年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

『SHAN FANG』 銀座の天厨菜館や京橋の雪国などお気に入りの中華料理店がプロデュースしたというお店でランチをいただきます

2020-08-31 22:31:43 | 関東
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新橋駅から歩いて5分ほど
汐留口を出るとずっと地下を歩いて移動できるので、陽射しが強く暑い日には助かるカレッタ汐留でお昼をいただくことといたします



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46階と47階にはエクスペンシブなレストランが入り、地下2階には汐留で勤めるビジネスパーソンのランチ需要で賑わう日常使いのお店が入っているですが…
お邪魔した『シャンファン』はその何れでもなく、歯科や内科などの病院が多く入る地下1階の隅っこにあることからこれまで気付くことがなかったのであります
上質で上品
そんな雰囲気の店内には個室も用意されますし、テーブル席もゆったりとレイアウトされていますのでゆっくりと流れるひと時が過ごせそうです


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麻婆豆腐ご飯が添えられる「油淋鶏のせ冷やしそば」にしようかとも迷いましたが、大好きなホタテと海老の海鮮料理と麻婆豆腐のふたつをいただくことができる「御中食セット」をお願いすることにいたします

今週のスープとある優しい味わいのたまごスープに始まり、大きめの角皿に乗せられた4つのお料理が提供されます
小菜二品は春雨サラダと油淋鶏
正直なところ大した期待をしていなかったのですが、カリッと揚がっているにもかかわらず、しっとりとジューシーな油淋鶏が想いのほかにおいしくて…
メインの一品である海老と生ホタテの海鮮炒めは、保水されたむき海老であったことには残念さを感じながらも厚みがあるホタテのジューシーな味わいと黄ニラのシャキッとした歯ざわり、そして塩だれの優しい旨みに満足させられます
そして土鍋で提供される麻婆豆腐
ほど良い辣油の辛みと旨み、そして山椒の香りが全体の味を引き締めるバランスの良さが見事なものでありまして…
たっぷりなボリュームであったことから、半分ほどそのままその味わいを楽しんだ後は残しておいたご飯の上に乗せ麻婆丼としていただきました



【SHAN FANG】
東京都港区東新橋1-8-2 カレッタ汐留 B1F
03-6215-8020



『三代目魚河岸まぐろ仲卸 天然本マグロ丼専門店 司』 ねっとりとした舌ざわりがおいしい本マグロに舌鼓を打つお昼

2020-08-30 23:11:18 | 関東
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月島から門前仲町へと向かう清澄通り沿いにあるお気に入りのお蕎麦屋さんを訪ねたのですが、お昼前にして既に満席でありましたので…
近くにどんなお店があるのかとググってみたところ、裏手の住宅街に入ったところに興味深いお店を見つけます



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こちらも既に席が空くのを待つお客さまが列を作っていましたが〝マグロ仲卸の天然本マグロ丼専門店〟となれば列んででもいただいてみたいと…
待っているとスタッフの女性が「暑い中でお待ちいただき申し訳ございません」と声を掛けてくれるだけでなく、ペットボトルのお水を差し入れてくれたりとおもてなしの気持ちが十分に伝わってくるお店でありました
厨房に立つ店主らしき男性も、接客をする2人の女性も若い方であることからでしょうか
来店されるお客さまも若い方が多いようですね


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一番人気であるという大トロ、中トロ、赤身の3種が盛られる「マグロ最強丼」をいただこうと思ったのですが、残念なことに大トロが品切れしてしまったとのことで…
中トロと赤身の2種が盛られる「マグロぜいたく丼」をいただくことにいたします

厚めに引かれたネタがそれぞれ5~6枚盛られるボリュームですし、木目が細かくねっとりとした舌ざわりから生まぐろであろうことが窺えるものでありまして…
脂身が蕩けるような舌ざわりと甘みがおいしい中トロと、本まぐろならではのコクを感じる赤身のおいしさをたのしむことができました


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添えられた汁はまぐろのつみれ汁でありまして…
出汁が効いたおいしさだけでなく、白髪葱の香りで一層おいしくいただくことができました



お昼はまぐろ丼専門であるのですが、夜になるとそのまぐろ丼は提供されることなく…
壁に掲げられた居酒屋メニューだけで営業されるのだと聞き、ちょっとがっかりしながらお店を後にしました



