きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

小石川植物園Ⅰ お花見

2008-03-31 | 美術館・博物館・記念館・園
ここ数年、我が家の花見は 小石川植物園。
静かで、花の種類も多い。

家族連れや、外国の方など思い思いのスタイルで花見を楽しんでいる。

いつもなら、桜の木の下で お昼寝などするところだが、今日は雨が落ちてきそう。
シートを広げて昼食にしたが、とても肌寒い。ぶるぶる。。お尻が冷えてきた。
早々に退散することにしよう。


 

起伏のある敷地で、どきどきしながら林の中の小径を歩く。
今年は、植物の生育がいまいち遅いような気がする。
誰が置いたのか解らないが、木の杭の一つ一つに 椿の花が置いてあった。




小石川植物園◇東京大学大学院理学系研究科附属植物園
所在地 東京都文京区白山3-7-1

2008.3.30

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恵比寿麦酒記念館

2008-03-30 | 美術館・博物館・記念館・園
この日は、目黒・五反田・恵比寿とお散歩して
ちょっと飲んだビールが物足りないので、恵比寿麦酒記念館へ遅い時間行ってみた。
ビールについて学べる場所だが、いつもまっすぐテスティング・ラウンジへ向かってしまう。

閉館30分前だけど、ほぼ満席。偶然席が空いて嬉しかった。
「飲みくらべセット(400円)」はすでに売り切れで、ヴァイス(200円)を飲んだ。
実にお得な値段。


◇恵比寿麦酒記念館
所在●東京都渋谷区恵比寿4-20-1 恵比寿ガーデンプレイス内
開館時間● 10:00~18:00(入館は17:00まで)

2008.3.23


JR恵比寿駅から動く歩道「スカイウォーク」で、恵比寿ガーデンプレイスへ

東京都写真美術館


春の花壇



恵比寿麦酒記念館 大階段

 
テスティング・ラウンジ

写真は、昨年9月の時のもの。
左から メジャーエール、メジャーヴァイス、ヱビスビール、ヱビス ザ・ブラック  ちょっと飲んでしまってからの写真。。
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エビス オイスターバー☆YEBISU OYSTER BAR

2008-03-29 | レストラン・居酒屋など たべものや
東京都写真美術館の帰りに、グラススクエア地下1階の、YEBISU OYSTER BARへ寄ってみた。
ビールと生牡蠣2個のセット。1000円。右と左では産地が違うのだとか。
ぼーっとして、よく説明が聞こえなかった。
つるっと食べてしまい、なんだか物足りないけど、お腹がいっぱいになるものでもないので、
話の種ってことでお店を後に。







2008.3.23
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知らざれる鬼才 マリオ・ジャコメッリ展

2008-03-28 | 美術展
イタリア北東部のセニガリアに生まれ、ほとんどの作品はその街で撮られたものだ。
コントラストの強い写真は、時を切り取って 動いているかのような錯覚にいざなう。

残酷までにも 皮膚を刻む皺。

「老いとは時間であり
時間と同伴せざるをえない
生きることは即ち死との共存だ。」

この言葉が、心に響いた。

老い は避けて通れない。
できるだけ美しく老いたいと、ひそかに思う。

◇東京都庭園美術館
2008.3.15-5.6 

「スカンノ」より

「私には自分の顔を愛撫する手がない(通称:若き司祭たち)」より


「シュルレアリスムと写真」展とのセット券がお薦め。

2008.3.23
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シュルレアリスムと写真 痙攣する美

2008-03-27 | 美術展


恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館を訪れた。

「シュルレアリスムと写真」展は、シュルレアリスムをテーマとした、日本初の写真展だそうだ。
モノクロームの美しさを実感。

夢の中から見える超現実。
写真ゆえに、あるものをとらえ、表現することになるわけで、
撮る側の感性が そのまま作品となっている。

マン・レイ、ビル・ブラント、ジャン・ウジェーヌ・オーギュスト・アジェ・植田正治、大辻清司
などの有名な作品が並んでいて、楽しめた。

◇東京都庭園美術館
2008.3.15-5.6

2008.3.23

ビル・ブラント
ウンボ
植田正治




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東京デザインセンター  アートギャッベ展

2008-03-26 | 現代建築
家具の修理を依頼するため、東京デザインセンターに入っているコスガ東京ショールームへ。
馬は 相変わらず。







フラワーポットの植木はだいぶ芽吹いていた。
花の咲く頃、来てみたいな。





桜のつぼみもふくらんで いい感じ。




家具のショールームで南ペルシアの遊牧民の手織物
アートギャッベ展を見た。

遊牧民の手織り物。素材は羊毛100パーセント。
緑の少ない色彩のない遊牧地で織られたため、色彩が鮮やか。

いろいろ意味のある模様で、気の遠くなるほど手の込んだものだった。
値段も 気が遠くなるほど 高かくて。。
欲しかったけど 手が出なかった。
織手には、いったいいくら支払われたのだろうか。

