年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

『三福亭』 衣料問屋の街で120余年続く老舗店でいただくハンバーグはとってもふっくらとしていて美味であります

2018-10-31 18:19:37 | 関東
PA319186.JPG

馬喰町での用事があって…
出掛けたついでに、予てよりブックマークしていた1895年創業の『三福亭』でお昼をいただくことにいたします



PA319168.JPG

PA319174.JPG
店頭にはお昼のメニューがのせられたA看板が出されてはいますが、暖簾が掛けられることもない無機質な雰囲気に営業しているのかと不安に思いながらも引き戸を開けますと、つい先ほど入店したばかりであろうお客さまでテーブル席は埋められていまして…
「少しお時間が掛かりますけど大丈夫でしょうか?」と確認されカウンター席へ
ご夫婦であろうお二人だけで営業されていますので、20席ほどのお店だとはいえ注文が集中すると提供までに時間がかかってしまうのでしょうね


PA319187.JPG

PA319194.JPG
〝ハンバーグ&とんかつ〟とあることから、創業期はとんかつの専門店であったのだろうと推測し、それをいただこうとお邪魔したのでありますが…
厨房から溢れるパチパチと左右の掌でパティの空気を抜く音においしさを感じ「 ハンバーグ」をいただくことにいたします
少食な女子のために180gというSサイズも用意されていますが、基本となるのは230gとのことでありまして…
ふっくらと焼きあがった肉厚な断面には肉汁が滲んでいます
細かいメッシュの合挽きミンチはしっとりとした舌ざわりでありますし、そこにシャキッとした歯ざわりを残したオニオンが良いアクセントとなっています
香辛料は控えめであるようですが、キチッと塩を効かせているのでありましょう
豚肉の旨みが引き出されていていることから物足りなさを感じることもなく、素材感重視のおいしさを楽しむことができます

お豆腐が少し浮かぶだけの味噌汁には寂しさを感じましたが〝いりこ〟の香りが効いていて、甘みがあるおいしいご飯とともにいただくことができました



【三福亭】
東京都中央区日本橋馬喰町1-4-10
03-3661-6955



『銀座 楸』 オイスターバーがお昼に提供する名物の黒いカレー 赤身肉のステーキと旬の牡蠣をのせて…

2018-10-30 23:09:41 | 関東
PA309165.JPG

GINZA SIXの裏手
路面には『油組』や『けいすけ』『むぎとオリーブ』などと行列を作るようなラーメン店が軒を連ねるエリアでありまして…
そんなビルの上階や地下にも魅力的なお店が多くあるのですが、その大半が20席にも満たないような小さなお店でありますので、お昼どきにはちょっと敬遠してしまうのであります



PA309147.JPG

PA309151.JPG
そんなお店の一つである『銀座 楸(ひさぎ)』
夜にはオイスターバーとして営業されているのですが、お昼の時間に提供される〝黒いカレー〟の評判も良く…
これまで何度か訪ねたことがあるのですが、カウンター7席と2名掛けと4名掛けのテーブルがあるだけのスナックのように小さなお店からはお客さまが溢れていたことから断念していたのであります
久しぶりに覗いてみようと2Fまでの階段を上ってみますと、なんとカウンターに空席があるではないですか
そんな思いがけぬ幸運に驚きながら端っこの席をいただきます


PA309153.JPG

PA309167.JPG
一番人気であろう「ステーキのせ黒いカレーライス」にしようかとも思うのですが、オイスターバーが提供する旬の「牡蠣フライのせ黒いカレーライス」も捨てがたく…
悩んでいたところで目に入ったのが「牛と牡蠣のステーキのせ黒いカレーライス」
もう迷うことはありません
即、目の前にいたスタッフに注文を告げます

円やかな旨みの後にピリッとした辛みを感じる黒いカレーにはほんのりと苦味も感じられ…
他ではなかなかいただくことがないであろう大人なカレーでありまして、これだけでも人気になるのも頷けるものであります
そこに乗せられるステーキもカレーにトッピングされるものとしては上質でありまして、ミディアムほどに焼かれることで赤身肉の旨みを感じることができますし柔らかさもあって満足できるものでありました
そして牡蠣のステーキ
プリッとしていてジューシーで…
焼かれることで閉じ込められた濃厚な旨みがお口の中で爆発する感じは、牡蠣のおいしさを知り尽くしたオイスターバーだからこそなのでありましょう
ひと粒だけであったことには寂しさもありますが、お値段を考えますと致し方ないことでありますね



【活牡蠣と牡蠣料理専門店 銀座 楸】
東京都中央区銀座6-12-16 片桐ビルⅡ2F
03-3289-1390




『中華 華萬』 駅近にあるサラリーマンで賑わう町中華でいただくエビ玉はふんわり玉子が美味

2018-10-29 22:40:10 | 関東
PA299142.JPG

物件選びからコンセプトワーク、開業計画書の作成
そして、そのコンセプトとの整合性を取るためにと内装デザイン業者との打ち合わせをしたりと様々なサポートを行ってきたお店もオープンまでひと月ほどとなりまして…



