿河台に「文化学院」を創立し、自由教育を実践しました。
建築設計にも多くたずさわりましたが、現存するものが少なくなりました。
小さな駐車場に車を停め、歩きだした右手に洋館が見えました。
旧チャップマン邸 これも西村による作だそうです。
住宅街の坂道を登って行くと 不思議な建物が見えてきます。
石垣の塀が どこか外国風
外観を ぐるぐる見てから中へ。
民家風ではありますが、どこのものなのか…ミックス…。
スイスのシャレー風と書かれているものもあります。
軒下の垂れ下がった覆いは、新宮の山間の民家に使われている「ガンギ」と呼ばれる幕板を真似たものなのだそうです。
貼り出した出窓が気になります。
自らの住まいとして建てられたこの家は、
装飾のない、モダンでシンプルな佇まいです。
伊作のデザインした家具が多く残されています。
建築家の自邸は、とても大好きです。
自分のために、そして愛する家族のために造られた家。
愛に包まれている…そんなぬくもりを感じるのです。
階段をのぼって2階へ。
一階部分ではあまり感じなかったのですが
思ったより痛みは激しいものがあります。
和室の畳の床は抜け落ちそうなふかふかと足が沈む感触に驚きが。
心痛むものがありました。
建物保存、再生への道は、かなり厳しそうです。
竣工 1914年
設計 西村伊作
所在 和歌山県新宮市伊佐田
2010年、国指定重要文化財に登録されました。
西村記念館保存会
bokuさんと きゃおきゃおさん にお任せしましたが 実際には なんと70枚くらい写していました。(キャー)絵やら 焼き物やら 沢山あったので 展覧会に行っている 気分にもなっていました。
今後、修復という名のやり過ぎたリフォームは避けてもらいたいですね
本当にもったいない!
でも、重要文化財になれば、保存するでしょうから、痛みも修復してくれますね。
日本は木の家なので、しょうがないとは思いますが、
海外の何百年と経っている家を修復して使っているのを見ると、
壊すだけでなく、もっと早くから保存して欲しいな~って思いますね。色々難しいのかな?
自らの住まいとして建てられたお家だったんですね~
国指定重要文化財に登録されたのなら
もうちょっと手入れして欲しいですね~~
食べるんじゃなくて、見るだけですか。
門がかっこい、へー。
建物を維持するためにやらねばならないこと、山積み…。
絵もたくさん飾ってあって、多芸なのに驚きました。チャメ子さん、しっかり楽しんでたのですね。気が付きませんでした。
「bokuさんの熊野自慢その9」 2008-09-13 の記事を、よかったら探してみてくださいね。
お返事が遅くなってごめんなさい。
少し傾斜のある場所に建っている、背の高い建物だからそうみえますね。周りは住宅街なんですよ。
これから、どうなるのか気になりますが、東京からはちょっと遠くて ふらっと観に行けないのが残念です。綺麗になりすぎないことを祈ります。
古い建物を保存するには、価値観と財力…が必要ですね。壊すとなると あっというまに消えて行くのが怖いです。
移築されず、現存して住まわれ続けている建物が一番嬉しそうに見えます。なかなか難しいんでしょうけど…。
改築された場所が少なく、竣工当時の姿が残っているから重文に指定されたそうです。
2階の和室、床が抜けそうなくらい柔らかくて、歩いていいのが悩みました。
これから自然な形で修復されるといいなって思います。
オリジナルが見れて、でも 嬉しかったです。
これは 「羊羹」と「洋館」をかけているのかしら…。
洋館も羊羹も どちらも大好きです。
へ~(笑!)