【三代目魚河岸まぐろ仲卸 天然本マグロ丼専門店 司】
東京都江東区牡丹1-6
03-3630-1681




『100本のスプーンTOYOSU』 お店のコンセプトは〝コドモがオトナに憧れて、オトナがコドモゴコロを思い出す。〟というステキなお店であります

2020-08-29 23:00:13 | 関東
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ちょっとした買いものでららぽーとへと出かけたついでにお昼を済ませてしまおうと…
手軽にフードコートで済ませようかとも思いましたが、せっかくの休日でもありますし、ゆったりとした時間を過ごしたいと『100本のスプーン』を訪ねることにいたします



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〝Soup Stock Tokyo〟を展開するスマイルズって会社が手がけるレストランでありまして二子玉川のお店が一号店であるとばかり思っていたのですが、実はその前に神戸や新幕張などへの出店をされていたそうで…
そのお店は閉めてしまったとのことですが、『AZAMINO GARDENS』に次いで開店させた『FUTAKOTAMAGAWA』の大ヒットが今の礎となったのだそうです
そんなお店はハイセンスなご夫人方が多い街への出店を進められているようで、タワーマンションが建ち並ぶ豊洲もそのひとつに数えられたのでありましょう


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そんな二子玉川店の一番人気商品だと言う「リトルビッグプレート」をいただくことにいたします
その名の通り、ハンバーグや海老フライ、ドリアに冷製ナポリタンなどと10品のお料理が少しずつ大きなプレートに乗せられた姿はまさに〝大人さまランチ〟であります

とうもろこしとさつまいものスープをいただいたあと、本日のデリとして添えられたカレー風味のコールスローとグリーンサラダからいただきお腹の準備をします

冷製ナポリタンはトマトの酸味がおいしいものでありますし、オマール海老のドリアには濃厚なアメリケーヌソースがたっぷりと使われていましてそのコクを楽しむことができます
ハンバーグは100gほどの小さなものでありましたが、旨みが詰まったデミグラスソースのおいしさが魅力的なものでありまして…
添えられた石窯パンですくうように残すこと無くいただきました



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〝子供だって大人と同じものが食べたい〟
そんな子供の気持ちにこたえるように大人と同じメニューがハーフサイズで用意されていますし、それらはいろんなお料理をあれこれといただきたいとの欲張りな大人もいただくことができるというありがたいメニューが用意されていますね



【100本のスプーンTOYOSU】
東京都江東区豊洲2-2-1 アーバンドックららぽーと豊洲3 1F
03-5859-0231




『旬味』 上質な落ち着きがある空間の中でいただくおいしいお料理と心地よい接客に満足

2020-08-28 23:38:47 | 関東
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落ち着いた雰囲気でお昼がいただけるお店であろうとブックマークしておいた『旬味』
何度かお邪魔しようとしたことはあるのですが貸切での営業などと重なってしまい初めてお邪魔させていただきます



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階段を下ってお店の暖簾を潜りますと、和服を綺麗に着こなした仲居さんに迎えていただけまして…
いくつかの個室があるようですが、ひとりであったことから900mm角ほどのゆったりとしたテーブルが並べられたホールへと案内していただけたのですが、そこはテーブルごとに和紙を模したかのようなロールカーテンで仕切られていることで、周りのお客さまと目が刺さないところが良い感じであります


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お昼に提供されるのは6つの御膳料理と3つの会席料理
ひとりでお邪魔していますので御膳料理から選ぶことになるのですが…
和牛のすき煮もおいしそうだし山形牛のステーキも捨てがたいなどと迷いましたが、魚御膳にある本日の煮魚が真鯛の煮付けであると聞き心が決まります

ちょっと味が濃く思える色味ではありますが、ふっくらと柔らかく煮付けられた真鯛は皮目との間にある脂がお口の中でとろけますし、まぐろとかんぱちの2点が盛られるお造りは紅たでなどが飾られることで見た目にも美しく、小鉢として添えられたとうもろこし豆腐には夏らしさを感じることができ…
調理人の丁寧な仕事ぶりとセンスを窺い知ることができました



締めに提供されたマンゴーのシャーベットの甘みは果実をいただいているかのようなものでありまして…
接客の心地よさもあって、豊かな気持ちになれるお昼をいただくことができました