PA299122.JPG

PA299130.JPG

PA299131.JPG
今日はデザイナーから上がってきたメニューデザインの詰めをしましょうと新越谷駅にて待ち合わせをいたします
その前にお昼をとロータリー周辺に軒を連ねるチェーン店の看板を見ながら歩いていますと…
赤く塗られた一軒の中華料理店を見つけます
油が回った小汚さを感じるお店ではありますが、近場にお勤めであろうサラリーマンが出入りする姿を見て、きっとおいしいお料理がいただけるに違いないと引き戸を開けます

テーブルにメニューブックなどは用意されていませんので、壁面に貼り付けられた〝短冊〟に書かれた麵飯モノやホワイトボードにある定食メニューから選ぶことになるのですが、その数の多さに迷ってしまいます


PA299143.JPG
散々悩んだ挙句、定食メニューにある「エビ玉」をいただくことにいたします
メニューには番号が振られているのだけど、何故だか7番の商品がなく…
細かなことが気になるのが悪い癖であります
さて、その「エビ玉定食」
油を含ませながら焼かれた玉子はふっくらとしていますし、小指ほどの大きな海老が5〜6個と少々のハムが入っていまして…
ちょっと塩気が強めではありましたが、プリッとした海老の食感もありおいしくいただくことができました
また、お味噌汁もお豆腐とお揚げ、それにわかめまでが入った具沢山なもので満足であります



お冷は「ご自由に…」と書かれたサーバーが置かれているのですが…
一人でサービスされていることからバタバタと忙しそうなのですが、ちょっと手が空いた時にはちゃんとお冷のサービスをしていただけますし、常連であろうお客さまとのコミュニケーションもあり、こちらが繁盛されていることも納得であります




【中華 華萬】
埼玉県越谷市南越谷1-27-14
048-964-6223




『L'ottocento』 カフェのように気軽に利用できる茅場町のイタリアンはおいしさだけでなくサービスもすばらしかった

2018-10-28 22:15:01 | 関東
PA289100.JPG

これまで日曜日定休であったためになかなかお邪魔する機会に恵まれなかった『L'ottocento(ロットチェント)』でありますが…
先月より無休営業となったと知り、早速お邪魔させていただくことにいたします



PA289081.JPG

PA289085.JPG
イタリアンの最高峰とも称される『SALONE2007』の支店でありながらもカジュアルな雰囲気でありますし、リーズナブルにいただくことができることから、わざわざここを目指してやってくるお客さまも多い人気店でありまして…
お昼には予約を受けていないことから行列も覚悟していたのですが、まだ日曜日営業が浸透していないのか、待つことなく席をいただくことができました


PA289089.JPG
提供されるのは3種のソースを選ぶことができるパスタに自家製パンとドルチェが付くセットメニューのみでありまして…
「今朝焼いたばかりですので、そのままちぎってお召し上がりください」と提供していただいたパンはふっくらとした柔らかさがありますし、頬張った瞬間に広がる芳しいごまの香りにおいしさを感じます
また、そんなパンはお替りもできるとのことですから、嬉しさも倍増ですね


PA289101.JPG
パスタは「辛めのアラビアータ」をチョイスいたします
極太つけ麵ブームの仕掛け人とも言われる老舗製麺所〝浅草開化楼〟によって作られる生パスタのモチモチ感も満足なものであるのですが〝辛め〟との表現に偽りのないソースがしっかりと麺と絡みますし、ガーリックの風味もしっかりと効いていまして…
大きめに刻まれたイタリアンパセリは彩りだけでなく、噛みしめるたびに広がる香りが良いアクセントとなっていましてバランスが取れたひと皿であると感心いたします


PA289110.JPG
ドルチェはセミフレッド
メレンゲや生クリームがアイスクリームと溶け合うバランスも良いと思いますし、アクセントとなるチョコレートソースもきちんと仕事をしています



リーズナブルにいただくことができるお料理のおいしさにも満足なのですが、『SALONE2007』譲りの接客の素晴らしさが印象的でありまして…
忙しいお店でありますので長居することは申し訳ないと早々にお店を後にしたのですが、やはりコーヒーもいただきたかったと、お隣にある『STREAMER COFFEE』へと立ち寄ることにいたします



【L'ottocento】
東京都中央区日本橋小網町11-9 ザ・パークレックス小網町第2ビル1F 
03-6231-0831




『the pantry』 遅く目覚めた日はカフェでのんびりとサンドイッチをいただきます

2018-10-27 22:48:37 | 関東
PA279071.JPG

滅多にしない夜更かしをしてしまったこともあり、お昼近くに目覚めた土曜日
特にこれといった目的もないままに丸の内界隈をぶらぶらと散歩いたします



PA279056.JPG

PA279061.JPG
それで、ほどよく小腹が空いてきたタイミングで、新東京ビルにある『the pantry』へお邪魔します
広尾や麻布十番などにお店構えるグルメバーガーの人気店『Homework's』の系列店だと言うこともあってか、40席ほどのお店はいつも多くの女性客で埋められていまして…
今日も多くのオフィスがお休みであるにも関わらず満席に近い状況でありました


PA279072.JPG
メニューを眺めますと、6種のバーガーと9種のサンドイッチ、それにパンケーキなどが用意されていまして…
どれをいただこうかと迷いながらも「クラブハウスサンド」をいただくことにいたします
ホールウィート(全粒粉)がホワイト(小麦粉)の何れかを選ぶことができるとのことでホワイトをチョイス
トーストしても良いかと聞かれましたので、強めにとお願いしたのですが、提供されたサンドのトースト加減はこの程度でありまして…
ちょっと残念ではありましたが、グリルされたハムとベーコン
それにみずみずしいトマトとレタスがサンドされ、程よくマヨネーズでおいしくいただくことができました



