( 稲架・稲棒<ぼつち>稲掛・田母木・はさ )
稲架襖裾の越後の子守唄 細見綾子
棒列ね屋根より高き稲架襖 栗田やすし
棒稲架や母には遠き衣川 岸風三樓
稲架襖抜けて小原の芝居見に 都合ナルミ
どこからも海見ゆる隠岐稲架組めり 国枝隆生
長靴も干して稲架掛け終りけり 八尋樹炎
稲架干しの赤米濡らす小雨かな 谷口千賀子
暮早し谷戸に立ちたる稲架襖 武藤光晴
帳場まで掛稲匂ふ越の宿 横森今日子
隠岐やいま風穏やかに稲架高し 磯田なつえ
鉤の手に登呂田巡らす稲架襖 中村修一郎
青空や棚田一枚づつの稲架 小原米子
棒稲架
稲架襖裾の越後の子守唄 細見綾子
棒列ね屋根より高き稲架襖 栗田やすし
棒稲架や母には遠き衣川 岸風三樓
稲架襖抜けて小原の芝居見に 都合ナルミ
どこからも海見ゆる隠岐稲架組めり 国枝隆生
長靴も干して稲架掛け終りけり 八尋樹炎
稲架干しの赤米濡らす小雨かな 谷口千賀子
暮早し谷戸に立ちたる稲架襖 武藤光晴
帳場まで掛稲匂ふ越の宿 横森今日子
隠岐やいま風穏やかに稲架高し 磯田なつえ
鉤の手に登呂田巡らす稲架襖 中村修一郎
青空や棚田一枚づつの稲架 小原米子
棒稲架