【旬味】
東京都中央区京橋1-3-1 八重洲口大栄ビルB1F
03-3277-0039




『羽田市場食堂』2020.07.15OPEN  航空便や新幹線で届けられる朝どれの新鮮なお魚がリーズナブルにいただけます

2020-08-27 22:17:56 | 関東
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オープン前から気になっていた羽田市場食堂
何度かお邪魔しようと試みたことはあるのですが、その度にいつも席待ちのお客さまが列を作っていたことから断念していたのであります
しかし今月頭に東京駅構内にも支店ができたことが話題になっているようですので、ノンスケジュールである今日、待ち時間を覚悟してお邪魔させていただくことにいたします



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市場食堂とのコンセプトであることからお店に壁面はトロ箱をイメージしたデザインとなっていまして…
立ち喰いのコーナーやハイテーブルなど、さくっと食事を済ませ長居はしないお店となっているのかと思いきや、〝いつ飲むの? 昼でしょ!〟と懐かしい流行語を捩った貼り紙が貼られている通り、奥にあるゆったりと掛けることができるテーブル席には昼から呑まれるお客さまで埋められているとのこと
立ち喰いできであればすぐにいただくことができるようではありましたが、そのお客さまがお帰りになられるまで待たせていただくことにいたします


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卓上にメニューが用意されてはいますが、入り口近くに置かれた大きな冷蔵ショーケースに並べられた商品から選ぶシステムであるそうで…
メニューを見ていたときには「名物!マグロごま醤油丼」をいただこうと思っていたのですが、ショーケースに並べられた実際の商品を見ますと、まぐろの赤身や中とろ、いくらやかに身のほぐし、シラス、ホヤ貝などなど10種ものネタが豪快に盛られる「市場盛」のボリュームに魅かれます

選んだ商品はスタッフの方がテーブルまで持ってきていただけるのですが、それは陳列のためにラップされたままであったことにがっかりでありますし、セルフでいただくご飯もジャーの臭いが付いたものでありまして…
とは言えお刺身のクオリティーは納得なものばかりでありまして、朝どれの新鮮なお魚を航空便や新幹線で運んでいるとの謳い文句に偽りはないようですね



夜(15:00〜)のは営業では、入店後自販機で1枚250円のコインを購入し、そのコインと引き換えにショーケース内の商品を受け取るというシステムとなっているようで…
新鮮なお魚をリーズナブルに提供するためのシステムも作られているんですね



【羽田市場食堂】
東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内 B1F
03-5860-3775




『稲庭干饂飩 八代目佐藤養助』 創業万延元年 滑らかな舌ざわりとコシがある歯ごたえがおいしい稲庭うどん

2020-08-26 21:58:46 | 海外
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8月も終わろうとしているのに真夏日かとお超えるほどの暑さでありまして…
その中を歩き回る気にもなれず、オフィスから近い『佐藤養助』へお邪魔させていただくことにいたします



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1860年の創業から160年続く稲庭うどんの名店が、首都圏初となる銀座店をオープンしたのは2006年のこと
以来、落ち着いた上品な雰囲気がお気に入りで何度となくお邪魔していたのですが、ここのところちょっとご無沙汰していまして…
とは言え、暑い日には冷たくのど越しが良いおうどんが恋しくなるのであります


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夏のおすすめとして期間限定で提供される〝冷かけフェア〟
秋田・大館の名産である原木なめこを使っているであろう「大館なめこ」や夏にうれしい酸味と塩味が効いた梅干しととろろ昆布の「梅おぼろ」、スタミナ食材とも言われる鴨と山芋を合わせた「鴨とろろ」、そして柑橘の香りでサッパリといただくことができる「すだちおろし」と4つの商品が用意されていて…
どれをいただくべきかと迷いながらも、最もサッパリといただけるであろう「すだちおろし」をいただくことにいたします

滑らかな舌ざわりとコシがある歯ごたえがおいしいおうどんに、冷たく冷やされた昆布や鰹節でとられた出汁の優しい味わいがあって…
それだけでも十分においしくいただけるのですが、そこに薄くスライスされたすだちが美しく浮かべられることでの爽やかな香りが加わることで一層スッキリといただくことができました



