黒部信一のブログ

病気の話、ワクチンの話、病気の予防の話など。ワクチンに批判的な立場です。現代医療にも批判的で、他の医師と違った見解です。

麻しん大流行の大嘘

2016-10-25 08:32:13 | 予防接種
麻しん大流行などとのうその報道に惑わされないようにしましょう。

 2008年は、麻しんは年間1万人発生していました。それ以前は、年間2~3万人は珍しくあり
ませんでした。
 麻しん・風疹混合ワクチン(MRワクチン)の2階接種が推進され、その結果、麻しんの年間発生
が三桁になりました。2014年は400人前後で、2015年に35人と激減しました。
 それで根絶宣言に至ったのです。
 ところが、今年8月末までに、41人も発生したから、大流行と報道されたのです。その裏には
報道するようにあおった厚生労働省感染症対策課や国立感染症研究所感染情報センターや小児科学会
や小児科医会の小児科医たちがいたのです。

 僅か6人増えただけで流行などと言っています。その中には、松戸市の流行は9人で、接触者の
10人は発病していません。関西空港での感染した疑いの人は、大人で4~5人です。いずれも
感染していないか、予防接種を受けていない人たちのようです。
 たった8年前まで1万人も発病していたのですから、大流行と言えるでしょうか。これが報道の
実態です。この情報操作は、原発事故報道や沖縄の過剰警備などでも行われています。
 ワクチンを批判している若手の小児科医が、その転機となったのは、アメリカの9.11事件の
映像を見て、これはやらせだと直感したことからだと言っています。飛行機がビルに直撃してビル
全体が崩れるなどと言うことは、現実的にはあり得ないことなのです。私はあとから聞いて、なる程
と思いましたが、すぐには浮かびませんでした。私も、アメリカの情報操作にのせられていました。
 これをきっかけにアメリカはイラク戦争をしかけたし、テロ対策を強化したのです。でも、それを
直感し、気がついたと言うのは卓越した感性の持ち主と思いました。

 麻しんで、SSPE(亜急性進行性全脳炎)にかかるのは、10万人に1人以下ですし、1歳未満が
7~8割を占め、ワクチン接種でも1歳未満ですれば、自然感染より10分の1の確率ですが、なる
ことがあります。ワクチンパレードでは、その患者さんを車いすに載せて参加させています。

 風疹の流行宣伝も同じでした。これからも、水痘、おたふくかぜ、そのほかいろいろな感染症の
大流行と報道されることがあるかもしれません。その実態は、よく読んでみなければ、でも詳しく
報道しないことも多いのですが、判らないことです。報道を鵜呑みにしないようにしましょう。

 B型肝炎の宣伝に、保育園で他の子にかまれて感染したというのはたった一例ですし、父親から
感染したというのも一例です。日本全体で、急性B型肝炎は約300人前後で、その半数は性感染症
です。性行為をしない限り、かかる確率は低いのです。慢性感染は多いのですが、その悪循環を断つ
ために、母親からの垂直感染を予防する「選択的接種法」が日本の白木先生が開発したのです。今も
北欧五か国では、これがとられています。医療従事者や看護、介護関係者は接種するように言われて
来ました。私は、もしかかっても、一か月の休養(入院)をすれば回復するので、していませんが、
未だにかかっていません。C型肝炎にはかかりたくありませんが、ワクチンはありません。でも、
かかる確率も大幅に減っています。

 ほかの報道でも同じですから、ワクチンを批判的に見ている方は、まず日本の栄養学が間違っている
ことを知って下さい。その上での離乳食の話になります。ワクチンは批判しても離乳食を受け入れる
こともおかしい話です。同じ小児科医が指導しています。科学史を批判的に見ると、戦後の日本の
栄養学は明らかに間違いです。現在も続いています。「バランスよく食べさせなさい」、「一日三食
しっかり食べさせなさい」、「朝食を取らない子は問題児」、「朝食をしっかりとらせなさい」、
「好き嫌いをさせていけません」、「何でも食べなければいけません」、「栄養がかたよってはいけ
ません」、「寝る前に食べてはいけません」、などいろいろありますが、すべてまちがいです。
 また、離乳食は赤ちゃん自身が決めるものです。勝手に、早すぎるなどと言うこともおかしいです。
 赤ちゃん自身が決める、つまり、子どもの自己決定権を認めましょう。

 母乳推進もそうです。母乳は、赤ちゃんの免疫への効果は、赤ちゃんの腸管免疫を強化します。それ
で、赤ちゃんは、ロタウイルスなどのウイルス性胃腸炎にかからずに済みますが、その効果は3か月
までです。ですから、アメリカ小児科学会は、母乳を勧めていますが、3か月まで飲ませられれば十分
だと言います。母乳の免疫効果は、赤ちゃんの血液までは入りません。血液へは、胎盤を通して移行
します。だから、母親の免疫を強化しておくことが必要です。とすると、女の子は、きちんとワクチンを
受けておくことが必要になります。ただし、妊娠する年齢になるまで必要なものだけです。
 赤ちゃんを産まなくても、母乳が出ることをご存知でしょうか。母乳で子どもを育てた経験があれば、
まず大丈夫です。詳しくは別の機会にします。子どもへの愛情で母乳は出ます。男でも出ます。
 母乳を出るまで飲ませるなら、15歳までかかります。それまで飲ませたら、早期の低栄養で、精神
知的身体障害になります。
 母乳はあくまで、食事の一部です。食事として与えて下さい。