そんなサンドをいただいているときに、お隣の席に掛けられたアメリカ人がバーガーをトマト抜きでと注文していまして…
勝手な印象かもしれませんが、アメリカ人って野菜嫌いな人や好き嫌いが多い人が多いようですね



【the pantry】
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F
03-5221-8666



『割烹とよだ』 創業から150余年続く伝統を受け継ぐ老舗でいただくお昼

2018-10-26 22:03:14 | 関東
PA269049.JPG

文久3年(1863年)創業の割烹料理屋さんでお昼をいただくことにいたします
日本橋には江戸時代から続く、老舗の海苔店や鰹節店などが軒を並べているとは言え…
料理屋で150余年続いているお店は都内でもそれほど多くはないでしょう



PA269045.JPG

PA269048.JPG
老舗店だということで敷居の高さが気になることではありますが、お昼には2,000円前後でいただくことができる「御昼食」が提供されているとのことで思い切って暖簾を潜ります
1Fにはカウンター10席と4人掛けのテーブルが一つ置かれるだけでありますが、板前さんの所作を見ることができるカウンターはゆったりとしていますし、清潔感もあって…
直近の改装から既に20年も経っているとは思えないですね


PA269050.JPG
この手のお店としては珍しく写真付きのメニューでありまして…
そのおいしそうな画像からお刺身定食や焼魚定食に惹かれはするのですが、お刺身は昨日お寿司を食べたばかりだし、焼魚は秋鮭の西京焼きとのことだし…
と「とよだ弁当」をいただくことにいたします
ワタシは全く気にしてなかったのでありますが「お時間がかかってしまい申し訳ございません」と仲居さんが気遣ってくださいまして…
提供されたお弁当には、エビの天ぷらにサバのフライ、それにハンバーグと言ったメインに椎茸やゴボウなどの煮物とナス田楽などが詰められています
あれこれといろんなお料理が一度にいただけるのがお弁当の魅力でありますね


PA269051.JPG
やっぱりお刺身も少しはいただきたいと〝お刺身付き〟でお願いしていたのですが…
お弁当のおかずが作り置いたものを詰め合わせられることは致し方ないことなのですが、如何にも盛り置きしてましたと言わんばかりのお刺身にはがっかりでありました



【割烹とよだ】
東京都中央区日本橋室町1-12-3
03-3241-1025




『すし晴』 2018年6月28日オープン TBS赤坂ACTシアター裏手の住宅街にひっそりと佇む隠れ家的なお寿司屋さん

2018-10-25 23:14:23 | 関東
PA258945.JPG

今宵は赤坂で会食
「まだオープンして間がないんだけど、おいしいお寿司をいただくことができるって評判だよ」と知人から教わった『すし晴』へ伺うことにいたします



PA258940.JPG

PA258959.JPG
ちょっとわかりずらい場所だということで時間に余裕を持って出掛けたのですが〝Google Maps〟さまのお陰もあり迷うこともなく予約した時間の30分ほど前に到着
しかし現地で待ち合わせをしたお相手がTBS付近で迷っているとのことで、赤坂駅まで迎えに行くこととなりましたが、なんとか時間に間に合い事なきを得ます
以前はイタリアンのお店だったようですが、しっかりと〝和〟の雰囲気に造り直されていまして…
清潔感がある白木のカウンターに上質さも感じることができます


PA258941.JPG
お店には決まったメニューがあるわけでなく、その日の仕入れや仕込みによって変わる〝おまかせコース〟のみでありまして…
「今日はお腹いっぱい召し上がっていただきますので、お腹の準備をしておいてくださいね」
との大将の言葉に続いて「しじみのお出汁」が提供されます
お酒を飲む前に肝臓を労うためにとのことでですが、お酒を飲まないワタシもありがたくいただきました


PA258946.JPG
お腹も空いているでしょうからと、先ずは「鮪」を一貫握ってくださいます
大間沖で揚がった147kgモノであるそうで…
謂わゆる〝大間のまぐろ〟であります
その〝背とろ〟と呼ばれるところを握ってくださったのですが、見た目だけでもおいしさが伝わってくるものでありますし、とろけてしまいそうな舌ざわりは一口でいただくのが勿体ないほどであります


PA258951.JPG
少しお腹が落ち着いたところで〝つまみ〟がいくつか…
「秋茄子の焼き茄子」
トロンとした舌ざわりと芳しい香り
それにほろ苦さもあって…
お出汁の優しい味わいとともにいただけます


PA258953.JPG
「気仙沼の戻り鰹のタタキ」
水分が多い魚だということで、塩を塗すことで水抜きをしたカツオの皮目を少し焼き、おろし玉ねぎが加えられたお醤油でヅケにしたという手間の掛けようでありまして…
玉ねぎのピリッとした辛さがアクセントになっています


PA258956.JPG
「天上ぶりのお刺身」
回遊魚であるぶりでありますが、これ以上、北には上らないとのことで〝北上の頂上〟天まで上がったとの意で「天上」ぶりと名付けられたという北海道余市町産のぶり
脂がたっぷりと乗っていることから、湯霜することで余計な脂を落としているとのことで…
お口に運んだすぐにはスッキリとした味わいを感じ、後口にはぶりらしい香りも楽しめます