【稲庭干饂飩 八代目佐藤養助】
東京都中央区銀座6-4-17 銀座出井ビル1F
03-6215-6211




『Kitchen Belle』 サラリーマンの聖地新橋でボリュームたっぷりな洋食メニューをいただきます

2020-08-25 21:47:05 | 関東
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サラリーマンの聖地とも呼ばれる新橋にはボリュームあるお料理を提供する洋食店がいくつかありまして…
有名どころとしては新橋駅前ビルにある『ボンヌフ』でありましょうが、今日はその脇の雑居ビルにある『キッチンBelle』を訪ねることにいたします



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集合看板以外に目立つ看板を出されてはいませんが、メニューが書かれたA看板を頼りに細い階段を下りますと、オーナーの奥さまであろう女性の明るい笑顔に迎えられます
30席弱のこじんまりとしたお店にはたくさんの商品写真が貼られていまして…
そのどれもがおいしそうでありますし、ちょっと懐かしさを感じるのであります


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いたただいたのはオムライスやナポリタンなど7種類の主菜とハンバーグやチキンカツなど10種類ほどの副菜を自由に組み合わせることができるセットメニューでありまして…
メニューブックに写真が載せられていたナポリタンとハンバーグをお願いいたします
そのナポリタンはそれだけでも一人前以上ありそうなボリュームでありますし、ハンバーグだって200gほどありそうなしっかりとした大きさであるだけでなく、まさかのご飯までが添えらます
ビーフ100%であろうハンバーグやデミソース系のナポリタンは銀座ナインにある『はと屋』を思い出させるようなものでありまして…
モチモチとした極太麺の歯ごたえを楽しみます


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そして…
これほどまでのボリュームだとは思わずにトッピングしていたホタテフライ
同じお皿に乗せられるものと思っていましたが、みずみずしいキャベツの千切りとともに別皿で提供していただけまして…
厚みがある大判の貝柱は期待以上でありますし、サクッと揚がったパン粉の歯ざわりに、冷凍品ではなく一粒ずつ丁寧にパン粉づけされたであろうことが窺えます



ボリュームたっぷりなお料理を提供してくれるお店でありながら、お客さまは年配男性が多いようで…
若かりし頃から通い続ける馴染みのお店かと思いきや、まだ開店して5年ほどの新しいお店であると聞き驚きであります



【Kitchen Belle】
東京都港区新橋2-19-6 新和ビル B1F
03-6280-6587




『GRAND CAFE』 藤井総太棋聖にあやかりたいと高菜ピラフをいただきます

2020-08-24 21:07:29 | 九州・沖縄
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8月19日~20日に福岡市の「大濠公園能楽堂」行われた第61期王位戦七番勝負第四局
毎回のように話題になるのは藤井聡太棋聖の勝負めしでありまして…
今回は常宿としている西鉄グランドホテルからの出前であったとのことでいつにも増して興味深くニュースを見ていますと、初日は『松風』が提供した「玄海産車海老の天丼と冷やし能古うどん御膳」、そして二日目は『グランカフェ』の「高菜ピラフセット」であったとのこと



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福岡には訪ねたいお店が多くあるのですが、そんな記念すべきお料理を9月4日までの期間限定としてそれぞれの商品を提供されているとのことですし、縁起担ぎもあって今回はホテルランチをいただくことといたします
福岡の郷土料理ともいえる高菜ピラフにすべきか、ご馳走感ある車海老の天丼にすべきかと迷うところではありますが、今回は福岡らしさを楽しもうと『グランカフェ』
平常時にはビュッフェランチを提供しているお店でありますが、コロナ禍にあってはその営業を中止しカルト料理とメイン料理付きオーダービュッフェに切り替えられていまして…


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そのお陰もあっていただけるのかも知れない「高菜ピラフセット」
本日のスープとして提供されたトマトスープは季節柄ガスパチョのような冷製かと思いきや熱々なスープでありまして…
ちょっと期待外れではありますが、爽やかなトマトの酸味とオニオンの甘みにおいしさを感じることができるものでありました

