黒部信一のブログ

病気の話、ワクチンの話、病気の予防の話など。ワクチンに批判的な立場です。現代医療にも批判的で、他の医師と違った見解です。

私の考える医療1

2010-10-21 07:47:26 | 健康・病気

  私は現代西洋医学、とりわけ日本の医療を批判し、それを乗り越えて新しいというか、世界にあるいろいろな分野の医学医療を取り込んで、今までとは少しずれた医療を目指してきました。私の医療に対する考えは、なにもオリジナルではなく、多くの先人の考えを私なりにまとめたものです。いろいろな分野の医学医療そして医学医療の歴史を見ると、それぞれが専門分化して、しかも基礎医学の知見を臨床医学者が、受け入れないのです。ヒポクラテスというとほとんどの医師が知ってはいますが、その「誓い」は知っていても、それが一旦途切れ、一つはイスラム医学を経て、もう一つはイタリアで書物が発掘されて、西洋医学の中に取り込まれてきたのですが、その精神は忘れ去られています。私は、ヒポクラテスの復興を提唱したルネ・デュボスの考えを支持し、病原環境論または適応説と唱えてきました。ヒポクラテスはその考えの引き金を作った人で、近代医学にかなりの支持し発展させた医師を排出しましたが、西洋医学の細分化と共に消えかけています。私は、その考えを後世に残すべく努力していく所存です。

 例えば、インフルエンザに関してでは、微生物学のインフルエンザウイルス研究者、遺伝子ゲノムの研究者、免疫学者、精神医学者、心療内科学者、疫学者、公衆衛生学者、医学史学者たちの意見は取り上げられず、専ら臨床医学者、特に内科、小児科の医学者だけが、厚労省の感染症対策に関わり、その政策を作っています。これは世界的規模でも同じです。その中で産学官の癒着と利益誘導が行われています。そのため、真実が見失われ、間違った情報がマスコミを通して流され、昨年の新型(今は従来型の変種と直された)インフルエンザ騒ぎは、WHOの幹部まで汚染され、パンデミックレベルが二段階も格上げされて騒がれたのです。

 それぞれの分野の専門家たちは、すべて自分の知る領域だけで発言し、しかも有力な、厚労省に力のある学者だけの、狭い見解が流されているのです。弱小学会の意見などは無視されています。それが現代の日本の医療なのです。もちろん、それに反旗を翻している少数の医師たちもいますが、いつまでも少数派の医師ということになります。

 それだけでなく、日本の医療は偏っています。一つは利益優先の医療、標準化が世界のレベルから遅れ、専門医もあてにならず、最先端医療は世界的に通用しても、一般的な医療は個々の医師の力量に任され、当たり外れのある医療となっています。何でもそうですが、知っているかいないかが分かれ目です。知っていれば100%、知らなければ0%の世界です。そんな当たり外れのある、医師の裁量権などというまやかしの権力を持っていて、医師の決定を覆すのは非常に難しいのです。

 でも人間には、自然治癒力があるので、間違った医療を受けても、大部分の病気は治るのです。しかし、治らずにいる人も多く、医療費の増大を招き、特定健診をして減らそうという早期発見、早期治療をしています。しかし、それより環境を変えることによる予防に全く到らないのです。

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楽しい人生をおくりましょう

2010-10-14 08:00:18 | 健康・病気

楽しい人生を過ごせば、病気をしません。昔、沖縄で長寿の人の検診をした医師団がいましたが、多くの長寿者は「医者を見たことが初めてだ」と言ったということです。もう今はそんなことはないと思いますが。敬老の日にインタビューで多くの長寿者はその秘訣を「くよくよしないことだ」と言っています。昔、私は、そんなことはないと思っていましたが、今は違います。今は本当だと思っています。

 楽しい人生を送るには、くよくよしないことです。まず第一に、我慢しないことです。いつも嫌だ嫌だとおもっていると、その遺伝的素質にもよりますが、がんになりやすい性格です。嫌なことは、嫌だと言い、言えないことは「しょうがない、そういうものだ」とか「まあいいか、しょうがないや」と思うことです。しかしいじめ、いやがらせは、しっかり対処し、逃げるか、対抗策を取ることが必要です。しかし、これはなかなか難しいものです。楽しい人生は病気を追い払います。 楽しくても、ワークフォリック(仕事人間)にならないことです。狭心症や心筋梗塞などの心臓病になりやすくなります。仕事もほどほどにし、楽しみをもつことです。

 私は小児科医ですが、この理論から、赤ちゃんのアトピー性皮膚炎や喘息様気管支炎になる子のストレスは何だろうかと考えて来ました。ある時、気が付いたのは、赤ちゃんの目を見ていると、嫌だなという目をしている時がストレスだったのです。赤ちゃんは、いつもまん丸な可愛い目でこちらを見ていれば、病気をしません。赤ちゃんが泣いたら、その原因を探して、なくしてあげることです。お腹がすいていないか、おむつが汚れていないか、のどがかわいていないか、などですが、神経質な子(男の子に多い)は、うるさい、明るすぎる、などがあります。しかし、その要求をみたせば泣きやみます。