 現代医学批判をしていても、それ以外は受け入れてしまうのはやめましょう。助産師さんの言葉も
同じです。良い人も、そうでない人もいます。なんでも受け入れず、批判的に検討し、自分で判断し、
確信を持てたら受け入れましょう。
 私は、「現代医療批判」という一文を書き、30年たちました。でも、その批判は、今の医療にも
あてはまります。しかし、当時ではどんな医療がよいか判りませんでした。しかし、故中山茂先生の
おかげで行きつくことができました。科学史、医学史の世界へ導かれました。学生時代に医学史家の
大鳥蘭三郎先生(大学生協の理事になってもらい、私も学生理事でした)ともよくお会いしましたが、
そんなことは教えてくれませんでした。医学史だけではだめで、世界史の中の病気ととらえなければ
学べなかったのです。そしてルネ・デュボスへと導かれました。中山先生は、私のことを「常識破り
の黒部医療」と、やや批判的に、そして好奇心的に、呼ばれました。残念ながら、中山先生の戦後の
科学批判の著作に参加することはできませんでしたが、ようやくたどり着いたのが、今の考え方です。
 中山先生の門下生には、米本昌平さんや吉岡斉さんなどが輩出しています。

 政治でも同じです。もっと批判的に社会をみましょう。新聞報道、テレビ、コマーシャルなども信じ
てはいけません。すへて、批判的に世界を見ていきましょう。まさに、マジシャンが見せるマジック
の世界です。これが世界の政治の現実です。政治家のマジックに載せられないようにしましょう。
 マジシャンは理解できないマジックを見せてくれます。政治家たちのすることも、すべて同じで、
信用してはいけません。

 内海聡先生のブログから、私のブログに来られた方に申し上げます。私は、彼とは同じではありません。
同じなのは、今の医療を批判していることだけです。しかし、私は、すべてを批判している訳ではありま
せん。批判すべきことは、多くありますが、必要なこともあります。彼はホメオパシーに走ったよう
ですが、私は、すべての医療を検討し、どの医療も、すべての病気を治すことはできないことを知りま
した。すべて相対的なものですし、プラセーボ効果も否定できません。

 世界には、いろいろな医学があります。日本では、原住民医学の研究はなされていませんし、他の医学を
研究している人もいません。中国医学、チベット医学、台湾医学、漢方医学(これは日本の医学です)、
イスラム医学、アーユルベーダ医学、ホメオパシー、カイロプラクティス、さらに日本でも多くの民間療法
もあるし、他の国にもいろいろあり、それらをすべて見ても、すべての病気を治す医学はありませんでした。
 そこで私はいろいろ考え、最終的に、ルネ・デュボスの言う新しい医学を目指し、その源としてのヒポク
ラテス医学の復興に賛成しています。私の、ワクチン批判は、ここに由来しています。
 


 
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はじめまして、あいしてます

2016-09-22 09:32:48 | 子どもの病気と犯罪の予防
 「はじめまして、あいしてます」というテレビドラマを見て、いろいろなことを考えさせられました。それは、私の提唱する病原環境論または適応説による子育て法が、病気だけでなく、犯罪の予防にもなることと、未だに父親による自分の娘への性的虐待が起きていることを知らされたことです。

 お母さんたちに言いたいことは、自分の子どもを愛するあまりに、自分の夫を愛することをおろそかにしていませんか。
 よくあることですが、予防接種事故の被害者や、生まれつきの障害者、最近は福島からの避難者に、子どもを愛するあまりに、夫や他の子どもをおろそかにする人が少なくなく、他の子どもがぐれたり、夫から離婚されたりすることが少なくないことです。

 子どもと共に、夫も愛して下さい。子どもは、自分の両親が愛し合っていることを願い、それを誇りに思い、そのまねをするものです。それが大切なことです。しかし、そういかない場合には、別れるしかありません。できるだけ早く決断することです。その理由は、家庭内暴力などをはたらく父親は、優しく育てられていなかったのではないでしょうか。その人が、反省したり、自分の欠点に気がついてくれることは、まれにはありますが、非常に難しいことなのです。