PA258963.JPG
焼き物は「かます」
一夜干しされたものだということで、凝縮した旨みと程よい脂がおいしくて…
芳ばしく焼き上げられていることでの香りも良いですね


PA258967.JPG
「自家製塩辛」
自家製だということで、永く日持ちさせる必要がないために塩が控えめにされていますし、黄ゆずで香りづけされていることから、とっても優しい味わいでありまして…
〝秋上がり〟のスッキリとした味わいである日本酒との相性は抜群ですね


PA258972.JPG
「スミイカのにぎり」
たかが〝イカ〟とバカにするなかれ!
スミイカは寿司ネタとして人気があるために、キロ当たり20,000円ほどで取引される高級品でありまして、大トロやイクラなんかよりもお高いんですよね
ねっとりとした甘みと旨みが魅力的なのでありますが、藻塩が振られていることでその甘味が強調され一層おいしくいただけます
そんなお寿司がどうしてお皿の縁に置かれたのかと不思議に思っていますと「スミイカだから角に置く でも味は隅に置けない」なんて、親方譲りだというダジャレが炸裂します


PA258975.JPG

PA258978.JPG
「子持ち昆布のフライ」
天然の子持ち昆布なのだそうですが、これほどの厚みにまで卵が張り付いたものを見たのは初めてのことでありまして…
プチプチと弾ける食感の虜になってしまいますし、これだけの卵ですとパン粉サクサク感にも負けることなくおいしくいただけます


PA258982.JPG
「秋刀魚のにぎり」
去年はほとんど握ることのなかった秋刀魚も、今年は豊漁なのだそうで…
旬のおいしい魚を握れることは職人にとっても嬉しいことなのだとか
脂がのったおいしさに思わず声が出ちゃいそうでしたけど、そんなお客さまの顔を見ることが職人にとっても喜びなのでしょうね


PA258986.JPG
「カワハギのにぎり」
「肝のおいしさが肝なんです」
なんてダジャレとともに提供されまして…
淡白な味わいのカワハギですから、肝の濃厚な味わいと風味がおいしさの決め手ですね


PA258988.JPG
「帆立のにぎり」
干し貝柱を戻した出汁で軽く湯引きされたのだそうで、ホタテの甘みに濃厚な旨みがプラスされ…
他ではいただくことのできない逸品に仕上げてられています


PA258994.JPG
「鰆のにぎり」
皮目を藁焼きしているとのことなのですが、その香りだけでなく、何か経験のない旨みを感じまして…
聞いてみますと、それは5日ほど寝かせたものであるとのことでして、先に感じた旨みは熟成によるものだったんですね


PA258995.JPG
「秋刀魚の肝漬け焼」
秋刀魚の肝を酒、醤油、みりんなどで伸ばした漬けダレに漬け込んだ秋刀魚を焼き上げたものでありまして…
その照りにもおいしさを感じるところではありますが、お口の中に広がる肝の香りは幸せであります


PA259001.JPG
「白子ポン酢」
もうそんな季節になるんですねぇ なんて話しながらいただきますと…
作り置きされたものではなく、茹でたばかりの温かい白子でありました


PA259003.JPG
「いくら醤油漬け」
人肌のお湯をくぐらせることで薄皮一枚を剥いだ
といくらを、出汁を多めにした出汁醤油に漬け込んでいるのだそうで…
器の底の敷かれたシャリと一緒にいただくのですが、弾ける食感も味わいも優しいものでありましたし、ゆずの香りもひと味添えています


PA259006.JPG
「車海老のにぎり」
食事の流れを読んでタイミングよく茹でられた車海老は握る直前に殻を剥かれまして…
ムチッとした食感と香り、それにほんのりとした海老本来の甘みを堪能させていただきました
ここまでのにぎりは器の上に置かれていたのですが、この海老だけは大将の掌から摘むように言われたのは何故なんでしょう?


PA259011.JPG
「鰯のにぎり」
1mmほどの間隔で入れられた隠し包丁も見事でありますが、脂が乗っていることからとろけるようなおいしさに舌鼓を打ちながらいただきました


PA259014.JPG

PA259017.JPG
「まぐろの皮岸」
魚は“皮”と“身”の間が一番おいしいとは聞いていましたが…
剥いだ皮に着いた身を刮いだ身を手巻きでいただきますと、バランスのよい旨みと脂身の味わいに魅せられます


PA259020.JPG
「バフンウニの軍艦」
とろける舌ざわりと鼻に抜ける磯の香り
それにパリッとした海苔の食感と香りが加わって…
やっぱりウニっておいしいですね


PA259022.JPG
「穴子のにぎり」
煮崩れる寸前のような柔らかさとふっくらとした舌ざわり
全く臭みを感じることがありませんし、甘味がある煮切りでシャリまでもがおいしくいただけます


PA259026.JPG

PA259029.JPG
「干瓢の手巻き」
正直なところ、これまでかんぴょうがおいしいと思ったことはなく、どちらかと言えば苦手意識すら持っていたのですが…
こちらのものはそれほど甘辛さもなく自然な風合いとでも言いましょうか
素材感もあっておいしくいただくことができました