そしてピラフ
全体的に緑色っぽく感じるのは高菜の漬け汁を使って炊き込まれているからでありましょうか?
トッピングされたきゅうりの下にマヨネーズが乗せられていたことから全体を合わせるように少し混ぜながらいただいてみますと、高菜のシャキッとした食感を楽しめることができるだけでなく、マヨネーズのコクときゅうりの爽やかさの対比を楽しむことができるものでありました



【GRAND CAFE】
福岡県福岡市中央区大名2-6-60 西鉄グランドホテル1F
092-753-7265



『ランチバイキングホール フローラ』 国産牛ロースステーキやうなぎのせいろ蒸しなどをいただける特別ホリデーランチバイキング

2020-08-23 22:43:39 | 九州・沖縄
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コロナ禍にあって休業していたランチバイキングが7月に再開され、通常は営業されていない土日祝日に、厳選握り寿司5貫や国産牛ロースステーキがいただけるだけでなく、うなぎのせいろ蒸しや揚げたての天ぷらまでもが食べ放題でいただくことができる〝特別ホリデーランチバイキング〟が開催されているとのことでありまして…



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ホテルマリターレ創世の西館にあるバンケットホールに100席近いテーブルが置かれたビュッフェレストランでありまして…
時節柄、マスク着用と手指の消毒はもちろんのこと、検温をしていただいたあとホールへと案内され「テーブルではマスクを外していただいても構いませんが、お料理を取りに行かれる際にはマスクと手袋の着用をお願いします」との説明を受けます


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揚げたての天ぷらが食べ放題ということで楽しみにしていたのですが、コロナ対策の一環なのか揚げ手の方は全くの無言でありましたし、いただいた天ぷらは保水加工された海老1尾に獅子唐や茄子、ゴーヤが盛られるだけの貧相なものでありまして…
用意された種もこれだけであるとのことですし、衣はガリガリなものであったために2回目をお願いすることはありませんでした

うなぎ料理といえば"うな重"や"うな丼"が一般的ではあるのでしょうが、柳川市を中心に筑後地方の郷土料理ともいえる"せいろ蒸し"がいただけると期待していたのですが…
オープンしてさほど時間が経っていないにもかかわらず、ご飯がお餅のようになるまで蒸されていたことが残念でなりません


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そして贅沢感あるローストビーフもちょっとパサつく感じがあって残念なものでありますし、厳選とあったにぎり寿司も…
しかし…
最も期待薄であると思っていた国産牛のロースステーキは、多少の筋やソースの濃さが気にはなるもののミディアムほどに焼かれたリブロースの柔らかさと脂身の甘みを感じることができるものと、良い意味で期待を裏切っていただくことができました



せっかく再開したばかりではありますが、第二派とも言われるコロナ過の影響か9月よりしばらく休館となるとのことで…
早く“日常”が戻って欲しいものであります



【ランチバイキングホール フローラ】
福岡県久留米市東櫛原町900 ホテルマリターレ創世内
0942-35-0043



『ひすい亭』 酸味と辛みのバランスが良い酸辣湯麺を看板料理とする珍しいお店

2020-08-22 22:39:40 | 九州・沖縄
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久留米市郊外においしい酸辣湯麺を提供するお店があると聞き…
開店時間をめがけて出かけたのですが、10分ほど遅れてお店に到着しますと既にお店の前にある5台分の駐車スペースは既に埋まっていましたので、2~3分歩いたところにある有料駐車場に車を駐めお邪魔させていただきます



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当然のようにテーブル4卓とカウンター6席ほどの小さなお店は満席でありまして…
開店直後に入ったであろうお客さまとの入れ替わりまで待たせていただくことにいたします
20分ほどで案内していただいたテーブル席はエアコンの風だけでなく、扇風機からの風を直に受ける場所とワタシにとっては特等席でありました


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お昼に提供されるお料理は、看板商品であろう「酸辣湯麺」のほか「坦々麺」や「麻婆麺」「海鮮湯麺」「パリパリ五目焼きそば」など11品の麺料理と「中華丼」「麻婆丼」「五目炒飯」と3種のご飯ものでありまして、セットでいただくことができる半チャーハンや唐揚げが用意されています

そんな中から選んだのは「酸辣湯麺」と「紅麻辣麺」
それぞれを半チャーハンとのセットでいただき、唐揚げを添え友人とシェアすることにいたします

先ずは酸辣湯麺
人参に筍、豆腐やハムなどたっぷりな具材や生姜汁を使ったスープは溶き卵の餡かけとなっていまして、お酢の酸味と辣油の辛み、そして生姜の香りと食欲が落ちる夏にピッタリなものでありまして…
汗を流しながらいただいた後のスッキリ感もおいしさですね