 子どもはかすがいなどとは、昔のことと思っていましたが、「はじめまして、あいしてます」を見て、やはりまだあるのだなと思い直しました。ハワイのある人が言うことには、人生を豊かにするための言葉は、「ごめんなさい」、「許して下さい」、「愛しています」、「ありがとう」ということだそうです。それを聞いた時に、私は、その通りで、いいことを言うなと思いました。この言葉が、心から思っていなくても、言うだけで、相手とのつながりを強くするのです。
 例えば、「ありがとう」というだけでもよいです。よく、日本人は「すみません」とか、「申し訳ありません」という人が多いですが、謝る場合は「ごめんなさい」とか「許して下さい」であり、感謝する場合は「ありがとう」と言いましょう。また、子どもや連れ合いには、「愛してます」と言いましょう。
 子どもを叱ったあと、「愛しているからね」とフォローすることも大切です。

 もうひとつ追加します。
 「はじめまして、あいしています」を観て
9月15日に最終回を放映したテレビ朝日の番組「はじめまして、あいしています」は、意外の展開になり終わりました。私は、最初は子育ての仕方などに、これでうまくいくのかなと思っていましたが、育てなおしをしたのを見て、これでうまく行くと思いました。
それは、思春期の子どもの精神的な病気を治すのは、この「育てなおし」をすることが必要だったからです。
また、子育ては、叱らず、ほめて育てて、愛していることを子どもに伝えることの大切さを、視聴者に伝え、始めは良いとは思わなかったのに、引き込まれて行きました。
そして、衝撃なラストは、その背景に未だに日本での児童の虐待と、父親の性的虐待があることが取り上げられていたことです。私が一番心配し、そして最近もある児童精神科医から聞いたことでもあるのですが、現実に、政財界の有名人にもあると聞きました。しかし、それは表面化しません。皆、仕返しを恐れ、命まで襲われることを恐れています。
精神的な病気の一部は、思春期に発病しますが、その一部には、家庭内の問題が隠されています。
私は、1991.2.28日本版NEWSWEEK誌に載っていた「よみがえった殺人の記憶」という記事を思い出しました。その記事は、30歳になった女性が父を殺人で訴えたのです。そして、それはその女性が娘の瞳を見ていて突然思い出したのです。それは、子どもの時に父親から犯されていたことと、自分の親友の女の子が、自分の父にいたずらされ殺された場面を見ていて、父親から口外したら殺すと脅かされていたというのです。それを裁判所に訴えたのです。「記憶の抑圧」という心理反応の是非が問われた事件でしたが、一審では陪審員は有罪としました。その女の子が殺された事件は迷宮入りになっていたのです。
それが明るみに出たのです。この事件は、父親や他の男性からの女児への性的暴行と児童虐待を明るみに出したのです。訴訟は上告されましたが、結果は報道されていません。
日本でも、昔からあったようですが、それが明るみに出たのはウーマンリブの運動以後でした。そして、それが今も続いていることに、そしてそれがドラマ化されたことに驚きました。
私は「闇教育」を、読み返し、これからも、家庭内暴力、子どもへの虐待、父親による性的虐待、さらにその結果生じてくる「記憶しないこと」と「記憶の抑圧」が、感情を抑圧することによる家庭内殺人、無差別殺人、大量殺人の事件が繰り返し起きてくることを予測しています。
何をしたらよいでしょうか。皆さんにこれを伝え、私の子育て法を広めてもらいたいと願っています。
そして、その子育て法は、子どもが病気にならない方法でもあるのです。今多いアレルギーの病気はすべて、子育て法を変えることによって治ります。特に、生まれた時からしていれば、両親にアレルギーがあってもアレルギーになりません。どうか試みて下さい。それには、私の本を読んで下さい。
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闇教育とはなにか

2016-08-04 09:48:27 | 教育
 「闇教育」について、「相模原障害者殺傷事件によせて」の所で書きましたが、それがどんなものであるか、何を指しているか、なにを危惧しているかを説明したいと思います。