PA259024.JPG
「あさりの赤だし」
しっかりと出汁が効いた赤だしの風味も良く、ゴロゴロとあさりが入っていますし、三つ葉が添えられることでの香りも良いものでありました


PA259036.JPG
「出汁巻き玉子」
焼きたての出汁巻きには煮穴子が巻き込まれていまして、玉子の優しいお味と、掛けられた煮切りの甘みが調和しています
あつあつでふわふわ
そんな食感は焼きたてならではのものですね


PA259040.JPG
「デザート」でお料理はおしまい
ただネタを握るだけではなく、一つひとつにきちんと仕事がされているおいしいお寿司と、大将の話術を楽しんだ時間はあっという間に過ぎていました



冷蔵庫から出されたばかりのネタは冷たくおいしくない
二つ三つ先に握るネタがまな板の上に出されていますので、次はあれが握られるのかなどとワクワクしながら待つこともできますし…
素材の持つおいしさを感じるだけでなく、人肌のシャリとの温度のバランスを計るというこだわり
おいしいものを食べてもらいたいとの職人魂を感じることができるお店でありました



【すし晴】
東京都港区赤坂4-11-6 プティ赤坂1A
03-5545-5935





『ISABELA』 50年続く老舗スペイン料理店でいただくパエージャは魚介出汁の旨味と絶妙なアルデンテ

2018-10-24 23:45:03 | 関東
PA248908.JPG

おいしいお店があるから…
と、ステキ女子に誘われ関内へ
南口で待ち合わせをし、彼女の後ろをついて5分ほど歩いた先は不老町交差点から細い路地へと入ったところでありまして…
ポツンとあるお店の温かい灯りだけが路地を照らしています



PA248891.JPG

PA248910.JPG
『イサベラ』
1969年創業と言うスペイン料理のお店でありまして…
まだまだ外食なんてことが日常ではない時代でありますし、ましてやスペイン料理ともなると、どんなお料理なのかさえ知られていなかった頃から続いているとは素晴らしいことであります
以前は大通りに面したビルにあったそうなのですが、10年ほど前にそのビルが建て替えとなったことを機に現在の場所へ移転されたのだとか
4名掛けのテーブルが5卓だけとこじんまりとしていますが、その分手間を掛けたお料理がいただけるのでしょうし、隠れ家的な雰囲気もステキであります


PA248893.JPG
最初にいただいたのは「藤田農園 生カリフラワーと生ハムのサラダ」
茹でられることのない〝生〟のカリフラワーなんて初めていただきましたが、そのシャキッとした歯ざわりやドレッシングを必要としないほどの甘みの虜になってしまいます
農園との契約により、採れたてのみずみずしさがあるものを仕入れることができるからこそ生でもおいしくいただけるのだそうです


PA248897.JPG
そして「秋刀魚のコンフィ」
お魚のコンフィをいただけることは珍しいことでありますし、旬だと言うことで秋刀魚もおいしそうで…
低温の油でじっくりと煮てあることで身はとってもふっくらとしていまして、ガーリックとともに〝肝〟のソースを絡めていただくことで風味も増しておいしくいただくことができました
「頭以外は全て召し上がれますよ」との言葉の通り、骨までもをいただけたことには驚きであります


PA248904.JPG
お肉料理は「イベリコ豚のアサード」
地鶏や和牛と言った商品もありましたが、スッキリとした味わいをいただきたくてイベリコ豚を選びます
まずは提供されたアサードの厚みにビックリ
40mm近くの厚みにカットされたお肉は表面はしっかりと焼き固められていて、中はとってもジューシーでしっとりとした舌ざわりと旨みを楽しむことができます
これだけの厚みがあるお肉だとした味となる塩味が物足りないことも多いのですが、こちらでは上質なものであろう岩塩が最高のバランスで使われていますし、赤ワインが加えられたマスタードバルサミコソースの酸味や旨みがお肉と良く合っています
また、トマトとナッツで作られた〝ロメスコソース〟はお肉だけでなく、添えられるお野菜とのお相性も抜群でありまして…
まさに〝絶品〟でありました


PA248909.JPG
最後にいただくのは「パエージャ バレンシア」
パエリア発祥の地とされるバレンシア地方でよく食べられるうさぎのお肉とエスカルゴがたっぷりと入った贅沢なものでありまして…
魚介出汁で炊かれたパエリアはそのアルデンテな食感も然ることながら、出汁の旨みが濃厚でありますし、サフランの香りも効いていまして、具材だけでなく見えないところにも贅沢を感じることができ…
これまでのパエリアに対する概念を覆すほどに感動ものでありました



スペイン料理に慣れていないとわかりづらさを感じるメニューではありますが、お料理の説明やボリュームなどを相談しながら注文するお料理を決めることができ…
お料理のおいしさだけでなく、サービスにも大満足できるステキなお店でありました




【ISABELA】
神奈川県横浜市中区翁町1-5-14 新見翁ビル1F
045-651-9026



『もつ焼き 煮込み 三六』 トロンと柔らかく煮込まれた〝豚もつ〟と〝牛すじ〟 味噌のおいしさが光る「どて煮」でお昼

2018-10-23 15:31:03 | 関東
PA238879.JPG

肉豆腐を食べたい気分になりまして…
あれこれとお店を思い浮かべていて思い立ったお店のホームページを開けてみますと、何と火曜日の日替わりランチが〝肉豆腐&ネギトロ丼」となっているではないですか
それで羽田へと戻った足で八重洲地下街にあるお店を訪ねたのでありますが、残念なことにそれは売り切れてしまっていたのであります
お昼の忙しい時間を過ぎたタイミングでもありましたので致し方ないことではあるのですが「今日は売り切れました」との投げ捨てるような対応が悲しく、ここで食事をする気分でもなくなりましたので…