◇東京デザインセンター
竣工 1991年
設計 マリオ・ベリーニ
構造 地上9階地下2階SRC造
所在 東京都品川区東五反田5-25-19

2008.3.23
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建築の記憶 -写真と建築の近現代-

2008-03-24 | 美術展





春の陽気の日曜日に、東京都庭園美術館を訪れた。
桜の開花も始まり、木々の下でおもいおもいの写真をとっている人がたくさんいた。

庭園美術館の中は、カーテンを閉め、そして照明をかなり落としているので
薄暗い。輝くドアの装飾が曇って見える。
壁にはパネルが立てかけられ、見る事が出来ない。

そうだ、今日は写真がメイン。
暗さは作品保護のためだった。

建物は、そのときその場所にいなければ見る事ができない。
もうすでに消えてしまった建物も多く
また、建築時の様子を知ることもできない。
建築家のイメージと 出来上がった建物の隙間を埋めるような写真。
実際に自分で見たことのある 建物の記憶とが重なり合って
違った目で 建物をみることができた。

近代建築物の写真は端正なものが多く、ゆがみもない。
日本の建築写真・・城が始まりだったそうだ。

記録としての写真から、アートなものへ。
鈴木理策の作品は、2007年秋に写真美術館にて「熊野、雪、桜」展を見て
焦点の位置とか 白の世界の記憶があるので
建物にも表されることに驚いた。
目では見えない ファインダーの世界を楽しむこと。
建物写真は、やはり 面白いと思う。

私は建物の写真を撮るのが好きだけど、記録から一歩飛び出せる日は、だいぶ先になりそう。

残念だったのは、庭園美術館の前身 朝香宮邸の建築当時の写真が少なかったこと。もっと見てみたかったな。
東京カテドラルのコンペ作品、模型も含めて興味深かった。
せんだいメディアテークの建築の記録も かなり面白い。

展示の中で、伊東忠太の旅のスケッチがすごいと思った。
一橋大学にいる魔物は、中国にいるらしい。

◇東京都庭園美術館
建築の記憶
2008.1.26~3.31








庭園美術館の春。桜は今週末が見ごろかな~☆

2008.3.23
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ポーラ美術館Ⅳ 秋の記憶

2008-03-23 | 美術館・博物館・記念館・園
2007年晩秋に、初めてポーラ美術館を訪れた。
建物の美しさと、ガラス張りの窓から飛び込んでくる景色に心が弾み、
建物の写真を撮っても とがめられなくて

嬉しい気持ちでいっぱいで撮った とてもお気に入りの写真。






大きな窓から、紅葉の木々が飛び込んでくる。





 





2007.11.14

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ポーラ美術館Ⅲ 秋のランチ

2008-03-22 | 美術館・博物館・記念館・園
昨年の晩秋に訪れたときのランチは、やはりレストラン「アレイ」で。
大きなガラス窓一面に、紅葉の小塚山が見える。
景色もご馳走の一つだなってこの時思った。




 

オリジナルコース・モネ美食紀行を注文。

 野菜のテリーヌ 
 仔羊肉の煮込み 香草風味 /パン

何の写真を大きくしようか迷ったけど、やっぱりこれに決定~!

 
リンゴのタルト バニラアイスクリーム添え/コーヒー
温かいタルト、美味しかったです。お皿がかわいい~☆

 角砂糖を1個 お土産に。

2007.11.14
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ポーラ美術館Ⅱ レストランなど

2008-03-21 | 美術館・博物館・記念館・園
ポーラ美術館1F レストラン「アレイ」で、少し早めのランチ。
窓際の席に案内されたが、小塚山はまだ木々の芽吹きがなく
寂しい景色が広がっていた。
店内は、白で統一され、働くスタッフの気配りが行き届いていて
なかなか心地よい。

Aコースランチを注文

旬野菜のヘルシースープ・グリーンサラダ・パン
朝霧ヨーグル豚のチーズ焼き
デザートに季節のタルト・カシスシャベット添えデザートを追加。
コーヒー


帰り際、BF1 カフェ「チューン」に立ち寄った。
コーヒーとケーキのセット。
コーヒーもケーキも とても美味しい!
(ケーキは、モンブラン)





 木々の緑の美しい季節が早く来ないかな。


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箱根ポーラ美術館 「モネと画家たちの旅」展

2008-03-20 | 現代建築
晩秋に訪れた「モネと画家たちの旅」展を、また観たくなって
早春の箱根ポーラ美術館を訪れた。





県道沿いの緩やかな傾斜地に 木々の間からガラスの建物が見えてくる。






細い道を歩いていくと、最上階のガラス張りのエントランスに迎えられる。
地下2階まで吹き抜けになったアトリウムロービーを目の前にしながら、地下へとエスカレーターで降りていく。
あらためて天井の高さと、白い照明の入った大壁の美しさに目を奪われる。
自然光と照明の光が溶け合って、やわらかな空気を漂わせている。