 闇教育
 日本の文化の流れは、アメリカから来ています。それは、日本政府の政策としてアメリカ型社会を目指しているためではないでしょうか。
 第二次世界大戦(別称、15年戦争)以後、日本政府の官僚は変身し、憎んでいたはずのアメリカ政府にすりより、アメリカ政府追随の政策をとっています。その理由は、内部にいた人に聞かないと判りません。
 そのためかどうかは判りませんが、アメリカ文化が、そして社会問題が、20年遅れて日本にも起きるようになり、レイプ、家庭内暴力、子どもへの虐待を白日の下にさらし、いじめ、引きこもり、子どもの精神障害と自殺の増加、無差別殺人などが増加しています。
 私は、北欧型社会、特にスウェーデンの社会を目指していましたが、今のスウェーデンの状態は、情報がなく判りません。特に、難民受け入れが進んでからどう変化したかが注目されます。
 それは、スウェーデンはドイツで創立された社会民主党の世界的広がりで、社会民主党が作られ、一部はレーニンの呼びかけで共産党に参加しましたが、主流派は残り、政権をとり、その後のスウェーデン社会を指導してきました。労働者には広い住宅を作り、土地を買い上げて国有地や市有地を広げ、人による人への暴力を排し、人に優しい社会を作ってきたからです。もちろん、ボクシングや格闘技は北欧では、廃止させる動きが強いです。
 ですから一時は、世界の文化の流れは北欧から始まり、イギリスを経てアメリカへ渡り、そして日本へ来ると言っていました。現在はどうでしょうか。社会福祉や、子どもへの事故防止、女性への暴行防止などの動きはそうでした。
 アメリカが変化し、日本はそれに追随しているようです。アメリカでレイプが問題にされたのが、私の若い頃にアメリカでさかんだったウーマンリブの運動でした。レイプが問題にされると共に、女性だけでなく、子どもへの暴力(物理的、精神的)も問題にされたのです。
 そのひとつの要因として、胎児期と乳幼児初期の育て方が大きく関与していると疑われています。
 エリアシェフによると、1748年には教育者のJ・ズルツァーが「時間の経過とともに、子どもはごく幼い時期に経験したことをすべて忘れてしまう。その時期に、どうにかして子どもから意志(願望とそれを実現させようとする決意)を奪ってしまえば、後に自分が当時どのような意志を持っていたか決して思い出せはしない」と指摘していると言います。(ただし、これはいまだになぜか解明されていません)。子どもが乳幼児期に虐待を受けると、悲しみや怒りなどの感情を抑圧するようになり、その後の精神的発達を妨げることが判りました。それに光をあてたのがルーチュキイです。
 ヨーロッパでは、19世紀から20世紀前半までは、親が子どものために愛情をそそぐことは、いわば保険をかけているようなもので、社会的地位の向上が二世代にわたって行われると信じられたり、それが子どものより良い将来を保証すると考えられていました。「子どものために」という建前のもとに、子どもはひどい虐待を受けていたというのです。
 1977年ドイツのカタリーナ・ルーチュキイが「闇教育」というタイトルで、それまでのヨーロッパでの教育法を集めた本を書き、そのなかで「早期の条件付けによって、人は自分に何が起こったかを気づかなくするあらゆる方法が網羅されている」と言っています。
 この「闇教育」の思想をフランスのアリス・ミラーが紹介して広がりました。そのなかの「闇教育法の原理」を挙げると、
「生きている人間を抑圧する手段は、以下の通りである。罠(わな)、嘘、かけひき、隠匿(いんとく)、操作、脅迫、愛情を与えないこと、孤立,不信、侮辱(ぶじょく)、無視、嘲笑(ちょうしょう)、恥辱(ちじょく)、そして拷問(ごうもん)を含めた暴力の活用」。
また、手順のひとつに、「最初から子どもに間違った情報と間違った考えを伝える」というやり方があります。また、何世代にわたって伝えられた「闇教育の原理」の代表的なものに、以下のものがあります。

*義務感が愛情を生み出す
*憎しみは人をおしのけることで消せる
*服従により人は強くなる
*厳しさと冷たさは生きる上で役に立つ
*激しい感情の動きは有害である
*親は親というだけで尊敬に値する
*子どもは子どもであるとの理由でいかなる尊敬にも値しない
*子どもの価値を高く評価するのは有害である
*子どもの価値を重視しなければ親切な子どもになる
*優しさを示すのは、有害である(甘えた子どもになる)
*子どもの欲求に屈する必要はない
*見せかけの謝意のほうが、感謝の気持ちが欠けているよりはましである
*外見のほうが心よりも重要である
*親は神ではないので、些細な侮辱にも耐えられない
*肉体は、不潔でいやらしいものである
*親は欲動を欠いた存在であり、あらゆる罪を免除されている
*親はつねに正しい
 以上が、エリアシェフ「楽園を追われた子どもたち」(新評論)に書かれています。

また別の本では、(それがどの本だったか失念してしまいました)
○赤ちゃんが理由もなく泣いたりわめいたりしたら、これはわがままの現れだから、体罰で警告しなさい。
○わがままは一掃しなければならない。
○3歳になるまでに必ず行わなければならない教育は、両親と目上の人への絶対の服従と不満をもたない習性を作ることである。2歳までにやれば子どもは覚えていない。
○あなたの息子を支配しなさい。服従させなさい。そのためには、体罰や食事を与えないことなども効果がある。(この時生き延びる為に従うが、感情を体験する能力を失う。)
○子どもが悪さをした時に、子どもをだまし、脅かし、誘導尋問して窮地に追いつめ白状させたほうが効果がある。(このようにされた子どもの屈辱感と自責感は心に傷を残さないはずがない。)
○子どもの長所をほめることはよくない。うぬぼれた子どもになる。
○うぬぼれた子どもには屈辱感を味あわせる以外はない。
○しつけとは、まず言葉でなく行為であり、言葉になったときは命令である。教育とは折檻という方法が必要である。(注:これでは優しい生き生きとした感情は育たない)
 と書かれています。