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そして紅麻辣麺
辣油の辛みと山椒の痺れにバランスが取れたスープはほど良く辛さを楽しめるものでありまして…
見た目の赤さほど強い辛みはありませんので、辛いものは好きだけど激辛はちょっとって方にもお勧めです


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ほとんどのお客さまが半チャーハンとのセットメニューを注文されていたにもかかわらず、提供されたチャーハンは作り置きなどをされたものではなく…
丁寧に少量ずつを炒めたに違いないほどにお米ひと粒一粒がパラパラなものでありまして、ほど良い塩味とともにおいしくいただけるものでありました



夜のメニューには回鍋肉やエビのチリソース、スブタにチンジャオロース、麻婆豆腐などいくつかの料理ものが用意されてはいますが、やはり中華麺をメインとするお店であるようですね



【ひすい亭】
福岡県久留米市国分町1444
0942-21-5019



『Caffe&BeerRestaurant 宮』 熱々な鉄皿で仕上げるガーリックライスと柔らかなハラミステーキ

2020-08-21 22:14:59 | 関東
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もう20年ほどが過ぎたのでしょうか
かつて群馬に出張していた頃に何度かお邪魔したことがある『ステーキ 宮』ってお店が羽田空港にオープンしていることに気づいたのがひと月ほど前のことでありまして…
その懐かしさもあって、時間的にタイミングが良い今日、お邪魔させていただくことにいたします



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当時、お邪魔していたお店は郊外の幹線通り沿いにあるステーキファミリーレストランでありましたが、こちらは空港内であるとのことから、カフェとしてサンドイッチなどの軽食をいただくこともできますし、ビールなどのアルコール類をおいしくいただけるようにとアペタイザーもう充実させた新しいコンセプトのお店であるようですね
お邪魔した時にはまだガラガラな状況であったのですが、12:00を回った頃にはコロナ禍の影響で閑散としている空港でありながらも満席となる賑わいでありました


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かく言うワタシも十分すぎる時間があるわけではなく…
ステーキとハンバーグがのコンビネーションをいただきたい気持ちを抑え…
ガーリックの香りを心配しながらも、マスクをしてれば大丈夫だろうとランチメニューにあった「ハラミS teak ガーリックライス」を選びます

熱々な鉄皿に乗せられた、お茶碗一杯ほどのご飯とひと口ほどのサイズにカットされたハラミステーキ
それらをご飯にトッピングされたバターやニンニク醤油のようなステーキのソースとともに手早く混ぜ焼きにすることでガーリックライスを仕上げるのですが…

「ソースが足りないようでしたら…」と事前に持ってきていただけていたソースを使うまでもなくほど良い薄味に仕上がりますし、フライガーリックの香ばしい香りとサクッとした歯ざわりが美味しく仕上がりました

ミディアムほどに焼かれていたハラミもそうこうしているうちにミディアムウェルほどと食べごろとなり…
表面を焼き固めたことので歯ざわりと柔らかさを楽しむことができました



【Caffe&BeerRestaurant 宮】
東京都大田区羽田空港3-3-2 第一旅客ターミナルビル 2F
03-5579-7564



『SIAM CELADON』 スィート地理の甘みと酸味がおいしいチェンマイガパオとバジルの爽やかさがおいしいグリーンカレー

2020-08-20 19:59:26 | 関東
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久しくタイ料理を食べてないなぁと…
用事で出かけた鉄鋼ビルにある『サイアムセルドン』でお昼をいただくことにいたします

前回お邪魔したのは4年前のこと
決して何かの不満があって敬遠していたわけではないのですが、随分とご無沙汰してしまったものであります



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東京駅や大丸東京などに隣接するビルなのですが、残念なことに地下通路で直結されていないため灼熱の陽射しを浴びながら移動いたします
コロナ禍にあって東京駅の乗降人数が激減していることや、ビル内の企業ではリモートワークなども進んでいることなどの影響もあってか閑散としていまして…
お昼のピークを過ぎた時間であるとは言え〝TEKKO avenue〟に入るレストランはどのお店もガラガラな状況でありました