PA238872.JPG

PA238883.JPG
それで同じ八重洲地下街にある『三六』へと移動します
〝もつ焼き〟と〝煮込み〟をウリとする居酒屋であることから、お昼の時間にもつ煮を提供していたことを思い出したのであります
ちょうどお店から出てきたスタッフに、もつ煮に使われるのは豚なのか牛なのかを尋ねてみますと…
「牛すじと豚のモツをお味噌で煮込んでます」と笑顔で答えてくださいましたし、豚モツが苦手であることを伝えると「それは残念です 他にもおいしいランチがありますよ」と優しく応対していただけたのであります


PA238880.JPG

PA238888.JPG
しばらく悩みましたが、今季一番の冷え込みでもあったこともあって、煮込み料理を食べたいという気持ちは変わらず…
「もつの赤だし どて煮込み定食」をいただくことにいたします
新鮮なモツをきちんと下処理されているのでしょう
苦手なワタシにはほんの少しだけ臭さを感じましたが抵抗なくいただけるほどでありまして…
味噌の旨味でおいしくいただくことができましたし、その味噌がご飯とよく会うものであったことからお替りをしたくなるほどでありました



帰りに先のスタッフにおいしくいただけたことを伝えますと、やはり笑顔で「それは良かったです」と応えてくださいましたし、会計をしてくれたスタッフはお店の外まで見送って食ってくださいまして…
活気づけの元気だけでない感じが良いお店でありました



【もつ焼き 煮込み 三六】
東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下1番通り
03-3243-0369



『蓮双庭 W′Lotus Garden』 辛さの中に旨みがある 絡み合う香辛料の数々、そしてホアジャオの痺れと辣油の辛みが癖になる激辛担々麺

2018-10-22 15:06:22 | 九州・沖縄
PA228838.JPG

久しぶりに〝Wakiya〟の「辣香担々麺」をいただきたくなったのでありますが、東京赤坂にある『Wakiya一笑美茶樓』でいただくと麺だけでも2,000円ほどとなるのでありまして…
それで福岡への出張を機会に『蓮双庭』へお邪魔することにいたします



PA228820.JPG

PA228850.JPG
1967年に創業した福岡の老舗中華料理店『八仙閣』と『Wakiya』がコラボすることで生まれたこのお店
全面的に脇屋シェフがプロデュースしているとのことで、福岡にいながらにして『Wakiya』の味を楽しむことができるのであります
お店造りもこれまでの中華レストランとは異なる物でありまして、入り口を入って直ぐに目にするガラス張りの厨房だけでなく、ゆったりとした空間や色使いなどにも、マダムからの厚い支持を得る脇屋シェフらしさを感じることができまして…
お邪魔した11:30にはまだまだガラガラであったのですが、12:00を回るとあっという間に満席となるほどの人気ぶりであります


PA228830.JPG
いただくのは「プレミアムランチ」
Wakiyaへお邪魔したなら外すことはできない「九つの喜び前菜」がメインとなるお料理とセットでいただけるという、まさに痒い所に手が届くようなセットメニューなのであります
左上から時計回りに〝蓮根〟〝かぼちゃ〟〝蒸し鶏〟〝里芋〟〝湯葉〟〝角煮〟〝穴子〟〝焼豚〟と回り、真ん中に〝春巻〟
ひと口ふた口ほどではありますが、9種もの味わいを楽しめる贅沢な前菜であります


PA228839.JPG

PA228842.JPG
そして「激辛担々麺」
赤坂のお店とネーミングは異なるものの提供される商品は同じものでありまして…
こちらでは、先の前菜とデザートまでが付いて1,700円でいただけるのですからお得ですよね

低加水の細麺に絡み合う香辛料の数々、そしてホアジャオの痺れと辣油の辛み
その複雑で奥深い味わいを脳が忘れられないのでありましょう
周りのお客さまにもこれを注文される方が多くいらっしゃいますね


PA228853.JPG
デザートは杏仁豆腐
生クリームのコクを感じるものも良いのですが…
こちらで提供される杏仁のスッキリとした味わいとツゥルンとした舌ざわりを楽しめるものも良いですね



【蓮双庭 W′Lotus Garden】
福岡県福岡市博多区博多駅東2-7-27 TERASOビル2F
092-411-4188



『べら安』 1930年創業 90年近く続くレトロな食堂でいただくかつ丼とオムライス

2018-10-21 23:37:00 | 九州・沖縄
PA218805.JPG

久留米市に古くから続く食堂があると聞き訪ねてみることにいたします
昭和5年に現在の日吉町付近で開業されたそうでありますが、周辺が焼野原となってしまった戦後に東町へと移転
〝一番街〟なる商店街に人が溢れていた当時は、お店もかなり賑やかだったそうであります
そして現在の小頭町に移って40年
今では高齢になってしまった二代目夫婦と三代目夫婦とが元気に頑張っておられます