上記の項目のどれかに、あなたは賛意をもちますか。それは、あなたの子どものためになりません。今すぐやめましょう。ドイツやフランスでは、今は間違った子どもへの考え方とされています。自分の意志を持たない子ども(長じれば大人)を生み出す原因になります。
子どもは類のないすばらしい授かり物として家族の中心に位置することになります。しかし、教育の実体、親子関係において、子どもたちは「子どものため」という名目でひどく虐待されてきたのが実情です。子どもへの虐待は、子どもの精神的発達を障害し、精神的な病気や問題行動を生じ、間違った論理をもつ大人を生んでしまいます。(今問題になっている子どもの発達障害[ADHD、アスペルガー症候群、学習障害]なども、環境と教育によって最小限の障害にできるという考えがあります。環境と教育が大切なのです。)

そこから「闇教育」の原理でできあがった国家が、自然にできあがる危険があります。それが、現実にあるといいます。ミラーはヒットラーが子ども時代に受けた教育を指しています。そしてできあがった国家がナチスによる国家だというのです。
このアリス・ミラーの紹介を、10年前にカロリーヌ・エリアシェフの「楽園を追われた子どもたち」で読み、最近その本を探している時に荒木ひさ子氏の論文を読みました。
そして、現在でもヨーロッパ、アメリカ、そして日本にもこの思想があり、子どもを「教育」とか「しつけ」の名目で虐待し、子どもはそれを心の中に抑圧します。
日本にも、子どもを親の所有物と考える思想がまだ残っています。子どもは、いつから一人の人間として扱うかについては議論がありますが、私は受胎してからと思います。少なくとも、生まれたら社会全体の子どもなのです。
虐待された子どもは、無意識に自分の子どもにこれを繰り返します。また、親のまねをして他の子どもにしているのが、いじめなのかも知れません。その悪循環を断ち切り、優しい社会にしたいと思います。いじめられていることに気付かないのは、学校だけではなく、親の責任でもあります。その対処には、父親の役割が必要です。
そして子どもの虐待は、身体的な虐待、ネグレクト、心理的虐待、性的虐待があり、その陰に教育による虐待(隠された虐待)があるといいます。
荒木ひさ子氏は、日本では、第二次世界大戦(15年戦争)まで、忠・孝・恥が教育の中心であり、戦後に忠は抜け落ちたが、孝と恥は残り、この思想が、親が子どもを虐待する時、虐待していると言う意識を取り除くといいます。1970年代のアメリカのフェミニズムが、それまで社会の禁忌であったレイプの実態を白日のもとに引き出しました。この運動は自然の帰結として、家庭内暴力、児童虐待に行きついたのですが、日本では人権意識が低く、子どもは自分の持ち物という封建思想が残り、社会的関心はまだ低いのです。
 エリアシェフは、これが子ども長じて大人の精神神経障害やいろいろな犯罪につながると警告しています。「育児室からの亡霊」(モースとワイリー著)では、それを犯罪に結びつけています。日本でも起きている親殺しや少年犯罪(とくに殺人事件)や、大人による無差別殺人事件なども同じ精神病理から来ているのではないでしょうか。(親殺しや兄弟殺しの子どもの親に教育者が少なくないこともささやかれています。)また、引きこもりやいじめなども、同じ病根からきているのではないでしょうか。
 少年Aの問題が再燃して思いだし、昔読んだ本を探して、当時よりもっと強く、優しい社会への展開を希望します。もちろん、以前私も心の病気になり、手塚治虫の「ブッダ」の漫画から、ラディカル・ブッディズムに傾倒し、それで心療内科の自律訓練法などを取り入れていたこともあり、こころ優しくなりました。でも、まだまだ人に優しい原始(根本)仏教にはおよびませんが、努力していきたいと思っています。
 本のあとがきを引用しましたが、相模原障害者殺傷事件が起きて、池田小事件も思い出させられ、本では多くの人に読んでもらえないので、ブログに載せることにしました。
私の考えは、知識はすべての人々のもの、広く知らしめねばならないものと思い、私が知ったことは、皆様にお知らせしなければいけないと思うのです。私の病原環境論は、ともすると、社会的に生じた障害者、社会的なさまざまな弱者に対して、傷つけることがあると思いますが、遺伝子検査や染色体検査、羊水検査などを排除し、マイノリティの人たちを助け、そしてそれを生みだした社会を変革することにより、社会的弱者をなくすことを成し遂げたいと思っています。社会的に作られたもので、個人的なものではないのです。気が付いたらそうなっていたのだと思います。
 ある医師は、先天的な障害者は親が作ったものだと言って非難していますが、私は社会的に作られたものだと思います。先天異常は、遺伝子によるものが多いのですが、その人たちが成人にまで成長する時代になっても、その生まれる確率がここ50年変化して(増えて)いないのです。難産や早産は子どもの先天異常を産みます。日本の周産期医学は進歩していますが、いくら小児科医が頑張っても、産科医や助産婦さんたちが、妊婦の妊娠中毒症や太り過ぎを予防しないと、先天異常を減らせません。一般の人は、そういう知識がないからです。ある親は、産む時の痛さに泣きわめき、その結果、親は酸素不足になると泣き止みますが、胎児はその影響で低酸素脳症になり、脳障害を持って生まれました。
 これは親の責任か、それを教育しなかった医師の責任かが問われます。私は、医師の責任だと思います。そのための母親(両親)教育ですし、それを高校で教えなければいけない時代に来ています。子どもを産めば、いつでもどこでも連れて行かなければなりません。昔、私の若いころに、交換留学制度でアメリカに行った女子高校生が語っていた新聞記事がありました。
それには、アメリカのある高校での経験でしたが、男子と女子のカップルを作り、生卵を小さいバスケットに入れてそれをその二人に一つ持たせ、どちらかが必ず責任を持って持っていなければいけないと教えて実践させていたというのです。それが子どもを作った時の、しなければいけないことで、それは大変な苦労で、それを教えていたのです。
 やはり、すべて教育で教えなければいけないことなのです。