 しかし、泣くのはストレスの発散ですから、泣いても、泣き止めば問題ありません。赤ちゃんのストレスは、あかちゃんを可愛がり、赤ちゃんが要求しないのに抱いたり、さわったり、なぜたり、赤ちゃんをぬいぐるみのおもちゃ同様に扱うことです。赤ちゃんをおもちゃにしないで下さい。その時しっかり赤ちゃんの目を見て、笑っているか、いやそうな顔をしているか確認しましょう。笑っていれば、大丈夫。続けてかまいませんが、喜んでいない時はやめましょう。それがストレスになっていて、赤ちゃんが、泣かないが、我慢しているのです。それがストレスで病気になります。私は、それで多くの赤ちゃんのアトピー性皮膚炎や気管支炎を治してきました。しかし、託児所や保育所などでのことは、難しく、なかなか治せません。なぜなら、保育者は、なかなか自分のやり方を変えてくれませんから。医者と先生(保育士、教師、教授など)と坊主(宗教者、神主、僧、牧師)は、考えを変えてくれませんから、子どもの病気を治すには、それを変えるしかないのです。保育所や幼稚園は、多くは園長の教育方針によりますから、のびのびしたいようにさせてくれる所がよいのですが、なかなか都合のよい所にありません。

 学校は、担任や校長の方針によりますし、大きくは教育委員会、はては日本の教育行政、文科省の方針によります。昔は、個性的な良い先生も少なくなかったのですが、今は少なく、保身的な教師が多く、学校の方針を見て、多くは私立の学校になりますが、子どもにあった所へ入れるしかありません。不登校やいじめ対策も、そこにあるようです。一般の治療方針は、子どもをその環境に合わせようとします。しかし、私は、子どもに合った環境を選ぶことが最善と考えています。しかしそれが難しいのです。

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インフルエンザワクチンはやめよう

2010-10-06 16:09:21 | 健康・病気

 昨年は、新型インフルエンザ騒ぎでパニックになりました。しかし、終わってみれば、例年と変わりない通常の変化したインフルエンザで、何も騒ぐ程のことはなかったのです。

 しかも世界的なパンデミックと騒がれましたが、その陰にワクチンや薬のメーカーからの研究費をもらっている人が、なんとWHOの委員の中にいたのです。それでパンデミックレベルが少なくとも2段階はあがってしまったのです。しかも2人もいたのです。日本ではまだその追及が行われていませんが、ヨーロッパでは「利益相反」と言って、研究費や旅費などの提供を関係企業から受けた人は、その問題への関与を認められなくなりつつあります。日本の学会でも3分の1くらいしか、その規定を作っていませんし、厚労省は全くしていません。ですから、日本でも、インフルエンザ騒ぎをあおった人がいるはずです。証拠がつかめないので誰とは言えませんが、疑惑をもたれている人はいます。

 インフルエンザワクチンは、元々効かないワクチンで、有効性の証明のないワクチンです。小児科学会でも、有効率は、20-30%とホームページに載せています。私は、インフルエンザワクチンによる被害者を何人も見てきました。ワクチンをうったばっかりに、健康な子どもが心身障害者になってしまったのです。私の祖母は、戦争中破傷風にかかりましたが、なんとか抗血清を打ってもらい、助かりました。血清病になる危険もあったのですが、死ぬ可能性を考えたら仕方がありませんでした。

 しかし、インフルエンザは健康な子どもや大人は、熱とつらさが3-4日続くのを我慢すれば、99%ワクチンもタミフルも使わずに治るのです。しかも、インフルエンザにかかったら、重症化したり死ぬ人は、ワクチンでもその危険があり、昨年の新型ワクチンでも、インフルエンザでの死亡数とほぼ同じくらいのワクチンでの死亡者がでました。

 インフルエンザでの子どもの脳症は、欧米では問題にされていません。それ程少ないのです。その原因はどこにあるかというと、欧米と日本との違いは、下熱剤の使用の有無しかありません。またタミフルもほとんど使われていません。世界で、下熱剤を使うのは、今は日本と数か国しかなくなりました。それで、インフルエンザにかかったり、インフルエンザの流行期には、熱が出ても下熱剤は使ってはいけません。すべての下熱剤です。アセトアミノフェンは良いという医師もいますが、アセトアミノフェンでも死者は出ています。

 下熱剤もタミフルも使わなければ、副作用は出ません。つらい時には、私は、ハリソンの内科書からの教えで、リン酸コデインを使います。これで楽になります。効かない上に、ひどい後遺症が出るようなインフルエンザワクチンを、医師である私が勧めることはできません。ヒポクラテスの「益をもたらせ。決して害をもたらすな」との教えをモットーにしている私には、できないことで、みなさんも、効果のない、しかし副作用がまれではあるが出るワクチンを打つのはやめましょう。

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