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お昼に用意されるメニューから、チェンマイガパオとグリーンカレーのセットをいただきます
ガパオと言えばバジルとともに醤油ベースのタレで炒めた鶏挽肉をご飯と混ぜ合わせていただくものであるのですが…
チェンマイガパオと名付けられたものには、甘さと酸味を感じるスィートチリ系のソースが掛けられたグリルチキンがライスに脇に鎮座しているのであります
実際にタイの北部に位置するチェンマイにこのようなお料理があるのかは定かでありませんが、おいしければそれで良し
ご飯にスィートチリが合うのかと心配ではありましたが、それも全く問題なくいただくことができました


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添えられたグリーンカレーには柔らかな鶏肉とほど良く火が入ったナスが入っていまして、スッキリとした辛みとともに食感までもを楽しむことができるものでありまして…
スープとしていただくも良し、大盛りであるご飯にかけていただくも良しと、満足できる逸品でありました



【SIAM CELADON】
東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング B1F TEKKO avenue
03-6268-0057



『食堂やまと』 1948年から変わらぬラーメンの味と岡山市民がこよなく愛するデミかつ丼が人気のお店

2020-08-19 23:30:52 | 中国
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かつ丼を提供する蕎麦屋は全国に山ほどあるのでしょうが、岡山市民はラーメンと一緒にかつ丼を食べるのが好きなのか、市内にはかつ丼を提供するラーメン屋さんがいくつかあって…
中でもダントツに人気があるのが70余年の歴史を持つ『やまと』というお店らしく、お昼どきには近くにお勤めされる方々で行列ができるほどであるとのこと
そんなお店が常宿から近いオランダ通りにあるとのことですから、早速お邪魔させていただくことにいたします



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ちょっと早めにお昼をいただきましょうと尋ねてみたのですが、既に席が空くのを待つお客さまの列ができていたのでありますが…
とは言え、第一陣との入れ替わりのタイミングであったのでしょう、5分も待つことなく席へと案内していただくことができました
店内はカウンター席のほか4人掛けサイズのテーブル席とがあるのですが、そのテーブル席の壁側には2人が座れる補助椅子が置かれていることから、ちょっと我慢していただければ6人までのお客さまをひとテーブルに案内できるよう工夫されていますね


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周りのお客さまを見てみますと、男性客のみならず女性のお客さままでもが大中小と選ぶことができるラーメンをメインに小サイズのカツ丼を召し上がられているではないですか
カツ丼とメニューに書かれていますが、ここは岡山
当然のようにそれはデミグラスソースは掛けられるデミかつ丼でありまして…
あまりそれを好まないワタシは「カツチャーハン」の中サイズに「中華そば」の小サイズを添えることにいたします
が、こちらのカツにもデミグラスソースが掛けられていまして、これはどうしたものかと思ったのですが、それはケチャップの香りがすることからさほど違和感なくいただくことができました
小ぶりではありますがヒレとバラの2種のカツがいただけることは欲張りにはうれしいものでありますし、そのサクッと揚ったパン粉の歯ざわりにおいしさを感じるだけでなく、ジューシーさと上質なお肉であろうことが感じられる脂身のおいしさは期待以上でありました


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ご一緒いただいたクライアントさまが注文された中華そばは中サイズと小サイズのカツ丼を注文されていたのですが、一見ではどちらワタシがいただく小サイズとの区別がつかないほどでありまして…
麺を手繰って初めてそのボリュームの違いに気付くものでありました
節の香りがする豚骨系のスープはちょっと濃い目で塩味が強いようにも感じましたが、皆さんは普通においしそうに召し上がっておられますし、その濃さがデミかつ丼をよりおいしくいただくことができる秘密なのかも知れませんね



【食堂やまと】
岡山県岡山市北区表町1-9-7
086-232-3944



『ぎょうざ 陶泉』 2020.08.01 創業から70年続く老舗ぎょうざ屋が移転オープン 昔ながらのやさしい味わいがいただけます

2020-08-18 22:15:15 | 中国
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餃子をメイン商品とした酒場的なお店の出店が続く岡山市にありまして…
創業から70年続く岡山初と言われるぎょうざ屋が移転したというのでお邪魔させていただくことにいたします