 私は、「惨劇に歯止め 歴史に学べ」ではありません。子どもの人権を守り、生まれたら一人の人間として扱うことを教えるべきだと思います。
 子どもも一人の人間です。親の所有物ではありません。もっと、昔のように、子どもに対していろいろと教えてあげましょう。周りの人が教えないとなかなか教えてもらっていない大人がいます。でも難しい世の中になっているようです。
 しつけは教育であり、強制や矯正ではありません。教育は、教え込むことで、子どもにやっている所を見せて、やりたがるようにさせ、やりたがったら正しい方法を教えることです。
 お箸の持ち方などもそうです。私の知っている幼稚園で、3歳の子にうさぎの餌を包丁で切ることを教えていました。それは一年上の子が教えるのです。それが、大人が教えるよりも効果的な方法なのを知っていたので、それを実践していたのを見てびっくりしました。
ハサミもそうで、少し上の子が教えると、ちゃんと言われた通りにします。決して、違う持ち方や他のことに使ったりしません。それでけがをすることがないのです。
それが幼児教育です。

ですから、今の時代には、「闇教育」を止めないと、つぎつぎと惨劇が繰り返されると思います。アメリカで報道されている無差別大量殺人はその一端でしょう。日本でも時々見られます。
イスラム国やイスラム原理主義による、大量殺人とは同じではないのです。
ですから、なかなか止めることは難しいと思います。

これは、あくまで私の個人的な、しかし歴史を見るとその流れを持つ見解で、私のオリジナルではありません。ご批判はあることを承知の上です。まず歴史的な流れを見て下さい。
                         2016.8.4.
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相模原障害者殺傷事件によせて

2016-08-04 09:38:53 | ニュース
 相模原での障害者大量殺傷事件は悲惨な事件でした。二度と繰り返されないことを願って、一文を書きました。
 しかし、全く同じではないと思いますが、また無差別殺人事件が繰り返される危険があり、なんとかそれを繰り返されないようにしたいとの願いを込めて、書きました。

 相模原障害者殺傷事件によせて

 これは私の考えですが、この事件についていろいろな考えがあり、その一つです。
 まず、なぜ彼(実行犯)がこんな悲惨な事件を実行したかということを考えます。その根底には、人間、いやすべての生き物に対する感情を持たないのです。可哀想だと思わない、感情を殺して生きてきた人だと思います。
 そこには、エリオット・レイトン「親を殺した子供たち」(草思社、他に「大量殺人者の誕生」など著書あり)や、カロリーヌ・エリアシェフ「楽園を追われた子どもたち」(新評論、ここに「闇教育」が書かれている)、R.カー・モースとM.S.ワイリー「育児室からの亡霊」(毎日新聞社、読むならこれがお勧めで、故内藤寿七郎初代小児科医会会長推薦)を読むと、単なるヘイトクライムや優生思想だけでは理解できない部分が明らかになります。
これは、私の「予防接種のえらび方と病気にならない育児法」のあとがきに書きました。本当は本文に入れたかったのですが、不自然なのであとがきにしました。それは「闇教育」のことです。これは別項で書きます。

まず、ヘイトクライムですが、彼に元々その思想があれば、あの施設に就職しない筈です。嫌っている人たちのいる施設にどうして就職し、働いていたのでしょうか。しかも、自分の受け持ちの人たちを殺傷していない(「元担当先は寄らず」2016.7.29東京新聞)というのを聞きました。今の若者たちは、医師もそうですが、3K職場に就職したがらないです。例えば、在特会(在日コリアンを排斥する人たち)の人が、朝鮮学校や韓国学校に教師として就職することは考えにくいと思いませんか。私は就職後に変わっていったのだと思います。友達たちの証言でもそのようにうかがえます。
優生思想もそうです。措置入院中に「ヒットラー思想が二週間前に(頭の中に)降りてきた」と言ったのも、それが元々の思想ではなく、理由づけか、またはもっと前にヒットラーの本を読んでいたのかも知れません。それでその時に、それが頭に浮かんだのでしょう。
いずれも、当初から持っていたのではなく、実行する前(それがいつからかは判りませんが)に生じたものではないかと思います。その根底にあるのが、「闇教育」の結果なのです。
友人の話を聞くと、就職後だんだん変わり、1年前には大きく変わっていたようです。
しかし、普通の人には、大量殺人など実行できません。殺人事件のほとんどは、突発的に、かっとなってしてしまい、犯行をし、後になって反省していると、元拘置所の所長が死刑反対の本を書いています。ですから、そうでない彼に反省を求めても無理でしょう。
「親を殺した子どもたち」を読むと、みな犯行後「せいせいした」と言うのです。なぜ彼はそんな人格になってしまったのでしょうか。それは、私は生まれてからの「育ち」にあると思います。
でも親を責めないで下さい。すべきことは「闇教育」をなくすことです。子どもに対する虐待も、DVも根源は同じです。知らず知らずに、自分が受けた育てられ方で、子どもを育ててしまうので、負の連鎖を形成します。欧米では、それを断つ親へのプログラムがあると聞きます。一人を教育するのではなく、グループでしないと効果がないようです。