PA218794.JPG

PA218800.JPG
お店も老朽化が進んでいるようでありまして、看板代わりのテントや暖簾には破れがあって…
営業してるのかと不安に思いながら引き戸を開けます
人が良さそうな二代目のご主人が笑顔で迎えられたお店は、厨房の前にある5〜6人が掛けられるカウンター席のほか、2卓が置かれる小上がりとテーブル席が一つといったこじんまりとしたものでありまして…
古さは感じるものの掃除が行き届いていますので、テーブルや椅子だけでなく床もベタつくことはなく、卓上に置かれている調味料もきれいなものでありました


PA218806.JPG

PA218818.JPG

PA218809.JPG

PA218817.JPG
〝丼物 生そば〟と書かれるように、おそばとうどん、それにどんぶり物を中心とした食堂であるようですが、一番人気はちゃんぽんとのことでありまして…
それにも興味津々ではありますが「かつ丼」と「オムライス」
をいただくことにいたします
カツに厚みがないことは残念でありますが、丼たれが染みることでしっとりとした食感となっていることでの懐かしい味わいを感じることができますし、多めの卵で綴じられていることでの満足感もあります
オムライスも期待通りに薄焼きの卵で包まれたものでありまして、しっとりとしたチキンライスとの相性が抜群であります


PA218812.JPG
そして「かしわうどん」
想像以上に優しい味わいのうどん出汁には少し物足りなさを感じてしまうものの、これが昭和初期から受け継がれた味なのでありましょう
10mm角ほどにカットされた〝ささみ〟がゴロゴロっと入っていますが、これもまたシンプルなものでありまして…
大将の人柄のように、身体への優しさを感じるものでありました



【べら安】
福岡県久留米市小頭町3-158-1
0942-32-2444



『元祖瓦そば たかせ』 下関市民のソウルフードである瓦そば これまでいただいた茶そばとは異なるおいしさを味わいます

2018-10-20 23:06:49 | 中国
PA208768.JPG

折角、山口まで来ているのだからと…
古くからの観光地である萩や秋吉台ではなく、インスタ映えするとのことで新しい名所となっている〝元之隅稲荷神社〟と〝角島大橋〟を回ってみることにいたします


PA208709.JPG

PA208715.JPG

PA208733.JPG
駐車場待ちが20分ほどあったものの、途中の道が混み合うなんてこともなく着くことができた〝元之隅稲荷神社〟
スッキリと晴れ渡った天気にも恵まれて、鳥居の赤と空の青とのコントラストのうつくしさや、海の青さや自然の雄大さに見惚れます


PA208759.JPG
そして〝角島大橋〟
今では全国で4番目となってしまったようですが、竣工当時は無料の離島架橋としては最長となる1,780mでありまして…
エメラルドグリーンの海とスカイブルーな空に吸い込まれるように走る橋はとってもきれいでした


PA208764.JPG

PA208784.JPG
そして下関市民のソウルフードである「瓦そば」
折角だからと元祖と称する『たかせ』にお邪魔します
川棚温泉にある本店を訪ねたのですが、駐車場近くにある案内板には本館のほか南本館や東本館などとあり、どこへ行けば良いのかと迷いながらも風情を感じる本館へ
かつては芸者さんの置屋だったという建物は歴史あるものであるようで…
梁が低いために何度も頭を打ちそうになりながら案内されたテーブル席に着きます



PA208775.JPG

PA208782.JPG

PA208789.JPG
こちらの創業者である先代はかなりのアイデアマンであったようで…
今では下関市ソウルフードを語るにおいて外すことができない「瓦そば」は、西南戦争の際に薩摩軍の兵士が瓦を焼いて肉や野草を食べたとの話からヒントを得て開発されたものであるそうですし、「うなめし」においては名古屋旅行の際に食べた「ひつまぶし」のおいしさに感動したことからメニューに加えたのだそうであります
そんな発想だけでなく、お店を支える二大名物となるまでに磨き上げられた努力も素晴らしいですね


PA208779.JPG
それほどボリュームはないだろうと一緒に天ぷらをいただいたのですが…
瓦そばの想像を超えたボリュームに驚かされますし、海老3本に加えて白身魚やたっぷりな野菜が盛られた天ぷらで苦しいほどにお腹いっぱいであります



【元祖瓦そば たかせ】
山口県下関市豊浦町大字川棚5437
083-772-2680



『見蘭牛ダイニング 玄』 見島牛の血統を受け継ぐ見蘭牛ステーキとハンバーグ

2018-10-20 22:47:35 | 中国
PA208689.JPG

山口県萩市沖にある〝見島〟
その温暖な自然の中で育ち、和牛の原型とも言われる日本唯一の純血種〝見島牛〟を使ったハンバーグを提供するお店が萩市郊外の道の駅にあるというので…



PA208674.JPG

PA208683.JPG
百聞は一見にしかず、百見は一食にしかず
ってことでお邪魔してみることにしたのですが、紅葉が色づき始めた季節でもありますし、萩や津和野には紅葉の観光スポットも多くあるところから道の駅には多くの人が訪れていまして…
ちょうどお昼時とも重なったために店頭にはお客さまが溢れていたのですが、開店と同時に入店されたお客さまとの入れ替わりのタイミングとなったようで20分ほどの待ち時間で席をいただくことができました