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城下筋 表町2丁目交差点近くにあったカウンター10席ほどの小さなお店を閉め、西川公園筋からちょっと入った柳町に移転オープンさせたお店はカウンター4席ほどと4人掛けのテーブルが4卓置かれていまして…
ひとりで気軽にお邪魔できるカウンター席は少なくなりましたが、3人で伺った今回はゆったりとしたテーブル席をいただくことができました


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提供されるお料理はメインとなるぎょうざのほか、麺料理とスープが6品用意されるだけとシンプルなものでありまして…
先ずはぎょうざと飲み物を注文
薄皮に包まれた小ぶりなものではありますが、10個で500円とリーズナブルにいただくことができますし…
ニンニクを使わず、野菜をたっぷりと使った餃子は幾つでも食べられそうな軽い味わいでありましたので、もう一皿お願いしようかと思えたほどでありますが、3軒の視察予定の2軒目でありましたので我慢することにいたします


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そして、お勧めの麺料理を尋ねますと「五目ラーメン」と「じゃじゃ麺」そして「焼きビーフン」が人気であるとのことでありましたので、その3品をいただくことにいたします
白菜のほか、人参や筍、木耳と入った「五目ラーメン」はとっても優しいスープでありまして…
中細のストレート麺に絡む味わいに懐かしさを感じるものでありました


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そして「じゃじゃ麺」
茹で上げられたうどん麺を焼き付け、そこに肉味噌と、たっぷりなきゅうりや青紫蘇、ネギなどが盛られていまして…
それをよく混ぜ合わせていただくのですが、肉味噌にも紫蘇の実が入っているようでさっぱりとしたシンプルな味わいに仕上げられていました


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最後に「焼きビーフン」
ビーフンそのものに特筆するようなことがありませんが、トッピングされたチャーシューは塩味が強いものでありまして…
予定していなかったドリンクを追加オーダーさせていただくことになりました



帰り際に厨房の中から見送ってくれたのは先代の奥さまであろう方でありまして…
その優しい笑顔にホッとする癒しを感じることができました



【ぎょうざ 陶泉】
岡山県岡山市北区柳町1-14-22
086-222-1998




『鳥開総本家』 名古屋コーチンの親子丼と唐揚げを武器に東京進出を進める元気なお店

2020-08-17 22:02:54 | 関東
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出張前にお昼をいただこうと、ららぽーと豊洲にオープンした『鳥開総本家』を訪ねることにいたします
2000年に名古屋駅前で開業したのを皮切りに名古屋市周辺に展開をしていた比較的若い会社でありますが、唐揚げグランプリやどんぶりグランプリなどでの入賞を繰り返し2018年より関東圏へと進出しているのであります



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新しくオープンした“ららぽーと豊洲3”の地下
このフロアには飲食店だけでなく成城石井など物販店もあるからなのか、店頭にはしっかりとしたテイクアウトコーナーが造られていまして、グランプリ金賞の唐揚げなど夕食のおかず一品としての需要を狙っているようであります
店内はテーブル16席とカウンター4席の20席と小ぶりなものでありますが、安っぽさを感じることはなく落ち着いた雰囲気に仕上げられた空間であります


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日本三大地鶏とされる“名古屋コーチン”や“三河赤鶏”と愛知県産の鶏肉にこだわりがあるようで…
メインとして提供される〝親子丼〟には「若鶏の親子丼」と「名古屋コーチンので親子丼」と2種が用意されていましたので、今回はリーズナブルに提供される若鶏をいただくことといたします

もも肉とむね肉がバランスよく使われているだけでなく、硬くなりやすいむね肉までもがしっとりとした柔らかさでありますし、トロトロ玉子に仕上げられているだけでなく汁だくでもありまして…
お箸だけでいただくことはちょっと難しそうだと卓上に用意されたレンゲを使わせていただき、ご飯ひと粒も残さないようキレイにいただくことができました

添えられるのは味噌汁ではなく鶏スープ
これがほど良い塩味に調味されていまして、嫌な香りがすることもありませんし、コクのある旨みを感じることができる格別なものでありました



【鳥開総本家】
東京都江東区豊洲2-15-12 アーバンドックららぽーと豊洲3 B1F
03-5859-0740