 そこで話を続けるために、私の知っていることを話します。
まず、ヒットラーを生んだのが、「闇教育」だというのです。
エリアシェフによると、1977年にカタリーナ・ルーチュキイが「闇教育」という20世紀初頭のヨーロッパで普及していた教育法を集めたドイツ語の本を出しました。その一部をアリス・ミラーが自著に一部を翻訳して載せ、それをエリアシェフが引用しています。
それを私が引用し、さらに2000年代の日本の「闇教育」の研究者の論文からも引用して、私の本にあとがきとして書いたのです。
 エリアシェフは、「闇教育の原理にしたがって教育された国家が自然にできあがってしまう危険さえあります。」と言い、その実例としてヒットラーをあげたのです。闇教育によって、本人の知らないうちに、感情を押し殺すことを教え込み、人間性を奪う結果を招いたのです。そうして育てられた子どもたちが、大量殺人や親殺しを実行できるのです。普通の人にはできません。一時的な精神錯乱でも、精神病者でもできません。自爆テロは、日本の特攻隊にその起源があるようで、これはできます。普通の日本人がやったことですから。これとは違います。
 
 そこで、なぜヒットラーは自分にユダヤ系の血が混じっていた筈なのに、ユダヤ人を劣った民族として排斥したかということです。私の伯母は長く戦前のドイツに住んでいました。伯父が貿易関係の銀行マンでしたから。その伯母の話を聞くと理解できました。
それは、ユダヤ人は、ユダヤ教徒同志でないと結婚を認めないので、各国に離散したユダヤ教徒同志の間での結婚は難しく、そのため血族結婚が増え、その結果優れた人たちも輩出しましたが、逆に先天性異常者も輩出し、伯母は、小人症や人目につく先天異常者はユダヤ人が多いと言っていました。少数の優れた人よりも、目につく「障害者=劣った人」なのでしょう。
そこからなぜかヒットラーは、その当時ヨーロッパにあった優生思想にとりつかれ、障害者とユダヤ人を抹殺するかたわら、ポーランド人の優秀な男の子たちを誘拐しドイツに連れてきました。その数は数千人と言われています。そして、その子どもの家族は全員殺されましたから、子どもたちは帰ることもできずに、ドイツの養親に育てられたのです。そして、ドイツ人になってしまいました。ここまでくると、狂っているとしか言えません。でもヒットラーは精神病ではないのです。

 日本でも、親殺し、兄弟殺し、姉妹殺しなどの家族殺人が時々見られますし、大量殺人も見られます。少年Aや、池田小事件などがその典型です。時々猫や鳥の首を切ったりする事件が起きています。それも、同じ根源から来ているのだと思います。
 しかも、親殺し、一家皆殺しの犯人の親は、教育者に多いというのです。今回の事件も親は元小学校の教師ということでした。ある私の知っている養護教諭は、昔、姉妹殺し事件が起きた時に、「また教師の子どもだった」と言ったことを覚えています。教員の間では、情報が素早く流れているようで、報道されていなかったのに知っていたのです。そう言われてみると、親殺しや身内殺し、大量殺人事件の犯人の親が教育者か、子どもをある方向に教育しようとしている人のようです。
 彼は精神病ではないのです。だから措置入院させても意味はありません。実行すると宣言している以上は、二つの施設の防犯管理を厳重にすべきだったのです。警察は、予防はできません。それをしたら、戦前の治安維持法の時代に逆戻りです。施設側で防犯装置を厳重にするしかなかったのです。彼を止めることはできません。自殺する人を止めることができないように。彼のこころは、その考えにとりつかれ、それを変えることはできません。

