おばあちゃんのコクラ日記

ピアノとぬかみそ 台所からの風景

電話が鳴る

2016-10-06 21:11:10 | 日記
受話器をとると ( 先生ごめんなさい…今からピアノのお稽古をします。)

ご機嫌を直した ちずはちゃんの声…

先生も 今からお稽古をするところだったのよ。一緒にしましょうね。
電話をありがとう。

台風は 何事もなく通りすぎてくれた。降ったり 照ったりのドラマチックな雲行きに 学校はすべて休校…

お昼からは 雨も風も静かになって
ピアノのお稽古が出来そうねと 小学生の姉弟と約束をする。

一年生の誠くんは ト長調のかっこうのうた… 三拍子の三拍目に拍を感じているので 一拍目にアクセントをもってくることを要求すると ちゃんとそのことを考えて弾くことが出来て かっこうがうたいだす。

ソフトボールのチームに入って 嬉しそうな 誠くん。

ちずはちゃんは ベートーベンのソナチネと エリーゼのために… 練習曲…

お稽古が出来ていないところを 何度も何度も 一緒にさらう。ここで 左手が
いちのゆびに 持ち変えるのは 次の音が イチオクターブ下を取るからよ…

だんだん悲しくなって 涙がポロポロ
落ちてきた。こうなると ご機嫌はなおらなくて お稽古はストップ…

お稽古が出来ている エリーゼまでは行くことができなかった。

子供との関わりには いろいろな場面がある。
ちずはちゃんのお母さんは いつも上手に 後始末のアドバイスをしてくださって… ごめんなさいの電話を頂く。

原因は 先生の私なのに…