映像とコレクションにより、フランス各地、北から南までの地域と映像の世界を画家たちとめぐる。
ポーラコレクションの中から、19-20世紀のフランスの風景画を特集し、モネと印象派の画家たちの旅、20世紀の画家たちの旅
と題した展覧会だ。会場に入ると初めに、大きなハイビジョンの画像に見入る。美しいフランスの風景。
制作地として選んだ場所を紹介している。
絵の前で長く足を止める人も少なく、ゆったりと絵を楽しむ事ができた。
所蔵作品の多さに 驚いてしまう。

常設展示も、東洋磁器や化粧道具の展示など、見所の多い美術館だ。

2008.3.19

◇箱根ポーラ美術館
竣工 2002年
設計 日建設計
所在 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285





 いつしか、外は雨。霧にかすむ箱根の山は肌寒かった。
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葛飾区 山本亭

2008-03-19 | 日本建築
春うらら。
自転車で、柴又へ行ってみた。

山本亭は、カメラ部品製造をしていた山本工場の創立者である山本栄之助の自宅で、1988年に葛飾区が譲り受け1991年に一般公開された。



江戸川土手に面して、長屋門がある。
左右に門番が常駐していたそうだ。人力車の車夫などが控えていた小部屋もある。




玄関に、人力車が止まっている。
このお屋敷は、1926~29年にかけて増改築を重ねてできたそうだ。
玄関脇に洋風の応接間があるのは、当時の流行。
和室の大きさに比べれば、こじんまりと見えてしまう。



樹木の生い茂った 池のある奥域のある日本庭園を望む和室は、ガラス戸の連なる長い廊下に囲まれている。
開放的で、とても明るい。
千駄木の安田邸との違い。
ここには おおらかさがあるような気がする。

多くの方が、和室でお茶を楽しんでいた。

◇山本亭
所在 東京都葛飾区柴又7-19-32







2008.3.16
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東京フルトヴェングラー研究会管弦楽団第17回定期演奏会

2008-03-17 | 演奏会・ライブ
東京フルトヴェングラー研究会管弦楽団第17回定期演奏会
指揮 野口 剛夫

モーツァルト ピアノ協奏曲第20番二短調K.466
ベートーヴェン 交響曲第9番二短調



ソリストは、舞台奥へ着席し、合唱団は3階席へ着席して第9が始まった。
ソリストも合唱団も 第9は、1楽章から着席し、この交響曲の響を共に体験すること。
これは、指揮者の要望だそうだ。

指揮者自らが、シラーの原曲を現代日本語に「意訳」した、新しい解釈の演奏だった。
発音や、ブレスのに位置など 違いはあるに違いないが、
みごとに歌い上げていた。

歓喜の歌(シラー/野口)

中略~~

全ての人が手をとり、喜び合えたら。
今こそ全ての人よ、祈ろう。
喜び願えば、世界は変わる。
喜び求めよ。

舞台も狭く、オーケストラは弦楽器は最小限の人数で、各人の音が良く聞こえた。
最初から テンポが速く、心配するくらいアッチェレランドし、怒涛のような4楽章を迎えた。舞台から落ちる人もなく、無事に終演を迎え、ほっとする。

ソリストが、舞台奥の位置なのが残念だった。
合唱団は、3階席バルコニーに位置し
残響のない会場で合唱団の力強い歌声が天井から降ってきて感動した。拍手!





  2008.3.15
  ◇日本キリスト教団本郷中央教会
  15:00pm~
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日本キリスト教団本郷中央教会Ⅱ

2008-03-17 | 教会・礼拝堂
階段をのぼり、2階礼拝堂へ。
三方をガラスの引き戸で仕切っている。




3階席へ行ってみた。普段使われていない場所のようで、少し(落ちそう)怖かった。




 2008.3.15
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日本キリスト教団本郷中央教会Ⅰ

2008-03-16 | 教会・礼拝堂
小石川に勤務していたとき、この建物の前を毎日バスの中から眺めていたはずなのに印象に残っていない。
春日通りに面していて、少し離れないと建物全景が見えないからだろうか。


正面入り口上部には、中央會堂の表示がある。





右の壁には銘板がある。
戦時中、信徒が隠し持ち、旧軍部による接収をまぬがれたそうだ。






階段をのぼり、2階礼拝室へ。
地域のコミュニティとして使われた場所らしく、宗教色の強くない礼拝堂だ。
ロビーと礼拝室の三方の仕切りは、ガラスの引き戸で囲まれている。
聖歌隊用によくバルコニーのある礼拝室があるけど、
ここのはかなり広い。客席として使われたようだが、現在は使われていないらしい。
階段の写真を撮っていたら、年配の信者の方に、「いい建物でしょ? 古いんだよ」と話しかけられた。

◇日本キリスト教団本郷中央教会
竣工 1929年
設計 ボーゲル、川崎忍
所在 東京都本郷3-37-9

見学は、月・木・土の午後のみ。要電話予約。
(ふらっと行っても、入れない)

2008.3.15



逆光で正面建物をうまく撮れず、何枚も撮ったけど、車の往来が激しくあきらめた。電線も邪魔。。



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