 私は、20世紀前半の教育法にあまり関心を持たないのも、そういうことを知ったからなのです。日本にその流れをひく教育者たちも存在します。こんなことを言うと、その人たちから非難されるでしょう。でも、現実はどうなのでしょうか。私は、現実だけを信じます。そうならないことを願っています。
 私は、子どもの人権を尊重し、生まれる前から、一人の人間としての存在を認め、その子どもの意志を尊重し、のびのび生きるように、ただし、他人に迷惑をかけないように、他人に思いやりを持つようにと思ってきました。しかし、若い時は必ずしもそうではなく、自分の子育ては、そうでなかったかも知れません。私の子どもたちは、私を批判するでしょう。
今の私の考え方は、私の成長と共に身に着けたものですから、子育て真っ最中にはまだ身に着けていなかったと思います。でも、そのことを知った以上は、現在またはこれから子育てしていく人たちに、ぜひ、知っておいて欲しいことです。
「闇教育」については、次の項に書きます。ぜひ、お読み下さい。
私の本「予防接種のえらび方と病気にならない育児法」のあとがきにも書きました。
                          2016.8.4.
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子どもの習い事の話

2016-07-22 10:03:04 | 教育
 最近は子どもに習い事をよくさせます。私の子どもたちもそうでした。その是非や良し悪しはどうなのでしょうか。考えてみましょう。

 本来早期教育は子どもの能力を伸ばすものではありません。潜在能力があれば別ですが、一般には、持って生まれた能力を早期に到達達成させることができるだけです。つまり、最終到達地点は同じで、早く到達するだけです。
昔から、天才とは、持って生まれた才能が1%と、99%の努力で生まれると言います。この正否はともかく、例えば、野球で言えば、守備は練習次第で上達すると言います。しかし、打撃はどんなに練習しても、才能またはセンスがなければ、イチロウ選手のようにはなれません。近づくことはできますが、決して越えられないと言います。
 音楽家の子どもが優れた音楽家になるかどうかは、両親のどちらかからもらった遺伝子と努力の結果です。絶対音階が会得できなければ難しいとも言いますし、また別の条件もあるようです。しかし、いずれにせよ、親が芸術家であれば、良い絵、良い音楽、良い芸術に接する機会が多くなり、自然と学んでいきます。
 昔、漫画家の手塚治虫が弟子たちに言ったことは、「良い漫画を描きたいなら、良い小説を読み、良い映画を観て、良い絵を見、良い音楽を聴き、いろいろな芸術に接することだ」という趣旨のことを言ったと聞いています。ですから、弟子たちに、漫画だけでなく、いろいろな世界に進出した人もいました。
 
 習い事は、楽しく習わせることが第一で、嫌がったらやめましょう。嫌になると一生しなくなります。よく、大人になってから、習っていたら良かったとか、続けていれば良かったと言う人がいますが、それは後から言うことで、習っている時には楽しくなければ続きませんし、伸びません。
 
 あとは闇教育をするしかないです。闇教育とは、私の最新刊の本の「おわりに」に書きました。
 そこで疑問が湧きました。代々続いている例えば医者の家系や歌舞伎などの家ではどんな教育をしているのでしょうか。
 一つは、闇教育同様に、ものごころがつかないうちに、その世界に入れてしまうのです。次は、したいようにしているようにみせかけて、最後はその世界に入れます。若い時に、伸び伸びしたいことをしていると、その後がまんしてもするようになります。ある科学史家が言うには、アメリカの代々続く家柄は、一族で結束していて、一族の一人ひとりは好きなことをし、自然とその中から一族をまとめる人がでてきて、結束していき、一族の誰かが継いでいきます。
 江戸幕府も、将軍家はしばしば世継ぎ問題で、養子をいれました。私は天皇家のことは知りません。
 
 習い事に戻します。フランス語の巻舌は、小さいうちでないと上手にできないようですが、英語は小さい時からする必要はなく、若い時に3か月以上留学かホームステイをすれば、英語で夢を見るようになると言います。ただし、積極的に学ぼうとする人のことで、そうでないと10年アメリカにいても、日常会話しかできない人もいます。私の友人の話では、渡米した日系一世で、英語もできず、日本語も忘れて、ちゃんぽんにしか話せない老人ホームの入居者がいたそうです。昔の話です。
 
 確かに日本語は、朝鮮語と琉球語以外には類似の言葉はなく、語源が判りませんが、一つの外国語(英語など)をぺらぺらになると、別の言葉も容易に身につくと言います。

 それから、スポーツでは引退年齢の早いスポーツ、フィギュアスケート、体操、新体操、水泳などは早期にしないとだめだと言います。OB、OGになる年齢は25歳が標準でそれを超える選手はまれな人です。逆に、ラグビー、アイスホッケー、ボートなどの競技は引退が遅いし、早く始めると体をこわすと言います。野球や相撲などは、早期に激しい練習をしていると早くこわれ、落合監督のように練習嫌いか、イチロウ選手のように、自己管理がしっかりしないと長続きしません。
 ピアノは、早期に始めないと、それも才能を伴わないと一流になれないようです。

 普通の人は、習い事もほどほどに、嫌がったらやめるしかないでしょう。私の子どもたちもそうでした。音大に行ってもほとんどの子は、音楽家になりませんし、水泳教室の選手コースに行っても選手になれませんでした。
 以上がお答えです。あとは自分で考えて下さい。




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