PA208690.JPG

PA208702.JPG

PA208706.JPG
見島でしか飼育されていない〝見島牛〟は天然記念物に指定されていることもあり、年間に12頭ほどしか市場に出回らないという希少さであるがために、土日だけの販売と制限しながらも1日に提供できるのは10食ほどだとのことでありまして…
当然のようにそれは完売となっていましたので、こちらのお店の名前にもなっている〝見蘭牛〟を使ったハンバーグとロースステーキをいただくことにいたします
見蘭牛とは見島牛とホルスタインを掛け合わせたものなのでそうで、見島牛の血統が受け継がれることで赤身のコクのあるおいしさが特徴であるとのことではありますが…
そのおいしさだけに頼ることなく、濃い目な味わいのデミグラスソースであったり、下味であるブラックペッパーもしっかりと効いていたりと、お料理としてのおいしさを楽しむことができました



【見蘭牛ダイニング 玄】
山口県萩市大字椿字鹿背ケ坂1258 道の駅萩往還内
0838-25-1113



『Curry Dining AVION』  40年の時を超えて甦ったクラシックビーフカレー

2018-10-19 22:26:02 | 関東
PA198662.JPG

九州へ出張であります
豊洲から乗るリムジンバスが新市場の影響で遅れてはまずいと余裕を持って出かけたのでありますが、心配した高速道路の混雑もなく定刻で到着することができました



PA198637.JPG

PA198664.JPG

PA198670.JPG
それで慌てることなくお昼をいただくことができるのですが…
空港にある魅力的なレストランには行き尽くした感があり、地下フロアにあるフードコートへと移動したのですが、そこはお昼時ってこともあり多くのお客さまで騒々しくしてましたので二軒隣にある『AVION』へお邪魔します
厨房がガラス張りになっていることで、綺麗に白衣を纏い、髪をキチッと縛った清潔感溢れる女性スタッフが調理する姿を臨むことができますし、近代的なシャープなデザインである店内と壁面に飾られる旧羽田空港のモノクロ写真とが上手く調和していることでのオシャレ感も良いですね


PA198663.JPG
前回お邪魔したときには、2種のカレーを選ぶことができる「デュエットカレー」をいただきましたので、今回は〝40年の時を超えてあのカレーが蘇る〟とタペストリーにある「クラシックビーフカレー」をいただきます
旧羽田空港ターミナル時代に人気があったビーフカレーを忠実に再現したものなのだそうで…
30mm角ほどの牛肉の塊がゴロゴロっと7個くらい入っていることも然ることながら、たっぷりの野菜が煮込まれているであろうコクととろみをを感じる贅沢カレーでありました



【Curry Dining AVION】
東京都大田区羽田空港3-3-2 羽田空港第1旅客ターミナル B1F
03-5757-8842



『日本料理 むとう』 落ち着いた雰囲気の割烹料理店でいただく鯛茶漬け

2018-10-18 22:09:15 | 関東
PA188621.JPG

今日のお昼は、オフィスの近くにある『日本料理 むとう』へお邪魔します
外堀通りを渡るだけのことなのですが、このエリアへ来る機会は少ないんですよね



PA188592.JPG

PA188601.JPG
泰明小学校から南西に伸び『はしご本店』や『朧月本店』などラーメン店が並ぶ通りとしても有名なところでありますが…
今日お邪魔させていただく『むとう』や『三亀』と言った割烹もあるグルメな場所であります
暖簾を潜りますと板場を囲うL字形のカウンターがありまして、白木での設えに上品さを感じますし、キチッとネクタイを締めた白衣姿の板前さんにホンモノを感じることができます


PA188614.JPG

PA188623.JPG
お昼に提供されるお料理は要予約であるコース料理のほか「刺身膳」「鯛茶膳」「日替わり膳」と用意されていまして…
お刺身だけじゃつまらないだろうと「鯛茶膳」をいただくことにいたします
先付けとして出された小松菜のお浸しですが、白濁したあさり出汁との相性が良いものでありました

そして鯛茶漬け
身が厚い鯛の切り身には醤油ダレと金胡麻がかけられ、そこにたっぷりのきざみのりが乗せられていまして…
まずはそのまま、コリコリとした鯛の歯ざわりを楽しみます
そしてお茶漬け
そのままいただいた時には少し塩っぱさを感じましたが、お茶漬けにすることで抜群なバランスとなるよう調味されているようで…
わさびの香りとともにおいしくいただけました
ごまダレでいただくことを想像していたために、ちょっと驚きましたが、こちらのような醤油ベースでいただくのも良いですね


PA188617.JPG

PA188625.JPG
注文をした後、周りのお客さまに提供されている、日替わり膳の天ぷらがあまりにもおいしそうで…
お料理だけでも大丈夫だとのことでしたので、それを追加させていただきます
小海老のかき揚げをメインに、本シメジ 山芋 ナス かぼちゃ 春菊と贅沢な天ぷらでありますし、サクッと揚がった薄衣の歯ざわりが見事なものでありました


PA188630.JPG
食事を終えた後にはコーヒーのムースをいただき、〆もバッチリ
大人だったら、こう言った落ち着いたお店の一軒や二軒は知っておきたいですね



【日本料理 むとう】
東京都中央区銀座6-4-16
03-3571-0723