konaki。

年寄りの好き勝手。

[Z] 特別企画「ラック アンド ピニオンをつくる」 その1

2015-07-06 19:21:45 | イーグルモス 週刊日産フェアレディZ

久しぶりの「フェアレディZ」です。
前回、かなり手を加える事でやっとその機能を果たすようになった「ユニバーサルジョイント」ですが、
そうなってくるとその先の「ラック アンド ピニオン」も怪しくなってきてしまいました。

と言う事でシャシーから無理矢理外して分解してみると・・・


問題となるのはギヤ部分ですがラック側はともかくピニオン側は・・・

金平糖みたい。

ギヤはそれぞれの山と谷が噛み合って機能しますが、
それぞれの形がピッタリ同じだと身動きが取れなくなるので多少の隙間が設けられていて、
それが
大きすぎても小さすぎてもスムーズに可動しません。
(この隙間をバックラッシュ - Backlash といいます )


この金平糖のようなピニオンギヤを回してみると比較的スムーズにラックギヤが動きますが、
ラックギヤを動かすとピニオンギヤとかみ合わせが悪く引っかかる時があります。

これは組み立てたモデルのタイヤを動かそうとしてもうまく動かない事があると言う事で、
無理に動かそうとすれば当然「弱いところ」に力が加わり「破損」しかねません。

これを何とかしないとその後の製作意欲が湧かないxxx。
と言う事で特別企画「ラック アンド ピニオンをつくる」に踏み切ったのですが・・・

模型に使えるピニオンギヤはそこら中に転がっていますがラックギヤが無い!
とネットを徘徊したあげくに見つけたのがさすが Amazon さん。

プラスチック ギア パック 75 STYLES プラスチックギア モジュール モーター ギア セットDIY パーツ ウォーム プーリ ブレーキ ラック付属

「価格:¥ 890 関東への配送料無料」「通常2~3日以内に発送します」と言う事で即ポチッとしたのですが、
見落としていました、「この商品は、威鋭貿易 が販売、発送します」

次の日には発送のメールがあったのですが待てど暮らせど届かない。
もう一度そのメールをよくよく見たら「China Post」。

と言う事で気長に待って届いた沢山のギヤの中から使えそうなものをピックアップしました。


なんとラックギヤの幅がモデルのもの(円柱)と同じ!


ピニオンギヤの外径も同じ!


厚みはカットすればOK!


こんな感じで噛み合います。


当然動きはスムーズ!


タイロッドとの取り付け穴を開けた後に必要な長さにカットしてから下部をカットします。


今回活躍している工具はリューターに丸鋸ビットです。


カットしたらニッパーやリューターで形を整えていきます。

ちなみにリューターに付けているビットは、
もう30年近く前に購入した東京マルイの「電動リューター」に付属していたものなのですが、
これがとても使いやすくて今でも現役です。。。

ピニオンギヤも3mm厚にカットして組み込んでみます。

動作確認なのでまだ仕上げはしていません。

ちゃんとビスで留める事が出来ました。


動作確認はラックギヤを動かします。

コマ送りだからってズルはしていません。
もちろんピニオンギヤを回してもラックギヤがスムーズに動きました。

さて、次は既存のステアリングシャフトへの接続となる「その2」ですが、
出来るだけ既存パーツを使いたいのでまだまだ思案中です。(^^;)


konaki

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『週刊 NISSANスカイライン20... | トップ | 『週刊 NISSANスカイライン20... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
久しぶりです (K2E)
2015-07-06 21:20:49
ハコスカの方は、もう、余裕がないので、傍観者ですが。

240Z-Lの方は、ご存じとは思いますが、ドアの最中です。(どういう仕組みでウィンドウを動かすのかは分かりましたが、軽いのでキチンと閉めるのがいまいちと思いますが、簡単にはできないでしょうね。)

前回のごとく、私のステアリングが切れないのは、ジョイントもありますが、ギアのかみ合いの比重の方が大です。

まあ、第一歩の分解することから、めげてますし、部品の調達、加工すら範囲外です。

3Dプリンタでもあれば、楽勝なんでしょうかね。
(ソフトの習得技術も必要でしょうけど。)
返信する
> K2E さん (konaki)
2015-07-06 23:17:16
ご無沙汰してしまいすみません!

「ラック アンド ピニオン」の分解はなかなかの力業です。
エンジンを下ろさず行っているのですが決して簡単ではなく、
私自身もこの後そのまま組み立てられるかは未知数ですxxx。

とはいえ「ユニバーサルジョイント」にしろ「ラックアンドピニオン」にしろ、
「設計(机上)」の段階では問題ないと思っていますが、
それが実際のパーツ(現実)となった時の検証(確認)不足だと思います。

組み立て物なので「うまく組み立てればちゃんと出来る」ならまだしも、
ユニバーサルジョイントは絶対に可動しないのでその「確認」を怠った制作側に憤りを感じてしまいます。
(まぁ、年を重ねる毎に怒りっぽくなっているのですが・・・)

コレが単なるキットの分割販売だったら私は直ぐに解約!
でもやっぱり書籍として面白いので継続です。

モデルについては今後もいちゃもん付けるかと思いますが今後ともよろしくお願いします。
(^_^;)
返信する

コメントを投稿

イーグルモス 週刊日産フェアレディZ」カテゴリの最新記事